2017年03月11日

第44回ペアレントセミナー「アドラー心理学の子育てについて考える」 ありがとう<前編>


 今日は第44回ペアレントセミナー「アドラー心理学の子育てについて考える」がありました。
 約28名の方が参加してくださいました。

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 まず最初にアドラーの「すべての悩みは人間関係の悩みである」についてお話ししました。
 この言葉は裏を返せば、人間関係がうまくいけば悩みもなくなり幸せでいられるということですが、どうしたら人間関係ってうまくいくんでしょう?
 
 逆から考えてみましょうか。

 どうして人間関係ってうまくいかなくなるのでしょう?
 どうして人は対立したり、言い争ったりするのでしょう?

 アドラーは「それは上下関係とその人の距離にある」と考えました。
 
 上下関係がある所には命令する者(支配する側)とそれに従う者(支配される側)が生まれ、そこに対立が生じます。
 でも、上の者が、つまり親や先生や上司が下の者に対して尊敬と感謝を持って接する場合、この関係は大変うまくいきます。
 実はどんな関係であれ、上に立つ者の接し方一つでその関係は非常に良好なものにもなれば非常に険悪なものにもなります。
 その人間関係がうまくいくかどうかのカギは実に上に立つ者が握っているのです。

 また距離が近いほどその関係は難しくなります。
 一番難しいのは夫婦関係。
 次に親子関係や嫁姑関係。
 嫁姑なんか程よい距離がないとうまくいきません。
 夫婦でもね、
 夫婦になる前、恋人同士の時は仲がいい。
 あれはまだお互いに気も使ってるし、遠慮も思いやりもあるからですね。
 それが夫婦になって距離が近くなってくると喧嘩が始まります。
 親子なんかでも近いから、親が口出しし過ぎるともめますね。
 この問題についてはまた後でお話ししますね。

 それでは資料をごらんください。


    < アドラー心理学の子育ての考え方 >

 1、親と子は対等な関係である(上下関係は対立を生む)

 2、子どもをコントロールしようと「叱らない」「褒めない」
   (褒めるのも叱るのも上の者が下の者にする行為)

 3、「どうしたらいいと思う?」という問いかけや
   「こうして欲しいんだけど」というお願いや提案
   (上からの一方的な命令や禁止ではなく)
 
 4、「ありがとう」「嬉しい」「大丈夫」など
   感謝や喜びや安心の言葉で子どもを勇気づける
   (評価ではなく感謝し、喜ぶことが自信になる)

 5、子どものありのままを受容することで子どもを
   勇気づける(他者や親の期待に応えなくていい)
   
 6、子どもの問題について必要以上に口出ししない
   (課題の分離。自由を認める。土足で介入しない)

 7、話を聴いたり、助言や援助を求めてくればそれに応える
   (管理者ではなく援助者になる)

 8、親友に接するように子どもに接する(相互尊敬、相互信頼)



 5番の「子どものありのままを受容することで子どもを勇気づける」では一つの詩を紹介しました。

     詩 「人を強くさせるもの」

     このダメな自分のまま
     愛されている
     これほど心強いことがあるだろうか

            by はせがわみつる



 6番の「子どもの問題について必要以上に口出ししない」では毒親方程式を紹介しました。
     *毒親・・・子どもを苦しめ不幸にしてしまう親のこと

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       < 毒親方程式 >

   愛情 ✖️ 心配 ✖️ 口出し = 毒親


 7番の「親友に接するように子どもに接する」

 アドラー心理学の子育てのすべてはこの言葉に集約されています。
 そこで今日はその親友のような接し方とは具体的にどんなものなのか
 この曲を聴いてイメージしてもらおうと思っています。

 そうしてキロロの「 Best Friend 」を歌詞カードとともに聴いてもらいました。

 

 「もう大丈夫、心配ない」と囁いてくれる。
 「時には急ぎすぎて 見失うこともあるよ 仕方ない」と許してくれる。
 「ずっと見守っているから」て笑顔で抱きしめてくれる。

 これこそが子どもを勇気づけるということです。


  ( 後編に続く )

 後編は明日以降に書きます。

今日の感想等ありましたらコメントいただけると嬉しいです。



 
 
