2017年11月10日

加古川市立志方小学校での講演会「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」


 今日は午前中、加古川市立志方小学校に講演に行ってきました。

 テーマは「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」

 参加してくださったのは保護者の方と地域の皆さん約55名です。

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 親が普段、子どもにかけている言葉ってどんな言葉でしょう?

 「早くしなさい」
 「もう宿題したの」
 「何べん言ったらわかるの」
 「いい加減にしなさい」

 実は親が子どもにかけている言葉の8割以上は、注意・命令・禁止・叱責なんですね。
 これでは子どもの自信や意欲は引き出せません。
 なぜなら、これらの言葉は上からの一方通行で対話になっていかないからなのです。
 自信や意欲を引き出そうと思ったらもっともっと子どもと対話しなくちゃ引き出せません。
 ちょっと例を挙げて説明します。


 中学生くらいになれば「なんで英語なんて勉強しなあかんの?」なんていう子がいます。
 こんな時こそ「問いかけ」をするのです。

 「どうしてやと思う?」

 「えっ、海外旅行に行った時に困るからかなあ・・」

 「たぶん英語ができなくても海外旅行はできると思うで。」

 「じゃあ、仕事する時にいるからかなあ・・」

 「そうやなぁ・・、ところで〇〇くんは将来何になりたいの?」

 「スタントマン!ハリウッド映画でやるような国際的なスタントマンになりたい!
  先生!ハリウッドってアメリカやろ。それやったら英語を話せなあかんやんな、先生。」


 「ほんまやなあ。」

 「先生、オレ、英語がんばるわ。」

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 このようにして子どもの考えや気持ちを聞こうとして問いかけていくと対話が成立して、そういう対話の中で子どもが自分で答えを見つけていく。
 それは親が一方的に押し付けた意見ではなくて子ども自身が自分で考えて自分で出した結論ですから子どもの行動も変わる可能性大なんですね。

 それだけじゃなくていつもそういう風に子どもの意見を聞こうとして問いかけていると子どもは自分で考えるようになるし、自分で出した結論に責任を持つようになります。つまり子どもの主体性を育むことになるんですね。

 また頭ごなしに叱らずに子どもの気持ちや考えを理解しようとして問いかけることによって、その子に対する愛情やその子を尊重する姿勢を示すことになります。それが親子の信頼関係を築くことにもつながります。

 でも問いかけ方にもコツがあるのです。
 では資料を見てください。

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 プラスの問いかけは子どもの考える力や主体性、意欲、能力を引き出します。
 マイナスの問いかけは子どものやる気をなくさせ、親子関係を悪くします。

    <子どもに対するプラスの問いかけ>

・ どうしたらいいと思う?
・ どうしたら出来るかな?
・ どうしたい?
・ どうして欲しい?
・ 何か手伝えることある?
・ それのいい所ってどこかな?
・ 違う見方できないかな?
・ 相手の立場に立ったらどう見える?
・ 何から始める?
・ どうしたら楽しく出来るかな?
・ 今すぐ出来ることって何かな?
・ どうしたの?何かあった?
・ どうしてかな?

    <子どもに対するマイナスの問いかけ>

・ なんで〜するの?
・ なんで〜しないの?
・ なんで〜したの?
・ もう宿題したの?
・ なんで怒らすの?
・ 何をしなければいけないの?
・ (悪い予想)になったら、どうするの?
・ どこを直さないといけないの?
・ ちゃんとしたの? わかってるの?
・ 何がいけないの?
・ 誰が悪いの?

 プラスの問いかけは子どもの考えや気持ちを聞こうとするもので、このように問いかけられると子どもは、自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じます。このように感じるとき、子どもは自らの内に宿る『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組んでいくようになります。




 マイナスの問いかけは「なんで〜」ばっかりやね。
 「なんで」と頭についたら後はろくな言葉が来ません。
 嘆く言葉か相手を責める言葉が続いてしまいます。
 問題はね、これらのマイナスの問いかけを無意識のうちにいっぱいしているということです。

 まずはそこを意識化する。

 自分が子どもにかけている言葉を意識化してマイナスのものをプラスに変えていく。
 そうしてプラスの問いかけが子どもに自然にできるようになってきますとみなさん自身がプラス思考、ポジティブ思考に変わってきます。

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 ポジティブ思考とは何か?
 自分を許し、自分に優しくし、自分の気持ちを大切にする思考です。

 ネガティブ思考とは何か?
 それは自分を許さず、自分を責め、自分を脅し、自分を不安にさせる思考です。

 それはそのまま子どもを許さず、子どもを責め、子どもを脅し、子どもを不安にさせる思考につながります。
 それは決して子どもを幸せにしません。
 今この思考を変えなければなりません。
 どのようにして?

 言葉を変えることによってです。

 思考は必ず言葉に表れます。
 言葉と思考は一対のものです。
 子育てには本音が出ます。
 子どもに言っている言葉の中に自分の本音、自分の思考が表れています。
 そこを変える。
 子どもにかける言葉を変えていく。
 そうするとポジティブ思考に変わるだけでなく、子どもとの関係が変わってきます。
 そして子どもとの関係が変わってくると子どもが変わってくるのです。

 そのあと具体的な実例やエピソード、ドラえもんのお話や絵本なども紹介しながら「自信と意欲を引き出す親子関係の作り方」をお話しました。

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 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲にのせて60種類のお一人お一人それぞれ違う詩をプレゼントしました。

