2010年03月11日

親学(おやがく)の考え方

 1、人間には生まれつき善性が宿っている。
 (善性=善くなろうとする性質。向上、発展へと向かおうとする力。自己成長力。)

 2、親は子育てに依存しがちであることを自覚し、自分の人生、夢、幸福を大切にする。親が喜びを持って生活する姿、やりがいを持って仕事に取り組む姿に接することで、子どもは人生の素晴らしさを学ぶ。

 3、子どもは親の思う通りにならないことを自覚し、自分の思う通りに育てようとしない。
 
 4、子どもから学べる親になること。

 5、親は「待つこと」「信じること」「許すこと」「理解しようとすること」を心がける。

 6、頭で考える子育てではなく、自然体の子育てを大切にする。

 7、家族が仲良くあること。(特に夫婦)

 8、親自身が幸せであること。自分が好きであること。

 9、何事もプラス思向で感謝すること。

 10、正しい子育てはないが、楽しい子育てはある。


                            by 長谷川満

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2008年06月10日

親学講座 その10

 今日のテーマは「正しい子育てはないが、楽しい子育てはある」です。

 突然ですが、「人生いろいろ」です。男もいろいろ、女もいろいろです。
 正しい男も正しい女もいません。もちろん、正しい人生もありません。
 いろいろあっていいし、いろいろあるから楽しいんだと思います。

 ぼくは、ぼくなりの個性を持ち、ぼくなりの経験をし、それら全てが、今のぼくを形作ってきました。
 「父親はこうあるべきだ」と理想のモデルをしめされても、そうできない所もあるし、、。たとえば、威厳のある父親とか、絶対なれないし、でも、親しみやすい父親とかなら、自然にやれるし。
 ぼくは、僕らしい父親しかできない。というか、それが一番自然で、一番いいんじゃないかなあ、と思っています。

 前に一度、このブログで「そのままのあなたに育ててもらいたくて、子どもはあなたのもとに生まれてくる」て書いたけれど、そのままの自分で、無理せず、ありのままで、育てよう。
 というのが、ぼくなりの考えです。

 もちろん、親自身の個性に関係なく、「愛情をもって」とか、「プラス思向で」とか、子育てに共通するものはあって、それは大筋、おさえておく方がいいと思います。

 
 楽しい子育てとは、どんな子育てでしょう。
 それもいろいろです。一つには決められません。
 ぼくは、自分の3人の子ども達に、あまり、こういう風になりなさい、とかは言いませんでした。ただただ、普通に育ててきたというか、子どもに対して期待や希望をあまり持っていなかったので、親も子も楽でした。
 ぼくも、妻も、子ども達も、それぞれの欠点そのままに一緒に生活しています。それをお互いに直そうとも、直させようともしません。
 だから仲がいいのかもしれません。
 
 茶道を完成させた 千 利休は晩年、こう歌に詠みました。

  茶の湯とは  ただ湯をわかし  茶をたてて

     飲むばかりなる  ことと知るべし


 ぼくなら、こう詠みます。

  子育ては  ただ飯食わせ  服きせて

     ふとんに寝かす  ことと知るべし


 いらん心配、いらん世話、、、いらんことをしなければ、子育ては
楽しいのかもしれません。 

 

一応、この親学シリーズはここで完結です。また、別の親学シリーズを来週から始める予定です。それまでは、子育てエッセーみたいなものや詩とかを載せていきます。


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2008年06月09日

親学講座 その9

 今日のテーマは「何事もプラス思向で感謝すること。」です。

 物事には必ずよい面とわるい面とがあります。プラス思向とは、物事のよい面を見て感謝し、喜ぶことです。
 マイナス思考とは、物事のわるい面をみたり、予想して、落ち込んだり、不安になったりすることです。

 マイナス思考に陥りやすい人は、慎重によーく考える人です。頭のいい人、分析グセのある人です。
 なぜかというと、「考える」ことは、実はすべてマイナスだからです。
 考えれば、考えるほど、だんだん不安になってきます。
 考えれば、考えるほど、悩みは深くなっていきます。
 そんな経験がみなさんにもあると思います。