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2017年03月10日

明日3月11日(土)午後2時20分から第44回ペアレントセミナー「アドラー心理学の子育てについて考える」


 明日3月11日(土)は午後2時20分から、加古川総合庁舎1階 東播磨生活創造センター「かこむ」講座研修室で第44回ペアレントセミナー『アドラー心理学の子育てについて考える』があります。
 
 ご興味がおありでしたら是非おいでください。
 お待ちしております。
 
      < 予告編 >

  アドラー心理学の子育ての考え方

 1、親と子は対等な関係である(上下関係は対立を生む)

 2、子どもをコントロールしようと「叱らない」「褒めない」
   (褒めるのも叱るのも上の者が下の者にする行為)

 3、「どうしたらいいと思う?」という問いかけや
   「こうして欲しいんだけど」というお願いや提案
   (上からの一方的な命令や禁止ではなく)
 
 4、「ありがとう」「嬉しい」「大丈夫」など
   感謝や喜びや安心の言葉で子どもを勇気づける
   (評価ではなく感謝し、喜ぶことが自信になる)

 5、子どものありのままを受容することで子どもを
   勇気づける(他者や親の期待に応えなくていい)
   
 6、子どもの問題について必要以上に口出ししない
   (課題の分離。自由を認める。土足で介入しない)

 7、話を聴いたり、助言や援助を求めてくればそれに応える
   (管理者ではなく援助者になる)

 8、親友に接するように子どもに接する(相互尊敬、相互信頼)





  アドラー心理学が目指すもの
 
       < 行動面 >

1、自立すること(経済的、精神的、社会的)

2、周囲と調和して幸せに暮らせること


         < 心理面 >

1、私には能力がある、役に立てるという自信を持つこと

2、人々は私の仲間であるという共同体感覚を持つこと


*勇気づけるとは、子どもが前向きに、自分らしく、困難に負けずに生きていくのを助けるような言葉がけ、関わりを指す。
(人の輪に入って行く勇気、変わる勇気、嫌われても自分を貫く勇気、つまりリスクを引き受けても前に進む勇気が持てるような言葉がけ、関わりを言います。)
 
*共同体感覚とは、他者は私を援助してくれる、私は他者に貢献できる、私は仲間の一員であるとその共同体(家族、職場、地域、その他のコミュニティ)及びそのメンバーを信頼できる事。




   第44回 ペアレントセミナー  
  『アドラー心理学の子育てについて考える』 


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 「ほめない、叱らない」
 「親子関係を横の関係に、親友に接するように子どもに接する」
 「相互尊敬、相互信頼」
 「課題の分離」
 
 今「アドラー心理学」が子育てに役立つと注目されています。
 私自身も大変共感する部分が多く、こういう子育ての考え方、親のあり方が広まることを嬉しく感じています。
 でも、アドラー心理学を崇拝するあまり子育てがノウハウ的なものになってしまって親子の自然な関係が損なわれては何もなりません。
 今回のペアレントセミナーは「アドラー心理学の子育て」の考え方を紹介すると同時に「ここはこう考えたらいいんじゃない」と私の考えも合わせてお話ししていきたいと思っています。(今回は3月11日の土曜日です)


         < 第44回 概要 >

       参加費)1000円(高校生以下無料
       参加資格)どなたでも参加出来ます。
       日時)3月 11日 (土曜日)
       PM 2:20〜3:50(開場 2:00)
       場所)加古川総合庁舎1階「かこむ」
              講座研修室
       主催)家庭教師システム学院
       問合せ)079(422)8028
           ksg@gc5.so-net.ne.jp


*ペアレントセミナー参加の方は加古川総合庁舎の駐車場を3時間無料で使用していただけます.

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2017年03月06日

兵庫県三木市立教育センターでの講演会「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか」


 今日は午後1時から三木市立教育センターで講演してきました。
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 三木市教育委員会さま主催で

『いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか』

 と題して保護者の方17名にお話しさせていただきました。

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 先日、大阪のある小学校に講演に行った時、一人のお母さんからこんな相談を受けました。

 「小学校1年生の男の子なんですけど、私がスキンシップを取ろうとしたり、ハグしようとするととても嫌がって逃げ回るんです。どうしてなんでしょうか?そんな場合はどうしたらいいですか?」

 そうですか・・
 ふつうそのくらいの年齢ですとまだまだハグしてもらえるのは嬉しいものですけどね・・
 ところでご主人との夫婦仲はどうですか?