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 今日参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
 きっと、しかた子ども園で以前講演を聞いてくださった方もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。
 とてもあったかくホームな感じで嬉しかったです。
 もし、参加された方でこのブログをご覧になられていましたら今日の講演会の感想等コメントいただけるととても嬉しいです。
 では、またお会いできる日を楽しみにしています。



posted by 長谷川 at 18:21| Comment(2) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月08日

兵庫県たつの市御津子育てつどいの広場での講演会


 今日11月8日(水)は午前中、たつの市御津子育てつどいの広場の「わくわく親子講座」で講演してきました。

 テーマは「無為の子育て 〜あなたのままで100点満点〜」

 聞いて下さるのは0〜3歳のお子さんをお持ちのお母さん方です。

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 無為とは、2500年前の中国の老子の言葉です。
 「はからうことなく、ありのままにそのままに、自然にお任せする」という意味です。
 ですから「無為の子育て」とは、強い子にしようとか賢い子にしようとか、そういうはからいを捨てて、あるがまま自然のままに子育てしていきましょうということです。
 あるがままですから、親である自分も「いい親」になろうとしない。
 いい親になろうとせず、いい子に育てようとせず、そのまま育てていく。
 それが一番楽だし、幸せだし、子どもが本来持っている意欲や能力も一番よく伸びるんですね。

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      無為の子育て    

   1、いい子にしようとしない
   (あなたでいい、あなたがいい)

   2、甘えを許し受け入れる
   (あなたもわたしもダメでいい)

   3、自然にお任せする
   (私には何もできません)

   4、愛や喜びや幸せを受け取る
   (私の許に生まれてくれてありがとう)

   5、自分のエゴに気づく
   (「あなたのため」は自分のため)

 

 講演の中である助産師さんの文章を紹介しました。
 タイトルは「お母さんの宝物」。

そのお母さんは、出産予定日の前日に
胎動がないというので来院されました。
すでに赤ちゃんの心臓は止まっていました。
(略)
普段なら私たち助産師は、
陣痛が5時間でも10時間でも、
ずっと付き合ってお母さんの腰をさすって、
「頑張りぃ。
 元気な赤ちゃんに会えるから頑張りぃ」
と励ましますが、
死産をするお母さんには
かける言葉がありません。
しーんとした中に、
お母さんの泣く声だけが響くんですよ。
そのお母さんは分娩室で胸に抱いた後、
「一晩抱っこして寝ていいですか」
と言いました。
せめて今晩一晩だけでも
抱っこしていたいというのです。
私たちは「いいですよ」と言って、
赤ちゃんにきれいな服を着せて、
お母さんの部屋に連れていきました。
その日の夜、看護師が様子を見に行くと、
お母さんは月明かりに照らされて
ベッドの上に座り、
子どもを抱いていました。
「大丈夫ですか」と声をかけると、
「いまね、
 この子におっぱいあげていたんですよ」
と答えました。
よく見ると、お母さんは
じわっと零れてくるお乳を指で掬って、
赤ちゃんの口元まで運んでいたのです。
飲ませてあげたかったのでしょうね・・・
死産の子であっても、
お母さんにとって子どもは宝物なんです。
生きている子ならなおさらです。
一晩中泣きやまなかったりすると
「ああ、うるさいな」
と思うかもしれませんが、
それこそ母親にとって
最高に幸せなことなんですよ。
母親学級でこういう話をすると、
涙を流すお母さんがたくさんいます。
でも、その涙は浄化の涙で、
自分に授かった命を慈しもう
という気持ちに変わります。
母性のスイッチが入るんですね。



 子どもを持てば色々と悩みも出てくるでしょう。
 でもそれらの悩みは子どもがいてくれるから生まれるんですね。
 悩みの裏側には子どもがいてくれる幸せがあります。
 悩みを通して今まではあたり前だと思っていたことが
 あたり前ではなくて有り難かったんだと気がつく。
 そうして私たち親も悩みを通して成長していってるのだと思います。
 今日皆さんに聞いていただく曲は「 You raise me up 」 という曲です。
 このタイトルは
 「あなたは私に力をくれる」
 「あなたは私に勇気をくれる」
 「あなたは私を育ててくれる」
 そういう意味です。
 この曲を私たちの子どもたちに捧げたいと思います。

 
 

     You raise me up
 Artist : Celtik Woman 和訳:はせがわみつる

When I am down and, oh, my soul, so weary
沈み込み、心が疲れているとき
When troubles come and my heart burdened be
困難があって、心が重く苦しいとき
Then I am still and wait here in the silence
そんなとき私はただ待つの、沈黙の中で
Until you come and sit awhile with me
あなたが私のそばにやってきてくれるまで

You raise me up, so I can stand on mountains
あなたは私に力をくれる、だから高い山も越えられる
You raise me up to walk on stormy seas
あなたは私に勇気をくれる、嵐の海だって渡ってみせる
I am strong when I am on your shoulders
私は強くなれるの、あなたがいてくれるなら
You raise me up to more than I can be
あなたは私に力をくれる、私がそう出来る以上に



 この曲の中のYouとは神様のことです。
 子どもって本当は神様かもしれませんね。
 子どもの笑顔であんなに幸せな気持ちになれるのは、
 それが神様の笑顔だからかもしれませんね。

  
 そのようにお話ししました。

 講演の終わりに小田和正さんの「たしかなこと」の曲にのせてお一人お一人にそれぞれ違う詩をプレゼントしました。

 みなさん大変熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございました。
 今日の講演会の感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。
 またお会い出来る日を楽しみにしています。
   


posted by 長谷川 at 17:15| Comment(2) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月07日