 これに対して、プラス思向の人は、あまり考えません。「考えてもいっしょや」と考えることをやめて、思いを切り替えます。
 思いをプラスの方に向けるのです。
 物事をおおげさに考えず、「まあ、なるようになるわ。」と楽天的でいられるのは、プラス思向の人が、「信じている」からです。
 「悪いようにはならない」と。「なんとかなるやろう」と。
 そう信じるには、特に根拠はありません。ちゃんとした理由はありません。そこが考えない人の強みです。
 理由なしに信じる、「きっと よくなる」と。
 これが考えるクセのあるマイナス思考の人には難しい。
 
 信じる、信じないは考えても結論がでません。
 「信じる」か「信じない」か、だけです。

 信じるコツを書きます。
 あなたはすでに信じています。

 今日ご飯食べましたか?毒が入っていると思いませんでしたか。思いませんよねえ。
 それはあなたが信じているからです。

 今日お茶飲みましたか?毒が入っていると思いませんでしたか。思いませんよねえ。
 それはあなたが信じているからです。   

 これは、ある本にのっていた文章です。
 この文章を読んで、ぼくは
 「そおーか。なあーんや。ぼくは初めから信じてたんや。信じられへんもんが、信じられるようになるんやない。自分は初めから信じてたんや。」
 と気づきました。この「信じてる自分」を発見することが必要だったんです。
 
 あなたはすでに信じています。人間は「信じる」ことなしに生活することはできません。信じることなしでは、食べることも、買うことも、歩くことも、自動車を運転することも、寝ることも、もちろん働くことも、子どもを産むこともできません。

 ぼくは、このことに気づいてから、ジョギングが続くようになりました。
 それまでは、ジョギングが続かなかったのですが、「ぼくは続かない奴じゃなくて、何度中断しても、また走り始める奴や。必ず、再開する奴や。」と思うと、2、3日雨が続いて、ジョギングが中断しても、楽に再開できるようになりました。

 親がプラス思向であれば、
 安心して子どもを見守ってやれます。
 待ってやれます。ほめてやれます。
 子育てを楽しむことができます。

 安心感のある親に育てられれば、安心感のある子に育ちます。
 プラス思向の親に育てられれば、プラス思向の子に育ちます。



   何事も  天にまかせて  うまくいく

                       by 長谷川満



 明日は親学講座 その10「正しい子育てはないが、楽しい子育てはある」です。

 
 追伸

 プラス思向の素晴らしいお手本が、あなたの身近にあります。
 子どもたちです。




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2008年06月07日

親学講座 その8

 今日のテーマは「親自身が幸せであること。自分が好きであること。」です。
  
 あなたは、幸せなパン屋さんとそうでないパン屋さん、どちらのパン屋さんで、パンを買いたいですか?
 そりゃあ、幸せなパン屋さんですよね。
 こっちの方がおいしそうだし、食べたら幸せになれそうだし、買う時にも愛想がよくて、気持ち良く買えそうだし、、。
 では、あなたは、幸せな親とそうでない親、どちらの親に育ててもらいたいですか?
 そりゃあ、幸せな親ですよね。
 こっちの方がいつも機嫌がよさそうだし、なんか自分も幸せになれそうだし、毎日が楽しく暮らせそうだし、、。 
  
 幸せとは、どういうことでしょうか?

 「幸せってな、みんなが笑ってることやで。」
 これは4歳の男の子の言葉です。
 この言葉を聞いたその子のお母さんは、こう決意されます。
 「みんながいつも笑って暮らせるよう、わたしが一家の太陽になってたくさん笑おう。それが一番の幸せだ。」
 
 幸せって、機嫌がよくて、ニコニコみたいな感じでしょうか。それだったら、なんとか気の持ちようで、できそうですね。まあ 無理のない程度で。気楽に。

  
 つぎに「自分が好きであること」について書いていきます。
 まず「自分を愛することについて」という文章を読んで下さい。
 
 愛するとは、相手が自分の思う通りになってくれるように願うことではなく、相手の望みがかなうように願うことです。
 つまり「あなたが思うように自由に生きて、幸せになってほしい」
と望むことが、愛するということです。
 だから、自分を愛するとは、自分を自由にしてあげることです。
 自分に我慢ばかりさせず、自分のしたいことをさせてあげることです。
 あなたが真に自分を愛することができた時、他の人にも自分を愛するようになって欲しいと望むようになります。
 愛は人を活き活きさせるものであり、我慢や努力を強いるものではありません。
 