 「別に悪くありません」

 そうですか。では、ご自身のお父さんお母さんとの仲は?

 「母とはうまくいってますし、父とも最近はうまくいってます。」

 なるほど・・。
 ご主人ともうまくいってるし、お父さんお母さんともうまくいってる・・。
 では、ご主人のご両親とはどうですか?

 「おつきあいしていません。」

 よく聞いてみると、ご主人のご実家とは絶縁状態でこの方がお付き合いを拒絶されているとのことでした。

 そうでしたか。
 子どもさんはあなたからの接触を拒絶されているし、あなたも義理のご両親からの接触を拒絶されている。
 そっくりの構図ですね。
 あなたが子どもさんからスキンシップを拒絶されてとても寂しい思いをされて悩まれているように、ご主人のご両親も接触を断たれて寂しい思いをされ、そのことで悩まれているんじゃないでしょうか。
 それをその子が身を以て教えてくれてくれているんじゃないでしょうか。
 この二つの問題はリンクしあっていて、あなたが義理のご両親を許してあげて、また仲良くお付き合いされるようになれば、子どもさんも素直になってスキンシップを嫌がらないようになるかもしれませんね。
 そうお話しすると、その方はハッと気づかれたような顔をしておられました。

 子どもに問題が起きますと親は子どもを変えよう変えようとしますが、
 本当は自分の心のありようや物の考え方、価値観、または夫婦関係や自分の両親への思い、お姑さんとの関係、そんなものを今一度見直すことで子どもの問題が自然に解決していくことがあります。
 どうぞ、皆さん、子どもさんに何か問題が起こったときは、あせって子どもを変えようとするのではなく、自分のありようを一度静かに振り返ってみて下さい。

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 昔、公共広告機構のCMでこんなのがありました。

 「命は大切だ。命を大切に。そんなこと何千何万回言われるより、『あなたが大切だ』だれかがそう言ってくれたらそれだけで生きていける。」

 本当にそうですね。
 今子どもたちにとって一番必要なメッセージとは「あなたは私にとってかけがえのない大切な大切な存在なんだよ」という心からの言葉や関わりなんだと思います。

 子どもが自分自身を大切に思う気持ち、その気持ちがあるからこそ人のことも大切に思える。
 「自分は大切な存在だ。自分はそのままで価値のあるかけがえのない存在なんだ」
 そういう自分に対する自信、信頼感のことを心理学用語で『自己肯定感』と言います。

 そこで今日は「自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」の資料をもとに皆さんと一緒に「どのようにして子どもたちにあなたがどんなに大切かを伝えていけばいいのか」を考えて参りたいと思います。

    < 自己肯定感を育てる親子関係のつくり方 >
     
     1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

     2、そのままを愛する(変えようとしない)

     3、子どもの善さを見る(尊敬する)

     4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

     5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

     6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

     7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)



 絵本「いいこってどんなこ?」を紹介した後、幸せになれる魔法の呪文についてお話ししました。

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 「私の人生の中で一番幸せで、一番幸運なことはあなたと結婚できたこと。ありがとうね、私と結婚してくれて。私、あなたと結婚してからずーっと幸せやで。ありがとう。」

 実はこの通り呪文をご主人に唱えられた方がおられましてね、
 その方が僕のブログにコメントくださってね、
 こう書かれてありました。

 「この言葉を唱えて一番変わったのは私の心でした。主人への感謝の思いや許す思いが湧いてきました。」

 そうなんですね。
 この魔法の呪文は、自分の頑な心を柔らかくし、感謝や許す気持ちを蘇らせてくれる呪文なんですね。
 
 幸せはなるものではなくて気づくもの。
 
 大切なのはこれから幸せになろうと努力することではなくて、今すでに幸せであったと気づくことなんだと思います。


 そして講演の最後にこのようにお話しをしました。


 子どもたちは何も子育ての上手なお母さんに育ててもらいたいのではありません。
 賢いお母さんに育ててもらいたいのでもありません。
 あなたに育ててもらいたいんです。
 子どもたちはそのままのあなたに会いたくて、そのままのあなたに育ててもらいたくて、あなたのもとに生まれてきました。ですから、どうぞ欠点もあるがまま、そのままのあなたで育ててあげてください。