詩 「 クリスマスプレゼント 」


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 詩 「 クリスマスプレゼント 」


    子どものころ

    サンタを信じていた

    大きくなって

    サンタなんていないと知った


    子どもが生まれて

    ぼくはサンタになった

    今 サンタはぼくの心の中にいる


    あのころもサンタは心の中にいた


    子どもの寝顔を確かめながら

    枕もとに

    そっと プレゼントを置く

   
    本当はやっぱりサンタがいて

    ぼくに最高のプレゼントを

    くれたのかもしれない


                       by はせがわみつる


    
 もし、イベント、ご商売、その他諸々、この詩を使いたいという方がおられましたら無料でお貸しいたします。ご自由にお使いください。一言「こんなのに使いたいんですけど」ってメールかコメントいただけるととても嬉しいです。





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2017年11月02日

11月2日の読売新聞朝刊でペアレントセミナーや講演活動を紹介していただきました


 今日11月2日の読売新聞朝刊でペアレントセミナーや講演活動への思いを紹介してくださいました。

 近畿二府四県と四国の一部の地域版に掲載してもらっているようです。


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2017年10月21日

加古川市民会館で講演会がありました。〜子どもの思春期の特徴と大人の思旬期について〜


 10月21日(土)は午後2時20分から加古川市民会館で加古川市青少年育成協・加古川市教育委員会主催の講演会がありました。

 テーマは「思春期、反抗期の子どもとのつきあい方」

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 まず最初にこの詩を朗読したあと、皆さんに共感されたところをインタビューしました。

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 そのあと思春期の問題について3つの事例を出して具体的にお話ししました。

 「子どもの良さを見る」
 「子どもの話を聴く、気持ちを理解しようとする」
 「管理者ではなく援助者になる」
 
 そういう関わりによって子どもとの間に良好な関係が築けたなら子どもは自らの力で向上し良くなっていきます。

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 勉強でも、非行でも、不登校でも親子関係が悪いと良くなりません。 

 親子関係を良くするためにはまず思春期の子どもの特徴を知るとともに、
 思春期の子どもへの接し方を知っておく必要があります。

 では次の資料をごらんください。

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 親御様によってはそんな甘い接し方でいいのか。

 親の威厳はどこへ行った、と言われる方がありますが、親の威厳とはどのようなものでしょう。

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 私が考える親の威厳とは次の3つです。

 1、子どもが行きたい学校があれば何としてでも行かせてあげる。

 「お金のことは気にするな。お金はお父さんがなんとかする。お前は一生懸命勉強だけしとけ。」そう言い切る父親の気概。


 2、子どもがまだ小さくて遊んでほしかった時にいっぱい遊んで、楽しい思い出がいっぱいあること。

 「そばにいてほしかった時や遊んでほしかった時には全然遊びに連れて行ってくれへんかったくせに今さら親父ズラしないでほしい」なんて言われるようでは親の威厳なんてありません。


 3、子どものために恥をかく。子どものために頭を下げる。

 子どものためにいろいろとお願いに行く。子どもが悪さをしたら頭を下げて謝りに行く。そうして子どものためにいっぱい恥をかいて、いっぱい頭を下げたらいいんです。それが親の役目だし親の仕事です。親が子どものために泥をかぶる。威厳とはそういうところから生まれるのです。



 今日は思春期をテーマにお話ししていますが、実は大人にも思旬期があります。
 
 私は人生の「旬」は50代後半からだと考えていまして、
 人生が本当に面白くなってくるのは50代、60代からで
 そこからが人生の本番だとそう考えています。

 人生は大きく3つの時期に分けられます。自我未満(〜11歳)、自我の時代(12〜55歳)、脱自我(56歳〜)。


 
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 子どもの思春期や大人の思旬期とは人間のあり方が大きく変わる移行期にあたるわけです。 
 移行期には心も不安定になり、様々な問題が起こってきます。
 
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 人間はちょうどこの時期(思旬期:41~55歳)に生まれ変わると言いますか、生き方の大転換、価値観の大転換が起こります。生き方や価値観のフルモデルチェンジが行われるのです。

 思旬期に起こる問題は頭で考えたり、努力して解決できる問題ではないのです。

 だからものすごく苦しいし、悩みます。

 例えば子どもの不登校。

 不登校ってね、親が一生懸命子どもを学校に行かせようと努力すればするほど悪化します。

 これは知性や努力では歯が立ちません。

 そういう問題にぶち当たって初めて自我の殻が破られ、本来の自分として生まれ変われるのです。
 
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 皆さんがいろいろな経験から身につけてこられた考え方、生き方、信念。
 それらが皆さんを守り、皆さんの人生を築き、皆さんの人生を助けてきてくれたのですが、
 同時に皆さんの自由な心を閉じ込め、自分らしく生きようとすること、自己実現を阻んでいます。

 「自己実現」の反対って何かわかりますか?

 自己実現の反対は「自己安全」です。

 自我の目的は自己安全です。
 自己実現はリスクを伴うため、自我の目的には反するのです。

 自我は例えるなら自分を守る「ヨロイ」です。
 
 その自分を守ってくれているヨロイが、自分らしく生きること、つまり自己実現を阻んでもいるのです。

 そのヨロイを脱いだ時、初めて自分らしく自己実現していけるのです。

 だから脱自我なのです。

 自我を脱いだところに真の自己があります。

 自己実現というのは何も大きな夢を叶えるということではありません。

 自分らしい素直な心で生きるということです。

 子どもの心も大人の心も両方持っていて、その二つが調和しています。

 今までより謙虚になっています。
 だから感謝することも多くなっています。

 今までよりも人の気持ちがわかるようになっています。
 だからたくさん許せるようになっています。

 自然や芸術的なことを好むようになります。
 創造的になります。

 人とのつながり、調和を大事にしながら自分らしく生きられるようになります。

 現在において、この「自己実現」という状態が人間にとって心理的にも社会的にも最も理想的な状態だと考えられています。
 

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 本日は長い間、私のお話におつきあいいただきましてありがとうございます。