 
 自分を愛すると、自分にやさしくなります。
 その結果、子どもにもやさしくなります。
 自分を愛すると、自由で活き活きしてきます。
 その結果、子どもも自由で活き活きしてきます。

 自分を愛すると、自分が好きになっていきます。(この気持ちを「自己肯定感」といいます。)
 その結果、自己肯定感をしっかり持った子どもが育ちます。



     「仲なおり」


  がまんばかりさせて ごめんね
 
  しんどい思いばかりさせて ごめんね

  きついことばかり言って ごめんね

  ゆるしてね

  わたし

  ありがとう
  
  わたし 


                   by 長谷川満




 明日はのせれたら詩をのせます。親学講座 その9「何事もプラス思向で感謝すること」は月曜日に書きます。
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2008年06月06日

親学講座 その7

 今日のテーマは「家族が仲良くあること」です。

 子どもにとって、お父さんとお母さんがしょっちゅうケンカをしているのは、とてもイヤなことです。ケンカはしなくても、おたがいが不満だらけなのも教育上よくありません。
 うちの三番目の子どもが「もし、お父さんとお母さんがケンカばっかりしとったら、非行に走ってた」とよく言ってました。
 
 でも、夫婦にとって夫婦げんかは避けてとおれません。
 ケンカをしながら、お互いがお互いのことを認めあい、理解し合うようになり、本物の夫婦になっていくのですが、これがまた難しい。
 
 まずは次のことを夫婦で確認し、同意しましょう。
 
 1、夫婦仲がよいことが幸せの元。

 2、お互いにその長所を認めあい、尊敬し合う。

 3、お互いに我慢せず、自分の気持ちは言う。

 ぼくとこもよくケンカをしましたが、「夫婦仲がよいことが幸せの元。」という考えが二人ともにあり、ケンカをしてもお互いに修復しようという気持ちがあって、ケンカが長引きませんでした。
 ケンカをすると、「あんたの方が損やで」と意地をはることも多いですが、どっちも損です。許し合えば、笑顔も増えます。
 家族の仲がいいと、みんな健康でいられます。
 自分の健康のためにも、家族の健康のためにもお互いに、思いやりをもって仲良くしましょう。

 夫婦関係で最も大切なのは尊敬する気持ちです。尊敬の気持ちがあれば、きついことも言わないし、こちらの考え、ペースに合わさせようなんてしません。こちらの考え、ペースに合わさせようとすることがケンカの原因になることはよくあることです。

 ぼくは妻をとても尊敬していますが、それは妻がぼくをとても尊敬してくれているからです。ぼくの良さをだれよりも理解し、認めてくれている人を尊敬しないはずがありません。
 人を尊敬する人は、人の良い所がよく見え、人を伸ばし、人から喜ばれ、愛され大切にされる人です。

 ぼくは家庭教師をする上で、一つ大切にしていることがあります。
 それは生徒に対しても、「いやなことは我慢せず、自分の気持ちを言う」ということです。それは生徒を嫌いになりたくないからです。
 人間て、その人に対して我慢しだすと、その人のことが嫌いになってしまう傾向があります。
 友人関係でも、自分の素直な気持ちを言い合える間は、楽しいですが、相手に合わせて言いたいことが言えないようになると、だんだん付き合うのがしんどくなって、確実に相手のことがイヤになります。
 
 嫁と姑の仲が悪いのは、この事が原因しているケースが多いです。
 夫婦でも同じです。「この人になんぼ言うてもいっしょやわ」とあきらめて、不本意ながら合わせはじめると、どんどん嫌いになっていきます。

 我慢せず自分の気持ちは素直に言う、でも尊敬の気持ちを持って。相手の立場、気持ちを思いやって。
 我慢せず自分の気持ちを素直に言うことは、感情のままに怒るということではありません。そこはお間違えのないように。