 だけど、ママには笑っていてほしい。幸せでいてほしい。
 笑うためには許すことが必要です。
 誰を?
 自分をです。
 誰にでも欠点やダメな所はあると思います。
 皆さんはそのダメな所や欠点を直すのではなく、許してください。
 そして自分の欠点を許したように子どもさんやご主人のダメな所も許してあげてください。
 そうすれば家庭に笑顔が生まれます。
 そうして許しあって、笑いあって、皆さんが幸せに子育てしていかれることを心より願っております。
 本日は誠にご静聴ありがとうございました。



 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲に乗せてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。



 そのあと質疑応答があったのですが、非常に中身の濃い時間になりました。
 その時間だけでは足らなかったので講演会が終わったあとも何人かの方のお話を聞き、アドバイスさせていただきました。(自閉症や発達障害傾向にまつわるお悩み、質問に対してどう答えしたのか、後日ブログに書かせていただきます。この問題については皆さん深くお悩みで、微力ではありますが少しでもお力になれればと考えています。)


 主催者様のご厚意で講演後、拙著「あなたも子どももそのままでいい」(500円)のサイン販売もさせていただきました。お陰さまで全て完売しました。ありがとうございました。

 今日参加してくださった皆様、熱心に聞いてくださってありがとうございました。
 少人数だったので皆さんお一人お一人のお悩みにもしっかりお答えすることもできましたし、講演後にも親しくお話しできました。本当に中身の濃い充実した時間を過ごさせていただきました。もし今このブログをご覧であれば感想等コメントいただけたらとても嬉しいです。
 また皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています。

 最後になりましたが主催の三木市教育委員会子育て支援課の担当者さま、本当にお世話になりました。
 皆さんのお悩みにお答えしている間もお待ちいただきありがとうございました。感謝しております。
 

 
 今週の土曜日、3月11日(土)午後2時20分から加古川総合庁舎1階 東播磨生活創造センター「かこむ」で第44回ペアレントセミナー「アドラー心理学の子育てについて考える」(参加費1000円)があります。もしご都合がよろしければおいでください。お待ちしています。

 詳しくはこちらを→http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/446606467.html

 
 
 
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2017年02月23日

飛梅(とびうめ)伝説 〜さだまさしの歌にも「飛梅」というのがありましたね〜


 東風(こち)吹かば  匂ひおこせよ  梅の花

          主なしとて  春を忘るな



 これは学問の神様で知られる「天神さま」こと菅原道真(すがわらのみちざね)公の和歌です。
 道真 公は藤原氏との政争に破れ、都から九州の太宰府へと追いやられることになります。

 今日はいよいよ京の都を発たなければならない、その時になって何故か気にかかるのはずっと可愛がっていた庭の梅の木でした。いつも、まだ寒く、春はいつ来るのか・・、そんな時に小さな白い花を咲かせ春が近いことを教えてくれた梅の木、その清々しい香りで心を慰めてくれた梅の木・・。
 思い起こせば、いつもこの梅と共に春を迎えたのであった。
 梅の花が咲き、その匂いに春を感じたのであった。
 その梅の木を残して、都を去らなければならない・・。
 道真 公はなんともやりきれない切ない気持ちになるのでした。

 今はもう おまえと別れてしまわなければならない。でも東風が吹いたなら必ず花を咲かせ、匂いおこしておくれ。どんなに遠く離れていようとも、おまえのその香りは私にまで届いて私を慰めてくれるだろうから・・。
 その気持ちを詠んだのが、前述の歌です。
 

     東風(こち)吹かば  匂ひおこせよ  梅の花

          主なしとて  春を忘るな


 悲しみと失意のうちに都を離れ、九州の太宰府へと向かった道真 公。
 そして太宰府に着いたのは春まだ遠い2月の半ば。
 「ああ、あの梅の花は咲いているであろうか」
 そんなことをふと思いながら眠りにつきました。
 翌朝、道真 公は驚きます。

 朝、庭にふと目をやると、都に残してきたはずのあの梅の木が白い花をつけて立っているではありませんか。
 梅の木は道真 公を恋しく思うあまり、一夜のうちに京の都から九州の太宰府まで飛んできたのでした。
 道真 公は感激し、思わずその梅の木を抱きしめたといわれています。

 今でも道真 公を祀ってある太宰府天満宮には、その時の梅の木(の子孫)が「飛び梅」として残されています。
 そして今も2月になれば白い花をつけ、清々しい香りで春が近いことを知らせてくれているということです。