 最後に私から皆さんにプレゼントがございます。

 レジメの4枚目の詩。

 これはお一人お一人すべて違っています。

 ちょっとお隣の方と見比べてみてください。

 今回100種類の詩を用意しました。

 あなたのそのお手元にある詩は100分の1の確率であなたの元に届きました。

 その詩がもし皆さんのお心に届いたならこんなに嬉しいことはありません。

 本日は誠にご清聴ありがとうございました。

(一人ひとりそれぞれ違う詩のプレゼントは大変好評でした)




 皆さん大変熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございます。
 もし講演会に参加されてこのブログをご覧になられている方がございましたら感想等コメントいただけるととても嬉しいです。
 またお会いできる日を楽しみにしております。


posted by 長谷川 at 17:47| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月17日

兵庫県太子町立石海幼稚園での講演会


 今日は午前中、太子町立石海幼稚園に講演に行ってきました。

 テーマは「子育ては待つ練習、夫婦は許す練習、人生は笑う練習」

 参加してくださったのは石海幼稚園の保護者様だけでなく、太田幼稚園の保護者様も10名近く参加してくださいまして合計54名です。(太田幼稚園の一人の保護者の方とフェイスブックでお友達なのでそのご縁で来て下さいました。)わざわざ遠くからありがとうございました。お会いできて嬉しかったです。また太田幼稚園にもお伺いしたいと思います。

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 資料「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」をもとにお話ししました。

    < 自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方 >
       〜 自己肯定感を育てる関わり 〜

     1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

     2、そのままを愛する(変えようとしない)

     3、子どもの善さを見る(尊敬する)

     4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

     5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

     6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

     7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)



 最初にお申し上げておきますが7つ全部する必要はありません。
 自分がこれは「いいな、大切なことだな」と共感されるもの。それを1つでも2つでも心がけてもらえればそれで十分です。僕の考える子育てではなく、皆さんがしたい子育て、皆さんらしい子育てを心がけてもらえればと思います。
 
 そしてもう一点、私の話す内容や言葉が重要なのではなく、それを聞かれた皆さんの心に生まれる思いや気づき、その思いや気づきが皆さんに「自分らしい子育て」とは何かを教えてくれます。
 ですからどうぞご自身の内面の声に耳を澄まして聞いてください。

 2、 ありのままを愛する。
  (そのままのあなたが大好き)

 のところではこのようにお話ししました。

 ありのままを愛するとは、やんちゃな子はやんちゃな子のまま、引っ込み思案な子は引っ込み思案な子のまま、そのままを愛するということです。

 それは子どもを変えようとしないということです。

 ありのままを愛するとは結婚式の「愛の誓い」、あれですね。

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 「健やかなる時も病める時も、富める時も貧しき時も、喜びの時も悲しみの時も、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命のある限り真心を込めて尽くすことを誓いますか?」

 こうして永遠の愛を誓うわけですが、永遠の愛なんてあるのでしょうか?
 あるんですね。
 親が子どもに持つ愛は一生変わりません。
 だったら親は子どもが生まれた時にこう誓ってみたらどうでしょう。

 「健やかなる時も病める時も、いい子の時も悪い子の時も、言うこと聞く時も言うこと聞かへん時も、この子を愛し、この子を敬い、この子を慰め、この子を助け、時期が来たら放してやり、その命ある限り真心を込めて育てることを誓いますか?」

 その無条件の愛が子どもの意欲、向上心、生きる力を育てます。

 欠点もあるダメな所もある弱い所もある、だけど

 「そのままの自分で愛されている」

 そう思えることが子どもにとってどんなに幸せで、どんなに嬉しくて、どんなに自信がつくことでしょう。

 自信とは究極的にはただ一つです。

 自分はそのままで愛される価値がある、愛される存在である。
 そう思えること。
 それこそが自信の根幹にあります。

 「そのままのあなたが大好き」

 これは親が子どもに贈ることができるプレゼントの中でも最高のプレゼントです。
 これこそが自己肯定感です。

 では、どのようにしてそれを伝えていけばいいのか。
 今日はみなさんに紹介したい絵本があって持って参りました。
 「いいこってどんなこ?」という絵本です。

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 うさぎのバニー坊やがお母さんうさぎに尋ねます。
 「おかあさん、いいこってどんなこ?
  泣かないのがいい子なの?」

 お母さんは優しく言ってくれます。
 「泣いたっていいのよ。」

 バニー坊やはまた尋ねます。
 「おかあさん、いいこってどんなこ?
  強い子がいいこなの?」

 お母さんは優しく言ってくれます。
 「強くなくったっていいのよ。」

 バニー坊やがどんな尋ね方をしてもお母さんは
 「今のそのままのバニーが大好きよ。
  今のまんまのバニーでいいのよ。」
 そう言ってくれます。


 この絵本はあることで大変有名です。
 この絵本をこのように読み聞かせて寝かしつけるとおねしょがピタリと止まる魔法の絵本と呼ばれています。

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 子どもの問題の8割以上は愛情伝達不足で起こっております。
 愛情不足ではありません。
 愛情はあるのです。
 でもその愛情を子どもたちに1日に1度必ず子ども達に伝えているでしょうか。
 言葉でそしてスキンシップで「今のあなたが大好きよ」と子ども達に伝えてあげてください。