       「ぼくの憲法9条」
 

   ぼくは腹が立つことがあっても
 
   ぼくの方が間違っているかもしれないので
  
   人に怒ったりしません

   どちらが正しいとか

   どちらが間違っているとかよりも

   二人が仲良くすることの方が

   大切だと思うから

   正しい一人より

   楽しい二人を

   選びます


                  by 長谷川満



 明日は親学講座 その8「親自身が幸せであること。自分が好きであること。」です。







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2008年06月05日

親学講座 その6

 今日のテーマは「頭で考える子育てではなく、自然体の子育てを大切にする」です。

 はじめに一つ、たとえ話をします。
 
 あなたは独身です。ある日、ずっとあこがれていたカッコイイ男性から「つきあってほしい」と告白されます。もちろんあなたはokします。最初は天にものぼるほど嬉しかったのですが、1ヶ月が過ぎるころ、あなたは少し不安になってきます。
 彼はカッコイイのでよくモテます。あなたはすでに彼との結婚すら夢見ています。いえ、なにがなんでもゲットするつもりです。
 
 あなたはいろいろと作戦を考え一つずつ実行していきます。「他の女性が彼に近づかない作戦」「浮気防止作戦」「わたしが魅力的に見える作戦」「結婚の話題をそれとなくする作戦」などなど。
 あなたは目標達成のため、ありとあらゆる努力をします。もう楽しむどころではありません。

 彼は最初、あなたのことが大好きでした。彼はあなたのありのままが好きでした。
 でも、だんだんと縛られることが増えたり、あなたの前では気を使ってしっまて疲れることが多くなってきました。正直にいうと、楽しかったのは最初の1、2ヶ月だけで、今は義務感でつきあってる感じです。

 あなたはそんな彼の様子を敏感に感じ取り、「どうして私がこんなに努力しているのにわかってくれないの」と彼を責めます。
 彼はついにたまりかねてこういいます「もう別れよう。これじゃあ
お互いしんどいだけだ」


 これはぼくが作った完全な作り話です。

あなたはどうしたらよかったのでしょうか。
 彼から告白された時、そして付き合いはじめた時、あなたは幸せでした。その幸せな気持ちのまま、彼との時間を楽しく過ごしていたら、きっと あなたはキラキラ輝いてとても魅力的だったでしょう。
 もしも、ただありのままに、なんの作戦もたてずに、彼との時間を楽しんでいたら、彼もそんなあなたと過ごす時間は楽しかったことでしょう。
 そして、自然に付き合っていくうちに、ある日彼からプロポーズされたかもしれません。それはあなたが、そのように もっていったのではありません。彼がそう望んだのです。それは、なんて幸せなことでしょう。

 子育てもこれと同じではないでしょうか。
 こういう子にしよう、と はからい心を起こして、いろいろな作戦を立てれば、立てるほど、子育ては親子共々ストレスの多いものになっていきます。
 頭で考える子育てはエゴの子育てです。いくら子どものためだと思っていても、ふかーいところではエゴの満足のためだったりすることもあります。

 だったら、いろいろ考えるのはやめて、自然体で、そのまま普通に
育てる方が親も子も幸せで、かえってその方が子どもの才能や能力もよく伸びます。だって強制されていませんから。子どもが自発的に何かを始めた時の伸び方はすごいです。
 
 まずは、「子どもはあなたのありのままが大好きで、そのままのあなたに育ててもらいたくて、あなたのもとに生まれてきた。」と考えましょう。
 
 そう思えば自然体の子育ては難しくありません。そのままのあなたでいいのです。もちろん、怒ってもかまいません。「ああ、そのままでいいんだ」と思えたら、自然に怒ることも少なくなります。
 


   「間違いだらけのあなたを愛している」



     あなたが美しいからではなく

     あなたがあなただから愛している


     あなたが強いからではなく

     むしろあなたの弱さを愛している


     あなたが正しいからではなく

     間違いだらけのあなたを愛している

                   
                     by 長谷川満


 明日は親学講座 その7「家族が仲良くあること」について書いていきます。

 
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2008年06月04日

親学講座 その5

今日は「親は待つこと、信じること、許すこと、理解しようとすることを心がける」です。
  
 今まで家庭教師でさまざまな生徒を指導してきましたが、中には非常に教えるのが難しい生徒もいます。
 やる気以前の問題で、とにかく勉強が大嫌いだったり、こちらの指導プランに全くのってくれなかったり、、。
 そんな時は「愛して待つ」ことにしています。もちろん、勉強は教えますが、できるだけ本人の意向を尊重して、本人の気持ちの負担にならないようにします。