 

 いつになったら暖かくなるのか?
 春は遠いように見えても、その兆しは梅の花に、その香りにはっきりと表れています。
 「大丈夫。必ず春は来ます。」
 今は信じて安心して、春の来るを楽しみにして、春が来たらあんな所にも行こう、こんな所にも行こうと楽しい想像をしながら春を「待つ」ことにしましょう。 



                      (2009年2月27日の記事より)
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2017年02月06日

子育てパネルトーク「いい親になろうとせず、いい子に育てようとせず」


 2月5日(日)は午後2時から加古川ウエルネスパークで初めての「参加型子育てパネルトーク」を開催しました。
 26名の方が参加してくださいました。

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 今回の子育てパネルトークは参加してくださった皆さんの悩みや質問を受けて、4人のパネラーと参加者が双方向でやりとりしながら答えを見つけていくといった形式で進めていきました。

 パネラーは僕の他には、ほるぷ絵本館の代表である星野由香さんとかわい音楽村を主宰されている河合ご夫妻です。

 和久洋三のわくわく創造アトリエ・加古川プレイルーム「ほるぷ絵本館」

 かわい音楽村

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 最初に河合夫妻によるチェロの演奏があり、豊かな穏やかな気持ちになってパネルトークがスタートしました。

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 最初はおばあちゃんからの質問でした。
 しっかり者で甘え下手なお姉ちゃんと、甘え上手な弟くんをお持ちのお母さん(娘さん)がおられるそうで、ついついお姉ちゃんはほったらかしというか、甘え下手だからお母さんと衝突することも多いし、そういうのってどうなんでしょう?というお悩みがありました。

 兄弟の一番上の長女って、ついついそんなことになりがちですよね。
 損な役回りですよね〜。
 一番上のお姉ちゃんだって本当はもっと甘えたいし、いっぱい褒めて欲しいし、好きでしっかり者やってるわけじゃない。少しでもお母さんの力になろうとして、少しでもお母さんを助けようとして、精一杯自分でやれることは自分でやってるうちに自分でやれるようになって、でもちょっとはやっぱり甘えたくて、甘え上手な下の弟や妹が羨ましいような憎たらしいような。弟や妹は何でもかんでも泣いたらお母さんにかばってもらえると思っていて、泣いたらいつでも私が悪いことになって、譲らなあかんことになって、本当一番上って損やわー。
 
 そんな気持ちがあるかもしれませんね。
 だから一番上のしっかり者のお姉ちゃんには意識してスキンシップしたり、意識して甘やかしてあげることが大事なんだと思います。

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 僕は四人兄弟でしたけれど、小学校3年生のとき万博があって夏休みに連れて行ってあげられなかったからと9月のある日、学校をずる休みしてお母さんが僕一人を万博に連れて行ってくれたという思い出があります。
 それは自分の中ではとても心が温まるお母さんとの思い出です。
 親子関係って子どもが大きくなると、どんな思い出がその親子の間にあるか、それが絆を作っているように思います。
 だからいい思い出、楽しい思い出をたくさんたくさんお子さんとの間に作ってください。
 それが親子の絆になっていきます。
 
 弟や妹が保育園に行ってる間に、お姉ちゃんだけちょっと学校をずる休みして二人っきりでUSJ行ったり、美味しいもの一緒に食べに行ったり、いっぱい甘えさせてあげたらいいんちゃうかなあ。
 これは二人だけの内緒やでって。

 
 その他にもいっぱいいろんな悩みや質問が出ました。
 1時間30分の予定が、2時間15分になりました。
 とても充実した濃い時間になりました。

 パネルトークが終わった後、本のサイン販売もさせてもらったのですが
 みなさん、肩の力が抜けました。
 楽になりました。
 ととってもいい顔で帰って行かれました。
 
 とても楽しい充実したイベントになりました。

 またやりたいと思います。

 こちらに昨日の話の内容やその感想をブログで書いてくださっています。
 ぜひご覧になってください。

 http://ameblo.jp/frauyoko-monaka/entry-12244929439.html
 
 
 http://ameblo.jp/733121010/entry-12245663889.html



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2017年02月04日

子育てのこと一緒に聞いてみませんか、話してみませんか。参加型子育てパネルトーク2月5日(日)2時からです。


 この日曜日ははどうやら雨の予報です。

 子育ての悩みや子育てについての疑問、一人で考えているよりもみんなで話し合ったら「なあんだ、みんな一緒なんだ、心配することなかったんだ」て気持ちが楽になるかもしれません。
 お母さんの気持ちに余裕ができたら、子育てももっと楽しめるようになると思います。
 