 そのようにお話ししました。

 講演の終わりに熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

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 講演後、園長先生のご厚意で本のサイン販売をさせていただきました。ありがとうございました。

 みなさん熱心に聞いてくださいました。
 もし今日の講演会に参加されてこのブログをご覧になられている方がおられましたら、講演の感想等コメントいただけたらとても嬉しいです。
 またお会いできる日を楽しみにしています。

 
 職員室にて
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 <10月21日に無料講演会があります。一般参加OK>
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posted by 長谷川 at 17:26| Comment(4) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月15日

北九州国際会議場での講演会「親学講座」


 今日10月15日(日)は午前中、北九州国際会議場で講演会がありました。

 テーマは「親学講座」

 聞いてくださるのは佐賀県に本山があるお寺の信徒様約130人です。
 同じテーマでこうして講演に呼んでくださるのは今回で3回目です。感謝です。

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 先日、大阪のある小学校に講演に行った時、一人のお母さんからこんな相談を受けました。

 「小学校1年生の男の子なんですけど、私がスキンシップを取ろうとしたり、ハグしようとするととても嫌がって逃げ回るんです。どうしてなんでしょうか?そんな場合はどうしたらいいですか?」

 そうですか・・
 ふつうそのくらいの年齢ですとまだまだハグしてもらえるのは嬉しいものですけどね・・。
 ところでご主人との夫婦仲はどうですか?(こういうことって意外と夫婦関係の反映だったりするんです。それでこんなふうに尋ねました。)

 「別に悪くありません」

 そうですか・・。では、ご自身のお父さんお母さんとの仲は?(自分の父や母との確執もこういう形で子どもに出ることがあります。)

 「母とはうまくいってますし、父とも最近はうまくいってます。」

 なるほど・・。
 ご主人ともうまくいってるし、お父さんお母さんともうまくいってる・・。
 では、ご主人のご両親とはどうですか?

 「おつきあいしていません。」

 よく聞いてみると、ご主人のご実家とは絶縁状態でこの方がお付き合いを拒絶されているとのことでした。

 そうでしたか。
 子どもさんはあなたからの接触を拒絶されているし、あなたも義理のご両親からの接触を拒絶されている。
 そっくりの構図ですね。
 あなたが子どもさんからスキンシップを拒絶されてとても寂しい思いをされて悩まれているように、ご主人のご両親も接触を断たれて寂しい思いをされ、そのことで悩まれているんじゃないでしょうか。
 それをその子が身を以て教えてくれてくれているんじゃないでしょうか。
 この二つの問題はリンクしあっていて、あなたが義理のご両親を許してあげて、また仲良くお付き合いされるようになれば、子どもさんも素直になってスキンシップを嫌がらないようになるかもしれませんね。
 そうお話しすると、その方はハッと気づかれたような顔をしておられました。

 子どもに問題が起きますと親は子どもを変えよう変えようとしますが、
 本当は自分の心のありようや物の考え方、価値観、または夫婦関係や自分の両親への思い、お姑さんとの関係、そんなものを今一度見直すことで子どもの問題が自然に解決していくことがあります。
 どうぞ、皆さん、子どもさんに何か問題が起こったときは、あせって子どもを変えようとするのではなく、自分のありようを一度静かに振り返ってみて下さい。

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 日本には古くから「七つまでは神のうち」という言葉がありまして、
 7歳までの子どもというものは人間よりも神仏に近い存在であるという意味なんですが、
 実際、子どもに教えられることって多いですね。
 そして子どもから学べば学ぶほど、親として人間として成長していける。

 今、皆さんのお手元にあります詩「しあわせになるれんしゅう」もそういう思いから生まれました。

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 子育ては「待つ」れんしゅうなんですね。
 人を育てる人、スポーツのコーチや監督でも上手い人はみんな「待つ」のが上手です。
 待てない人は幸運をつかむのが下手です。
 「残り福」とか「残り物に福がある」て言うでしょ。
 だから物事を成就したり、幸せになりたいと思ったら「待つ」ことが出来ないとダメですね。
 幸せになるために大切なことは3つあります。
 1つは「待つ」こと、2つ目が「許す」こと、3つ目が「笑う」ことです。
 「許す」ことと「笑う」ことについては講演の最後にお話しします。

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  親学10か条の資料を元にお話ししました。

    < 親学10か条 >

  1、 子どもの自己成長力を信頼する。
    (信じて待つ)
                  
  2、 ありのままを愛する。
    (そのままのあなたが大好き)

  3、 子どもを尊敬する。
    (もうすでにあなたは素晴らしい)

  4、 子どもを親の思い通りに育てようとしない。
    (自然にお任せする)*子どもは親の作品ではない

  5、 子どもの思い、ペース、自由を大切にする。
    (あなたはあなたのやりかたで、あなたのペースで)

  6、 家族が仲良くする。
    (許し合う、笑い合う、かたいことは言わない)

  7、子どもの話を聴く
    (関心を持つ)

  8、子どもの存在を喜ぶ。
    (生まれてくれてありがとう)

  9、 親が幸せである。
    (笑顔と感謝を持って暮らす)

  10、家をのんびりできる場所にする。
    (心が安らぐ居場所)



 そして講演の最後にこのようにお話しをしました。

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 子どもたちは何も子育ての上手なお母さんに育ててもらいたいのではありません。
 賢いお母さんに育ててもらいたいのでもありません。
 あなたに育ててもらいたいんです。
 子どもたちはそのままのあなたに会いたくて、そのままのあなたに育ててもらいたくて、あなたのもとに生まれてきました。ですから、どうぞ欠点もあるがまま、そのままのあなたで育ててあげてください。

