2016年06月16日

岡山県津山市幼稚園・小中学校PTA指導者研修会での講演


 今日6月16日(木)は午後から岡山県津山市にありますグリーンヒルズ津山リージョンセンターで講演会がありました。
 聞いてくださるのは岡山県北部地区の幼稚園・小中学校のPTA役員の皆様約180名です。
 演題は「自信とやる気を引き出す!自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」

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 教育というのは子どもに強制的に何かを学ばせたり、身につけさせたりすることではなく、子ども自らが学力的にも精神的にも人間的にも向上していきたい、成長していきたいというのを援助するものでなくてはなりません。
 このように言いますと現実を無視した大変綺麗ごとのように聞こえますが、私はその信念のもと家庭教師として子どもたちの指導にあたっています。


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 これは今も指導継続中の生徒さんの例ですが、
 去年の6月に当時中3だった彼を家庭教師することになったんですが、
 その子ははじめ、宿題もしない、勉強大嫌い、ゲーム大好き、学校から帰って来たら一日中ゲームをする子だったんですね。
 そうしますと、その子に対して親も先生も「今のお前のまんまじゃ駄目だ」と彼を否定する言葉ばかりで関わってしまうために、その子にとって周りの大人は全部敵になってしまっていたんですね。
 家庭教師は生徒と教師との間に信頼関係がないと成立しません。
 何かを教える、何かを伝えるためには心が通じ合っていないといけません。
 そこで僕は3つの方針を立てて彼を指導しました。

 1、彼の話を否定しない。気持ちを理解しようとする。

 2、彼のいいところを見る。そのいいところを伝える。

 3、簡単な問題から教えてわかる楽しさや出来る楽しさを体験してもらう。


 そうして2ヶ月ほどすると、彼は色々と抱えていた悩みを相談してくるようになりました。
 「友達にテストの点でバカにされて悔しかったこと」
 「学校の授業は聞いていても全然わからないこと」
 「高校に受かるかどうか心配なこと」
 そういう悩みを「そっかー、わかるでー」と共感しながらずっと聞いていました。


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 「先生、勉強しようと思うけど、ついゲームの方に行ってしまう」という相談もよく受けていました。
 そんな時決まって僕はこんなふうに答えていました。
 「みんな同じやで。ゲームあったらやってしまうのは仕方ないわ。それが普通やで。前に教えていた子でな、ゲームあったらやってしまうって言うてゲーム機本体を売った子もいたで。」
 「本当?勇気あるなあ、その子。」
 そんな会話が何度か繰り返されました。

 今年の入試の1週間前はずーっとゲームを絶って受験勉強しました。
 そして合格した彼の口から出た言葉が、
 「先生、僕ゲーム売るわ。」
 高校生になるのだからゲームを売って、夢の実現のために真剣に勉強したいと彼の方から言い出したのです。
 そして彼はゲームを売って、今僕と一緒に夢の実現を目指して勉強しています。

 教育とはその子が本来持っている善さや能力、意欲を引き出すことです。
 そしてそういう子どもが本来持っている素晴らしさを引き出すためには、
 「子どもの善さを見る」
 「子どもの話を聴く」
 「気持ちを理解しようとする」
 「信じて任す」
 「管理者ではなく援助者になる」

 という関わりが必要なのです。
 そういう関わりによって「あたたかくて信頼し合える関係」が子どもとの間に築けたなら、子どもは自らの力で向上し、善くなっていきます。
 子どもを良くするのは実はこの「あたたかくて信頼し合える関係」なのです。

 
 その他にも色々な事例をもとにお話ししました。
 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲に乗せて100種類のそれぞれ違った詩をプレゼントしました。


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 参加してくださった皆さん、熱心に聞いてくださってありがとうございます。
 岡山県教育委員会津山事務所の皆さん、本当にお世話になりました。ありがとうございます。
 もし今日参加してくださった方でこのブログをご覧になられていたら、
 ぜひ感想などコメント欄にお寄せ頂けるととても嬉しいです。

 また皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。
 
posted by 長谷川 at 18:25| Comment(4) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月07日

兵庫県高砂市立荒井幼稚園での講演会


 今日は高砂市立荒井幼稚園で講演でした。
 聞いてくださるのは幼稚園の保護者の方とふれあい保育で来られているお母さん方約80名です。
 タイトルは「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」。

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 最初にこんなお話ししました。
 
 日本には「七つまでは神のうち」という言葉があります。
 7歳までの子どもというのは人間よりも神様に近い存在だという意味です。
 そう言われてみれば子どもって時々すごいこと言う時ありますね。
 今からお話しするのはそんなすごい一言を言ったお子さんのお話しです。

 あるお母さんが3歳の子どもさんのトイレトレーニングをしておられたんですね。
 その子は大分しっかりしていて言葉もはっきりしているし、すぐにトイレも出来そうなんですけれど、なかなか思うようにはいかなかったんですね。
 それである日またその子が失敗してしまったんです。

 「なんでオシッコって言えへんの!
  上手におしゃべり出来んのに。
  その口は何のためについてるの?!」

 その子は泣きながらこう言ったんです。

 「ママ・・」

 「えっ?ママが何?」

 「ママって言うためについてるの」

 その言葉を聞いた途端、お母さんは頭が真っ白になり、涙が溢れてきたそうです。

 「そっかー・・、そっかー・・、
 ママって呼んでくれるためについてるんだ・・」

 皆さんは今そういう愛に包まれていらっしゃるんですね。
 子育てというのは子どもを育てているようで自分も育ててもらっているんですね。
 今、皆さんは子どもたちから何を教わっているのでしょう。
 どうでしょうか?
 今子どもたちはあなたに何を教えてくれているのでしょうか。

 それは「待つ」ことです。

 今皆さんのお手元にある詩「しあわせになるれんしゅう」。
 ちょっと読んでみます。
 
 
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 子育ては「待つ」れんしゅうなんですね。
 それが子どもを幸せにし、皆さんを幸せにします。
 「急いては事をし損じる」て言うでしょ。
 人を育てる人、スポーツのコーチや監督でも上手い人はみんな「待つ」のが上手です。
 待てない人は幸運をつかむのが下手です。
 「残り福」とか「残り物に福がある」て言うでしょ。
 だから物事を成就したり、幸せになりたいと思ったら「待つ」ことが出来ないとダメですね。

 幸せになるために大切なことは3つあります。

 1つは「待つ」こと。
 2つ目が「許す」こと。
 3つ目が「笑う」ことです。
 「許す」と「笑う」については講演の終わりの方にお話しします。


 そして講演の最後にこのようにお話しをしました。

 子どもたちは何も子育ての上手なお母さんに育ててもらいたいのではありません。
 賢いお母さんに育ててもらいたいのでもありません。
 あなたに育ててもらいたいんです。
 子どもたちはそのままのあなたに会いたくて、そのままのあなたに育ててもらいたくて、あなたのもとに生まれてきました。ですから、どうぞ欠点もあるがまま、そのままのあなたで育ててあげてください。
 だけど、ママには笑っていてほしい。幸せでいてほしい。
 笑うためには許すことが必要です。
 誰を?
 自分をです。
 誰にでも欠点やダメな所はあると思います。
 皆さんはそのダメな所や欠点を直すのではなく、許してください。
 そして自分の欠点を許したように子どもさんやご主人のダメな所も許してあげてください。
 そうすれば家庭に笑顔が生まれます。
 そうして許しあって、笑いあって、皆さんが幸せに子育てしていかれることを心より願っております。
 本日は誠にご静聴ありがとうございました。


 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲に乗せてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。
 
 皆さん熱心に聞いてくださいました。
 本当にありがとうございました。
 今日の講演会の感想等ありましたらコメント欄にコメントしていただけるととても嬉しいです。

 またお会い出来る日を楽しみにしております。


 
 
posted by 長谷川 at 14:13| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月26日

岡山市国公立幼稚園・こども園PTA連合会での講演会


 今日は岡山ふれあいセンターまで講演に行ってきました。
 お話を聞いて下さるのは岡山市内全域の幼稚園・こども園のPTA役員さまと園長先生、約300名です。
 いつもより参加者が多いとのこと。
 タイトルは「自信と意欲を引き出す!自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」

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 先日、大阪のある小学校に講演に行った時、一人のお母さんからこんな相談を受けました。

 「小学校1年生の男の子なんですけど、私がスキンシップを取ろうとしたり、ハグしようとするととても嫌がって逃げ回るんです。どうしてなんでしょうか?そんな場合はどうしたらいいですか?」

そうですか・・
 ふつうそのくらいの年齢ですとまだまだハグしてもらえるのは嬉しいものですけどね・・
 ところでご主人との夫婦仲はどうですか?

 「別に悪くありません」

 そうですか。では、ご自身のお父さんお母さんとの仲は?

 「母とはうまくいってますし、父とも最近はうまくいってます。」

 なるほど・・。
 ご主人ともうまくいってるし、お父さんお母さんともうまくいってる・・。
 では、ご主人のご両親とはどうですか?

 「おつきあいしていません。」

 よく聞いてみると、ご主人のご実家とは絶縁状態でこの方がお付き合いを拒絶されているとのことでした。

 そうでしたか。
 子どもさんはあなたからの接触を拒絶されているし、あなたも義理のご両親からの接触を拒絶されている。
 そっくりの構図ですね。
 あなたが子どもさんからスキンシップを拒絶されてとても寂しい思いをされて悩まれているように、ご主人のご両親も接触を断たれて寂しい思いをされ、そのことで悩まれているんじゃないでしょうか。
 それをその子が身を以て教えてくれてくれているんじゃないでしょうか。
 この二つの問題はリンクしあっていて、あなたが義理のご両親を許してあげて、また仲良くお付き合いされるようになれば、子どもさんも素直になってスキンシップを嫌がらないようになるかもしれませんね。
 
 そうお話しすると、その方はハッと気づかれたような顔をしておられました。

 子どもに問題が起きますと親は子どもを変えよう変えようとしますが、
 本当は自分の心のありようや物の考え方、価値観、または夫婦関係や自分の両親への思い、お姑さんとの関係、そんなものを今一度見直すことで子どもの問題が自然に解決していくことがあります。
 どうぞ、皆さん、子どもさんに何か問題が起こったときは、あせって子どもを変えようとするのではなく、自分のありようを一度静かに振り返ってみて下さい。