 現在、25名の方が参加申し込みされています。
 まだ人数に余裕があります。
 当日参加も大歓迎です。
 お子様連れも大歓迎です。
 小学生以上のお子さんでしたらすぐ横の図書館で本を読んでいてもらうこともできます。

 気軽に子育てのこと聞いてみませんか。
 話してみませんか。
 車で大丈夫です。大きな駐車場があります。

 < お問い合わせ>
 079(429)5288 ほるぷ絵本館 holp@ehonkan.com
 079(422)8028 家庭教師システム学院 

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[ここに地図が表示されます]

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2017年02月03日

第44回ペアレントセミナー「アドラー心理学の子育てについて考える」


      第44回 ペアレントセミナー  
   『アドラー心理学の子育てについて考える』
 

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 「ほめない、叱らない」
 「親子関係を横の関係に、親友に接するように子どもに接する」
 「相互尊敬、相互信頼」
 「課題の分離」

 
 今「アドラー心理学」が子育てに役立つと注目されています。
 私自身も大変共感する部分が多く、こういう子育ての考え方、親のあり方が広まることを嬉しく感じています。
 でも、アドラー心理学を崇拝するあまり子育てがノウハウ的なものになってしまって親子の自然な関係が損なわれては何もなりません。
 今回のペアレントセミナーは「アドラー心理学の子育て」の考え方を紹介すると同時に「ここはこう考えたらいいんじゃない」と私の考えも合わせてお話ししていきたいと思っています。(今回は3月11日の土曜日です)


         < 第44回 概要 >

       参加費)1000円(高校生以下無料
       参加資格)どなたでも参加出来ます。
       日時)3月 11日 (土曜日)
       PM 2:20〜3:50(開場 2:00)
       場所)加古川総合庁舎1階「かこむ」
              講座研修室
       主催)家庭教師システム学院
       問合せ)079(422)8028
           ksg@gc5.so-net.ne.jp


 *ペアレントセミナー参加の方は加古川総合庁舎の駐車場を3時間無料で使用していただけます.

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2017年01月23日

詩「 仲直り 」にはどういう思いが込められているのか


  詩 「 仲直り 」
 

  がまんばかりさせて 

  ごめんね
 
  しんどい思いばかりさせて

  ごめんね

  きついことばかり言って

  ごめんね



  ごめんね

  わたし

  つらかったね

  わたし

  ありがとう
  
  わたし 


              by はせがわみつる


 先日1月21日に三木市内の認定こども園、保育園の先生方の研修で講演をさせていただいた時、お一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしたのですが、この「仲直り」という詩を受け取ってくださった方がこんなコメントを下さいました。


 土曜日は講演ありがとうございました。
 心に響くお話ばかりでした。
 自分も相手もありのままでいい。
 簡単なようで難しく思ってしまいますが
 その言葉を胸に毎日を過ごしたいです。

 最後に、わたしは『仲直り』という詩をいただきました。
 がまんばかりさせてごめんね。…
 という詩です。
 ここでいう『わたし』は自分にも、相手にも当てはまることなのでしょうか、
 この詩に込められた思いを知りたいです。

 また色々な詩も拝見させていただきます。
 ありがとうございました。



 それではご質問にお答えさせていただきます。

 この詩の中の『わたし』は自分のことだけです。
 自分が今まで自分を大切にしてこなかった、
 自分の気持ちも大切にしてこなかった、
 自分に我慢ばかりさせてしまっていた、
 自分のことを責めてばかりいた、
 それを反省し、自分に謝り、
 これからはもっともっと自分を大切にしようと
 心に強く誓っている。
 そのような思いで書いた詩です。

 少し哲学的になるのですが、
 「自分=わたし」は二人いるように思います。
 見ている自分と見られている自分。
 例えば自己嫌悪といった場合、
 嫌っている自分と嫌われている自分がいます。
 普段の生活においても
 「それは好きだとか嫌いだとか思う自分、これがやりたいとかあれはやりたくないと思う自分、そういうありのままの自分、本音の自分」と「そうすべきだ、そうすべきではないと自分を管理監督する自分。自分を抑圧し、自分を責めるような自分」とがいるように思います。
 