 だけど、ママには笑っていてほしい。幸せでいてほしい。
 笑うためには許すことが必要です。
 誰を?
 自分をです。
 誰にでも欠点やダメな所はあると思います。
 皆さんはそのダメな所や欠点を直すのではなく、許してください。
 そして自分の欠点を許したように子どもさんやご主人のダメな所も許してあげてください。
 そうすれば家庭に笑顔が生まれます。
 そうして許しあって、笑いあって、皆さんが幸せに子育てしていかれることを心より願っております。
 本日は誠にご静聴ありがとうございました。

 講演の終わりに小田和正の「たしかなこと」の曲に乗せてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

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講演終了後、質疑応答が20分。
その後、主催者様のご厚意で書籍「あなたも子どももそのままでいい」(税込500円)のサイン販売をさせていただきました。なんと!104冊もお買い上げいただきました。ありがとうございました。

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 みなさん熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございます。
 またお会いできる日を楽しみにしています。
 もし今日の講演会に参加されて、このブログをご覧になられている方がおられましたら講演の感想等、コメントいただけるととても嬉しいです。





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2017年10月12日

兵庫県加古川市立野口小学校での講演会


 今日は午前中、加古川市立野口小学校で講演会がありました。

 テーマは「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」

 参加してくださったの保護者の方約65名です。
 ふつう教育講演会と言いますと参観日と同じ日に設定されたりするのですが、今回はこの講演会だけにわざわざ足を運んでくださいました。感謝です。
 
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 親が普段、子どもにかけている言葉ってどんな言葉でしょう?

 「早くしなさい」
 「もう宿題したの」
 「何べん言ったらわかるの」
 「いい加減にしなさい」

 実は親が子どもにかけている言葉の8割以上は、注意・命令・禁止・叱責なんですね。
 これでは子どもの自信や意欲は引き出せません。
 なぜなら、これらの言葉は上からの一方通行で対話になっていかないからなのです。
 自信や意欲を引き出そうと思ったらもっともっと子どもと対話しなくちゃ引き出せません。
 ちょっと例を挙げて説明します。


 中学生くらいになれば「なんで英語なんて勉強しなあかんの?」なんていう子がいます。
 こんな時こそ「問いかけ」をするのです。

 「どうしてやと思う?」

 「えっ、海外旅行に行った時に困るからかなあ・・」

 「たぶん英語ができなくても海外旅行はできると思うで。」

 「じゃあ、仕事する時にいるからかなあ・・」

 「そうやなぁ・・、ところで〇〇くんは将来何になりたいの?」

 「スタントマン!ハリウッド映画でやるような国際的なスタントマンになりたい!
  先生!ハリウッドってアメリカやろ。それやったら英語を話せなあかんやんな、先生。」

 「ほんまやなあ。」

 「先生、オレ、英語がんばるわ。」

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 このようにして子どもの考えや気持ちを聞こうとして問いかけていくと対話が成立して、そういう対話の中で子どもが自分で答えを見つけていく。
 それは親が一方的に押し付けた意見ではなくて子ども自身が自分で考えて自分で出した結論ですから子どもの行動も変わる可能性大なんですね。

 それだけじゃなくていつもそういう風に子どもの意見を聞こうとして問いかけていると子どもは自分で考えるようになるし、自分で出した結論に責任を持つようになります。つまり子どもの主体性を育むことになるんですね。

 また頭ごなしに叱らずに子どもの気持ちや考えを理解しようとして問いかけることによって、その子に対する愛情やその子を尊重する姿勢を示すことになります。それが親子の信頼関係を築くことにもつながります。

 でも問いかけ方にもコツがあるのです。
 では資料を見てください。

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 プラスの問いかけは子どもの考える力や主体性、意欲、能力を引き出します。
 マイナスの問いかけは子どものやる気をなくさせ、親子関係を悪くします。

    <子どもに対するプラスの問いかけ>

・ どうしたらいいと思う?
・ どうしたら出来るかな?
・ どうしたい?
・ どうして欲しい?
・ 何か手伝えることある?
・ それのいい所ってどこかな?
・ 違う見方できないかな?
・ 相手の立場に立ったらどう見える?
・ 何から始める?
・ どうしたら楽しく出来るかな?
・ 今すぐ出来ることって何かな?
・ どうしたの?何かあった?
・ どうしてかな?

    <子どもに対するマイナスの問いかけ>

・ なんで〜するの?
・ なんで〜しないの?
・ なんで〜したの?
・ もう宿題したの?
・ なんで怒らすの?
・ 何をしなければいけないの?
・ (悪い予想)になったら、どうするの?
・ どこを直さないといけないの?
・ ちゃんとしたの? わかってるの?
・ 何がいけないの?
・ 誰が悪いの?

 プラスの問いかけは子どもの考えや気持ちを聞こうとするもので、このように問いかけられると子どもは、自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じます。このように感じるとき、子どもは自らの内に宿る『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組んでいくようになります。




 マイナスの問いかけは「なんで〜」ばっかりやね。
 「なんで」と頭についたら後はろくな言葉が来ません。
 嘆く言葉か相手を責める言葉が続いてしまいます。
 問題はね、これらのマイナスの問いかけを無意識のうちにいっぱいしているということです。

 まずはそこを意識化する。

 自分が子どもにかけている言葉を意識化してマイナスのものをプラスに変えていく。
 そうしてプラスの問いかけが子どもに自然にできるようになってきますとみなさん自身がプラス思考、ポジティブ思考に変わってきます。

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 ポジティブ思考とは何か?
 自分を許し、自分に優しくし、自分の気持ちを大切にする思考です。

 ネガティブ思考とは何か?
 それは自分を許さず、自分を責め、自分を脅し、自分を不安にさせる思考です。

 それはそのまま子どもを許さず、子どもを責め、子どもを脅し、子どもを不安にさせる思考につながります。
 それは決して子どもを幸せにしません。
 今この思考を変えなければなりません。
 どのようにして?