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 その後、子どもに対する言葉がけを注意・命令・禁止・叱責から、子どもの考えや気持ちを聞く「プラスの問いかけ」に変えていくことの大切さをお話ししました。
 ついつい親は子どもを心配するあまりマイナスの言葉がけをしてしまいがちですが、まずはそこを意識化する。
 そしてそこを意識してプラスの問いかけ、プラスの言葉がけに変えていく。
 そうすると親である自分自身もプラス思考に変わっていきます。
 プラス思考とは何か?
 それは自分にもプラスの問いかけをし、自分を許し、自分に優しくし、自分の気持ちを大切にする思考です。
 マイナス思考とは何か?
 自分を許さず、自分を責め、自分を脅し、自分を不安にさせる思考です。
 それはそのまま、子どもを許さず、子どもを責め、子どもを脅し、子どもを不安にさせる思考につながります。
 それは決して子どもを幸せにしません。
 今このマイナス思考を変えなければなりません。
 ではどのようにして?
 言葉を変えることによってです。
 思考は必ず言葉に表れます。
 言葉と思考は一対のもです。
 子育てには隠しようもないほど本音が出ます。
 子どもに言ってる言葉の中に自分の本音、自分の価値観、自分の思考が表れています。
 そこを変える。
 子どもにかける言葉を変えていく。
 そうするとプラス思考に変わるだけでなく子どもとの関係が変わってきます。
 そして子どもとの関係が変わってくると子どもが変わってくるのです。

 そのようにお話ししました。

 みなさんとても熱心に聞いてくださいました。
 
 最後にお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。

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 とても喜んでくださいました。
 僕も受け取ってもらえて嬉しかったです。
 
 最後になりましたが、今日の講演会に呼んでくださったPTA会長の渡邊敏正様はじめお世話くださった幼稚園の園長先生方やPTA役員の皆様、本当にお世話になりました。お陰様でリラックスして話が出来ました。
 参加してくださったみなさんも本当にありがとうございました。
 もし今このブログをご覧になられていましたら、講演会の感想等をコメントいただけましたらとても嬉しいです。

 またお会い出来る日を楽しみにしております。

 昼食後に渡邉PTA会長と園長先生方とで記念写真を撮りました。

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posted by 長谷川 at 16:31| Comment(2) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月23日

岡山県倉敷市玉島市民交流センターでの講演会「子どもを伸ばすプラスの問いかけ」


 今日は岡山県倉敷市まで講演に行って来ました。

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 去年の10月、ライフパーク倉敷で講演した折に、玉島市民交流センターのセンター長さんが聞いて下さっていて、それで「是非こちらのセンターでも講演を」と言っていただき講演させていただくことになりました。
 テーマは「子どもを伸ばすプラスの問いかけ」。

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 親が普段、子どもにかけている言葉ってどんな言葉が多いでしょう?
 「早よしなさい」
 「もう宿題したの?」
 「なんべん言ったらわかるの!」
 「いい加減にしなさい」
 「ちゃんとしなさい」

 実は親が子どもにかける言葉の8割以上は注意、命令、禁止、叱責なんですね。
 これでは子どもの自信ややる気は引き出せません。
 これらは上からの一方通行で対話にならないからなんですね。自信ややる気を引き出そうと思ったらもっともっと子どもと対話をしなければ引き出せません。

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 対話をしていくにはどうすればいいか?

 子どもに「問いかけ」をすると対話になります。
 でも、問いかけにもプラスの問いかけとマイナスの問いかけがあります。
 資料をご覧下さい。

 プラスの問いかけは子どもの考える力や主体性、意欲、能力を引き出します。
 マイナスの問いかけは子どものやる気をなくさせ、親子関係を悪くします。

    <子どもに対するプラスの問いかけ>

・ どうしたらいいと思う?
・ どうしたら出来るかな?
・ どうしたい?
・ どうして欲しい?
・ 何か手伝えることある?
・ それのいい所ってどこかな?
・ 違う見方できないかな?
・ 相手の立場に立ったらどう見える?
・ 何から始める?
・ どうしたら楽しく出来るかな?
・ 今すぐ出来ることって何かな?
・ どうしたの?何かあった?
・ どうしてかな?

    <子どもに対するマイナスの問いかけ>

・ なんで〜するの?
・ なんで〜しないの?
・ なんで〜したの?
・ もう宿題したの?
・ なんで怒らすの?
・ 何をしなければいけないの?
・ (悪い予想)になったら、どうするの?
・ どこを直さないといけないの?
・ ちゃんとしたの? わかってるの?
・ 何がいけないの?
・ 誰が悪いの?

 プラスの問いかけは子どもの考えや気持ちを聞こうとするもので、このように問いかけられると子どもは、自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じます。このように感じるとき、子どもは自らの内に宿る『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組んでいくようになります。


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 マイナスの問いかけは「なんで」ばっかりやね。
 「なんで」と頭についたら後につづくのは責める言葉か嘆く言葉です。
 子どもだって親から責められたり、嘆かれたりばっかりされたら、そりゃあやる気もなくしますし、親子関係も悪くなります。

 問題はこれらの「マイナスの問いかけ」を無意識にいっぱいしているということです。
 まずはそこを意識化する。
 意識化すると「なんで」と言いかけたときに止められます。
 まずは自分が子どもにかけている言葉を意識化してマイナスのものをプラスに変えていく。
 はじめは「プラスの問いかけ」は言い慣れていないから言いづらいかもしれませんが、
これも慣れてくると自然にスッと出来るようになります。
 そうして「プラスの問いかけ」が自然に出来るようになってきますと皆さん自身がポジティブ思考、プラス思考に変わってきます。

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 ポジティブ思考とは何か?

 それは自分自身に対しても「プラスの問いかけ」をし、自分を許し、自分にやさしくし、自分の気持ちを大切にしていこうという思考です。

 ネガティブ思考とは何か?

 自分を許さず、自分を責め、自分を脅し、自分を不安にさせる思考です。
 それはそのまま、
 子どもを許さず、子どもを責め、子どもを脅し、子どもを不安にさせることにつながります。
 それは決して子どもを幸せにしません。
 今、このネガティブ思考を変えなければなりません。

 では、どのようにして?

 言葉を変えることによってです。
 思考は必ず言葉に表れます。
 言葉と思考は一対のものです。
 子育てには本音が出ます。
 子どもに言っている言葉の中に自分の本音、自分の思考が表れています。
 そこを変える。
 子どもにかける言葉を変えていく。
 プラスの問いかけをしていく。
 そうすると自分がポジティブ思考に変わるだけでなく、子どもとの関係が変わって来ます。
 そして子どもとの関係が変わってくると、
 子どもが変わってくるのです。


 そのようにお話ししました。
 講演の最後にキロロの「未来へ」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違う詩をプレゼントしました。
 質疑応答も3人の方が質問して下さり、お答えさせて頂きました。
 質問して下さった方、ありがとうございました。
 講演後、主催者様のご厚意で本のサイン販売をさせていただきました。
 お蔭さまで完売しました。
 買って下さった皆さん、ありがとうございました。

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 参加して下さった皆さん、熱心に聞いて下さってありがとうございました。
 講演に呼んでくださり送迎までして下さったセンター長の猪木さん、連絡等お世話くださった赤峰さん、本当にありがとうございました。
 また皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています。
 もし、参加されていた方がこのブログをご覧になられていましたらコメント欄に感想など入れてもらえたらとても嬉しいです。

お世話になった猪木さんと赤峰さんと。

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posted by 長谷川 at 17:54| Comment(5) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月02日

第41回ペアレントセミナー「愛の子育て、エゴの子育て」 ありがとう<後編>


 最初からお読みになりたい方はコチラ→http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/434408920.html

 中編からお読みになりたい方はコチラ→http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/434446969.html


 では次4番目、
 4、愛や喜びや幸せを受け取る
  (私の許に生まれてくれてありがとう)

 
 親になるとついつい子どもに何をしてやれるか、何を身につけさせてやれるかと与えることばかりに目がいきがちですが、本当は子どもが生まれるときに持って来てくれた愛や喜びや幸せを受け取ることの方が何倍も大切です。
 なぜか?
 幸せな親が幸せな子どもを育てるからです。
 
 ここで紹介したいものがあります。
 ある助産師さんが書かれた文章です。
 タイトルは「お母さんの宝物」。

(略)

そのお母さんは、出産予定日の前日に
胎動がないというので来院されました。
急いでエコーで調べたら、
すでに赤ちゃんの心臓は止まっていました。
(略)
普段なら私たち助産師は、
陣痛が5時間でも10時間でも、
ずっと付き合ってお母さんの腰をさすって、
「頑張りぃ。
 元気な赤ちゃんに会えるから頑張りぃ」
と励ましますが、
死産をするお母さんには
かける言葉がありません。
赤ちゃんが元気に生まれてきた時の
分娩室は賑やかですが、
死産のときは本当に静かです。
しーんとした中に、
お母さんの泣く声だけが響くんですよ。
そのお母さんは分娩室で胸に抱いた後、
「一晩抱っこして寝ていいですか」
と言いました。
明日にはお葬式をしないといけない。
せめて今晩一晩だけでも
抱っこしていたいというのです。
私たちは「いいですよ」と言って、
赤ちゃんにきれいな服を着せて、
お母さんの部屋に連れていきました。
その日の夜、看護師が様子を見に行くと、
お母さんは月明かりに照らされて
ベッドの上に座り、
子どもを抱いていました。
「大丈夫ですか」と声をかけると、
「いまね、
 この子におっぱいあげていたんですよ」
と答えました。
よく見ると、お母さんは
じわっと零れてくるお乳を指で掬って、
赤ちゃんの口元まで運んでいたのです。
死産であっても、胎盤が外れた瞬間に
ホルモンの働きでお乳が出始めます。
死産したお母さんの場合、
お乳が張らないような薬を飲ませて
止めますが、すぐには止まりません。
そのお母さんも、赤ちゃんを抱いていたら
じわっとお乳が滲んできたので、
それを飲ませようとしていたのです。
飲ませてあげたかったのでしょうね・・・
死産の子であっても、
お母さんにとって子どもは宝物なんです。
生きている子ならなおさらです。
一晩中泣きやまなかったりすると
「ああ、うるさいな」
と思うかもしれませんが、
それこそ母親にとって
最高に幸せなことなんですよ。
母親学級でこういう話をすると、
涙を流すお母さんがたくさんいます。
でも、その涙は浄化の涙で、
自分に授かった命を慈しもう
という気持ちに変わります。
「そんな辛い思いをしながら
 子どもを産む人がいるのなら
 私も頑張ろう」
「お乳を飲ませるのは幸せなことなんだな」
と前向きになって、
母性のスイッチが入るんですね。


 子どもを持てば色々と悩みも出てくるでしょう。
 でもそれらの悩みは子どもがいてくれるから生まれるんですね。
 悩みの裏側には子どもがいてくれる幸せがあります。
 悩みを通して今まではあたり前だと思っていたことが
 あたり前ではなくて有り難かったんだと気がつく。
 そうして私たち親も悩みを通して成長していってるのだと思います。
 今日皆さんに聞いていただく曲は「 You raise me up 」 という曲です。
 このタイトルは
 「あなたは私に力をくれる」
 「あなたは私に勇気をくれる」
 「あなたは私を育ててくれる」
 そういう意味です。
 この曲を私たちの子どもたちに捧げたいと思います。

 

    You raise me up
 Artist : Celtik Woman 和訳:はせがわみつる

When I am down and, oh, my soul, so weary
沈み込み、心が疲れているとき
When troubles come and my heart burdened be
困難があって、心が重く苦しいとき
Then I am still and wait here in the silence
そんなとき私はただ待つの、沈黙の中で
Until you come and sit awhile with me
あなたが私のそばにやってきてくれるまで

You raise me up, so I can stand on mountains
あなたは私に力をくれる、だから高い山も越えられる
You raise me up to walk on stormy seas
あなたは私に勇気をくれる、嵐の海だって渡ってみせる
I am strong when I am on your shoulders
私は強くなれるの、あなたがいてくれるなら
You raise me up to more than I can be
あなたは私に力をくれる、私がそう出来る以上に



 この曲の中のYouとは神様のことです。
 子どもって本当は神様かもしれませんね。
 子どもの笑顔であんなに幸せな気持ちになれるのは、
 それが神様の笑顔だからかもしれませんね。
 
 では、最後5番、
 5、自分のエゴに気づく
 (「あなたのため」は自分のため)


 今まで愛の子育てについていっぱいお話ししました。
 今日は大丈夫でしょう、子どもにやさしく出来るでしょう。
 明日も大丈夫かもしれません。
 でも2日経ち3日経ち、1週間経ったらまたいつものエゴの子育てに戻って、
 子どもにガミガミ言ってるかもしれません。
 だからこれから言うことをよく聞いて下さい。
 皆さんは今日、エゴの子育てとは何か、愛の子育てとは何かをお知りになりました。
 その仕組みまでお知りになりました。
 ですから明日もしエゴの心が出て来て子どもに何か文句を言おうとされた時にきっと
 「あっ、いま、私、エゴの心出てるわ。」
 と気がつかれることでしょう。
 そうすればそこで立ち止まることができます。
 そして文句を言うのをやめることができます。
 エゴの心は残念ながらなくすことは出来ません。
 エゴは自分の一部だからです。
 でもそれはなくすことは出来なくてもそれが顔を出した時に
 気づくことは出来ます。
 自分のエゴに気づき、そこで立ち止まるなら、
 決してエゴの子育てに逆戻りすることはありません。
 そしてそう心がけようとしているのは、
 子どもの幸せを心から願っている親の愛の心であり、
 そのように心がけるのが愛の子育てです。

 本日は誠にご清聴ありがとうございました。 

 そのあとキロロの「未来へ」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違う詩をプレゼントしました。
 
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 参加して下さった皆さん、ありがとうございました。
 また7月にお会い出来るのを楽しみにしています。
 次回のペアレントセミナーは7月の第二日曜日を予定しています。
 もし感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。

 
 参加して下さった方がブログに今回のペアレントセミナーの感想を載せて下さっています。
 こちらです→http://ameblo.jp/frauyoko-monaka/entry-12133667244.html
 是非ごらん下さい。



posted by 長谷川 at 14:01| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月01日

第41回ペアレントセミナー「愛の子育て、エゴの子育て」 ありがとう <中編>


 最初からお読みになりたい方はコチラ→http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/434408920.html

 では、まず「愛の子育て」の資料をご覧下さい。
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      < 愛の子育て >   

    1、いい子にしようとしない
    (あなたでいい、あなたがいい)

    2、甘えを許し受け入れる
    (あなたもわたしもダメでいい)

    3、自然にお任せする
    (私には何もできません)

    4、愛や喜びや幸せを受け取る
    (私の許に生まれてくれてありがとう)

    5、自分のエゴに気づく
    (「あなたのため」は自分のため)



 1、いい子にしようとしない
 (あなたでいい、あなたがいい


 いい子にしようというのは今の子どもを否定することです。
 「今のあなたじゃダメ」と言ってるのと同じですね。
 僕が家庭教師で担当するのは中学生の男子が多いのですが、
 大抵は勉強が大嫌い、ゲーム大好きです。
 そういう子どもに対して親も先生も「今のあなたのままじゃダメだ」と
 その子を否定する言動ばかりで関わってしまうため、
 その子にとって周りの大人は全部、敵になってしまうんですね。
 そうなると子どもは大人の言うことなんて聞きません。
 だから僕はまず子どもの味方になるんです。

 「ゲームおもろいなあ、どんなゲーム好き?
  どんな漫画読むの?」

 そんな子どもの興味のある所から話を聞いていきます。
 あと子どもの愚痴も聞きます。
 学校の先生に対する愚痴、親に対する愚痴を
 「そうか、そうか。そらそやな。わかるよ。」
 と否定しないで全部聞きます。
 子どもの立場に立って共感するんです。

 勉強も楽に解ける問題からやって
 「出来た、出来た」「すごい、すごい」と
 ほめてあげる。
 「君は素直やなあ。素直な子はぜったい伸びるよ」と
 その子の長所を教えてあげる。

 こういうことを2ヶ月も続けていると、
 この先生は今までの大人と違うな、
 この先生だけは「自分を認めてくれる、自分をほめてくれる、
 この先生は信頼できる」になるんです。
 そうして子どもとの間に信頼関係を築くことが出来たら

 「一緒にがんばっていい点取ろな」
 「はい!」
 「一緒にがんばって◯◯高校合格しよな」
 「はい!」
 てなるんです。

 教育でも子育てでも子どもとの間に信頼関係がないと
 うまくいくはずがありません。
 こうして信頼関係が出来ると子どもはいろんなことを相談してきます。

 「先生、勉強しなアカンと思ってもついついゲームをしてしまう。
  どうしたらいいやろ?」

 「みんな同じやで。勉強しようと思いながら
  ついついゲームしてしまうやろ。分かるわー。」

 「わかる?先生」

 「わかるでー。ゲームがあったらやってしまうのはあたり前やわ。」

 「あったらやってしまうなあ、先生」

 「うんうん。だから先生の教え子でな、ゲーム売った子おったわ。」

 「へ〜、勇気あんなその子。」

 「うん。よっぽどその高校に受かりたかったんやと思う。」

 「そうか・・」

 
 そういうふうに会話するとね、中に
 「先生、僕ゲーム売るわ」という子がいるんです。
 僕が「売れ!」と言ったわけではありませんよ。
 その子が自分で考えて行きたい高校があるからゲームをやめようと決断したんです。
 これは本当に尊いことです。
 何かを無理矢理やらせたり、
 親の思ういい子にしようとするのが教育ではありません。
 子どもの内側から自然に子どもの良さが引き出されてくること、
 それこそが教育です。
 子どもの良さが引き出されるためには子どもの良さをみてやらねばなりません。
 その良さを信じてやらねばなりません。
 そしてあたたかい信頼関係をつくること。
 あとは信じて待つ。いつまでも待つ。
 それは僕がその子を信じている証しです。
 
 
 では、2つ目、
 2、甘えを受け入れる
 (あなたもわたしもダメでいい)


 あなたもわたしもダメでいい。
 いい言葉ですね。
 楽になる言葉ですね。

 不登校の子もね、
 「もう無理して学校に行かんでもいいよ。
  ずーっと休んでいてもいいからね。」
 そうお母さんから言ってもらえたらどんなに楽になるでしょう。
 どんなに安心出来るでしょう。
 そうしてゆっくり休めたら、元気も出て来て、勇気も出て来て、
 また学校に行こう!という前向きな気持ちも湧いて来ます。

 こうお話しすると
 「そんな簡単なことで不登校は解決するはずがない。
  そんなことを言ったら子どもは安心してしまって、
  ずーっと学校に行かなくなる危険性だってあるだろ。」

 と言われる方もおられます。

 はっきり言っておきます。
 不登校の子に「もう無理して学校に行かんでもいいよ。 ずーっと休んでいてもいいからね。」と言うのは簡単なことではありません。
 その言葉を言うのは親にとってものすごく勇気がいることであり、覚悟がいることです。
 その言葉をかけたからといって必ず学校に行くようになるという保証はありません。
 「子どもが安心してしまってずーっと行かなくなる危険性」だってあります。

 にもかかわらず、
 子どものつらい気持ちがわかって、
 自分の不安よりも子どもの不安を取ってやりたい。
 安心させてやりたい。
 学校に行くことよりも、子どもが笑顔でいてくれることの方が大切や。
 学校なんか行けなくてもいい。
 今、この子がこの子らしく生きられることの方が大事や。
 そんな親の覚悟から発せられた「学校に行かなくていいよ」には
 親の本当の愛が込もっています。
 そこに親の信実が表れています。
 それが子どもに伝わるのです。

 自分は本当に愛されているんだ、
 その確信が子どもに勇気と自信を与えるのです。

 言葉ではありません。
 親の覚悟、親の愛が子どもに伝わって、子どもは学校に行けるようになるのです。

 
 では3番目、
 3、自然にお任せする
 (私には何もできません)


 僕は子どものことで色んな人の相談にのって来ました。
 不登校をはじめ、家庭内暴力や非行の問題、
 そしてあまりにも深く悩まれて「もうどうしたらいいかわからない」と
 言われる方もおられます。
 そんなとき僕はこんなふうにアドバイスすることがあります。

 「これは人間の頭で考えたり、努力でなんとかなる問題ではありません。
  お家の近くにお寺や神社、お地蔵さんはありますか。
  お家のお仏壇でもかまいません。
  お祈りしてその問題を神仏にお預けされたらどうでしょうか。」


 子どものことで相談に来てまさか神頼みを勧められるとは !
まあこんな提案をして、その通り実行される方は半分もおられません。
 でもあまりにも真剣で、こんな僕の一見馬鹿げたような
 アドバイスを聞き入れ、実行される方も中にはおられます。
 そしてそういう方に限って本当に悩みが解決されるのです。
 どうしてでしょうか?

 「 放てば手に満てり 」という言葉があります。
 問題をぎゅうっとつかんで「どうしたらいい」と人間知であれやこれやとやっているうちはいっこうに問題は解決されないものです。これは私にはどうしようも出来ないことだと、手を開いて問題を放してみたら、自然に問題は解決され、本来悩む必要のない満たされている自分を発見するという意味です。

 先ほどの不登校の例でも「学校に行かなくてもいいよ」と問題をつかんでいた手を開いたとき、問題も消えていきました。
 実は、放っておいたら自然に治る、自然に良くなっていくのに親がいらん手出し口出しをしていつまでもその問題をこじらせて長引かせているという側面もあるんですね。
 それを神仏にお預けすることによって親のいらん手出し口出しが止んで、自然に良くなっていこうとする力が働き出して問題がなくなるということがあるんです。つまりそれを止めれば自然に良くなっていく・・。だけど心配で手出し口出しがやめられない。
 だからそれをやめる手段として神仏にお祈りし問題をお預けする。

 またお祈りを続けられるうちに自分の今までのありようを反省され、ご自分が変わられることによって子どもさんも変わられるということもありました。祈るという行為はきっと人を謙虚にする働きもあるのでしょう。

 でも、僕はやっぱり神仏やお地蔵さまのお蔭やと思っていますけどね。
 その方が夢があっていいでしょ。

 自分が働きかけなければ何も良い変化が表れないと考えるのではなく、もっと自然の成り行きを信頼して待ってみたり、自然の成り行きを生かそうとする視点を持つようにすると子どもの問題も解決しやすいし、子育てもずいぶん楽になると思います。


 後編(完結編)はこちら→http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/434483706.html
 
 
 
posted by 長谷川 at 13:56| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月29日

第41回ペアレントセミナー「愛の子育て、エゴの子育て」 ありがとう <前編>


 きのう2月28日(日)は第41回ペアレントセミナーがありました。
 テーマは「愛の子育て、エゴの子育て」
 30人以上の方が参加して下さいました。

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 愛の子育てとは「いい親になろうとせず、いい子に育てようとせず、ありのままの自分でありのままの子どもを愛し育てていく。それが一番楽で、一番幸せで、一番子どもが伸びる子育てです」というものです。

 では、エゴの子育てとは、
「いい親であろうと子どもに厳しく接し、
 いい子に育てようと子どもを管理、コントロールし、
 自分のことは置いといて子どもにだけは正しいことを言い、
 もっともっとと子どもに求め、
 自分もしんどい、子どももしんどい、
 自分も不満、子どもも不満、
 親ががんばってる割には子どもがちっとも伸びない」

 というものです。
 こんなの言い出したら僕も含めてみんなエゴの子育てですね。
 まさにうちがそれ!という人が8割くらいおられるんじゃないでしょうか。

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 仕事やったらね、努力が大事です。
 スポーツでも勉強でも努力が大事です。
 でも子育てに必要なのは愛であり、喜びであり、感謝です。
 ところがみんな仕事や勉強やスポーツで努力が大事なものですから、ついつい子育ても努力でうまくいかそうとするんですが子育ては努力ではうまくいきません。この世には努力でうまくいくものと努力でうまくいかないものがあります。
 
 < 努力でうまくいくもの >        < 努力じゃないもの >

  仕事、勉強、スポーツ            恋愛、友人関係、子育て

 ( 競争、達成、成功 )          ( 関係、楽しむ、癒し )


 日本人はなんでもかんでも努力、努力言い過ぎなんです。
 何でも努力で解決出来ると思ったら大間違いです。
 不登校なんて親がいくら努力したって解決しませんよ。
 学校に行かそうと努力すればするほど悪化するのが不登校です。
 努力することばかりが良いように思うけれど、努力の反対もまた良いんですね。

  現状に満足するな!   ← 真反対 →    足るを知れ!
  もっと努力せよ                今に感謝
  (上昇志向)                (感謝志向)

 「もっと勉強させて、             「元気やったらそれでいい。
  もっといい成績を取らせる。          あんたがおると楽しいわ。
  もっといい子に、もっと強い子に。」      あんたは素晴らしいで。」 
  ー エゴの子育て ー             ー 愛の子育て ー


 子育ては誰かと競争するものでもなければ、何かを達成したり、何かに成功したりするものではありません。
 だから子育てに努力はいりません。
 子育てはね、愛する、喜ぶ、感謝するでうまくいくんですね。
 愛の子育ての方が子どもは伸びるんです。
 なぜなら子どもの意欲、向上心、知的能力、思いやりの心を育てるのは、努力ではなくて愛の心であり、喜ぶ心であり、感謝する心だからです。

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 「エゴの子育て」から子どもが伸びる「愛の子育て」に移行するためには愛の心とは何か、エゴの心とは何かを知る必要があります。

 < 愛の心 >      < エゴの心 >  

   つなぐ         分ける
   愛する         損得を考える
   信じる         疑う
   任せる         管理する
   共感する        意見する
   許す          許さない
   受け入れる       拒絶する
   楽しむ         努力・我慢する
   自己実現        自己安全


 愛は2つのものを1つにする力、引きつけ合う力、引力みたいなものです。
 愛の心は子どもとの間にあたたかくて信頼し合える関係を生み出します。
 この関係が子どもの成長、発達、進歩、向上を助けます。
 それに対してエゴは1つのものを2つに分ける力、自分から引き離す力、違いを見つける力です。
 エゴの心は相手との間に対立関係を生み出します。
 しかしまた、エゴにはマイナスの側面だけでなく非常に大きなプラス面もあるのです。「分ける力」とは「分かる力」であり、物事を認識し思考する力でもあるのです。
 これは自分の頭で考え、結論を得て、行動できる力となります。
 エゴ(自我)の力は自立する力でもあるのです。

 子どものエゴ(自我)を健全に育て、支えるのが親の愛の心です。

 人間が成長するということは自然存在が社会的存在になるということです。
 社会的存在とは不自然な存在です。
 だから教育とは少し不自然なことをしている、
 子どもに無理をさせているのです。
 人間になるということはいいこと半分、悪いこと半分なんですね。

 いいこととは、
 愛し合える、信じ合える、助け合えるということです。
 これは人間だから出来るんです。
 これは努力して身につけるものではないんです。
 子どもが人を愛するようになるためには、
 まず親が子どもを無条件に愛してあげなければいけません。
 愛する心は努力や訓練では育ちません。
 ただ愛されることによってのみ育ちます。
 信じる心も同じです。
 努力や訓練ではなく親が子どもを信じることによって育ちます。

 悪いこととは、
 疑う、相手をコントロールし支配しようとするということです。
 人間知をフルに使って利己的に行動するということです。
 人間社会で生きていく限りはこういう知恵も必要かもしれません。
 でもそれはビジネスの世界の話であって、
 子育てや家族関係にそのエゴの知恵を使うのは間違っています。
 そんなことをしたら家でゆっくり出来ません。
 家はゆっくりするところです。

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 子どもを育てる、子どもが育つということは子どもがだんだん母親から離れていくということです。
 子どもはエゴの力を身につけ、自分で考え、自分で決断し行動出来るようにならなければいけません。
 「子育て四訓」というのがあります。

 乳児はしっかり肌を離すな
 幼児は肌を離せ、手を離すな
 少年は手を離せ、目を離すな
 青年は目を離せ、心を離すな


 つまり子どもが少しずつ親から離れていくこと、上手に離していくこと、
 それが子育てです。
 だから子どもが大きくなるということは一面寂しいことでもあるのです、
 母親も子どもも。
 子どもも母親から離れていくのは不安なんです、
 幼稚園入園とか小学校入学とか。
 実は子どもが母親から離れていけるのはお母さんと心の中で強い絆で結ばれているからなんです。
 そういう安心感があるからお母さんから離れていけるのです。
 そういう意味からも「甘え」を受け入れることが大切です。
 子どもが安心して自立していけるように親は愛の心で支えてやるということです。

 それでは次に愛の心で育てていくコツをお話ししていきます。


 続きはこちら→http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/434446969.html


 
 
posted by 長谷川 at 14:37| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月14日

千葉県睦沢町『槇の木学園』での講演会


 昨日は千葉県睦沢町にあります『槇の木学園』に講演に行って来ました。
 聞いて下さるのは睦沢町の幼・小・中の父兄の方々や槇の木学園の保護者の方々です。
 テーマは「自信とやる気を引き出す!自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」
 
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 最初に詩「あいってなあに?」を紹介しました。

 まだ字も知らない幼い子どもたちにどんなふうにすれば愛を伝えられるだろうか、自分ならどんなふうに愛を伝えたいだろうかとそんなことを考えていた時に生まれたのがこの詩です。

 
       「あいってなあに?」    

        おひさまが
        でると
        あかるくなるでしょ

        おひさまが
        でると
        あたたかくなるでしょ  

        あなたと
        いると
        あかるくなるの

        あなたと
        いると
        あたたかくなるの                 
                    byはせがわみつる



 愛とは人の心を明るくするものです。
 愛とは人の心をあたたかくするものです。
 その愛をあなたが私に持ってきてくれた。
 そんなふうに愛を伝えられたら素敵だなあ、という思いからこの詩が生まれました。

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 さて今日はいかにして子どもの自信とやる気を引き出していくか、どのようにすれば子どもの自己肯定感を育んでいけるかということについて皆さんと考えていきたいと思います。

 ふだん親は子どもにどんな言葉をかけているでしょうか?
 「早よしなさい」
 「もう宿題したの?」
 「何度言ったらわかるの」
 「いい加減にしなさい!」
 親が子どもにかける言葉の8割以上は、注意・命令・禁止・叱責です。

 こんな上からの一方通行な関わりではなく、親はもっと子どもと前向きで建設的な対話をしなくてはなりません。
 そのためには「どうしたらいいと思う?」「どうしたい?」と子どもの考えや気持ちを聞こうとして問いかけていく必要があります。
 そんなふうに子どもの思いを尊重する姿勢で関わると子どもは、自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じるようになります。
 そしてそのように感じるとき子どもは『自己成長力』を発揮し主体的、意欲的に物事に取り組むようになるのです。
 そういう関わりこそが子どもの自己肯定感を高め、自信とやる気を引き出します。

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 そのあと資料をもとに具体例や実例をあげながら解説していきました。


    < 自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方 >
       〜 自己肯定感を育てる関わり 〜

     1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

     2、そのままを愛する(変えようとしない)

     3、子どもの善さを見る(尊敬する)

     4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

     5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

     6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

     7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)



 講演の中で「手紙」という曲を聞いていただきました。
 

 「子どもを持つことによって得た愛、
 その愛はその子を世話し育てることによってより強く、
 より確かなものになります。
 それをこの歌詞を書いた人は知っています。
 そして今度は自分が弱っていく体をもって
 愛とは何かを子どもたちに伝えようとしている歌です。

 愛する子どもたちよ
 愛するということはやさしく世話をすることであり、
 許すことであり、待つことであり、理解しようとすることであり、
 そしてそれら全てを喜びをもってすることである


 そう伝えようとしている歌です。」

 その後「子どもからの3つのプレゼント」についてお話ししました。

 講演の最後に熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせてお一人お一人にそれぞれ違う100種類の詩をプレゼントしました。

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 講演会、そして交流会に参加して下さった皆さん、ありがとうございます。
 今回講演に呼んでいただいた槇の木学園の理事長先生、お世話頂いた井上様、お手伝いしていただいた皆様、本当にありがとうございました。
 楽しかったです。
 また皆様にお会い出来る日を楽しみにしています。また呼んで下さい(笑)

 もし講演会の感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。
 つづきはウェブで。

 講演後に理事長先生と担当の井上様と記念に1枚。

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posted by 長谷川 at 15:20| Comment(4) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月29日

神吉中学校区五校合同家庭教育大学での講演会


 きょうは午前中、加古川西公民館で神吉中学校区五校合同家庭教育大学講演会がありました。
 テーマは「子どもの自信とやる気を引き出す『プラスの問いかけ』」
 聞いてくださるのは小中学校のPTA役員の皆さんと各学校の校長先生、約150名です。


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 子育てというのは子どもを育てているようで、親である自分も育ててもらっているんですね。
 今、皆さんは子育ての真っ最中で子どものことで色々と心配したり悩んだりされていると思います。そういうことを通して自分も人間として学び、成長していっているわけです。
 では、子育てをしている私たちは今いったい何を学んでいるのでしょう?
 それは「待つ」ことです。
 いま皆さんのお手元にあります詩「しあわせになるれんしゅう」。
 ちょっとよんでみます。


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 子育ては待つ練習なんですね。
 急いてはことをし損じるって言うでしょ。
 人を育てるのが上手い人、スポーツのコーチや監督でも上手い人はみんな「待つ」のが上手です。
 待てない人は福をつかむのが下手です。
 「残り福」とか「残りものに福がある」て言うでしょ。
 だから幸せになりたいと思ったら「待つ」ことが出来ないとダメですね。
 幸せになるために大切なことが3つあります。
 1つは「待つ」こと。
 2つ目が「許す」こと。
 3つ目が「笑う」ことです。
 許すと笑うについては講演の最後のところでお話しします。


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 子どもの自信とやる気を引き出すためには、一方的にお説教しても無駄です。
 何かを言い聞かせるのではなく、もっと対話することが必要なんですね。
 子どもに問いかけて、それを真摯に聞く。
 子どもの思いを理解しようとして話を聴く。
 そして子どもの思いを聞くためにはそういう問いかけをしなくてはなりません。

 たとえば

 「どうしたらいいと思う?」
 「どうしたら出来るかな?」
 「どうしたい?」
 「どうしてほしい?」
 「何か手伝えることある?」


 このような「プラスの問いかけ」は子どもの考えや気持ちを聞こうとするもので、このように問いかけられると子どもは、自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じます。このように感じるとき、子どもは自己成長力を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組んでいくようになります。

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 講演の最後にこのようにお話しました。

 子どもたちは何も子育ての上手なお母さんや立派なお母さんに育ててもらいたいわけではありません。
 あなたに育ててもらいたいのです。
 子どもたちはそのままのあなたに会いたくて、そのままのあなたに育ててもらいたくて、あなたのもとに生まれてきました。
 だから欠点もあるがまま、そのままのあなたで育ててあげて下さい。
 だけどママには笑っていてほしい、幸せでいてほしい。
 笑うためには許すことが必要です。
 誰を?
 自分をです。
 皆さんにもダメな所や欠点があると思います。
 皆さんはそのダメな所を直そうとするのではなく、許してください。
 そして自分の欠点を許したように、子どもさんやご主人の欠点やダメな所も許してあげて下さい。
 そうすれば家庭に笑顔がうまれます。
 そうして許し合って、笑い合って、皆さんが幸せに暮らしていかれることを心より願っております。
 本日は誠にご清聴ありがとうございました。

 講演後にキロロの「未来へ」の曲にのせて100種類のそれぞれ違った詩をお一人お一人にプレゼントしました。

 ず〜っとお世話下さった神吉小学校の川元先生にはこんな詩がいきました。


 「笑って負ける」

 勝たないと気が済まない人がいる

 笑って負けられる人もいる

 
 笑者(しょうしゃ)になればいい

                  by はせがわみつる





 
 また、下の詩を受け取って下さった方、詩がお心に届いたようにお見受けしました。
 ありがとうございました。


 詩 「 おかあさんへ 」

 おかあさん
 わたし
 さびしかったの

 おかあさん
 わたし
 あまえたかったの

 おかあさん
 わたし
 ほめてほしかったの

 おかあさんのことが
 だいすきだったから

               by はせがわみつる


 
 皆さん、熱心に聞いてくださってありがとうございました。
 神吉小学校の役員さんはじめ各小学校の役員の皆さん、ご苦労様でした。お世話になりました。
 またお会い出来る日を楽しみにしております。
 講演会の感想等ありましたらコメントいただけるととっても嬉しいです。

 神吉小学校の役員の皆さんと一枚!

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 神吉小学校の川元先生と最後にパチリ!

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posted by 長谷川 at 14:42| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月19日

兵庫県加古川市立加古川幼稚園での講演会


 今日は午前中、事務所から徒歩1分のところにある加古川幼稚園で講演してきました。
 加古川幼稚園もこれで3回目の講演になります。
 演題は「子どもを幸せに伸ばす10の秘訣」

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 親学10か条の資料をもとにお話ししました。

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 親学とは「子どもをどう育てるのか」ではなく、親である私たちが「どうあろうとするのか」と自分に問いかけていこうとするものです。
 子どもを変えようとするのではなく、親である私たち自身の心のあり方を見つめ直していこうとするものです。

    < 親学10か条 >

  1、 子どもの自己成長力を信頼する
   (信じて待つ)
                  
  2、 ありのままを愛する
   (そのままのあなたが大好き)

  3、 子どもを尊敬する
   (もうすでにあなたは素晴らしい)

  4、 子どもを親の思い通りに育てようとしない
   (自然にお任せする)*子どもは親の作品ではない

  5、 子どもの思い、ペース、自由を大切にする
   (あなたはあなたのやりかたで、あなたのペースで)

  6、 家族が仲良くする
   (許し合う、笑い合う、かたいことは言わない)

  7、子どもの話を聴く
   (関心を持つ)

  8、子どもの存在を喜ぶ
   (生まれてくれてありがとう)

  9、 親が幸せである
   (笑顔と感謝を持って暮らす)

  10、家をのんびりできる場所にする
   (心が安らぐ居場所)



 10個ありますが全部心がける必要はありません。
 一つで結構です。
 自分がこれはいいことだなと思うものがあれば、それを心がけてもらえれば十分です。
 子育てにはマニュアルも教科書もありません。
 あなたはあなたらしく自分らしい子育てをしていって下さい。
 これから話す私の言葉、内容が大事なのではなく、それをお聞きになった皆さんの心に生まれる『気づき』こそが大切です。どうかご自分の心に生まれる『気づき』に耳を澄まして私の話を聞いてください。その『気づき』があなたらしい子育てとは何かを教えてくれます。

 そのように前置きをして解説していきました。

 2、ありのままを愛する(そのままのあなたが大好き)のところではこのようにお話ししました。

 欠点もある。ダメな所もある。
 それなのに、それにも関わらず、
 「そのままの自分で愛されている」
 子どもがそう思えること。
 それが子どもにとって、どんなに嬉しくて、どんなに幸せで、どんなに自信がつくことでしょう。
 自信とは結局、自分はそのままで愛されている、自分はそのままで愛される価値がある、そう思えること。それこそが自信の根っこになるものです。
 「そのままのあなたが大好き」
 これこそが自己肯定感を育てるものです。
 では、どのようにしてそれを伝えていけばいいのか。
 今日は皆さんに紹介したい絵本があって持って参りました。

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 そう言って絵本「いいこってどんなこ?」を紹介しました。

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 講演の最後に熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせて、お一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

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 皆さん熱心に聞いて下さいました。ありがとうございます。
 園長先生、PTA役員の皆様、色々とお世話いただきありがとうございました。
 楽しかったです。
 またお会い出来る日を楽しみにしております。
 今日の講演会の感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。

 園長先生とPTA役員の皆様と記念にハイ、ポーズ!

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posted by 長谷川 at 13:47| Comment(2) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月14日

兵庫県加古川市立しかた子ども園での講演


 今日は午前中、加古川市立しかた子ども園で講演会でした。
 
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 演題は「子どもを幸せに伸ばす10の秘訣」
 聞いて下さるのは保護者の方約100名です。

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 先日、大阪のある小学校で講演した際に一人のお母さんから相談を受けました。

 「小学校1年生の男の子なんですけど、私がスキンシップをとろうとしたり、ハグしようとするととても嫌がって逃げ回るんです。どうしてなんでしょうか?そんな場合はどうしたらいいでしょうか?」

 そうですか・・
 ふつうそのくらいの年齢ですとまだまだハグしてもらえるのは嬉しいものですけどね・・
 ところでご主人との夫婦仲はどうですか?

 「別に悪くありません」

 そうですか。では、ご自身のお父さんお母さんとの仲は?

 「母とはうまくいってますし、父とも最近はうまくいってます。」

 なるほど・・。
 ご主人ともうまくいってるし、お父さんお母さんともうまくいってる・・。
 では、ご主人のご両親とはどうですか?

 「おつきあいしていません。」

 よく聞いてみると、ご主人のご実家とは絶縁状態でこの方がお付き合いを拒絶されているとのことでした。

 そうでしたか。
 子どもさんはあなたからの接触を拒絶されているし、あなたも義理のご両親からの接触を拒絶されている。
 そっくりの構図ですね。
 あなたが子どもさんからスキンシップを拒絶されてとても寂しい思いをされて悩まれているように、ご主人のご両親も接触を断たれて寂しい思いをされ、そのことで悩まれているんじゃないでしょうか。
 それをその子が身を以て教えてくれてくれているんじゃないでしょうか。
 この二つの問題はリンクしあっていて、あなたが義理のご両親を許してあげて、また仲良くお付き合いされるようになれば、子どもさんも素直になってスキンシップを嫌がらないようになるかもしれませんね。
 
 そうお話しすると、その方はハッと気づかれたような顔をしておられました。

 子どもに問題が起きますと親は子どもを変えよう変えようとしますが、
 本当は自分の心のありようや物の考え方、価値観、または夫婦関係や自分の両親への思い、お姑さんとの関係、そんなものを今一度見直すことで子どもの問題が自然に解決していくことがあります。
 どうぞ、皆さん、子どもさんに何か問題が起こったときは、あせって子どもを変えようとするのではなく、自分のありようを一度静かに振り返ってみて下さい。

 そのようにお話ししました。

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 その後「親学10か条」の資料をもとにお話ししました。

    < 親学10か条 >

  1、 子どもの自己成長力を信頼する
   (信じて待つ)
                  
  2、 ありのままを愛する
   (そのままのあなたが大好き)

  3、 子どもを尊敬する
   (もうすでにあなたは素晴らしい)

  4、 子どもを親の思い通りに育てようとしない
   (自然にお任せする)*子どもは親の作品ではない

  5、 子どもの思い、ペース、自由を大切にする
   (あなたはあなたのやりかたで、あなたのペースで)

  6、 家族が仲良くする
   (許し合う、笑い合う、かたいことは言わない)

  7、子どもの話を聴く
   (関心を持つ)

  8、子どもの存在を喜ぶ
   (生まれてくれてありがとう)

  9、 親が幸せである
   (笑顔と感謝を持って暮らす)

  10、家をのんびりできる場所にする
   (心が安らぐ居場所)



 講演の最後に熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違う詩をプレゼントしました。
 
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 しかた子ども園で講演させていただくのはこれで6回目です。
 PTA様からのリクエストだったり、園長先生からのご依頼であったり、こうして何度も講演に呼んでくださるのは有り難いことです。

 今日参加いただいた皆さん、熱心に聞いて下さって本当にありがとうございました。
 園長先生、色々とお世話頂きありがとうございました。
 また皆さんにお会い出来る日を楽しみにしています。
 今日の講演の感想等ありましたらコメントしていただけるととても嬉しいです。
 
 園長先生と記念に一枚パチリ!

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posted by 長谷川 at 16:29| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月13日

兵庫県加古川市立川西幼稚園での講演会


 今日は午前中、加古川市立川西幼稚園で講演会がありました。
 約40人の幼稚園の保護者の方が聞いて下さいました。
 (講演の様子を写真に撮るのを忘れてしまいました、残念)
 タイトルは「子どもの願い、親の願い」

 親の願いっていうのは人によって様々ですが、子どもの願いっていうのは大体共通しています。

 子どもはまず何よりも大好きなお母さんから「愛されたい」と願っています。
 1、愛されたい
 子どもは「自分はそのままで親から愛されている」と親の愛情を十分に感じることによって自信や自己肯定感を身につけていきます。
 子どもって親の愛情を体のどこで実感していると思いますか。
 肌です。
 だから子どもの心を愛で満たしてあげるにはスキンシップが大切なんですね。
 ただしスキンシップには有効期限があります。
 大体10歳まで、遅くても12歳までです。
 中学生以降はスキンシップで愛情を伝えることは非常に難しくなります。

 次に子どもは「甘えたい」と願っています。
 2、甘えたい
 お母さんに甘えたい、安心して甘えたい、甘えを受け止めてもらいたいと願っています。
 あまり甘えさせると自立の妨げになるのじゃないかと心配される方がおられますが実は逆なんです。甘えの欲求を十分に満たされた子どもが自立していけるのです。
 子どもは成長する節目、節目で急に甘えたになったり、赤ちゃん返りをしたり、退行現象を起こします。この時十分に甘えることによって子どもはお母さんとの心の絆を確認しています。
 成長する、自立するとは具体的に言えば「お母さんから離れられる」ということです。
 そこには不安や寂しさがあるのです。
 物理的にお母さんから離れるためには、子どもの心の中にしっかりとお母さんがいなければいけません。そうしてお母さんと心の中で強い絆で結ばれているからこそ子どもはお母さんから離れられるのです。

 3、ほめられたい
 お話の中で絵本「おごだでませんように」を紹介しました。

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 最後四つ目、これは素晴らしい願いです。
 4、お母さんを喜ばしたい
 子どもたちはみんなお母さんに喜んでほしい、お母さんを喜ばしたいと願っています。
 子どもたちはお母さんの役に立ちたいと願っています。
 
 まとめますと子どもは「愛されたい」「甘えたい」「ほめられたい」「お母さんを喜ばしたい」と願っています。そしてこれら4つの願いが満たされて育つと子どもは前向きで思いやりのある幸せな子どもに育ちます。

 そのようにお話しました。

 最後にあいのりのテーマ曲「明日への扉」にのせてお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。
 
 今回、講演に呼んで下さったPTA役員様、色々とお世話下さった園長先生、そして最後までお話を聞いてくださった皆さん、ありがとうございました。
 またお会い出来るのを楽しみにしております。
 今日の講演の感想などありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。

 最後に園長室で園長先生とパチリ!

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 きれいなお花もいただきました。

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2015年11月28日

和歌山県和歌山市立藤戸台小学校での講演会


 今日は和歌山県和歌山市立藤戸台小学校に講演に行って来ました。

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 テーマは「自信とやる気を引き出す『プラスの問いかけ』」
 聞いて下さるのは保護者の方約100名です。


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 子どもに自信をつけてやりたい、意欲を引き出したいとお考えでしたら、一方的に「自信を持ちなさい」とか「やる気を出しなさい」なんてお説教したって効果はありません。
 まずは子どもに問いかけて、子どもの考えや気持ちを聞いたり、子どもと一緒に考えたり、とにかく対話を通じてそういうものを子どもの中から引き出してこなければいけません。

 子どもに問いかける目的と効果は次の3つです。

 1、信頼関係が築ける
 子どもに問いかけるということは、子どもの話を聞くということです。それは子どもの考えや気持ちを理解しようとする姿勢を示すことになります。話を聞いてくれる、理解してくれる、子どもがそう感じることによって親と子の間に信頼関係が築かれます。

 2、子どもに考えさせることによって主体性が生まれる
 中学生くらいになりますと「なんで日本人やのに英語勉強せなあかんの?」なんて聞いて来ます。
 そんなときは「どうしてやと思う?」と尋ねてやって下さい。

 「う〜ん、海外旅行に行った時困るからかなあ・・」
 「でも、最近は農協のおっちゃんやおばちゃんかて海外行ってるで」
 「そっかー、じゃあ仕事する時に英語いるからかなあ・・」
 「そやなあ・・、ところで◯◯くんは将来、何になりたいの?」
 「え?ぼく?国際的なスタントマン!ほらハリウッド映画とかでやるやつ。あ?、それやったら英語いるなあ、先生。」
 「ほんまやなー。」
 「ほな、英語勉強せなあかんわ。がんばろ。」


 こんなふうに問いかけることによって、子ども自らが考え、そして自分で答えを出す。
 それは誰に強制されたものでもありません。
 自らが考え、自らが出した答えです。
 だからこそ、子どもの行動が変わるのです。
 それが3つ目の目的と効果です。

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 3、行動が変わる
 人は人から何を言われたからといって変わるものではありません。
 でも、自分が考え、自分が出した結論であれば、自分の行動を変えるのです。
 ですから親や教師は子どもから「どうして勉強しないといけないの?」と聞かれたら「どうしてだと思う?あなたにとって勉強することはどういう意味があると思う?」と尋ねてみて下さい。
 もし、子どもが勉強する意味を自分で考え見つけ出したなら、それが最も強い学習への動機づけになるでしょう。

 そのようにお話ししたあと「プラスの問いかけ」とは具体的にどのようなものか、資料をもとに解説しました。

 プラスの問いかけは子どもの考える力や主体性、意欲、能力を引き出します。

    <子どもに対するプラスの問いかけ>

・ どうしたらいいと思う?
・ どうしたら出来るかな?
・ どうしたい?
・ どうして欲しい?
・ 何か手伝えることある?
・ それのいい所ってどこかな?
・ 違う見方できないかな?
・ 相手の立場に立ったらどう見える?
・ 何から始める?
・ どうしたら楽しく出来るかな?
・ 今すぐ出来ることって何かな?
・ どうしたの?何かあった?
・ どうしてかな?

 プラスの問いかけは子どもの考えや気持ちを聞こうとするもので、このように問いかけられると子どもは、自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じます。このように感じるとき、子どもは自らの内に宿る『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組んでいくようになります。


 子どもの意欲を引き出し、自信をつけさせるもの、それは「あたたかくて信頼し合える親子関係」です。
 プラスの問いかけはそれを築くコミュニケーションツールです。
 でも、それはテクニックではなく大切なのは子どものありのままを尊重しようとする心なのです。

 そのようにお話ししました。

 講演の最後にお一人お一人それぞれ違う100種類の詩を小田和正さんの曲「たしかなこと」にのせてプレゼントしました。

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 みなさん大変熱心に聞いてくださいました。
 色々とお世話下さった育友会の役員の皆様、校長先生、教頭先生、お世話になりました。
 またお会い出来る日を楽しみにしています。
 今日の講演会の感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。

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 主催の皆様と記念に一枚。


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2015年11月27日

鳥取市立高草中学校区小中連携振興会での講演

 
 11月25日(水)は午後から鳥取市立東郷小学校で講演会がありました。
 聞いて下さるのは鳥取市立高草中学校区の小中学校の先生方です。
 演題は「自信と意欲を引き出す『プラスの問いかけ』」

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 最初にこんなクイズをやりました。

    詩「 幸せになる方法 」

    ◯◯するんじゃないんだ
    ◯◯するんだ
               byはせがわみつる

 この◯◯の中にはそれぞれ違う漢字二文字が入ります。
 さてその漢字とはなんでしょう?

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 答えは上の◯◯には努力、下の◯◯には感謝という漢字が入ります。

    詩「 幸せになる方法 」

    努力するんじゃないんだ
    感謝するんだ
               byはせがわみつる

 幸せになろうと努力することも大切かもしれないけれど、今すでにこのままで幸せであったと気がついて感謝すればすぐに幸せになれるんじゃないかなあ、なんて思いからこの詩が生まれました。

 「自信と意欲を引き出すプラスの問いかけ」について解説したあと、「自尊感情や自己肯定感を育てる関わり」について事例をもとにお話ししました。

    <自尊感情や自己肯定感を育てる関わり>
   
   1、子どもの話を聴く(考えや気持ちを聴く)
   2、気持ちを理解しようとする(押しつけない)
   3、管理者ではなく援助者になる(信頼する)
   4、子どもの善さを見る(尊敬する)
   5、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)

 最後の「弱さや欠点を受け入れる」ではビートルズの「 Let it be 」を訳詞を見ながら聞いてもらったあとこのようにお話ししました。

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 弱さや欠点を受け入れるとは「その子のそのままを愛する」ということです。
 そしてそう出来るためには「そのままの自分」を愛していなければなりません。
 そのままの自分を愛するとは、強い自分、立派な自分、美しい自分になって自分を愛することではありません。ダメな所もある、弱い所もある、ずるい所もある、そんな欠点あるがまま、そのままの自分を愛することです。
 たとえれば1クラス30人いたとします。
 色んな子がいますね。
 やんちゃな子もいれば、引っ込み思案な子もいます。
 勉強が得意な子もいれば苦手な子もいます。
 勉強はできないけれど体育が得意な子もいます。
 色んな子がいていいんです。
 みんながいてくれてそのクラスは100点満点のクラスです。
 どの子が欠けてもいけません。
 「この子はいたずらするから教室には入れません」とか言い出して優等生ばっかしのクラスにしてしまったら面白いこともなんともない。
 自分の心の中もそうですね。
 色んな心があっていい。
 怠けたい心があってもいいし、臆病な心があってもいい、弱い心があってもいい。
 みんなで力を合わせてクラスを盛り上げていけばいい。
 クラスみんなで団結して、いいクラスにしていけばいいんです。
 最後に「弱さという贈りもの」という詩を朗読して終わりたいと思います。

  「弱さという贈りもの」

  神さまは人間を弱くおつくりになりました
  みんな仲良くするようにと
  淋しくないようにと
  わざと弱くおつくりになりました

  助け合って 補い合って
  笑い合って 暮らせるようにと
  わざと弱くおつくりになりました

  自分の弱さを知って
  自分の弱さを許せたら
  許せないものはなにもない
                 byはせがわみつる
 
 本日は誠にご清聴ありがとうございました。
 
 最後にお一人お一人にそれぞれ違った詩をミスチルの曲「GIFT」にのせてプレゼントしました。

 

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 講演後、主催者様のご厚意で拙著「あなたも子どももそのままでいい」のサイン販売をさせていただきました。
 
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 参加していただいた先生方、熱心に聞いて下さってありがとうございました。
 お世話頂いた東郷小学校の校長先生はじめ教頭先生、職員の方、お世話になりました。
 高草中学校区内の校長先生方、講演後の茶話会楽しかったです。
 またお会い出来る日を楽しみにしております。
 講演会の感想等ありましたら、コメントいただけるととても嬉しいです。
 
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2015年11月21日

兵庫県明石市立野々池中学校での講演会


 今日は野々池中学校で人権についての講演会がありました。
 テーマは「命の大切さを子どもたちにどう伝えるか」
 聞いて下さるのは野々池中学校区の保護者の皆様と民生委員様はじめ地域の皆様、約100名の方々です。
 
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 最初に詩「あいってなあに?」についてお話ししました。

 目も見えない、耳も聞こえない、触れることでしか物事を知ることが出来ないヘレン・ケラーに対して、家庭教師のサリバン先生は触れることが出来ない『愛』を教えようと指文字でやさしく語りかけられました。
 「ヘレン、雲はさわることは出来ないけれど、雨はさわれるでしょう。雨は乾いた大地を潤し、草や木や花を育てるでしょ。愛も雨のようなものなのよ。」

 しかし、触れることの出来ない『愛』というものがヘレンにはわかりません。
 『愛』をうまく伝えられない自分の無力さに、サリバン先生は涙を流されました。
 その涙の一滴がヘレンの手のひらに落ちた時、ヘレンには愛が何であるかということがわかったというんです。

 僕はその話にたいへん感銘を受けまして、自分だったら幼い子どもたちにどんなふうに愛を伝えるだろうかと考えた時に生まれたのがこの「あいってなあに?」という詩です。
 
       「あいってなあに?」    

        おひさまが
        でると
        あかるくなるでしょ

        おひさまが
        でると
        あたたかくなるでしょ  

        あなたと
        いると
        あかるくなるの

        あなたと
        いると
        あたたかくなるの                 
                    byはせがわみつる


 愛とは人の心を明るくするものです。
 愛とは人の心をあたたかくするものです。
 その愛をあなたが私に持ってきてくれた。
 そんなふうに愛を伝えられたら素敵だなあ、という思いからこの詩が生まれました。


 そのあと「自己肯定感を育てる親子関係の作り方」の資料をもとにお話をしました。
 その中の 2、そのままを愛する(変えようとしない) のところで絵本「いいこってどんなこ?」を紹介しました。

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 講演の最後に熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせてお一人お一人にそれぞれ違ったオリジナルの詩をプレゼントしました。

 皆さん、
 参加して下さって、そして熱心に聞いて下さって本当にありがとうございました。
 またお会い出来る日を楽しみにしています。
 今日の講演会の感想等ありましたらコメントいただけるととてもうれしいです。


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2015年11月11日

兵庫県たつの市立越部小学校での講演会


 今日は午後からたつの市立越部小学校で講演会でした。
 テーマは「命の大切さを子どもたちにどう伝えるか」
 保護者の方約100名が参加して下さいました。

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 最初にこんなお話をしました。

 先日大阪のある小学校で講演したときにこんな相談を受けました。
 「小学校1年生の男の子なんですけど、私がスキンシップをとろうとしたり、ハグしようとするととても嫌がって逃げ回るんです。どうしてなんでしょうか?そんな場合はどうしたらいいんですか?」
 そうですか・・
 普通そのくらいの年齢ですと、まだまだハグしてもらえるのは嬉しいものですけどね・・。
 ところでご主人との夫婦仲はどうですか?
 「別に悪くありません。」
 そうですか・・
 では、ご自身のお父さんお母さんとの仲は?
 「母とはうまくいってますし、父とも最近はうまくいってます。」
 そうですか・・、ふーん・・
 ご主人ともうまくいってるし、お父さんお母さんともうまくいってる・・。
 では、ご主人の方のご両親とはどうですか?
 「つきあいしていません。」

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 よく聞いてみますとご主人の実家とは絶縁状態で、この方がお付き合いを拒絶されているとのことでした。

 そうでしたか。
 子どもさんはあなたからの接触を拒絶されているし、あなたも義理のご両親からの接触を拒絶されている。
 そっくりの構図ですね。
 あなたが子どもさんからのスキンシップを拒絶されてとても寂しい思いをされて悩まれているように、ご主人のご両親も接触を断たれて寂しい思いをされているんじゃないでしょうか。そしてどうしたらいいかと悩まれているんじゃないでしょうか。
 それを子どもが身を以て教えてくれているんじゃないでしょうか。
 この2つの問題はリンクし合っていて、あなたが義理のご両親を許してあげて、また仲良くお付き合いをされるようになれば、子どもさんも素直になってスキンシップを嫌がらないようになるのかもしれませんね。
 僕がそう言うとその方はハッと気づかれたような顔をしておられました。

 このように一見子どもの問題と見えるものの中に、自分の問題を子どもが身を以て教えてくれているということがあるのです。
 ですから、子どもに何か問題が出て来て悩まれるようなことがあったら、まずは一度自分のありようを振り返って、夫婦関係はどうか?実家の両親との関係はどうか?嫁姑は?自分の価値観や生き方はどうなのか?と見直してみるといいんですね。

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 そのあと、自己肯定感を育てる関わりについて事例をあげてお話ししました。
 みなさん、ずっと熱心に聞いて下さいました。

 講演の最後はこのような言葉で締めくくりました。

 「最後に皆さんにプレゼントする曲はゆずの「雨のちハレルヤ」という曲です。
  この曲の歌詞の中に『どんな君でも愛している』ってあるんですね。
  親の子に対する本当の気持ちってこれじゃないでしょうか?
  その本当の気持ちを素直に伝えていけるようにこの曲をプレゼントします。
  本日は誠にご清聴ありがとうございました。」

 

 この曲にのせてお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。

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 聞いて下さった皆さん今日はありがとうございました。
 もし講演会の感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。
 またお会い出来る日を楽しみにしています。

 講演後、校長先生と教頭先生とPTA会長、副会長さんとパチリ。

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2015年11月10日

第40回ペアレントセミナー ありがとう<後半>


 前半からご覧になりたい方はコチラから→http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/429328164.html

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 ありのままのそのままの自分でいること。
 わがままで、甘えたで、欠点だらけの自分のまんまで『有り難いなあ、幸せやなあ』と今の自分に、今の生活に100点満点をつけること。
 理想自己に近づく努力をやめるところにこそ、
 自己肯定感を高める秘訣があるのです。

 では、自己肯定感を高める10か条を見て下さい。

    <自己肯定感を高める10か条>

   1、自分に対する要求水準をうんと下げる
   2、我慢しない(我慢グセをやめる)
   3、好きなこと、やりたいことをやる
   4、自分のためにお金も時間も使う
   5、人からほめられよう、認められようとしない
   6、短所を直そうとしない(受け入れる)
   7、人も自分も許す(自己批判しない)
   8、人の自由も、自分の自由も大切にする
   9、人や物事の良い所を見る
   10、人に感謝の言葉を伝える



 これらは結局「もう人に合わせていい人をやるのをやめる」ということです。
 もっとわがままに、もっと自由に、もっと自分らしく生きるということです。
 我慢しない、遠慮しない、無理しない、フリしない、気にしない。
 素のまんまの自分を愛して、大切にして、尊重するということです。
 短所、欠点は直さない。
 そこも大切な自分の一部だから。

 たとえば、あなたが小学4年生のあるクラスの担任の先生だとして、
 クラスの中には色んな生徒がいるでしょう。
 優等生もいれば、やんちゃな子もいる。
 積極的で意欲的な子もいれば、引っ込み思案で自信のない子もいる。
 一人一人が個性的で、どの子もあなたからしたらかわいい生徒です。
 色んな子がいていい。
 一人も欠けることなく、みんながいてそのクラスは100点満点のクラスです。
 この子はいたずらするから教室に入れません、とか言い出して優等生ばっかりの
 クラスにしてしまったら、おもしろくもなんともない。

 自分の心の中もそうですね。
 色んな心があっていい。
 怠け心があってもいいし、臆病な心があってもいいし、
 弱い心があってもいいし、ずるい心があってもいい。
 みんなで力を合わせてクラスを、いや自分の心を盛り上げていけばいい。
 どれも本当の自分。
 どの心も欠けることなく、みんな心の中にいてくれてこそ100点満点の自分です。
 自分で自分の心を仲間はずれにしたら、
 いつか仲間はずれにされた心が怒って暴れ出すにちがいないのです。
 みんな自分の心です。
 そうしてあたたかく受け入れてあげれば、
 ちょっと困った心も「わかった。迷惑かけないよ。」と
 おとなしくしてくれるようになるのです。

 親学10か条の最後、10、家をのんびり出来る場所にするではこのようにお話ししました。

 長谷川家には家訓「家では正しいことは言うな、楽しいことを言え」があります。
 どうして家で正しいことを言ってはいけないのか?
 それは家が窮屈になるからです。
 正しいことっていうのは大概「〜しなければならない」とか「〜してはいけない」とかです。
 義務とか責任とかばっかりを言い出したらしんどくてしかたがない。
 窮屈でしかたがない。
 家とはゆっくり、のんびりするところです。
 だから正しいことは言うな、です。
 楽しいことは人を元気にさせます。
 家とはエネルギーをチャージするところです。
 だから楽しいことを言え、なのです。

 そして絵本「たいせつなきみ」を紹介しました。

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 学校に行っても、会社に行っても、私たちは評価されっぱなしです。
 評価されない場所、それが家庭であってほしい。
 そうであってこそ心から安心できるのですから。

 そのようにお話ししました。

 最後にお一人お一人にそれぞれ違った詩をAqua Timezの曲「決意の朝に」にのせてプレゼントしました。

 
 
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 参加して下さった皆さん、本当にありがとうございました。
 今回のセミナーの感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。
 次回のペアレントセミナーは来年2月28日(日)です。
 またお会い出来るのを楽しみにしています。
 

 今回のペアレントセミナーでは嬉しいことがたくさんありました。
 一つは岡山県から8人もの方がそれも全員夫婦で参加してくださったことです。
 本当に遠くから来ていただいてありがとうございました。
 二つ目は、孫のめいちゃんにと木の手作りおもちゃのプレゼントをいただいたことです。
 ありがとうございます。また写真アップします。
 あと差し入れをして下さった方もありました。
 おいしくいただいています!
 最後に、ついこの間フェイスブックで僕を見つけてくれた教え子が奥さんと赤ちゃんと一緒にこのセミナーに来てくれました。
 本当にうれしかった。ありがとう。お幸せにね。


 
 
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2015年11月09日

第40回ペアレントセミナー ありがとう<前半>


 昨日11月8日は第40回ペアレントセミナーがありました。
 天候が悪い中、30数名の方が参加して下さいました。

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 テーマは「幸せで自己肯定感の高い親になる」
 これは〜子どもを幸せに育てる親学講座〜シリーズの3回目、最終回になります。
 『自己肯定感をいかに高めるか』を主題としながら、
 親学10か条の
 G子どもの存在を喜ぶ(生まれてくれてありがとう)、
 H親が幸せである(笑顔と感謝を持って暮らす)、
 I家をのんびり出来る場所にする(心が安らぐ居場所)

 を解説していきました。

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 G子どもの存在を喜ぶでは、
 子どもには「生まれてくれてありがとう」、お母さんには「産んでくれてありがとう」、夫や妻に対しては「一緒にいてくれてありがとう」が最高のありがとうですとお話ししたあと、こんなふうに問いかけました。

 喜びってどこから生まれてくるのでしょう?

 喜びは愛から生まれます。
 そのものを愛するからそれを目にすること、それに触れることに喜びが生まれます。
 その行為を愛しているから、それを行うことが喜びになります。
 だから愛するものが多ければ多いほど喜びの多い人生になるということです。
 晴れの日を愛するように雨の日も愛すればいつも幸せでいられます。
 そして親である自分が幸せであるということが子育てにおいてはとても大切です。
 幸せな親が幸せな子どもを育てるからです。
 
 では愛はどこから生まれるのでしょう。
 愛は家族から生まれます。

 かつてマザーテレサが来日され講演された折、一人の女子中学生が「戦争や貧困をなくし、世界平和を実現するために一体私たちに何ができるでしょうか?」と質問しました。
 それに対してマザーはこんなふうに答えられました。
 「愛は家族から始まります。まずはあなたに一番近い人、あなたの家族に愛と優しさを注ぐことから始めて下さい。それはとても小さいことのようですが地球上のすべての人がそれを実行したら世界は確実に変わるのです。」

 H親が幸せであるでは、まずこんなクイズを出しました。

 詩「幸せになる方法」
 ◯◯するんじゃないんだ
 ◯◯するんだ
        byはせがわみつる


 この◯◯のなかにそれぞれ違った漢字2文字、二字熟語を入れて下さい。
 僕の教え子のある子は最初の◯◯に結婚を、あとの◯◯に貯金を入れました。
 なかなか現実的な子です。
 さあ、どんな言葉がはいるのでしょう?

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 答えは?

 上の◯◯には努力、下の◯◯には感謝が入ります。

 では、次はどうでしょう?

 詩「シンプルなルール」
 ◯◯は「ありがとう」をたくさん言われた人の勝ち
 ◯◯は「ありがとう」をたくさん言った人の勝ち
                   byはせがわみつる


 答えは?

 上の◯◯には仕事が、下の◯◯には人生が入ります。

 先ほど愛するものが多いほど喜びも多い、晴れの日を愛するように雨の日も愛すればいつも幸せでいられると申しあげました。
 幸せであるためには愛すべき3つのものがあります。

 一つ目が家族です。

 二つ目が仕事です。

 三つ目が自分です。

 そしてこの中で一番大切なのが自分を愛するということです。

 今日の講演テーマが「幸せで自己肯定感の高い親になる」でした。
 そのままの自分がいいと思える、そのままの自分で価値があると思える、そのままの自分が好きだ、そう思えること。それが自己肯定感です。

 人間はふつう心の中に2つの自己を持っています。
 一つは現実自己(ありのままの自分)、もう一つは理想自己(ありたい自分、あるべき自分)です。
 そしてこの二つの自己のズレが大きくなればなるほど精神的に不安定になり、その葛藤から様々な心的、身体的、社会的な症状が現れます。

 ふつう「自分を好きになりたい」と望んだ場合、今のまんまの自分では好きになれない、「もっとカッコよく、もっと強い自分になれば自分が好きになれると考えがちです。
 そして自分の思い描く理想自己に近づけるようにと一生懸命努力したり頑張ったりするんだけど、そんなことをしている限り絶対に自分を心から愛するようにはなれないんですね。
 逆なんです。
 自分を愛せるようになる秘訣は、その努力をやめるところにあります。

 (つづきは明日以降に書きます)
 

posted by 長谷川 at 13:50| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月08日

第40回ペアレントセミナー無事終わりました。


無事セミナーも終わり、今は家でゆっくりしています。

岡山県から3組もの方が来て下さいました。
感激です。
元教え子の生徒が結婚して奥さんと赤ちゃんと一緒に来てくれました。
ホントに嬉しかったです。
いつも参加してくださる方、久しぶりの方、全部で30数名の方が参加して下さいました。

皆さん、本当にありがとうございます。

また、写真やセミナーの内容につきましては明日以降にアップしたいと思います。

とりあえずお礼と、来て下さった皆さんと少しでも早くコメントでやり取りができればと思いましてこの記事をアップしました。


感想でも何でもいいのでコメントいただけるとうれしいです。

posted by 長谷川 at 17:58| Comment(2) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月07日

兵庫県三木市立自由が丘中学校での講演会


 今日は三木市立自由が丘中学校でPTA人権教育研修会がありました。
 テーマは「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか」。
 自由が丘地区の小中学校の保護者の方約170名を対象にお話しさせて頂きました。

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 以前、公共広告機構のCMで
 「命は大切だ。命を大切に。そんなこと何千何万回言われるより『あなたが大切だ』。誰かがそう言ってくれたら、それだけで生きていける。」というのがありました。
 本当にそうですね。
 今子どもたちにとって一番必要なメッセージとは「あなたは私にとってかけがえのない大切な大切な存在なんだよ」という心からの言葉や関わりなんだと思います。

 子どもが自分自身を大切に思う気持ち、その気持ちがあるからこそ人のことも大切に思える。
 「自分は大切な存在だ。自分はそのままで価値のあるかけがえのない存在なんだ」
 そういう自分に対する自信、信頼感のことを心理学用語で『自己肯定感』と言います。

 そこで今日は「自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」の資料をもとに皆さんと一緒に「子どもたちにあなたがどんなに大切かを伝えていけばいいのか」を考えて参りたいと思います。

  < 自己肯定感を育てる親子関係のつくり方 >

   1、 幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

   2、 そのままを愛する(変えようとしない)

   3、 子どもの善さを見る(尊敬する)

   4、 話を聴く(口を挟まず最後まで)

   5、 気持ちを理解しようとする(押しつけない)

   6、 信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

   7、 弱さや欠点を受け入れる(許し合う)


 
 1、幸せを受け取るのところではドラえもんの「のび太の結婚前夜」のお話をしたあと、このように続けました。

 親になりますと、ついつい子供に何をしてやれるか、何を身に付けさせてやれるかと「与える」ことばかりに目がいきがちですが、本当は子どもが生まれるときに持って来てくれた愛や喜びや幸せを「受けとる」ことの方が何倍も大切なんじゃないかと思うんです。
 親はね、勘違いしてしまうんです。
 親である自分が子どもを幸せにしてやらないと、て思ってしまうんです。
 でも逆なんですね。
 親が子どもを幸せにするんじゃないんです。
 子どもが親にいっぱい幸せを与えてくれているんですね。
 本当は親は幸せをもらっている側なんですね。
 そしていっぱい幸せをもらったらいいんですね。
 幸せな親が幸せな子どもを育てます。
 そうして子どもに幸せを返していったらいいんですね。

 講演の最後には小田和正さんの曲「たしかなこと」にのせて、170種類のそれぞれ違った詩をお一人お一人にプレゼントしました。

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 講演会のあと、主催者様のご厚意で拙著「あなたも子どももそのままでいい」(500円税込)のサイン販売をさせていただきました。


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 みなさん大変熱心に聞いて下さいました。
 本当にありがとうございます。
 講演に呼んで下さり色々とお世話下さった自由が丘中学校の穂積正則校長先生、ありがとうございました。
 また本日お世話になりましたPTA役員の皆様、ありがとうございました。
 主催者の皆さんと記念写真撮るの忘れたのが残念です。
 またお会い出来る日を楽しみにしております。
 そのときは必ず記念写真撮りましょう。

 もし今日の講演会の感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。

 フェイスブックはコチラです→Mitsuru Hasegawa



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