 そうして、成績を上げるという、こちら側の希望を一時、脇においといて、徹底的に子どもの気持ちに寄り添うようにしていると、なぜか自然に教えやすくなってくるのです。
 だから、ぼくは指導で困ったら、愛して待つようにしています。ただ待つのではなく、「愛して」がポイントです。
 それは子どもの気持ちを大切にするということです。

 「待つ」ことができるためには、子どもの成長力を「信じる」気持ちが必要です。(親学講座 その1参照)
 待っていれば、必ず子どもの中にある「伸びようとする力(成長力)」が働きだして事態を好転させていく、と「信じる」からこそ待てるのです。
そういう意味では、プラス思向や性善説は子どもを教育する上で、とても大切なことです。

 つぎに「許すこと」ですが、ぼくは自分の子どもも自分の生徒も尊敬しているし、愛しているので、怒りたくありません。
 そういう気持ちで接していると、ぼくの言うことをよくきいてくれます。
 人間関係は許し合いです。自分だって無意識のうちに、ずいぶん迷惑をかけているものです。気がついてないだけで。
 許すことが難しい人は、自分がどれだけ許されてきたのかに気がついてないだけです。
 「ゆるす」の語源は、ゆるくする=解放する です。人をゆるす時、本当は自分が解放されるのだとおもいます。

 子どもはのびのび育てたい。その子らしさは神様からの贈り物です。だから、多少の欠点は目をつぶりましょう。親からみて欠点に思えても、ひょっとしたら、神様から贈られた個性かもしれないのですから。


 子どもを愛し尊敬していれば、子どもが悪いことをしても、どうしてかな、と「理解しよう」とします。「理解しよう」とする気持ちは、愛する気持ちや信じる気持ちの表れです。それが、子どもに伝わるのです。
 親子の信頼関係は、そういうところから生まれてきます。



       「しんじてる」


      おかあさん

     「しんじてる」てことは

     「だいすき」てことだよ

                (4さいの男の子の言葉 より)


 明日は「頭で考える子育てではなく、自然体の子育てを大切にする」です。
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2008年06月03日

親学講座 その4

 今日は「子どもから学べる親になる」をテーマに書いていきます。
 
 まずは新聞の読者投稿欄でみつけた素敵な記事を紹介します。
 
 「笑いを忘れずに幸せに過ごそう」
 中学生 女子 13才 (岡山県倉敷市)
 
 笑うことは幸せの象徴だと思います。笑っている時は楽しい時、うれしい時、優しい時だからです。
 幸せかどうかの判断は人それぞれだと思いますが、悲しい時やショックを受けた時は誰も笑いません。私が笑う時は友達と話をしている時、家族といる時、おいしいものを食べた時、面白い本を読んだ時などです。
 こんなにたくさんの幸せが毎日あると思うと、とてもうれしく、思わず笑い出してしまいます。
 これからもたくさん人と話して笑い、たくさんの幸せを見つけていきたいと思います。
                   (読売新聞 より)

 本当にそうやね。日常にいっぱい幸せがあるね。そうして、ちいさな幸せに気づきながら、笑いながら、感謝しながら生きていけば、まわりの人たちも、きっと幸せにしていけるんじゃないかな。幸せって伝染するから。

 伝染するもの  あくび イライラ 笑い 情熱 幸せ

 どうせなら、笑いや情熱や幸せを発信していきたい。

 子どもってすごい。この記事の女の子もそうだけど、避難所生活を強いられてても、子どもって、どこでも遊んでるし、あのたくましい明るさは、あこがれます。
 子どもって、人間としてすごく尊敬できる所がいっぱいあります。
 そこで、子どもから学べる大人の条件を紹介します。

 1、心に余裕がある

 忙しいと「子どもから学ぶ」どころではありません。とにかくチャッチャッと家事をすますことが最優先になってしまって、グズグズしている子どもを叱るばかりになってしまいます。心に余裕を持つためには、どうしても時間の余裕が必要です。意識して「楽で、のんびりした」日常を心がけましょう。ちょっとぐらい家事を手抜きしても、ママがのんびりして、機嫌がいい方が家族もうれしいんじゃないでしょうか。
 
 2、子どもを尊敬する

 子どもを教育する立場にある者は、子どもを愛し、尊敬するということが最も大切です。愛し、尊敬する心があれば、ただただ自分の考えを押しつけたりすることはありません。子どものことをよく理解しようとします。この「理解しようとする」心が、子どもから学ぶ心でもあります。