 言葉を変えることによってです。

 思考は必ず言葉に表れます。
 言葉と思考は一対のものです。
 子育てには本音が出ます。
 子どもに言っている言葉の中に自分の本音、自分の思考が表れています。
 そこを変える。
 子どもにかける言葉を変えていく。
 そうするとポジティブ思考に変わるだけでなく、子どもとの関係が変わってきます。
 そして子どもとの関係が変わってくると子どもが変わってくるのです。

 
 子どもは親との関係が良好であればあるほど前向きに意欲的になります。
 では、どういった親子関係が子どもの自信と意欲を引き出すのか。
 資料をもとに皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

   < 自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方 >
       〜 自己肯定感を育てる関わり 〜

     1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

     2、そのままを愛する(変えようとしない)

     3、子どもの善さを見る(尊敬する)

     4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

     5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

     6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

     7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)



 これは何も7つ全部やる必要はありません。
 この中の一つで結構です。
 自分が「これはいいなぁ」と思われることを心がけてもらえればそれで十分です。
 子育てには教科書もマニュアルもありません。
 誰にでも当てはまる正しい子育てなんてものはないのです。
 ですから、自分らしい子育てができればもうそれで十分なのです。

 そう前置きしたあと、1番、2番、3番、7番を具体例やエピソードを交えながらお話ししました。

 講演の終わりに熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせて70種類のお一人お一人それぞれ違う詩をプレゼントしました。

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 今日参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
 もし、このブログをご覧になられていましたら今日の講演会の感想等コメントいただけるととても嬉しいです。
 では、またお会いできる日を楽しみにしています。



 <10月21日に講演会があります。一般参加もOK>
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 <発達障害や不登校などの相談も受けています>
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 *「ブログ長谷川満の親学講座で1時間半額の3,240円になるってみたんですけど・・」とおっしゃていただければ1時間半額の3,240円 にさせていただきます。延長料金については通常通り。平成29年12月29日まで。

 



 
posted by 長谷川 at 12:27| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月07日

すべての学力の基本である読解力。その具体的な高め方について


 すべての学力の基本は読解力です。
 子どもの読解力はどのようにすれば高められるのか。
 家庭でできるその具体的な方法をライブドアニュース、楽天infoseekニュース、エキサイトニュースを始め各ネットニュースに書かせていただきました。

 タイトルは「子どもの基礎読解力を高める3つの方法」
 

 (ライブドアニュースの記事より抜粋)

 親はどうしても目の前のテストの点数に目を奪われがちですが、子どもの読解力養成こそが学力向上の鍵を握っていると認識を改め、その対策を意識的に進めていくことが重要になってきています。

 (中略)

 まず一番におすすめなのは週末などに15分間だけ数学、理科、社会いずれかの教科書を親子で1ページだけ音読し、そこに書かれてある専門語句の意味を子どもに問いかけ、子どもに解説してもらうという方法です。

 最初子どもが慣れないうちは親が大いに助け舟を出しながら解説してもらいましょう。他者に説明することでさらに理解が進み、それがまた読解力アップにもつながります。その科目の理解も深まり一石二鳥の方法です。



 詳しい記事内容は下記をごらんください。

 ライブドアニュース
 http://news.livedoor.com/article/detail/13716511/

 楽天infoseekニュース
 https://news.infoseek.co.jp/article/jijico_28828/

 エキサイトニュース
 http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20171007/Jijico_28828.html

 元ネタニュースはJIJICO
 https://asqmii.com/jijico/2017/10/07/articles28828.html

 
 

 
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2017年10月02日

第46回ペアレントセミナー「子どもの問題にどう向き合うか」 ありがとう


 昨日は第46回ペアレントセミナー「子どもの問題にどう向き合うか 〜発達障害、不登校、いじめ、反抗期、進学問題〜」がありました。

 今回はお祭り等、地域の行事が重なったせいで参加された方は7名でした。

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 まずは発達障害の子どもへの接し方について資料をもとにお話ししました。

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 その子のありのままを受け入れること。
 これが一番大事です。そしてこれが一番難しいです。
 それは一言で言うと「できないことがあってもいいやん。あなたはあなたのままでいいんやで。今のあなたのままで素晴らしいんやで。」ということです。
 そういう態度で接することによって自己肯定感を育てることが大事です。
 
 否定語(「ダメ!」など)を使わないということは、言い換えると叱らないということです。
 発達障害の子は叱られること、否定されることを極端に嫌います。
 それだけ不安が強いし、自己肯定感も低いんです。
 だから、注意しなければならないことがあった場合は、「ダメよ!」とか「なんてことするの!」という言葉ではなくて、「待って!」とか「何がしたいの?」とか「だったらこうしようか」とかそういう言葉をかけて代わりの行為を教えてあげるなどの対応が必要です。

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 発達障害の子は「わがまま」と捉えられがちですが、実は「不安感が人一倍強い」だけなんです。
 こだわりが強いのも、急な変更を嫌うのも、嫌いなこと苦手なことを断固やらないのも、偏食がきついのも、全部不安感から来ているんですね。
 だから安心させてあげることが何よりも大切です。
 安心させてあげるにはどうすればいいか。
 それがこの資料に書かれてある7つの項目です。

 あと、発達障害の子は口頭での指示や説明(聴覚からの情報)はわかりにくくても、視覚情報(パソコンやゲーム)での理解、把握は得意な子がいますので、プログラマーやSEなんかの職業に就いて成功している人もいます。
 そういった意味からも、僕はそういうところに興味や才能を持っているのであればゲームやパソコンも厳しく制限するよりも本人が満足いくぐらい(3時間)自由にらせてあげたらいいと思っています。
 好きなだけ、大好きなゲームやパソコンができたら子どもの心も満ち足りて、かえって親の言うことも素直に聞けるようになりますし、知識の習得においても視覚情報からの方がずっと本人にとっても理解しやすく負担が少ないのでいいと思います。
 ゲームやパソコンのことで無用な反抗や争いも減るので精神衛生上もいいです。

 学習に関しても不安感を持たせないように、できるだけ簡単な問題から教えるようにして成功体験を積ませることが大切です。

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 例えば、このように式も答えも全部見せてから問題をやらせる。
 わからなかったら見ていいからね。とその式も答えもその子が見やすいところにおいておく。
 つまり、絶対解けるようにしてからやらせるということです。
 これを続けていくうちに子どもの方も理解が進み自信もついてきますから、「先生、いっぺん自分の力でやってみる」と言い出します。もうその時は自力でやらせても解けるんです。そして「自分の力だけで解けたなあ。すごいなあ」といっぱい褒める。そのように教えてもらえると子どもも楽しいし、自信もついて、学習に前向きになってきます。できる喜びや成功体験、褒められる嬉しさ、そういったものが学習意欲を引き出します。

 
 次に不登校の子どもへの接し方についてお話ししました。
 
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 度重なるストレス。
 環境の変化。
 パワハラやいじめ。
 うまくできない自分を責める。
 
 こういったことが続くとどうなるでしょうか。
 うつ病になります。
 今や一生のうちうつ病に罹る人は15人に1人だと言われております。
 大人だとうつ病になるのですが、子どもだとどうなると思われますか。

 子どもは不登校になるのです。
 
 うつ病は、それまで無理して、頑張って職場に行って仕事していたのだけれど、ある日ガス欠になったように全くやる気が出ない。動こうとしても動けない。会社に行こうとしても行けない。これは異常事態だぞと医者に行ったら『うつ病です。診断書を書きますから会社はしばらく休んでください。』という感じで発覚します。

 不登校もほぼ同じです。
 それまで無理して、頑張って学校に行っていたのだけれど、ある日ガス欠になったように起きれなくなる。全く学校に行こうという気が出ない。だから積極的に学校に行かない登校拒否ではなく、学校に行くことができない不登校と呼ばれているのです。

 ところが大人がうつ病になると 1、ゆっくり休める。 2、頑張れと励まされない。 3、嫌なことを訊かれない。 4、元の環境に戻されない。という適切な配慮がなされますが、子どもが不登校になると、1、ゆっくり休めない。 2、頑張れと励まされる。 3、嫌なことを訊かれる。 4、元の環境に戻そうとされる。と全く適切な配慮と真逆な対応をされて悪化、長期化、そして再発するというのが今の不登校の子が置かれている現状です。

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 仕事でうつ病になった人に職場や仕事の話、嫌なことを思い出すような話は厳禁ですが、不登校になった子にはクラスや部活のこと、勉強のことやこれからのこと、嫌なことを思い出すようなことを親はいっぱい聞いてしまいます。中には問い詰めたり、責めたりしてしまう親御さんもあるでしょう。
 もし、うつ病の人に同じことをしたなら、ほぼ確実に悪化することでしょう。

 だから不登校の子にはまず何よりも安心してゆっくり休むということが必要です。
 「無理して学校に行かなくていいからね。自分から学校に行きたいという気持ちになるまで家でゆっくり休んでいたらいいからね。」と心から言って安心させてあげてほしいんです。
 そして、頑張れと励まさず、本人が聞いて欲しくないことは聞かず、いつもと変わらずに接してあげてください。
 そすれば子どもは子ども自身の力で必ず不登校を乗り越えます。
 
 たとえ中学校の間、不登校であったとしても高校からは楽しく元気に通っている子はたくさんいます。僕が家庭教師で担当した子のほとんどは高校からは頑張って行ってますし、大学に進学する子もとても多いです。
 だから、いま不登校であったとしても大丈夫なんです。
 子どもは子どもの力で克服していくのです。
 そして、それを親の力でしようとしても逆効果なだけです。
 親にできることは子どもを信じていつまでも待ってあげることぐらいです。
 それが親にとって一番難しいことです。
 それが不登校の子どもを持った親の課題だとも言えます。
 そんな風に考えますと子どもの不登校は親が成長するためにあると言えるのかもしれません。

 そうお話しした後「不登校を克服するための10か条」を紹介しました。

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 発達障害のお子さんや不登校のお子さんをお持ちの親御さんは日々、「これからどうなるのだろう」と不安な思いで居られることでしょう。だけど不安という意味ではお子さんこそ不安の中で、自信をなくし、自己肯定感もなくし、辛い思いをしているのではないでしょうか。
 そんな不安な思いと日々戦っておられる皆さんにこの歌を応援歌として贈りたいと思います。
 聞いてください。
 「素敵なことがあなたを待っている」

 
 

 その後、いじめ、反抗期、進学問題についてお話ししました。

 最後にお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。

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 皆さん大変熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございます。
 またお会いできる日を楽しみにしています。
 もし、参加された方でこのブログをご覧になられている方がおられました感想等コメントいただけると嬉しいです。
 もちろん参加されてなくてもこの記事をご覧になられての感想でも大歓迎です。
 


 
 
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