 ややもするとこの『自分を抑圧し、自分を責めるような自分』が主体になって、自分に我慢ばかりさせたり、自分にきついことばかり言いがちだけれども、それは決していいことではないんじゃないか。もっと自分に優しくしていく方がいいんじゃないかと気がついた。
 そしてそう気がついたら、いかに今まで自分が自分を大切にしてこなかったか、自分を蔑(ないがし)ろにしてきたか、自分がどんなに辛かったか・・、そんな思いが溢れてきて自分で自分に「辛かったね、よく我慢したね、ごめんね、わたし。ありがとうね、わたし。これからは大切にするからね、わたし。」と自分が自分に語りかけているという詩です。

 僕自身が特別に強くそう感じる時があったというわけではないんですが、やっぱりこの詩に似た思いは僕も持っていました。

 なんか自分を甘やかしたらいけない、自分に厳しくするのがいいんだみたいな価値観や自分のことよりもまず他人のことを第一に考えるのがいいんだ、自分の希望を優先するのは良くないことだみたいな価値観が世間一般的には立派とされていて、ついついその常識というか他人の目というか、そういうものを優先してばかりいたら、自分がとっても空虚に感じられて「こんな自分は好きじゃない。自分はもっと自分というものを大切にして自分らしく生きていきたい。」と思う瞬間があるんじゃないかなあと思います。

 そんな時にこの詩を読まれたら「そう!そう!」と共感してもらえるかもしれません。

 自分が自分と仲直りする。
 もう自分を責めるのをやめる。
 もっと自分の気持ちを大切にする。
 そこから何か始まるものがあるように思います。

 



 
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2017年01月21日

兵庫県三木市内認定こども園と保育所の先生対象の研修会

 
 1月21日(土)は午後から三木市教育センターで三木市内の認定こども園と保育所の先生がた約120名の研修会で講演させていただきました。

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 演題は「無為の子育て 〜自尊感情を育てる関わり〜」

 みなさん、仕事とは「仕える事」と書きます。

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 みなさんに今日考えていただきたいのは
 皆さんは一体誰に仕えていられるのかという事です。
 と言いますのも自分は誰の奉仕者であるのか、
 それによって仕事の仕方が大きく変わってくるからです。

 皆さんは誰に仕えているのでしょう?

 子どもさんを預けておられる親御さんでしょうか。
 それとも直属の上司である園長先生でしょうか。
 お給料をもらっている三木市でしょうか。

 皆さんはどうお考えになられますか?

 これは仕事をする上で最も大切で、最も自覚しておかなければならない問題です。
 つまり私たちの目が一体どこを向いているのか、
 何を最も大切にして仕事しているのか、
 がそれによって決まってきます。

 世界で初めて幼稚園を作ったのはフレーベルです。
 彼は誰ために幼稚園を作ったのでしょう。
 親のためでしょうか? いいえ。
 国のためでしょうか? いいえ。
 フレーベルは子どもたちのために幼稚園を作ったのです。
 彼は子どもの中に神の性質「神性」を見ていました。
 そしてその「神性」を引き出すために幼稚園を作ったのです。
 「神性」を引き出し、人間が人間としてさらに進化し成長する可能性を見ていたのです。
 フレーベルはこう言っております。
 
 「教育とは子どもの神性を歪めることなく引き出すことにあるので、受身的・追随的でなければならず、決して管理的・命令的・干渉的であってはならない。」

 これはモンテッソーリ教育で有名なマリア・モンテッソーリも同じことを言っています。

 「子どもは自らを成長・発達させる力を持って生まれてくる。親や教師はその要求を汲み取り、自由を保証し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない。」

 実はモンテッソーリ教育を受けた創造的な人たちが現代の世界を動かしております。
 グーグルの創設者も、アマゾンの創設者も、ウイキぺディアの創設者もみんなモンテッソーリ教育を受けていました。現在のネット社会は彼らが作りあげたと言ってもいいでしょう。イギリス王室のウイリアム王子もモンテッソーリ教育です。

 子どもたちが健全に発達し、その意欲、能力、思いやりの心を伸ばしていくために大切なことが3つあります。
 これを僕は3つの「あ」と呼んでいます。
 3つの「あ」とは、
 
 あいじょう

 あんしん

 ありのまま


 です。
 
 そしてこの中で一番基本となるもの、一番大切なものは何だと思いますか?