 3、すぐに結論を出さない

 たいていの人は、なにか出来事に出会うと、自分の価値観、好き嫌い、過去の経験から、すぐに評価、結論を出してしまいがちです。すぐに結論を出してしまったら、学ぶ機会は失われてしまいます。すぐに結論を出さずに待っていると、徐々に出来事の本質が見えてきます。子どもを育てる上でも、この「待つ」ということは、とても大切です。
     

    子育ては
    
    子どもが師匠

    親は弟子

                  by 長谷川満

 
 明日は親学講座 その5「親は待つこと、信じること、許すこと、理解しようとすることを心がける」です。

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2008年05月31日

親学講座 その3

 きのうは、子育てする上で親自身が幸せであることが大切だというお話をしましたが、それに関連した「詩」を紹介します。

       
        人をしあわせにする魔法

 
     「あなたがいてくれて嬉しい」
     そう言ってくれるあなたがいてくれて
     私は嬉しい

     「あなたといると楽しい」
     そう言ってくれるあなたといると
     私は楽しい

     「あなたに会えてよかった」
     そう言ってくれるあなたに会えて
     私はしあわせ
                        
                       by 長谷川満 
                      
 幸せって自分の存在が喜ばれたときに感じませんか。だから、人に
「あなたは私に喜びを与えてくれてますよ。」と伝えることは、その人を幸せにします。人を幸せにすることはとても簡単です。そう伝えるだけでいいのですから。人を幸せにしている自分、人を幸せにすることができる自分、そう思うとウキウキしてくるでしょ。


 今日は「子どもは親の思う通りにならないことを自覚し、自分の思う通りに育てようとしない」というテーマです。
 天気って人間の思うようになりませんが、そのために色々と不便なことや都合の悪いことはあるものの、それでいいと思いませんか。
 子どもも同じだと思うのです。私は自分の3人の子どもたちに「あなたの思うように自由に生きて幸せになってほしい」とのぞんでいます。わたしには子どもの真の個性、才能、何を幸せと感じるか、がわかっていません。決めることもできません。当の本人ではないので。
 それは子ども自身がみつけることだし、子ども自身が決めることです。
 自然て人間の思うようになりませんが、人間も自然の一部です。子どもを見ていると、自然そのもです。せまい親の考えでどうこうできるような、そんな小さいものではないような気がするのです。


         詩「風の子」


   子どもは風の子

   それを閉じ込めておくことはできない
   
   風は自由に吹き渡るもの

   それを思い通りにすることはできない

   
   それはあなた以上のものだから

                     by 長谷川満

 もし、子どもに対して、こんな子になってほしい、あんな子になってほしいと望まなければ、どれだけ楽でしょう。どうせ、思うようにはならないのですから、楽しみましょう。そして、それこそが最高の子育てです、子どもにとって。


次回は 物語詩「風穴伝説」です。月曜日の予定です。親学講座 その4は来週、火曜日か水曜日に書きたいと思っています。テーマは「子どもから学べる親になる」です。
 








    
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2008年05月30日

親学講座 その2

 きのうは、子どもの善性、成長力(生命力)を信じて、「安心」「自由(ありのまま)」「愛情」をキーワードとして子育てしていきましょう、という話でしたが、今日は「親は子育てに依存しがちであることを自覚し、自分の生活をもっと楽しく、喜びに満ちたものにしていく。」です。

 まず親が子育てに依存するとは、(母親の場合)
 女性は結婚して3、4年もすれば、たいていは「現実ってこんなもんよねえ、思いどおりにはいかないもんよねえ。」と結婚生活に軽く失望してるのが普通だと思うのですが、みなさん、どうでしょうか?
たいていのダンナさんは、妻から見て、どうにも理解できない性格、クセを持っていて、何度話し合っても直らないものです。(これはたいていお互い様なのですが)夫に失望してる分だけ、子どもへの期待は大きくなります。「せめてあなた(子どものこと)はママの気持ちをわかってくれるよね。」と子どもを思い通りに育てようとしがちになります。
 これはとても普通のことであり、多くの家庭は少なからず、この状態にあるといってもいいでしょう。結婚生活は思い通りに行かない事だらけです。だからこそ、自分の希望も夢も期待も子どもに向かいがちになることを、子育てに依存する、といいます。
 女性の場合、結婚してしまうと、どうしてもその評価は子育てでみられがちというか、子どもの出来不出来が母親の責任のように思われがちです。(全然、別問題なのに、、。)このことも依存の一因になってると思われます。つまり、子育てと自分の評価が一体化してしまっている、ということです。
 これでは親も子も幸せにはなれません。親が幸せであることは、子育ての上でとても大切です。親自身が「人生は楽しいよ」とイキイキと生活していれば、子どもも色々なことに積極的になっていきます。
 教育というと、何か子どもを教え導かないといけないように思いがちですが、そのように子どもを親の思う良い方向にもっていこうとすると、子育てはとても大変なものになってしまいます。
 それよりも、まず自分が幸せに過ごすようにすると、気持ちに余裕もでき、「まっ、いいかあ。」と許すことも多くなって、子育てが楽になります。
 幸せな親が幸せな子を育てます。
 幸せな親はたいてい機嫌がいいです。
 幸せな親は感謝、感動、共感することが多いです。
 幸せな親はよく笑っています。
 幸せな親は、しなければいけないことばかりではなく、自分のしたいことも、ちゃんとしてる親です。
 幸せな親は自分を大切にしています。自分を大切にするとは自分の気持ちを大切することです。だからこそ、人の気持ちも大切にします。子どもの気持ちも大切にします。
 幸せであるためには、夫や子どもを変えよう、良くしようとする無駄な努力をやめることです。これができると、すごく楽になります。
 そして自分に我慢ばかりさせずに、好きなこと、したいことも、どんどんしていきましょう。自分が我慢してると、人にも我慢を押し付けてしまいがちになります。自分のしたいことをしてると不思議に腹が立つことが少なくなります。
 幸せな家庭をきずき、幸せな子を育てるためにも、まずあなたが幸せになりましょう。


        「非較三原則」

 くらべない  くらべられない  みんな良し     



 明日は「子どもは親の思う通りにならないことを自覚し、自分の思う通りに育てようとしない。」について書く予定です。

 
        
 
 
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2008年05月29日

親学講座 その1

 それでは今日から親学講座をはじめます。
 
 僕の考える親学で最も基本となるのは
 「人間には生まれつき、善性(善くなろうとする性質)が宿っている。」
 という性善説の考え方です。
 子どもを育てていく上で大切なのは、愛情に恵まれた適切な環境があれば、子どもは自然にその能力や個性、才能を伸ばしていく とその子ども自身に内在する成長力を信頼することです。そうすれば親は無用な心配をすることなく、安心して子育てすることができます。この親の安心感が子育ての上でとてもとてもプラスに働くのです。不安や心配が多いと子どもを叱ることがどうしても多くなりますし、それは親にとっても子どもにとっても良いことではありません。
 人間には自然治癒力がそなわっています。適切に体と心をゆったり休めたり、笑ったり、喜んだりすると免疫力が高まって病気が治ったりします。また、日頃からそのようにしてると、健康でいられます。
 子どもをのびのびさせ、親子ともども、笑ったり、喜んだりしてれば、自発性や意欲、能力は最もよくのびます。
 そういった意味では親自身が幸福感を持って、喜びを持って、生活することは子育ての上からも大切なことです。
 カウンセリングで専門家のカウンセラーが受容的態度で共感的に相手の話しを、ただただ聴くだけで、なぜ神経症が治ったりすると思いますか。安心して何でも話せる環境におかれた時、心の自然治癒力が働きはじめるからです。そしてクライアント(患者)は自分自身で治っていくのです。
 この自然治癒力と自らの能力を開花させていく自己実現力は元はおなじ生命力のはたらきです。生命力は「安心」「自由(ありのまま)」「愛情」の環境にあるとき、最もよく働きます。
 子どもも、愛情に満ちた、安心感のある、のびのびした環境で生活しておれば、子ども自身の力で立派に育っていきます。親が育てるのではありません。子どもの内に宿っている生命力が子どもを育てるのです。親はできるだけ、子どもが伸びてゆく邪魔をしないように、余計な手出しをしないように、心がけるぐらいがちょうどいいと思います。
 

 明日は「親は子育てに依存しがちであることを自覚し、自分の生活をもっと楽しく、喜びに満ちたものにしていく。」について述べたいと思います。 








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