 それは「あんしん」です。

 子どもたちに安心を保証する、子どもたちが安心して園で過ごすことができる、これを子どもたちに保証することが最も大切です。
 そしてその上で先生からの「あいじょう」が感じられ、「ありのまま」でのびのびしていられる。
 それが最も子どもたちの健全な発達を助けます。

 そのようにお話ししました。

 「無為の子育て」について5つの提案をさせていただきました。

 「無為の子育て」から5つの提案

 1、いい子にしようとしない
  (あなたでいい、あなたがいい)

 2、いい親になろうとしない
  (あなたも私もダメでいい)

 3、自然にお任せする
  (子どもの自己成長力を信頼する)

 4、愛や喜びや幸せを受け取る
  (私の許に生まれてくれてありがとう)

 5、自分のエゴに気づく
  (「あなたのため」は自分のため)


 
 自尊感情を育てる関わりについては事例や具体例をあげて具体的にお話ししました。


    < 自尊感情や自己肯定感を育てる関わり >

    1、子どもの話を聴く(考えや気持ちを聴く)

    2、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

    3、管理者ではなく援助者になる(信頼する)

    4、子どもの善さを見る(尊敬する)

    5、弱さや欠点を受け入れる(受容する)



 みなさん大変熱心に聞いてくださいました。
 講演の最後に小田和正さんの曲「たしかなこと」にのせてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

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 講演後は主催者様のご厚意で拙著「あなたも子どももそのままでいい」のサイン販売をさせていただきました。
 
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 また皆さんにお会いできる日を楽しみにしております。
 今日の講演の感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。



posted by 長谷川 at 18:26| Comment(2) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月18日

一緒に子育てについて語り合いましょう!2月5日(日)参加型子育てパネルトークを開催します!


DSC_0061.JPG

 
[ここに地図が表示されます]


 2月5日(日)午後2時から加古川ウエルネスパークで「参加型子育てパネルトーク」をほるぷ絵本館代表の星野由香さんとかわい音楽村代表の河合さん夫妻とやることになりました。
 この参加型パネルトークは会場の皆さんとパネラーが双方向でやりとりしながら、語り合いながら子育てについて一緒に考えていこうというものです。

 テーマは「いい親になろうとせず、いい子に育てようとせず」。

 これは余計な気張りを捨てて、もっと自然体で、もっと楽に、もっと楽しんで子育てしていけないものだろうか、という疑問について皆さんと活発に意見交換しながら見つけていこうとするものです。

 子育てと生きることは似ているように思います。
 そこには教科書も正解もありません。
 自分に与えられた子育てを精一杯自分らしくしていくだけ。
 自分に与えられた子育てという幸せな時間を十分に味わう。子育てという学びの時間を通して人間として成長していく・・。
 そこには教科書も正解もないけれど、二度と来ないこの子育ての時間を幸せで後悔のないものにするためにも、それを通して学び成長していくためにも『自分自身や自分の子育てを振り返る時間』というものが必要であると僕は考えています。
 僕が主宰しているペアレントセミナーもその時間を提供するために開催しています。
 今回は「参加型パネルトーク」ということで、皆さんともっとフランクに語り合いながら、気づきや学びの時間としていければ嬉しいです。今から皆さんとその時間を過ごせることをとても楽しみにしています。

 今回は要予約ということですが当日用事ができて来れなくても全然大丈夫です。
 興味がおありでしたらとりあえず下記まで申し込んでください。

 (予約なしで当日直接来ていただいても大丈夫だと思うのですが、あまりにも参加者が多い場合はお断りすることもあります。)

 < お申し込み・お問い合わせ >
 まずはこちらに➡︎ほるぷ絵本館(079)429−5288 holp@ehonkan.com
 家庭教師システム学院(079)422−8028 ksg@gc5.so-net.ne.jp


 追記:第44回ペアレントセミナーは3月11日(土)14:20から加古川総合庁舎1階「かこむ」講座研修室でやる予定です。


posted by 長谷川 at 16:56| Comment(0) | 講演・セミナーのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする