2016年11月29日

兵庫県三木市立緑ヶ丘中学校で中学生の皆さんに講演して来ました!


 今日は三木市立緑ヶ丘中学校まで車で講演に行ってきました。
 車で45分ほどでした。

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 テーマは「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」
 聞いてくださるのは中学生の皆さんと保護者の方々、教職員の方々約500名です。


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 まず、中学生の皆さんに向けて50分ほど講演しました。

    <学力向上のための7つの問いかけ>

    1、なんのために勉強するの?

    2、今までで一番よかった点数は?

    3、楽していい点数を取るためにはどうすればいい?

    4、授業をちゃんと聞いてる?

    5、テスト前にワーク・プリントで勉強してる?

    6、自分が先生だったらテストにどんな問題を出す?

    7、どうすれば頭が良くなるのかな?



 1、なんのために勉強するの?
 勉強する目的がわからなければ、がんばって勉強しようとは思えませんよね。
 行きたい高校があるからでもいいし、看護士になりたいからでもいいし、「なんのために勉強するの?」は色んな答えがあっていい。皆さんが心から納得出来る答えが見つけられたらその時皆さんは「させられる勉強」から「自分からする勉強」に変わります。

 2、今まで一番良かった点数は?
 皆さんが今まで受けたテストの中で一番良かった点数は何点ですか?
 その点数こそが皆さんの本当の実力です。
 人間は自己イメージに沿った行動をとろうとする傾向があります。
 自分のことを「怠け者」だとか「頭が悪い」だとかマイナスの自己イメージを持っている限り、それを実現するような行動、それを証明するような行動しか取れません。
 もっと、自分のいい所、自分の可能性の方を見て、自分なら出来ると「いい自己イメージ」を持つようにすると前向きな建設的な行動がとれるようになるのです。

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 3、楽していい点数を取るためにはどうすればいい?
 これを考えることは社会に出て本当に役立つ力を身につけることになるんですね。
 この世の中に存在するすべての会社、すべての企業は利益を上げることを第一の目的としています。
 利益をあげるためにはどうすればいいか。
 それはできるだけ少ない費用で、少ない人件費で、できるだけ多く売ることです。
 皆さんが社会に出れば、こういう思考が求められます。
 だから今、「できるだけ少ない努力で、できるだけ高い点数を取るためにはどうすればいいか」を考えることは、その最適な訓練、練習となるのです。

 4、授業をちゃんと聞いてる?
 テストというのは授業でやったことが80%以上出るわけです。
 だったらその授業でやったことを覚えていたら80点以上取れるということです。
 いつ覚えるか?
 授業中に覚えてしまうのです。
 そうすれば家での学習時間を減らせるでしょ。

 5、テスト前にワーク・プリントで勉強してる?
 テスト問題の多くはワーク・プリントから出ます。
 あれをやらない手はありません。

 6、自分が先生だったらテストにどんな問題を出す?
 この問いかけも社会に出て役に立ちます。
 皆さんが社会に出て働くようになったら、同じ発想が求められるからです。
 「自分がお客様だったら、どんな商品なら買う?」
 そういうお客様の立場、相手の立場に立った発想が出来ないと社会では通用しません。そういう発想を今から身につけておく。これは社会に出た時にすごく役立ちます。

 7、どうすれば頭が良くなるのかな?
 究極の「楽していい点数を取る方法」は頭を良くすることです。
 そんな方法があるのか?
 あります。
 今から言いますからよく聞いて下さい。

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 1、楽しんでやる。

 2、没頭してやる。

 3、自分からやる。


 これは部活でも、スポーツでも、ギターでも、ピアノでも、何でも言えます。
 1、楽しんでやる。 2、没頭してやる。 3、自分からやる。
 そうすれば野球でもバスケでも卓球でもギターでも絶対うまくなります。
 
 人間の脳というのは「楽しい」「おもしろい」と感じている時、能力は全開になります。
 だからオリンピック選手は、試合に臨んで「楽しみたい」とか言うでしょ。
 なぜか?
 楽しんでいる時、能力全開になるからです。
 没頭しているときも同じです。
 全集中力が、全精力が注がれている。能力全開状態です。
 これは、皆さんの中にある今はまだ表れていない素晴らしい可能性、能力を花開かせる3条件でもあります。
 是非、覚えておいて下さい。

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 僕が今日皆さんに一番お伝えしたいのは皆さんには素晴らしい可能性、素晴らしい才能、素晴らしい能力があるということです。そしてそれはどんな可能性、どんな才能、どんな能力なのか。今はまだ皆さん自身にもわかりません。
 でも自分は素晴らしい仕事を成し遂げる素晴らしい人間なんだということを信じてください。

 人間というものは自分の信じるようになっていくものです。
 自分をつまらない人間だと思うなら、つまらない人間になっていってしまいます。
 自分には力がある。
 自分は必ず素晴らしい仕事を成し遂げる力も根性もあるんだとなんの根拠もなく信じてください。
 そうすれば皆さんはきっと素晴らしい仕事を成し遂げ、幸せな人生を送ることができます。
 皆さんにこの歌を応援歌としてプレゼントします。
 マライア・キャリーの「HERO」、訳詞と共に聞いてください。


 

 
            HERO

作詞:Mariah Carey / 作曲:Mariah Carey/Walter Afanasieff   
訳詞 長谷川満


There's a hero                ヒーローがいるの
If you look inside your heart          誰の心の中にも
You don't have to be afraid           怖がらなくてもいいのよ
Of what you are               ありのままでいいの
There's an answer              耳を澄ましてごらんなさい
If you reach into your soul           魂の声が聞こえるでしょ
And the sorrow that you know         そうすれば抱えていた悲しみも
Will melt away                消えていくわ

And then a hero comes along         そのときヒーローが現れて
With the strength to carry on          進み続ける勇気が湧いてくる
And you cast your fears aside         もう恐れるものは何もない
And you know you can survive         すべて大丈夫なんだってわかる
So when you feel like hope is gone       だから希望が見えないときでも
Look inside you and be strong         心の声を聞いて強くありなさい
And you'll finally see the truth         いつか必ずわかる日が来る
That a hero lies in you            ヒーローはあなたの中にいる

It's a long road                どんなにはるか遠く
When you face the world alone         ひとりきり道を歩むときも
No one reaches out a hand          誰も助けてはくれないように
For you to hold                見えるときでも
You can find love               いつもそこに愛があるのよ
If you search within yourself          あなたを包む愛に気づけたなら
And the emptiness you felt           抱えていた空しさや寂しさも
Will disappear                消えていくでしょう

And then a hero comes along         そのときヒーローが現れて
With the strength to carry on          進み続ける勇気が湧いてくる
And you cast your fears aside         もう恐れるものは何もない
And you know you can survive         すべて大丈夫なんだってわかる
So when you feel like hope is gone       だから希望が見えないときでも
Look inside you and be strong         心の声を聞いて強くありなさい
And you'll finally see the truth         いつか必ずわかる日が来る
That a hero lies in you            ヒーローはあなたの中にいる


Oh Ho…
Lord knows                 神様はご存知よ
Dreams are hard to follow          夢を追いかけるのは苦しくても
But don't let anyone             誰にも諦めさせることは出来ない
Tear them away               あなたが諦めさえしなければ
Hold on                  進み続けなさい
There will be tomorrow            明日が待っている
In time                   すぐそこに
You'll find the way              道はあなたの中にある

Yeah…
And then a hero comes along         そのときヒーローが現れて
With the strength to carry on         進み続ける勇気が湧いてくる
And you cast your fears aside         もう恐れるものは何もない
And you know you can survive        すべて大丈夫なんだってわかる
So when you feel like hope is gone      だから希望が見えないときでも
Look inside you and be strong        心の声を聞いて強くありなさい
And you'll finally see the truth         いつか真実がわかる日が来る
That a hero lies in you            ヒーローはあなたの中にいる

That a hero lies in you            ヒーローはあなたの中にいる

Mm…

That a hero lies in you            ヒーローはあなた自身だって



 そのあと保護者の皆さんに向けて25分間「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」の資料をもとに実際にあった中学生の事例を出してお話ししました。
 実は中学生の皆さんは、この時の方がしっかりと話を聞いてくれているような感じがしました。
 生徒の皆さん、90分もの長い間僕の話を聞いてくださって本当にありがとうございました。
 最後に花束もいただきました。ありがとうございます。
 
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 もし、今日の講演会に参加されて今このブログをご覧になられている方がございましたら、今日の講演会の感想等コメントいただけるととても嬉しいです。
 またお会い出来る日を楽しみにしています。



 
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2016年11月25日

徳島市八万南小学校での講演会


 今日は高速舞子のバス停から高速バスに乗って徳島市まで講演に行ってきました。
 講演させていただくのは八万地区の八万南小学校です。
 テーマは「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか」
 聞いてくださるのは保護者の方々、教職員の皆さん、地域の皆さん約200名です。

 
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  最初に子どもの詩を紹介させていただきました。


 「 見つめてもらって 」
             岩手県 黒沢尻北小学校
                岩崎 裕也(3年)

 「ゆうやはこのくらいでも痛がるんだぜ。」
 同じ組の子が たたいた
 そしたら 周りの子も
 ニヤニヤしながら
 ぼくを たたいた
 おもしろがって
 何人もの子が たたいた
 
 家に帰って
 お母さんが
 「今日は 何があったの」
 と いつものように 聞いた
 ぼくは 心配をかけたくなくて
 だまって 聞こえないふりをした
 二人ともだまっていた

 ふと顔をあげると
 お母さんは
 ぼくの顔を
 じいっと見ていた。

 ぼくは わらって 言った
 「ちょっとね、学校でたたかれた」
 お母さんは 体のどこかに
 大きなきずができたみたいな
 くるしそうな顔をした
 それから
 やさしい目になって だまって
 ぼくを見つめてくれた
 ぼくの目から なみだが出た

 ぼくは ぼくをたたいた子に
 思いきって 自分の気持ちを ぶつけた
 それからは もう やられなくなった

 お母さん ぼく 自分を守ったよ
 お母さんが 大切に育ててくれている
 自分を
 これからも 大切にする


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 自分を大切に思う気持ちって、こういうところが生まれてくるんだと思います。「大好きなお母さんが、大切にしてくれている自分。そんな自分は大切な存在なんだ。」そう思えることが、勇気や自信や自己肯定感につながっていくのだと思います。

 今いじめが問題になっていますが、「お母さんが大切に大切に育ててくれている自分。だから僕はいじめられていいはずなんかない。僕は自分を守る。お母さんが大切にしてくれている自分を守る。」
 こう思えたら子どもは一人じゃないんです。心の中にはお母さんがいるんです。
 一人じゃない。そう思えるから立ち向かう勇気もわいてくるのだと思います。

 昔、公共広告機構のCMでこんなのがありました。

 「命は大切だ。命を大切に。そんなこと何千何万回言われるより、『あなたが大切だ』だれかがそう言ってくれたらそれだけで生きていける。」

 本当にそうですね。
 今子どもたちにとって一番必要なメッセージとは「あなたは私にとってかけがえのない大切な大切な存在なんだよ」という心からの言葉や関わりなんだと思います。

 子どもが自分自身を大切に思う気持ち、その気持ちがあるからこそ人のことも大切に思える。
 「自分は大切な存在だ。自分はそのままで価値のあるかけがえのない存在なんだ」
 そういう自分に対する自信、信頼感のことを心理学用語で『自己肯定感』と言います。

 そこで今日は「自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」の資料をもとに皆さんと一緒に「子どもたちにあなたがどんなに大切かを伝えていけばいいのか」を考えて参りたいと思います。


  < 自己肯定感を育てる親子関係のつくり方 >

   1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

   2、そのままを愛する(変えようとしない)

   3、子どもの善さを見る(尊敬する)

   4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

   5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

   6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

   7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)



 この資料をもとに具体的に実例やエピソード、絵本なんかも交えてわかりやすくお話しさせていただきました。

 講演の終わりにキロロの曲「未来へ」に乗せてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

 皆さん、熱心に聞いてくださいました。
 本当にありがとうございます。
 もし今日の講演会に参加されて今、このブログをご覧になられている方がございましたら感想等コメントいただけると嬉しいです。
 またお会いできる日を楽しみにしております。



posted by 長谷川 at 20:26| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月19日

三重県御浜町中央公民館での講演会


 昨日11月18日(金)は午後6時45分から三重県御浜町中央公民館で三重県教職員組合紀南支部様主催の講演会でした。
 テーマは「子どもを伸ばすプラスの問いかけ」
 聞いてくださるのは教職員の方を中心に保護者の方、地域の方々、約400名です。

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 親が普段、子どもにかけている言葉ってどんな言葉でしょう?

 「早くしなさい」
 「もう宿題したの」
 「何べん言ったらわかるの」
 「いい加減にしなさい」

 実は親が子どもにかけている言葉の8割以上は、注意・命令・禁止・叱責なんですね。
 これでは子どもの自信ややる気は引き出せません。
 なぜなら、これらの言葉は上からの一方通行で対話になっていかないからなのです。
 自信ややる気を引き出そうと思ったらもっともっと子どもと対話しなくちゃ引き出せません。

 では、どうすれば子どもと対話できるのか?

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 子どもの考えや気持ちを聞こうとして問いかけるのです。
 そうすると対話が成立して、そういう対話の中で子どもが自分で答えを見つけていく。
 それは親が一方的に押し付けた意見ではなくて子ども自身が自分で考えて自分で出した結論ですから子どもの行動も変わる可能性大なんですね。

 それだけじゃなくていつもそういう風に子どもの意見を聞こうとして問いかけていると子どもは自分で考えるようになるし、自分で出した結論に責任を持つようになります。つまり子どもの主体性を育むことになるんですね。

 また頭ごなしに叱らずに子どもの気持ちや考えを理解しようとして問いかけることによって、その子に対する愛情やその子を尊重する姿勢を示すことになります。それが親子の信頼関係を築くことにもつながります。

 でも問いかけ方にもコツがあるのです。
 では資料を見てください。

 
 プラスの問いかけは子どもの考える力や主体性、意欲、能力を引き出します。
 マイナスの問いかけは子どものやる気をなくさせ、親子関係を悪くします。

    <子どもに対するプラスの問いかけ>

・ どうしたらいいと思う?
・ どうしたら出来るかな?
・ どうしたい?
・ どうして欲しい?
・ 何か手伝えることある?
・ それのいい所ってどこかな?
・ 違う見方できないかな?
・ 相手の立場に立ったらどう見える?
・ 何から始める?
・ どうしたら楽しく出来るかな?
・ 今すぐ出来ることって何かな?
・ どうしたの?何かあった?
・ どうしてかな?

    <子どもに対するマイナスの問いかけ>

・ なんで〜するの?
・ なんで〜しないの?
・ なんで〜したの?
・ もう宿題したの?
・ なんで怒らすの?
・ 何をしなければいけないの?
・ (悪い予想)になったら、どうするの?
・ どこを直さないといけないの?
・ ちゃんとしたの? わかってるの?
・ 何がいけないの?
・ 誰が悪いの?

 プラスの問いかけは子どもの考えや気持ちを聞こうとするもので、このように問いかけられると子どもは、自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じます。このように感じるとき、子どもは自らの内に宿る『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組んでいくようになります。


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 マイナスの問いかけは「なんで〜」ばっかりやね。
 「なんで」と頭についたら後はろくな言葉が来ません。
 嘆く言葉か相手を責める言葉が続いてしまいます。
 問題はね、これらのマイナスの問いかけを無意識のうちにいっぱいしているということです。
 まずはそこを意識化する。
 意識化すると「なんで」と言いかけた時に止められます。
 まずは自分が子どもにかけている言葉を意識化してマイナスのものをプラスに変えていく。
 そうしてプラスの問いかけが子どもに自然にできるようになってきますとみなさん自身がプラス思考、ポジティブ思考に変わってきます。

 ポジティブ思考とは何か?
 それは自分にもプラスの問いかけをし、自分を許し、自分に優しくし、自分の気持ちを大切にする思考です。

 ネガティブ思考とは何か?
 それは自分を許さず、自分を責め、自分を脅し、自分を不安にさせる思考です。
 それはそのまま子どもを許さず、子どもを責め、子どもを脅し、子どもを不安にさせる思考につながります。
 それは決して子どもを幸せにしません。
 今この思考を変えなければなりません。
 どのようにして?
 言葉を変えることによってです。
 思考は必ず言葉に表れます。
 言葉と思考は一対のものです。
 子育てには本音が出ます。
 子どもに言っている言葉の中に自分の本音、自分の思考が表れています。
 そこを変える。
 子どもにかける言葉を変えていく。
 そうするとポジティブ思考に変わるだけでなく、子どもとの関係が変わってきます。
 そして子どもとの関係が変わってくると子どもが変わってくるのです。

 
 そのようにお話ししました。

 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲にのせて100種類のお一人お一人それぞれ違う詩をプレゼントしました。

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 みなさん熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございます。
 もし今日参加された方で今このブログをご覧になられていましたら、講演の感想等コメントいただけるととても嬉しいです。
 またお会い出来る日を楽しみにしています。




posted by 長谷川 at 14:55| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月16日

兵庫県加古川市立加古川幼稚園での講演会


 今日は午前中、加古川市立加古川幼稚園で講演会でした。
 聞いてくださるのは保護者の方約110名です。
 演題は「無為の子育て 〜あなたのままで100点満点〜」

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 先日、別の幼稚園で講演させていただいた時にこんな質問がありました。

 「うちの子、メンタルが弱いんですけど、どうしたらメンタルが強くなりますか?」

 それでこうお答えしたんです。

 「メンタルを強くさせなきゃなんて思わずに、その子のそのままを愛してあげてください。それがその子のメンタルを強くする方法です。」

 みんなね、賢い子に育てようとして、ちゃんと勉強の習慣がついた子にしようとして、勉強嫌いな子を作ってしまうんです。

 子どもはね、初めから勉強が嫌いなわけではありません。
 机に縛り付けられて、自由を奪われて、強制されて無理やりやらされることが嫌いなんです。
 それが勉強であれば勉強が嫌いになります。
 子どもに勉強を好きにさせるのは難しいですが、嫌いにさせるのは簡単です。
 嫌がっているのを無理やりやらせて「ダメだ、ダメだ」と叱りつけてばかりいれば、どんな子でも勉強が大嫌いになります。

 逆なんですね。
 その子のそのままを愛してあげることこそがメンタルが強い子に、自分から勉強する子に育てるコツなんです。

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 『無為』という言葉は2500年前の中国の思想家、老子という人の言葉です。
 無為とは「ああしたらいいやろ、こうしたらいいやろ」とはからわないこと。
 自然に任すことです。

 無為の反対が「作為」。
 こうしたらうまくいくやろうと色々とやることです。
 だから無為の子育てとは、そういう「はからい心」を捨てるということです。

 無為の子育てとは
 「いい親になろうとせず、いい子に育てようとせず、ありのままの自分でありのままの子どもを愛し育てていく。それが一番楽で、一番幸せで、一番子どもが伸びる子育てです。」
 というものです。

 そしてそれの反対が「作為の子育て」、別名「エゴの子育て」です。

 エゴの子育てとは、
 「いい親であろうと子どもに厳しく接し、いい子に育てようと子どもを管理、コントロールしようとし、自分のことはさておき子どもにだけは正しいことを言い、もっともっと子どもに求め、自分もしんどい子どももしんどい、自分も不満子どもも不満、親が頑張ってる割には子どもがちっとも伸びないというのがエゴの子育てです。」
 というものです。

 まさにうちがそれ!
 という人が8割くらいおられるんじゃないでしょうか。

 仕事や勉強、スポーツで大事はのは「努力」です。
 でも子育てに大事なのは努力ではないんです。
 子育てに大事なのは、愛であり、喜びであり、感謝です。
 
 この世の中には努力でうまくいくものと努力ではうまくいかないものがあります。

 <努力でうまくいくもの>
 仕事、勉強、スポーツ

 <努力じゃないもの>
 恋愛、友人、子育て

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 日本人は何でもかんでも努力、努力て言い過ぎなんです。
 何でも努力で解決すると思ったら大間違いです。
 不登校なんて親がいくら努力したって解決しませんよ。
 学校に行かそう、行かそうと努力すればするほど悪化するのが不登校です。

 子育ては努力でうまくいくものではありません。
 それは誰かと比べて競争するものでもなければ、何かを達成したり、何かに成功したりするものではないからです。

 子育ては、愛する、喜ぶ、感謝するで上手くいくんですね。
 努力はいりません。
 子どもの学習意欲も思いやりの心も努力する心も向上心も、それらの心を育てるのはありのままの子どもを愛する心であり、そのままの子どもを喜ぶ心であり、そのままの子どもに感謝する心だからです。


 そうお話した後、「無為の子育て」の資料をもとに具体的に実例を挙げながら解説していきました。


       無為の子育て    

    1、いい子にしようとしない
    (あなたでいい、あなたがいい)

    2、甘えを許し受け入れる
    (あなたもわたしもダメでいい)

    3、自然にお任せする
    (私には何もできません)

    4、愛や喜びや幸せを受け取る
    (私の許に生まれてくれてありがとう)

    5、自分のエゴに気づく
    (「あなたのため」は自分のため)



 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲にのせて112種類のお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

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 講演後、園長先生のご好意で拙著「あなたも子どももそのままでいい」(500税込)のサイン販売をさせていただきました。

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 みなさん、大変熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございました。
 もし今日講演会に参加されてこのブログをご覧になられている方がございましたら、感想などコメントいただけるととても嬉しいです。
 またお会いできる日を楽しみにしています。


posted by 長谷川 at 16:52| Comment(4) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月13日

第43回ペアレントセミナー ありがとう


 今日は午後2時20分から加古川総合庁舎1階「かこむ」で第43回ペアレントセミナーがありました。
 テーマは「子育ては自己成長力に任すと上手くいく」。
 約15名の方が参加してくださいました。

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 子育てと水泳はよく似ています。
 泳げるようになるにはまずは水に浮く練習から。
 水に浮くためには体から力を抜かないといけません。
 力を抜いて何もしなくても自然に浮くんだというのを体感することが大事。
 「あ、大丈夫なんや。力を入れなくても沈まないんや」と。
 子育ても同じですね。
 親が子どものことを一から十まで面倒見てやらなくても、
 なんとかなるというのを体感することが大事です。
 子育ては頑張って「上手くやろう」とすると上手くいかないんです。
 子どもはだいたい親の思う通りにはならないもんです。
 だから頑張らない。
 そうすると「上手くいく、上手くいかない」から解放されて、
 親も子も自由にのびのびできるんですね。

 僕は家庭教師の派遣が本業ですが、
 最初は仕事を真面目に一生懸命に頑張っていたんです。
 そうすると上手くいかない。
 いい指導をしてもらえない。
 先生が辞めていくんです。
 仕事を頑張るというと家庭教師への管理・指導を強化する、徹底するということです。
 でも僕が頑張れば頑張るほど、家庭教師の先生の方がしんどくなって辞めていくんですね。
 家庭教師というのは言われなくても指導の仕方をその子に合わせて工夫したりしているものなんです。
 それを外から「ああしろ、こうしろ」と言われるのが一番嫌なんです。
 そういう家庭教師が一番嫌なことを一生懸命やるわけですから、上手く行くはずがありません。

 それで仕事のやり方を180度変えたんです。

 家庭教師の先生に対して「管理」したり、上から「指導」したりするのをやめました。
 その代わりに先生に対して高く評価し、「感謝」し、「尊敬」し、「信頼」するようにしました。
 一言で言えば先生を全面的に信頼しお任せすることにしました。
 そうすると何も言わなくても一生懸命工夫して指導してくださるし、生徒の成績も上がるし、保護者の方にも前よりもいっそう信頼してもらえるようになりました。評判も良くなり、紹介していただくことも増えました。

 自分が頑張っていた時は上手くいかなかった。
 先生に任せるようになったら上手くいくようになった。
 子育ても子どもに任せると上手くいく。
 子どもに任すということは自然に任すということです。
 自然に任すということは

 仏様にお任せするということです。

 仏教の経典にこう書いてあります。

 「最高の仏様には形がない。形はないが働きはある。四季の移り変わり、自然の働きこそ仏様の働きである。だから最高の仏様のことを『自然』と呼ぶのである。」

 人間が子どもを上手く育てようとしたところでどこかに抜かりができます。
 仏様にお預けする方が子育ても上手くいくように思います。
 仏様が自然だとすると神様はなんでしょう?

 神様は愛です。

 そう聖書に書いてあるんですね。
 ヨハネの手紙第4章にあります。
 「愛する者たち、互いに愛し合いましょう。
  ・・・・
  神は愛だからです。
  ・・・・
  未だかつて神を見た者はありません。
  私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちの内にとどまって下さり、
  神の愛が私たちの内で全うされているのです。」

  だから子育ては、自然に任せておくと仏様がちゃんといいように良くなるように育ててくださるし、子どものそのままを愛していけば神様がちゃんと守ってくださる。
 なんか宗教みたいで何の根拠もないですね。

 でも「私、腑に落ちました。ていう人、手を挙げてください。」

 (3、4にんの方の手が挙がりました)
 今、手を挙げられた方は幸せな方です。
 信じるものは救われるですね。

 さて、皆さん、自己成長力とはなんでしょう?
 自己成長力とは人間には自ら成長、発達、進歩、向上していく力が元々宿っている。
 その力です。

 この自己成長力とは「いのちの力の働き」なんですね。
 いのちの力の働きには2種類あって「自然治癒力」のように今の健全な状態を「維持しようとする」力と、「自己成長力」のように「進化・発展しようとする」力があります。

 がん治療でも2種類あって、外からがん細胞をやっつける治療と、
 もう一つは免疫力を高めて内からがん細胞をやっつける治療です。
 今後は後者のいかに免疫力を高めるかという研究が進んで行くと思われます。

 子育ても同じだと思うんです。

 今までは親や学校が外から子どもを良くしようとする教育が主流でしたが、これからはもっと子どもの内なる自己成長力が活発に働くように環境整備をしていく。
 子どもにとって最大の環境は私たち親です。
 では、どのような環境が子どもの自己成長力を活発化させるのでしょう。
 つまり親はどのように子どもに接していけばいいのでしょう。
 それが今お手元にある資料に書いてあります。

   < 自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方 >
       〜 自己肯定感を育てる関わり 〜

     1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

     2、そのままを愛する(変えようとしない)

     3、子どもの善さを見る(尊敬する)

     4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

     5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

     6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

     7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)


 このように子どもさんに接しられる時、子どもは自分は親から愛され、大切にされ、理解されている、認められていると感じます。子どもがそう感じる時、子どもの内なる自己成長力は最も活発に働き子どもは主体的、積極的に物事に取り組むようになります。


 そのようにお話しした後、拙著「あなたも子どももそのままでいい」から4つのテーマ「受け取ることは与えること」「子どもという自然に謙虚であれ」「遊びを通して知・情・意が育つ」「自分以外の人を幸せにすることはできない」について皆さんの感想や意見、質問などをお伺いしなら一緒に考え、一緒に話し合っていきました。

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 講演の終わりにいきものがかりの「風が吹いている」の曲にのせてお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。

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 今日参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
 もし今日のペアレントセミナーの感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。
 また次回ペアレントセミナーでお会いできますことを楽しみにしています。

 
 
posted by 長谷川 at 18:34| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月12日

兵庫県高砂市立高砂こども園での講演会


 今日11月12日(土)は午前中、高砂こども園で講演会がありました。
 演題は「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」
 聞いてくださるのは保護者の方約50名です。

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 あるお母さんが3歳の子どもさんのトイレトレーニングをしておられたんですね。
 その子は大分しっかりしていて言葉もはっきりしているし、すぐにトイレも出来そうなんですけれど、なかなか思うようにはいかなかったんですね。
 それである日またその子が失敗してしまったんです。

 「なんでオシッコって言えへんの!
  上手におしゃべり出来んのに。
  その口は何のためについてるの?!」

 その子は泣きながらこう言ったんです。

 「ママ・・」

 「えっ?ママが何?」

 「ママって言うためについてるの」

 その言葉を聞いた途端、お母さんは頭が真っ白になり、涙が溢れてきたそうです。

 「そっかー・・、そっかー・・、
 ママって呼んでくれるためについてるんだ・・」

 皆さんは今そういう愛に包まれていらっしゃるんですね。
 子育てというのは子どもを育てているようで自分も育ててもらっているんですね。
 今、皆さんは子どもたちから何を教わっているのでしょう。
 どうでしょうか?
 今子どもたちはあなたに何を教えてくれているのでしょうか。

 それは「待つ」ことです。

 今皆さんのお手元にある詩「しあわせになるれんしゅう」。
 ちょっと読んでみます。
 
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 子育ては「待つ」れんしゅうなんですね。
 それが子どもを幸せにし、皆さんを幸せにします。
 「急いては事をし損じる」て言うでしょ。
 人を育てる人、スポーツのコーチや監督でも上手い人はみんな「待つ」のが上手です。
 待てない人は幸運をつかむのが下手です。
 「残り福」とか「残り物に福がある」て言うでしょ。

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 だから物事を成就したり、幸せになりたいと思ったら「待つ」ことが出来ないとダメですね。

 幸せになるために大切なことは3つあります。

 1つは「待つ」こと。
 2つ目が「許す」こと。
 3つ目が「笑う」ことです。
 「許す」と「笑う」については講演の終わりの方にお話しします。


 そして講演の最後にこのようにお話しをしました。


 子どもたちは何も子育ての上手なお母さんに育ててもらいたいのではありません。
 賢いお母さんに育ててもらいたいのでもありません。
 あなたに育ててもらいたいんです。
 子どもたちはそのままのあなたに会いたくて、そのままのあなたに育ててもらいたくて、あなたのもとに生まれてきました。ですから、どうぞ欠点もあるがまま、そのままのあなたで育ててあげてください。

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 だけど、ママには笑っていてほしい。幸せでいてほしい。
 笑うためには許すことが必要です。
 誰を?
 自分をです。
 誰にでも欠点やダメな所はあると思います。
 皆さんはそのダメな所や欠点を直すのではなく、許してください。
 そして自分の欠点を許したように子どもさんやご主人のダメな所も許してあげてください。
 そうすれば家庭に笑顔が生まれます。
 そうして許しあって、笑いあって、皆さんが幸せに子育てしていかれることを心より願っております。
 本日は誠にご静聴ありがとうございました。

 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲に乗せてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

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 「今の自分にピッタリ」と大変喜んでいただきました。

 講演後、園のご好意で拙著「あなたも子どももそのままでいい」(500税込)のサイン販売をさせていただきました。
 30冊持って行ったのですが全て完売し、そのうえ7冊追加注文までいただきました。
 園の先生方までたくさん買っていただきました。ありがとうございました。

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 皆さん熱心に聞いてくださいました。
 本当にありがとうございました。
 今日の講演会の感想等ありましたらコメントしていただけるととても嬉しいです。
 またお会い出来る日を楽しみにしております。



posted by 長谷川 at 15:33| Comment(5) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月25日

兵庫県高砂市文化保健センターでの講演会「無為の子育て〜あなたのままで100点満点〜」


 今日は高砂市文化保健センターで講演会がありました。
 テーマは「無為の子育て 〜あなたのままで100点満点〜」。
 聞いてくださるのは高砂市内の幼稚園・こども園・保育園の保護者の方、約70名です。
 
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 みなさん、あなたのお子さんは100点満点中何点ですか?

 頭の中で点数をつけてみてください。

 今、みなさんがお子さんにつけられた点数があなたの母親としての点数です。

 お子さんに50点をつけられたなら

 あなたは母親として50点です。

 お子さんに70点をつけられたなら

 あなたは70点の母親です。
 
 もし100点をつけられたなら

 あなたは母親として100点満点です。

 うちの子はこういうところは良いけれど、こういうところはダメだわ。
 
 こういうところは直す必要があるわ。
 
 だから70点、80点とお考えになられるのが普通だと思うんです。

 今日、私がみなさんに提案させていただく「無為の子育て」とは

 今のそのままの我が子に100点満点をつける子育てです。

 「へ〜、そんなん出来ひんわ。子どもに色々と求めてしまうわ。」と思われますか。

 そんなことはありません。

 ここにおられる全員の方が子どもに元気やったら100点!

 健康やったら100点!とちゃんと100点をつけられる方たちばかりです。

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 嘘やと思われますか。

 ではお聞きします。

 お子さんを出産される前、

 「どうか無事に生まれてきてくれますように。
  どうか元気に生まれてきてくれますように。」

 と願われた方、手を挙げてください。

 (ほぼ全員の手が挙がる)

 では、お子さんが無事に生まれてきてくれて

 「あー、無事に生まれてきてくれた!』

 とそれだけで嬉しかった人、それだけで感謝した人、
 手を挙げてください。

 (ほぼ全員の手が挙がる)

 あの時みなさんは元気やったら100点と

 お子さんに100点満点をつけたんです。

 子どもが生まれたその時にちゃんとみなさんは

 元気やったら100点!と100点満点をつけられているんです。

 子育ては何も難しいことはないのです。

 あの時のあの気持ちのまま育てたらいいんです。

 「元気が一番!元気やったらそれでいい!」と。

 子育ての悩みは「この子にはこうあって欲しい」「こうあって欲しくない」と子どもに求める心から生まれてきます。

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 求心(ぐしん)止むところ即ち無事

 これは仏教の言葉です。

 求める心が止んだ時、そこにこそ本当の安心や幸せがあるという意味です。
 
 そうお話した後、「無為の子育て」の資料をもとに具体的に実例を挙げながら解説していきました。


       無為の子育て    

    1、いい子にしようとしない
    (あなたでいい、あなたがいい)

    2、甘えを許し受け入れる
    (あなたもわたしもダメでいい)

    3、自然にお任せする
    (私には何もできません)

    4、愛や喜びや幸せを受け取る
    (私の許に生まれてくれてありがとう)

    5、自分のエゴに気づく
    (「あなたのため」は自分のため)



 無為の子育てとは「いい親になろうとせず、いい子に育てようとせず、ありのままの自分でありのままの子どもを愛し育てていく。それが一番楽で、一番幸せで、一番子どもが伸びる子育てです。」


 最後に小田和正さんの「たしかなこと」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

 みなさん熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございます。
 またお会いできる日を楽しみにしています。
 もし今日の講演会に参加されてこのブログをご覧になられている方がおられましたら講演の感想等、コメントいただけるととても嬉しいです。


 
posted by 長谷川 at 14:13| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月19日

兵庫県高砂市立米田幼稚園での講演会


 今日10月19日は高砂市立米田幼稚園での講演会でした。
 テーマは「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」
 聞いてくださるのは保護者の方約100名です。

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 先日、大阪のある小学校に講演に行った時、一人のお母さんからこんな相談を受けました。

 「小学校1年生の男の子なんですけど、私がスキンシップを取ろうとしたり、ハグしようとするととても嫌がって逃げ回るんです。どうしてなんでしょうか?そんな場合はどうしたらいいですか?」

そうですか・・
 ふつうそのくらいの年齢ですとまだまだハグしてもらえるのは嬉しいものですけどね・・
 ところでご主人との夫婦仲はどうですか?

 「別に悪くありません」

 そうですか。では、ご自身のお父さんお母さんとの仲は?

 「母とはうまくいってますし、父とも最近はうまくいってます。」

 なるほど・・。
 ご主人ともうまくいってるし、お父さんお母さんともうまくいってる・・。
 では、ご主人のご両親とはどうですか?

 「おつきあいしていません。」

 よく聞いてみると、ご主人のご実家とは絶縁状態でこの方がお付き合いを拒絶されているとのことでした。

 そうでしたか。
 子どもさんはあなたからの接触を拒絶されているし、あなたも義理のご両親からの接触を拒絶されている。
 そっくりの構図ですね。
 あなたが子どもさんからスキンシップを拒絶されてとても寂しい思いをされて悩まれているように、ご主人のご両親も接触を断たれて寂しい思いをされ、そのことで悩まれているんじゃないでしょうか。
 それをその子が身を以て教えてくれてくれているんじゃないでしょうか。
 この二つの問題はリンクしあっていて、あなたが義理のご両親を許してあげて、また仲良くお付き合いされるようになれば、子どもさんも素直になってスキンシップを嫌がらないようになるかもしれませんね。

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 そうお話しすると、その方はハッと気づかれたような顔をしておられました。

 子どもに問題が起きますと親は子どもを変えよう変えようとしますが、
 本当は自分の心のありようや物の考え方、価値観、または夫婦関係や自分の両親への思い、お姑さんとの関係、そんなものを今一度見直すことで子どもの問題が自然に解決していくことがあります。
 どうぞ、皆さん、子どもさんに何か問題が起こったときは、あせって子どもを変えようとするのではなく、自分のありようを一度静かに振り返ってみて下さい。


 そうお話ししたあと資料をもとに具体例や実例を交えて解説していきました。

   < 自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方 >
       〜 自己肯定感を育てる関わり 〜

     1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

     2、そのままを愛する(変えようとしない)

     3、子どもの善さを見る(尊敬する)

     4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

     5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

     6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

     7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)



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 これは何も7つ全部やる必要はありません。
 この中の一つで結構です。
 自分が「これはいいなぁ」と思われることを心がけてもらえればそれで十分です。
 子育てには教科書もマニュアルもありません。
 誰にでも当てはまる正しい子育てなんてものはないのです。
 ですから、自分らしい子育てができればもうそれで十分なのです。

 今から話します私の言葉、話の内容は重要ではありません。
 私の話を聞かれてみなさんのお心に生まれる気づきや思い、
 それがみなさんに「自分らしい子育て」とは何かを教えてくれます。
 ですからどうぞ私の言葉ではなく、みなさんの心の声に耳をすませて
 私の話を聞いてください。

 そのように前置きをしてお話をしました。

 
 幸せになれる魔法の呪文も紹介しました。

 「私の人生の中で一番幸せで、一番幸運なことはあなたと結婚できたこと。ありがとうね、私と結婚してくれて。私、あなたと結婚してからずーっと幸せやで。ありがとう。」

 この魔法の呪文を唱えるのに気持ちはいりません。
 思ってなくていいいのです。
 ただ、唱えたら幸せになれるのです。
 
 実はこの通り呪文をご主人に唱えられた方がおられましてね、
 その方が僕のブログにコメントくださってね、
 こう書かれてありました。

 「この言葉を唱えて一番変わったのは私の心でした。主人への感謝の思いや許す思いが湧いてきました。」

 そうなんですね。
 この魔法の呪文は、自分の頑な心を柔らかくし、感謝や許す気持ちを蘇らせてくれる呪文なんですね。
 
 幸せはなるものではなくて気づくもの。
 
 大切なのはこれから幸せになろうと努力することではなくて、今すでに幸せであったと気づくことなんだと思います。


 そのようにお話ししました。
 みなさん大変熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございました。
 またお会いできる日を楽しみにしています。
 もし、今日講演を聞かれた方でこのブログをご覧になられている方がおられましたら、講演会の感想等コメントいただけるととても嬉しいです。



posted by 長谷川 at 16:38| Comment(6) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月12日

兵庫県高砂市立曽根幼稚園での講演会


 昨日10月11日は高砂市立曽根幼稚園で講演会がありました。
 テーマは「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」
 聞いてくださるのは幼稚園の保護者の方とふれあい保育で来られているお母さん方約60名です。

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 資料をもとに具体例や実例をあげながら解説していきました。

    < 自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方 >
       〜 自己肯定感を育てる関わり 〜

     1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

     2、そのままを愛する(変えようとしない)

     3、子どもの善さを見る(尊敬する)

     4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

     5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

     6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

     7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)



 2、そのままを愛する(変えようとしない)のところではこのようにお話しました。

 「そのままを愛する」とは、やんちゃな子はやんちゃな子のまま、引っ込み思案な子は引っ込み思案な子のまま、そのままを愛するということです。

 それは子どもを変えようとしないということです。
 
 そのままを愛するとは、結婚式の『愛の誓い』、あれですね。

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 「健やかなる時も病める時も、富める時も貧しき時も、喜びの時も悲しみの時も、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命のある限り、真心を込めて尽くすことを誓いますか?」

 こうして永遠の愛を誓うわけですが、この世に永遠の愛なんてあるのでしょうか。
 
 あるんですね。

 親が子どもに対して持つ愛は一生変わりません。
 親は死ぬまで子どものことを愛し続けます。

 だったら子どもが生まれた時にこう誓ってみたらどうでしょうか。

 「健やかなる時も病める時も、いい子の時も悪い子の時も、言うこと聞く時も言うこと聞かへん時も、この子を愛し、この子を敬い、この子を慰め、この子を助け、時期が来たら放してやり、その命のある限り真心を込めて育てることを誓いますか?」

 その無条件の愛が子どもの意欲、向上心、生きる力を育てます。

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 欠点もある、ダメなところもある、だけど

 「そのままの自分で愛されている」

 そう思えることが子どもにとってどんなに嬉しくてどんなに幸せでどんなに自信がつくことでしょう。
 自信とは究極的にはただ一つです。
 「自分は愛される存在である、自分には愛される価値がある。そう思えること。」
 それこそが自信の根幹にあります。
 それが今の、そして未来の子どもの心を支えるのです。

 「そのままのあなたが大好き」

 これは親が子どもに贈ることができるプレゼントの中でも最高のプレゼントです。
 これこそが自己肯定感です。


 そのようにお話ししました。

 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

 皆さん熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございます。
 講演会に参加されていてこのブログをご覧になられている方がおられましたら、講演会の感想等コメントいただけるととても嬉しいです。
 またお会いできる日を楽しみにしています。

 追記:10月25日(火)には高砂市文化保健センターで午前10時から「無為の子育て〜あなたも子どもそのままでいい〜」の講演会があります。高砂市内の幼稚園、こども園、保育園の保護者の方参加できます。よろしければいらしてください。
 
 

posted by 長谷川 at 11:51| Comment(3) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月21日

第2回たつの市龍野子育てつどいの広場での講演会


 今日は2回目のたつの市龍野子育てつどいの広場での講演でした。
 実は会場の駐車場の関係で9月5日と21日の2回に分けて講演しました。
 9月5日の講演の様子はこちらhttp://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/441652846.html
 テーマは「子どもを幸せに伸ばす親学講座」
 聞いてくださるのは小さなお子様をお持ちのお母様方です。

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  親学10か条の資料を元にお話ししました。

    < 親学10か条 >

  1、 子どもの自己成長力を信頼する。
    (信じて待つ)
                  
  2、 ありのままを愛する。
    (そのままのあなたが大好き)

  3、 子どもを尊敬する。
    (もうすでにあなたは素晴らしい)

  4、 子どもを親の思い通りに育てようとしない。
    (自然にお任せする)*子どもは親の作品ではない

  5、 子どもの思い、ペース、自由を大切にする。
    (あなたはあなたのやりかたで、あなたのペースで)

  6、 家族が仲良くする。
    (許し合う、笑い合う、かたいことは言わない)

  7、子どもの話を聴く
    (関心を持つ)

  8、子どもの存在を喜ぶ。
    (生まれてくれてありがとう)

  9、 親が幸せである。
    (笑顔と感謝を持って暮らす)

  10、家をのんびりできる場所にする。
    (心が安らぐ居場所)




 2、 ありのままを愛する。
  (そのままのあなたが大好き)
 のところではこのようにお話ししました。

 ありのままを愛するとは、やんちゃな子はやんちゃな子のまま、引っ込み思案な子は引っ込み思案な子のまま、そのままを愛するということです。

 それは子どもを変えようとしないということです。

 ありのままを愛するとは結婚式の「愛の誓い」、あれですね。

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 「健やかなる時も病める時も、富める時も貧しき時も、喜びの時も悲しみの時も、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命のある限り真心を込めて尽くすことを誓いますか?」

 こうして永遠の愛を誓うわけですが、永遠の愛なんてあるのでしょうか?
 あるんですね。
 親が子どもに持つ愛は一生変わりません。
 だったら親は子どもが生まれた時にこう誓ってみたらどうでしょう。

 「健やかなる時も病める時も、いい子の時も悪い子の時も、言うこと聞く時も言うこと聞かへん時も、この子を愛し、この子を敬い、この子を慰め、この子を助け、時期が来たら放してやり、その命ある限り真心を込めて育てることを誓いますか?」

 その無条件の愛が子どもの意欲、向上心、生きる力を育てます。

 欠点もあるダメな所もある弱い所もある、だけど「そのままの自分で愛されている」。
 そう思えることが子どもにとってどんなに幸せで、どんなに嬉しくて、どんなに自信がつくことでしょう。

 自信とは究極的にはただ一つです。

 自分はそのままで愛される価値がある、愛される存在である。
 そう思えること。
 それこそが自信の根幹にあります。

 「そのままのあなたが大好き」

 これは親が子どもに贈ることができるプレゼントの中でも最高のプレゼントです。
 これこそが自己肯定感です。

 では、どのようにしてそれを伝えていけばいいのか。
 今日はみなさんに紹介したい絵本があって持って参りました。
 「いいこってどんなこ?」という絵本です。

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 うさぎのバニー坊やがお母さんうさぎに尋ねます。
 「おかあさん、いいこってどんなこ?
  泣かないのがいい子なの?」

 お母さんは優しく言ってくれます。
 「泣いたっていいのよ。」

 バニー坊やはまた尋ねます。
 「おかあさん、いいこってどんなこ?
  強い子がいいこなの?」

 お母さんは優しく言ってくれます。
 「強くなくったっていいのよ。」

 バニー坊やがどんな尋ね方をしてもお母さんは
 「今のそのままのバニーが大好きよ。
  今のまんまのバニーでいいのよ。」
 そう言ってくれます。


 この絵本はあることで大変有名です。
 この絵本をこのように読み聞かせて寝かしつけるとおねしょがピタリと止まる魔法の絵本と呼ばれています。

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 子どもの問題の8割以上は愛情伝達不足で起こっております。
 愛情不足ではありません。
 愛情はあるのです。
 でもその愛情を子どもたちに1日に1度必ず子ども達に伝えているでしょうか。
 言葉でそしてスキンシップで「今のあなたが大好きよ」と子ども達に伝えてあげてください。


 そのようにお話ししました。

 講演の終わりに熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。
 
 講演後、主催者様のご厚意で本のサイン販売をさせていただきました。
 ありがとうございました。

 みなさん熱心に聞いてくださいました。
 もし今日の講演会に参加されてこのブログをご覧になられている方がおられましたら、講演の感想等コメントいただけたらとても嬉しいです。
 またお会いできる日を楽しみにしています。



 
posted by 長谷川 at 17:03| Comment(3) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月16日

兵庫県太子町立斑鳩(いかるが)幼稚園での講演会


 9月16日(金)は太子町立斑鳩(いかるが)幼稚園で講演会がありました。
 テーマは「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」
 聞いてくださるのは保護者の方約80名です。

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 最初に詩「しあわせになるれんしゅう」を紹介しました。

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 今日は「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」というテーマでお話しさせていただくわけですが、親が普段、子どもにかけている言葉ってどんな言葉でしょう?

 「早よしなさい」
 「もう宿題したの」
 「何べん言ったらわかるの」
 「いい加減にしなさい」

 実は親が子どもにかけている言葉の8割以上は、注意・命令・禁止・叱責なんですね。
 これでは子どもの自信ややる気は引き出せません。
 なぜなら、これらの言葉は上からの一方通行で対話になっていかないからなのです。
 自信ややる気を引き出そうと思ったらもっともっと子どもと対話しなくちゃ引き出せません。

 では、どうすれば子どもと対話できるのか?

 子どもの考えや気持ちを聞こうとして問いかけるのです。
 そうすると対話が成立して、そういう対話の中で子どもが自分で答えを見つけていく。
 それは親が一方的に押し付けた意見ではなくて子ども自身が自分で考えて自分で出した結論ですから子どもの行動も変わる可能性大なんですね。

 それだけじゃなくていつもそういう風に子どもの意見を聞こうとして問いかけていると子どもは自分で考えるようになるし、自分で出した結論に責任を持つようになります。つまり子どもの主体性を育むことになるんですね。

 また頭ごなしに叱らずに子どもの気持ちや考えを理解しようとして問いかけることによって、その子に対する愛情やその子を尊重する姿勢を示すことになります。それが親子の信頼関係を築くことにもつながります。

 でも問いかけ方にもコツがあるのです。
 では資料を見てください。

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 プラスの問いかけは子どもの考える力や主体性、意欲、能力を引き出します。
 マイナスの問いかけは子どものやる気をなくさせ、親子関係を悪くします。

    <子どもに対するプラスの問いかけ>

・ どうしたらいいと思う?
・ どうしたら出来るかな?
・ どうしたい?
・ どうして欲しい?
・ 何か手伝えることある?
・ それのいい所ってどこかな?
・ 違う見方できないかな?
・ 相手の立場に立ったらどう見える?
・ 何から始める?
・ どうしたら楽しく出来るかな?
・ 今すぐ出来ることって何かな?
・ どうしたの?何かあった?
・ どうしてかな?

    <子どもに対するマイナスの問いかけ>

・ なんで〜するの?
・ なんで〜しないの?
・ なんで〜したの?
・ もう宿題したの?
・ なんで怒らすの?
・ 何をしなければいけないの?
・ (悪い予想)になったら、どうするの?
・ どこを直さないといけないの?
・ ちゃんとしたの? わかってるの?
・ 何がいけないの?
・ 誰が悪いの?

 プラスの問いかけは子どもの考えや気持ちを聞こうとするもので、このように問いかけられると子どもは、自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じます。このように感じるとき、子どもは自らの内に宿る『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組んでいくようになります。



 マイナスの問いかけは「なんで〜」ばっかりやね。
 「なんで」と頭についたら後はろくな言葉が来ません。
 嘆く言葉か相手を責める言葉が続いてしまいます。
 問題はね、これらのマイナスの問いかけを無意識のうちにいっぱいしているということです。
 まずはそこを意識化する。
 意識化すると「なんで」と言いかけた時に止められます。
 まずは自分が子どもにかけている言葉を意識化してマイナスのものをプラスに変えていく。
 そうしてプラスの問いかけが子どもに自然にできるようになってきますとみなさん自身がプラス思考、ポジティブ思考に変わってきます。

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 ポジティブ思考とは何か?
 それは自分にもプラスの問いかけをし、自分を許し、自分に優しくし、自分の気持ちを大切にする思考です。

 ネガティブ思考とは何か?
 それは自分を許さず、自分を責め、自分を脅し、自分を不安にさせる思考です。
 それはそのまま子どもを許さず、子どもを責め、子どもを脅し、子どもを不安にさせる思考につながります。
 それは決して子どもを幸せにしません。
 今この思考を変えなければなりません。
 どのようにして?
 言葉を変えることによってです。
 思考は必ず言葉に表れます。
 言葉と思考は一対のものです。
 子育てには本音が出ます。
 子どもに言っている言葉の中に自分の本音、自分の思考が表れています。
 そこを変える。
 子どもにかける言葉を変えていく。
 そうするとポジティブ思考に変わるだけでなく、子どもとの関係が変わってきます。
 そして子どもとの関係が変わってくると子どもが変わってくるのです。

 
 そのようにお話ししました。

 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲にのせて100種類のお一人お一人それぞれ違う詩をプレゼントしました。

 みなさん熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございます。
 もし今日参加された方で今このブログをご覧になられていましたら、講演の感想等コメントいただけるととても嬉しいです。
 またお会い出来る日を楽しみにしています。
 

 
posted by 長谷川 at 13:33| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月14日

広島県尾道市立栗原中学校での講演会「思春期・反抗期の子どもとのつきあい方」

 
 今日は午後から広島県尾道市立栗原中学校で講演会がありました。
 テーマは「思春期・反抗期の子どもとのつきあい方」
 聞いてくださるのは保護者の方々です。

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 講演の中で詩「もし思春期をやり直せるなら」を紹介しました。

 もし子どもの思春期をやり直せるなら、
 勉強のことばかり言わずに
 もっと楽しい話で笑い合うようにします。
 注意やダメ出しばかりしないで
 子どものいい所を見るようにします。
 学費や老後の為だと節約ばかりしないで
 私が生き生きすることに
 もっとお金も時間も使います。
 「あんたが悪いんでしょ」と何もかも子どものせいにしないで
 「ごめんね」と素直に謝ります。
 子どもの問題を子どもの問題とせず
 自分の問題と捉えて
 自分のありようを振り返ります。
 子どもを変えようとせず
 そのままを愛します。
 子どもの将来の為だと
 自分の価値観を押しつけることをやめます。
 口うるさく口出ししないで
 温かく見守ります。
 脅したり厳しいことばかり言わないで
 「大丈夫。なんとかなる。」と
 安心させてあげます。
 子どものことばかりに気をとられていないで
 しっかりと自分の人生を生きるようにします。
 子どもは思い通りにならないものと早々にあきらめて
 望んだ時に援助するように心がけます。
 家庭はラブワゴンで
 家族はあいのりメンバーで
 悩んだり苦しんだりしながら
 それぞれに成長しているのだと考えます。
 家庭生活とは真実の愛を探す旅であり
 真実の愛はいつもそこにあることを忘れずに
 家族全員に
 感謝と尊敬をもって
 接していくようにします。
 遠い幸せではなく
 今ここにある幸せを
 大切に暮らしていきます。
 
                 by はせがわみつる



 「みなさんがこの詩を読まれて共感されるところがあれば教えていただきたいのですが・・」と4人の方にインタビューしてみました。

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 口うるさく口出ししないで
 温かく見守ります。
 脅したり厳しいことばかり言わないで
 「大丈夫。なんとかなる。」と
 安心させてあげます。



この部分に共感される方が多かったように思います。
我が子にはどうしても口うるさく口出ししてしまいますもんね。
その辺を皆さん、反省されていたようです。


 家族全員に
 感謝と尊敬をもって
 接していくようにします。
 遠い幸せではなく
 今ここにある幸せを
 大切に暮らしていきます。



ここに共感されていた方もおられました。
家族全員ね、ご主人もね。
と言ったら皆さん爆笑でした。


そのあと資料「自尊感情や自己肯定感を育てる関わり」で思春期の子どもとの関わり方について事例や具体例を元にお話ししました。

1、子どもの話を聴く(考えや気持ちを聴く)

2、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

3、管理者ではなく援助者になる(信頼する)

4、子どもの善さを見る(尊敬する)

5、弱さや欠点を受け入れる(受容する)



講演の終わりにお一人ずつ違う100種類の詩をプレゼントしました。

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皆さん、熱心に聞いてくださいました。
ありがとうございます。
今日の講演会の感想等ありましたらコメントしていただけたらとても嬉しいです。
また皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。


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2016年09月05日

兵庫県たつの市龍野子育てつどいの広場での講演


 今日は午前中、龍野子育てつどいの広場で講演してきました。
 演題は「子どもを幸せに伸ばす親学講座」
 聞いてくださるのは小さなお子様をお持ちのお母様方です。

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 親学10か条の資料を元にお話ししました。

    < 親学10か条 >

  1、 子どもの自己成長力を信頼する。
    (信じて待つ)
                  
  2、 ありのままを愛する。
    (そのままのあなたが大好き)

  3、 子どもを尊敬する。
    (もうすでにあなたは素晴らしい)

  4、 子どもを親の思い通りに育てようとしない。
    (自然にお任せする)*子どもは親の作品ではない

  5、 子どもの思い、ペース、自由を大切にする。
    (あなたはあなたのやりかたで、あなたのペースで)

  6、 家族が仲良くする。
    (許し合う、笑い合う、かたいことは言わない)

  7、子どもの話を聴く
    (関心を持つ)

  8、子どもの存在を喜ぶ。
    (生まれてくれてありがとう)

  9、 親が幸せである。
    (笑顔と感謝を持って暮らす)

  10、家をのんびりできる場所にする。
    (心が安らぐ居場所)



 1、子どもの自己成長力を信頼する。
    (信じて待つ)
 のところではこのようにお話ししました。


 子どもをね、間違えることなく上手に育てるなんてことは本当はできないことなんです。
 人間やからね、間違えることもあるし、親のエゴや不安からいらんこともしてしまいます。
 それはもう避けることはできません。
 でもね、「自然の叡智」がね、ちゃあんと上手に子どもを育ててくれるんです。
 「自然の叡智」てのはすごいんです。
 一個の受精卵から今皆さんが抱いておられる子どもをね、作り上げてしまうんです。
 間違えることなく。
 だから皆さんには上手に育てられなくても、この「自然の叡智」に任せておけば上手に育ててくれるんです。
 
 でもね、皆さんが自分の頭でこうした方がええやろ、ああした方がええやろと色々考えて色々やっている間は「自然の叡智」てのは陰に隠れてしまってあまり働きません。皆さんが自分の力でなんとかしようとしている間は働かない。
 もう自分には上手に育てられへんわ、と自然にお任せする境地になって、自分のエゴが降参したらこの「自然の叡智」が働きだして良い方向に動き出すのです。

 だから、皆さんは子育てで何もかも自分でちゃんとやろうとしないで、もっと子どもの自己成長力を信頼して「自然」に任せていく、そうしたら子育てはもっと楽に、もっと楽しくなっていくんです。そうしてお母さんが楽になって、幸せな気持ちになって育てていくのが一番子どもの成長、発達を助けることになるんです。子どもを幸せに伸ばしていくことになるんです。

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 この自己成長力とは何か?

 それは人間には自ら成長、発達、進歩、向上していく力が宿っているということです。

 例えば子どもは生まれて半年も経つと寝返りを打つようになるでしょ。
 あれはね、乳児の心の中に自然に「寝返りを打ちたい」という衝動が自然に起こってきてそれで出来るようになるんです。
 寝返りを打てるようになって腹ばいになると今度は「前に進みたい」「ハイハイしたい」という衝動が起こってきます。この衝動に促されて赤ちゃんはハイハイするようになります。
 ハイハイできるようになれば「立ちたい」。
 立てるようになれば「歩きたい」。
 そういう衝動に促されて子どもは成長・発達していくんですね。
 これを成長衝動と言います。
 実は子どもを成長させているのはこの成長衝動なんですね。

 3歳頃になりますと幼児の心にある衝動が生まれます。
 それは「お友達と遊びたい」という衝動です。
 社会性の芽生えですね。
 そうして「お友達と遊びたい」という衝動が高まって4歳で幼稚園に入園します。
 入園時期ってのはとてもうまくできているんです。

 また5歳頃になりますとまた新しい衝動が生まれます。
 「字を読みたい」という衝動です。
 この学習衝動に促されて字を覚える時、
 そこには喜びがあるのです。
 「読めた!」という喜びがあるのです。

 学習は喜びと共に始めなければなりません。

 ところが親は余計なことをしてこの喜びを奪うことがあります。
 こういう衝動が起きる前に字を覚えさせてしまうんです。
 3歳ぐらいですと覚える子は覚えるんです。
 そうすると5歳ぐらいになってみんなが字が覚え始めて「わ〜、読めた!」なんて喜んでるときにその子ひとりだけが冷めた感じで「もう私読めるもん」てことになる時があります。
 親のエゴや不安から余計なことをして子どもの喜びを奪うなんてことになりかねません。
 だから「信じて待つ」なんですね。
 もっともっと「自然の叡智」を信頼して、それにお任せしていくことが最も心配のない子育てなんですね。

 そのようにお話ししました。

 講演の終わりに熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違う詩をプレゼントしました。

 

 講演後、主催者様のご厚意で本のサイン販売をさせていただきました。
 ありがとうございました。

 皆さん、熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございます。
 今日参加された方でこのブログをご覧になられている方がおられましたら、今日の講演会の感想等コメントいただけたらとても嬉しいです。

 また皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。


 
 
posted by 長谷川 at 16:31| Comment(2) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月03日

岐阜県海津市文化センターでの講演会


 今日9月3日(土)は岐阜県海津市文化センターで西濃地区PTA連合会主催の講演会でした。
 テーマは「子どもを幸せに伸ばす10の秘訣」
 聞いてくださるのは西濃地区PTAの皆さま約600名です。

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 子どもを伸ばしてくれる家庭教師の先生には共通点があります。
 それは子どもとのコミュニケーションが良好だということです。
 いい家庭教師というのは、子どもが先生が来てくれるのを楽しみにしている。
 先生に勉強を教えてもらったり、おしゃべりするのが楽しい。
 指導後、子どもの顔色が明るくなる。
 そういう家庭教師の先生は間違いなく成績は上がります。

 また家庭教師をされて成績が伸びる家庭にも共通点があります。
 子どもが素直に甘えられている。甘えが出せている。
 親も子もよく笑う。
 親子の仲がいい
 そういう家庭の生徒さんはよく伸びます。

 つまり子どもは親や先生との関係が良好であればあるほど意欲的になるということです。ではどういった親子関係が子どもの自信と意欲を引き出し、子どもを幸せに伸ばすのか。

 それは「あたたかくて信頼し合える親子関係」です。

 その「あたたかくて信頼し合える親子関係」とはどのようなもので、どのようにすればそれを築いていけるのかを「親学10か条」の資料を元にお話ししていきます。

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     < 親学10か条 >

  1、 子どもの自己成長力を信頼する。
    (信じて待つ)
                  
  2、 ありのままを愛する。
    (そのままのあなたが大好き)

  3、 子どもを尊敬する。
    (もうすでにあなたは素晴らしい)

  4、 子どもを親の思い通りに育てようとしない。
    (自然にお任せする)*子どもは親の作品ではない

  5、 子どもの思い、ペース、自由を大切にする。
    (あなたはあなたのやりかたで、あなたのペースで)

  6、 家族が仲良くする。
    (許し合う、笑い合う、かたいことは言わない)

  7、子どもの話を聴く
    (関心を持つ)

  8、子どもの存在を喜ぶ。
    (生まれてくれてありがとう)

  9、 親が幸せである。
    (笑顔と感謝を持って暮らす)

  10、家をのんびりできる場所にする。
    (心が安らぐ居場所)


 
 具体的な事例や絵本などを使ってお話ししました。
 講演の中で曲「手紙 〜親愛なる子どもたちへ〜」をかけました。

 

 講演の終わりに小田和正さんの曲「たしかなこと」にのせて100種類のそれぞれ違う詩を皆さんにプレゼントしました。

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 皆さん、熱心に聞いてくださいました。
 本当にありがとうございます。
 お世話くださった役員の皆さん、ありがとうございました。
 もし今日の講演会に参加されてこのブログをご覧になられている方がおられましたら、講演の感想等コメントいただけたらとても嬉しいです。
 また皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。

 
 詩のプレゼントの際、ある方からお手紙をいただきました。そのお手紙の内容がとても素敵だったので、もしこのブログをご覧になられていましたら、お手紙の内容をブログに載せる承諾をコメントでいただけませんか。HRさん、よろしくお願いします。もちろん匿名にさせていただきます。
 

posted by 長谷川 at 18:00| Comment(4) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月27日

福島県会津若松市での講演会

 今日は朝4時40分に起きて6時前の電車に乗って、福島県会津若松市まで講演に行って来ました。
 テーマは「自信とやる気を引き出す!自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」
  聞いて下さるのは子育て中の保護者の方と子育て支援に携わっておられる方です。

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最初にこの詩を紹介しました。

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 子育ては待つ練習なんですね。
 急いてはことをし損じるって言うでしょ。
 人を育てるのが上手い人、スポーツのコーチや監督でも上手い人はみんな「待つ」のが上手です。
 待てない人は福をつかむのが下手です。
 「残り福」とか「残りものに福がある」て言うでしょ。
 だから幸せになりたいと思ったら「待つ」ことが出来ないとダメですね。
 幸せになるために大切なことが3つあります。
 1つは「待つ」こと。
 2つ目が「許す」こと。
 3つ目が「笑う」ことです。
 許すと笑うについては講演の最後のところでお話しします。

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次に子どもに対する言葉がけを注意・命令・禁止・叱責から、子どもの考えや気持ちを聞く「プラスの問いかけ」に変えていくことの大切さをお話ししました。

 ついつい親は子どもを心配するあまりマイナスの言葉がけをしてしまいがちですが、まずはそこを意識化する。
 そしてそこを意識してプラスの問いかけ、プラスの言葉がけに変えていく。
 そうすると親である自分自身もプラス思考に変わっていきます。
 プラス思考とは何か?
 それは自分にもプラスの問いかけをし、自分を許し、自分に優しくし、自分の気持ちを大切にする思考です。
 マイナス思考とは何か?
 自分を許さず、自分を責め、自分を脅し、自分を不安にさせる思考です。
 それはそのまま、子どもを許さず、子どもを責め、子どもを脅し、子どもを不安にさせる思考につながります。
 それは決して子どもを幸せにしません。
 今このマイナス思考を変えなければなりません。
 ではどのようにして?
 言葉を変えることによってです。
 思考は必ず言葉に表れます。
 言葉と思考は一対のもです。
 子育てには隠しようもないほど本音が出ます。
 子どもに言ってる言葉の中に自分の本音、自分の価値観、自分の思考が表れています。
 そこを変える。
 子どもにかける言葉を変えていく。
 そうするとプラス思考に変わるだけでなく子どもとの関係が変わってきます。
 そして子どもとの関係が変わってくると子どもが変わってくるのです。

 そのようにお話ししました。


そのあと資料をもとに具体例や実例をあげながら解説していきました。

    < 自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方 >
       〜 自己肯定感を育てる関わり 〜

     1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

     2、そのままを愛する(変えようとしない)

     3、子どもの善さを見る(尊敬する)

     4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

     5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

     6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

     7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)




 そして講演の最後にこのようにお話しをしました。

 子どもたちは何も子育ての上手なお母さんに育ててもらいたいのではありません。
 賢いお母さんに育ててもらいたいのでもありません。
 あなたに育ててもらいたいんです。
 子どもたちはそのままのあなたに会いたくて、そのままのあなたに育ててもらいたくて、あなたのもとに生まれてきました。ですから、どうぞ欠点もあるがまま、そのままのあなたで育ててあげてください。
 だけど、ママには笑っていてほしい。幸せでいてほしい。
 笑うためには許すことが必要です。
 誰を?
 自分をです。
 誰にでも欠点やダメな所はあると思います。
 皆さんはそのダメな所や欠点を直すのではなく、許してください。
 そして自分の欠点を許したように子どもさんやご主人のダメな所も許してあげてください。
 そうすれば家庭に笑顔が生まれます。
 そうして許しあって、笑いあって、皆さんが幸せに子育てしていかれることを心より願っております。
 本日は誠にご静聴ありがとうございました。

 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲に乗せてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

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 皆さん熱心に聞いてくださいました。
 本当にありがとうございました。
もし、今日の講演会の感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。
またお会いできる日を楽しみにしています。

講演会のあと主催者様のご厚意で本のサイン販売をさせていただきました。

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40冊全部完売し、そのあと16冊追加注文いただきました。
本当に嬉しかったです。
追加注文の方、ちょっと待っててくださいね。
4、5日でお届けしますからね。


最後に主催者様の会津若松市こども家庭課の皆さまと。

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本当にお世話になりました。
心より感謝申し上げます。


ただいま帰路の途中、もうすぐ郡山駅です。
posted by 長谷川 at 18:05| Comment(9) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月24日

兵庫県高砂市幼稚園教育過程研修会での講演


 今日は午後2時から高砂市のユーアイ帆っとセンターで高砂市内の公立幼稚園、こども園、保育園の園長先生や保育士さん、幼稚園教諭の皆様(約45名)を対象に講演させていただきました。
 タイトルは「無為の子育てと自尊感情を育てる関わり」

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 みなさん、仕事とは「仕える事」と書きます。

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 みなさんに今日考えていただきたいのは
 皆さんは一体誰に仕えていられるのかという事です。
 と言いますのも自分は誰の奉仕者であるのか、
 それによって仕事の仕方が大きく変わってくるからです。

 皆さんは誰に仕えているのでしょう?

 子どもさんを預けておられる親御さんでしょうか。
 それとも直属の上司である園長先生でしょうか。
 お給料をもらっている高砂市でしょうか。
 それとも税金を納めている高砂市民全体でしょうか。

 皆さんはどうお考えになられますか?

 これは仕事をする上で最も大切で、最も自覚しておかなければならない問題です。
 つまり私たちの目が一体どこを向いているのか、
 何を最も大切にして仕事しているのか、
 がそれによって決まってきます。

 世界で初めて幼稚園を作ったのはフレーベルです。
 彼は誰ために幼稚園を作ったのでしょう。
 親のためでしょうか? いいえ。
 国のためでしょうか? いいえ。
 フレーベルは子どもたちのために幼稚園を作ったのです。
 彼は子どもの中に神の性質「神性」を見ていました。
 そしてその「神性」を引き出すために幼稚園を作ったのです。
 「神性」を引き出し、人間が人間としてさらに進化し成長する可能性を見ていたのです。
 フレーベルはこう言っております。
 
 「教育とは子どもの神性を歪めることなく引き出すことにあるので、受身的・追随的でなければならず、決して管理的・命令的・干渉的であってはならない。」

 これはモンテッソーリ教育で有名なマリア・モンテッソーリも同じことを言っています。

 「子どもは自らを成長・発達させる力を持って生まれてくる。親や教師はその要求を汲み取り、自由を保証し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない。」

 実はモンテッソーリ教育を受けた創造的な人たちが現代の世界を動かしております。
 グーグルの創設者も、アマゾンの創設者も、ウイキぺディアの創設者もみんなモンテッソーリ教育を受けていました。現在のネット社会は彼らが作りあげたと言ってもいいでしょう。イギリス王室のウイリアム王子もモンテッソーリ教育です。

 子どもたちが健全に発達し、その意欲、能力、思いやりの心を伸ばしていくために大切なことが3つあります。
 これを僕は3つの「あ」と呼んでいます。
 3つの「あ」とは、
 
 あいじょう

 あんしん

 ありのまま


 です。
 
 そしてこの中で一番基本となるもの、一番大切なものは何だと思いますか?

 それは「あんしん」です。

 子どもたちに安心を保証する、子どもたちが安心して園で過ごすことができる、これを子どもたちに保証することが最も大切です。
 そしてその上で先生からの「あいじょう」が感じられ、「ありのまま」でのびのびしていられる。
 それが最も子どもたちの健全な発達を助けます。

 そのようにお話ししました。

 「無為の子育て」について5つの提案をさせていただきました。

 「無為の子育て」から5つの提案

 1、いい子にしようとしない
  (あなたでいい、あなたがいい)

 2、いい親になろうとしない
  (あなたも私もダメでいい)

 3、自然にお任せする
  (子どもの自己成長力を信頼する)

 4、愛や喜びや幸せを受け取る
  (私の許に生まれてくれてありがとう)

 5、自分のエゴに気づく
  (「あなたのため」は自分のため)


 
 自尊感情を育てる関わりについては事例や具体例をあげて具体的にお話ししました。

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 みなさん大変熱心に聞いてくださいました。
 講演の最後にお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。
 また皆さんにお会いできる日を楽しみにしております。
 今日の講演の感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。

 
 
 
posted by 長谷川 at 18:46| Comment(2) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月22日

長崎県新上五島町有川鯨賓館での講演会


 8月22日(月)は長崎県五島列島の一つ、新上五島町にあります有川鯨賓館で講演会でした。
 テーマは「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか」
 聞いてくださるのは新上五島町内の小中学校の先生方約120名です。
 
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 これは今から6年ほど前の話なのですが、
 ある女性の家庭教師の先生がいつものように小学校5年生の女の子のお家に指導しに行かれたんですね。
 でもその日はいくら呼び鈴を押しても返事がありません。
 たまたまドアには鍵がかかていなかったのでドアを開けて
 「こんにちは・・、こんにちは・・」
 と呼びかけるのですがやっぱり返事がありません。
 
 家の奥の土間というか、庭というか、そういうところから、カーン、カーン、カーンて金槌で釘を打つような音がしているので、また「こんにちは」と大きな声で呼びかけるとカーン、カーンて2回音がしたあと音が止んだので、もう一度大きな声で「こんにちは」呼ぶと、家の奥の土間の方から小学校5年生の女の子が出てきました。

 先生が「何してたん?」と聞くと、
 その女の子は恐い顔して「先生にはわからへんわ。」

 「何のこと?」
 「先生、人を本気で憎んだことあるか?」
 「えっ?」
 「先生にはわからへんわ。先生、いじめられたことないやろ?」

 この先生は実は中学校の時にきついいじめを受けて人間不信になって不登校になられた過去があったんですね。
 それで
 「先生かていじめられたことあるよ。
  中学ん時にいじめられてそれで学校行けんようになって・・。
  だから〇〇ちゃんの気持ちかてわかるよ。何があったん?」

 するとその小学校5年生の女の子がワーッて泣き出して、ずーっといじめられていて辛かったこと、いじめてくる子が憎くて憎くて、さっきまで人型に切った紙にその子の名前を書いて釘を打ち付けていたことを話してくれました。

 「そっかー。辛かったなー・・。
  わかるでー。先生もいじめられてたことあるから気持ちわかるでー。
  でもな、人を憎んでみても自分の心が汚くなるばっかりやで。
  なんでいじめてくる子のために自分の心を汚さなあかんの。
  先生もいじめてくる子のことを憎く思ったこともあったけど、
  そんな人のために自分の心が真っ黒に汚れるのは馬鹿らしいやん。」

 その子は泣きながら「うん、うん」てわかってくれたそうです。
 
 僕ね、この話をその先生から直接聞いた時、本当にこの先生がこの子の担当でよかったなあと思いました。

 「先生、人を本気で憎んだことあるか?」
 この問いかけは本当に重い問いかけですね。

 人を憎むことは決していいことではありません。
 むしろ悪いことです。
 でも人を憎んでしまうこともあります。
 それを良い悪いではなく「気持ちわかるでー」と共感していく。
 それは勇気のいることです。
 真っ黒な憎しみの感情の泥の中で喘いでいる子どもがいれば
 自分もその泥の中に飛び込んで一緒にもがきながら
 その泥の中から救い出してくる。
 それは自分だけ綺麗な所にいて「そこから抜け出せ」と言ってもダメなんですね。
 その泥の中に自分も入って、その子と一緒にもがき苦しみながらそこから共に這い出していく。
 これを「共苦共悲」と申します。
 共に苦しみ、共に悲しむという意味です。

 私自身も20歳くらいの時に悩みを抱えている時期がありまして、
 大阪駅で行き交う人たちの顔を見ながら「この人たちはいいな、悩みがなくって」と思っていました。
 でもある日ふと、そうじゃないと気がついたんです。

 この通行している人たちも顔には出さないけれど、
 一人一人悩みを抱えているんだ。
 悩み苦しんでいるのは自分一人ではない。
 みんな悩みを抱えつつそれでも一生懸命生きているんだ。
 僕も頑張って生きていこう。
 
 そう思うと勇気が湧いてきたことがありました。

 苦しみというのは自分一人が苦しいと思うから苦しいんですね。
 孤独だから苦しんです。
 貧乏でもね、
 みんな豊かに暮らしているのに自分とこ一軒だけ貧しいというのが辛いんです。
 周りもみんな貧乏やったら、貧乏でも全然明るく楽しくやっていけるんです。
 問題はその悩みそのものというより、そこから生まれる孤独感こそが人を苦しめ追いつめてしまうんですね。

 そのようにお話ししました。
そのあと「自尊感情や自己肯定感を育てる関わり」について具体的な事例をもとにお話ししました。

皆さん、熱心に聞いてくださいました。
講演の終わりに小田和正さんの曲「たしかなこと」にのせてお一人お一人に50種類のそれぞれ違う詩をプレゼントしました。

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講演後、主催者様のご厚意で拙著「あなたも子どももそのままでいい」のサイン販売をさせていただきました。

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山田会長はじめ新上五島町教育会の皆さまには本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
 また皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。

もし今日の講演会に参加されて今このブログをご覧になられている方がおられましたら、今日の講演会の感想等コメントいただけたらとても嬉しいです。





 
posted by 長谷川 at 14:22| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月15日

兵庫県加古川市立氷丘南幼稚園での講演会


 今日は加古川市立氷丘南幼稚園で講演会でした。
 テーマは「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」
 聞いてくださるのは保護者の方約90名です。

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 資料をもとに具体例や実例をあげながら解説していきました。

    < 自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方 >
       〜 自己肯定感を育てる関わり 〜

     1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

     2、そのままを愛する(変えようとしない)

     3、子どもの善さを見る(尊敬する)

     4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

     5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

     6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

     7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)



 1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)ではこんなお話をしました。

 皆さん、ドラえもんはご存知ですね。
 ドラえもんのお話の中でも名作中の名作と呼ばれるのが「のび太の結婚前夜」というお話です。
 どんなお話なのかと言いますと・・。

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 明日はついにのび太くんとしずかちゃんの結婚式。
 しずかちゃんの家では最後に家族水入らずの食事会が開かれました。
 その食事会も終わり、最後にパパにお礼のあいさつをしようとするしずかちゃん。
 でも、うまく言葉にできず、ただ「おやすみ」と告げただけで部屋を出て行ってしまいました。
 それを見ていたドラえもんは、思っていることは何でもしゃべってしまうという秘密の道具『正直電波』を取り出し、しずかちゃんに照射します。
 すると、しずかちゃんはすぐさま部屋に戻ってきて、こう言い出すのでした。
 
しずか「パパ、あたし、およめにいくのやめる!」

パパ 「ええっ!!」

しずか「あたしが行っちゃたら、パパさびしくなるでしょ」

パパ 「そりゃあ、もちろんだ」

しずか「これまで、ずぅっと甘えたりわがまま言ったり・・・、
    それなのに、あたしのほうは、パパやママになんにもしてあげられなかったわ」

パパ 「とんでもない。君はすばらしい贈り物を残していってくれるんだよ」

しずか「贈り物? あたしが?」

パパ 「そう。数え切れないほどのね。
    最初の贈り物は、君が生まれてきてくれたことだ。
    午前3時ごろだったよ。君の産声が天使のラッパみたいに聞こえた。
    あんなに楽しい音楽は聴いたことがない。
    病院を出たとき、かすかに東の空が白んではいたが、
    頭の上はまだ一面の星空だった。
    この広い宇宙の片すみに、ぼくの血を受け継いだ生命がいま、生まれたんだ。
    そう思うと、むやみに感動しちゃって、涙が止まらなかったよ。
    それからの毎日、
    楽しかった日、
    満ち足りた日々の思い出こそ、
    君からの最高の贈り物だったんだよ。
    少しぐらいさびしくても、想い出があたためてくれるさ。
    そんなこと気にかけなくていいんだよ」

しずか「パパ・・」

パパ 「のび太くんを選んだ君の判断は正しかったと思うよ。
    あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。
    それが人間にとって一番大事なことなんだからね。
    彼なら、間違いなく君を幸せにしてくれるとぼくは信じているよ。」


 それを透明マントを着たのび太が聞いているんです。
 しずかちゃんのパパは僕のことをそんなふうに思ってくださってたんだ・・と感謝するとともに安心して現代へと帰って来るというお話です。

 実は私、3年前初めて娘の結婚式だったんです。
 結婚式ってね、必ず小さい頃からの写真が音楽やナレーション付きでスライドショーで流れますね。
 「イベントごとが大好きでした・・」
 そんなナレーションとともに3歳の娘の誕生日の時の写真が。
 そこには満面の笑みでピースサインをしている娘と若い頃の自分や妻が写っています。
 ああ、あの時は楽しかったなあ・・
 ああ、あの時は幸せやったなあ・・
 て思い返しますと、しずかちゃんのパパが言うように
 子どもから幸せをもらってたんやなあ、
 いっぱい、いっぱい幸せをもらってたんやな、
 今までありがとう。
 て思ったら涙が溢れてまいりました。

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 親になりますとついつい子どもに何をしてやれるか、何を身につけさせてやれるかと『与える』ことばかりに目が行きがちですが、本当は子どもが持ってきてくれた愛や喜びや幸せを『受け取る』ことの方が何倍も大事なんじゃないかと思うんです。
 親はね、勘違いしてしまうんです。
 親が子どもを幸せにしてやらないとって思ってしまうんです。でも、逆なんですね。親が子どもを幸せにするんじゃないです。子どもが親にいっぱい幸せを与えてくれているんです。親は幸せをもらっている側なんですね。そしていっぱい幸せをもらったらいいんですね。
 なぜか?
 幸せな親が幸せな子どもを育てるからです。
 そうして子どもに幸せを返していったらいいんですね。
 
 自分という存在は親に喜びを与える存在なんだ。
 幸せを与える存在なんだ。
 そう思えること。
 それこそが子どもの自信の基礎となるものです。
 それこそが自己肯定感なのです。
 
 最後にキロロの「未来へ」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違う詩をプレゼントしました。

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 今日参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
 もしこのブログをご覧になられていましたら講演会の感想等コメントくださるととても嬉しいです。

 またお会いできる日を楽しみにしています。
 
 
 
posted by 長谷川 at 13:29| Comment(4) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月14日

第42回ペアレントセミナー ありがとう <後編>


 前編から読みたい方は⇨http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/440007922.html

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 僕はこのペアレントセミナーで皆さんに何を考えてもらいたいのか。
 それは子どもの育て方や接し方じゃないんです。
 もちろんそんな話もしますよ。
 でも、僕が皆さんにここで一度ゆっくり見つめ直してほしいのは、そういうテクニックや方法論ではなくて、親のあり方であり、自分のあり方なんです。自分の子育てと言ってもいいでしょう。
 子どもをどうするのかではなくて、親である自分はどうあろうとするのか、自分はどうありたいのか、子どもとどんな親子関係を築いていきたいのか、それを皆さんに考えてもらいたいんです。

 今日はそのための教材を持って参りました。

 映画「異人たちとの夏」。1988年の作品です。

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 主人公は40歳の人気シナリオライター。
 妻子と離婚し、今はマンションで一人暮らし。
 忙しく華やかな暮らしの中にも時々空しさを感じるときがあります。
 ある日、彼は死んだはずの父親と母親に出会います。
 (彼の両親は彼が12歳のときに交通事故で亡くなっています)
 言われるままについていくと・・
 そこは30年前の東京の下町のようなところ。
 夢か現実か、
 懐かしいような幻想的な場所で
 彼は両親とあたたかく心安らぐ時間を過ごします。

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 彼はその後、頻繁に死んだ両親に会いにいきますが、
 どんどん衰弱していきます。
 彼のそんな様子を心配した恋人の忠告を聞いて彼は両親と会うのをやめることを決意します。
 そしてそれを伝えに両親のもとに行きます。
 その場面が秀逸なのです。

 最後に親子3人で浅草ですき焼きを食べようということになり、その店での会話。

 お父さんが
 「12歳で両親を亡くして、苦労して・・、
  よくやったよ、よくやった。
  今じゃ、俺たちにいくらでも肉を食えと言ってる。
  大したもんだ。」

 お母さんも
 「お前のことを大事に思ってるよ。」

 すると主人公は涙ぐんでこう言います。
 「僕なんて、ろくな仕事してこなかったし、目先の競争心だけで・・、
  いい亭主でもなかったし、いい父親でもなかった。 
  お父さんお母さんの方がどんなに立派かしれない。
  驚いたよ。
  あったかくて。
  こんな親にならなくっちゃって思った。
  僕なんて今は親孝行づらしてるけど、お父さんお母さんが生きてたら親孝行してたかどうかわからないし・・」

 沈黙ののち父親が

 「もう何にも言うな。てめえでてめえのこといじめるこたあねえ。
  自分で自分のこと大切にしなきゃ、誰が大切にしてくれんだよ。」

 母親が続けてこう言います。

 「お前をね、自慢に思っているよ。」

 父親も

 「そうとも。」

 そして、お父さんもお母さんも影が薄くなって、

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 「どうやらダメらしいや。」

 「体を大事にね。」

 主人公は「もう行っちゃうの」と、子どものように涙を流しながらこう言います。

 「ありがとう。
  どうもありがとう・・。
  ありがとうございました。」

 その言葉を聞きながら両親は消えていきます。



 その両親ていうのが、がらっパチで息子と花札をいっしょにしようと言い出すようなお世辞にも模範的な親とは言えないお父さんとお母さんなんだですけれど、人間らしくてあたたかいんですね。二人とも欠点丸出しだけれども、だからこそ生きている(本当は死んでいる)お父さん、お母さんらしくて、主人公にとってはそんな両親と暮らす時間はかけがえのない時間なのです。
 そして、息子のことはとても大切に思っていて、そして息子の善さや素晴らしさもよ〜くわかってくれているんです。だから最後の別れに際して「よくやった」「自慢に思っているよ」という言葉になったんですね。

 その言葉を聞いたとき主人公は本当の意味で自分の至らなさや傲慢さを自覚し、反省します。本当に反省する時というのは、自分のことを心から受け入れられた時なんですね。そしてそんなふうに自分を受け入れてくれる両親だからこそ感謝と敬意を感じるのです。それが最後の「ありがとうございました」という丁寧な言葉に表れています。

 僕がよく言う『無為の子育て』。
 「いい親になろうとせず、いい子に育てようとせず、ありのままの自分でありのままの子どもを愛し育てていきましょう。それが一番楽で、一番幸せで、一番子供が伸びる子育てです。」というのはまさにこういうことです。


 ところで皆さん、
 お子さんに点数をつけるとしたら何点をつけますか?
 頭の中でつけてみてください。

 今、お子さんにつけた点数があなたの母親としての点数です。

 80点とか90点とか、せこい点数はつけない。
 子どもに点数をつけるときはアレがどう、コレはどうなんてチマチマしたことは考えない。
 元気やったら100点。
 子どもに100点つけた時、あなたは自分にも100点をつけられたんです。

 あなたも子どももそのままでいい。

 あなたのままで100点満点です。

  
 最後はあいのりのテーマソング「明日への扉」にのせてお一人お一人にそれぞれ違う詩をプレゼントしました。

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 ある女性にはこの詩がいきました。

    詩 「親の道 子の道」

   間違わずに育てられる親はいません
   
   間違わずに大きくなる子はいません

   それがあなたの道だったのだし

   それが子どもの道だったのです

   今 こうして

   許し合い 笑い合えるなら

   それは

   その道でよかったのです

               by はせがわみつる


 大変心に響いたと喜んで下さいました。
 
 
 今回参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
 もしこのブログをご覧になられていて感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。
 また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

 次回ペアレントセミナーは10月の第4週か第5週の日曜日を予定しています。
 また決まりましたらこのブログで発表します。

 今回のセミナーに参加してくださった方がブログに感想を書いてくださっています。
 ぜひご覧下さい。
 こちらです⇨http://ameblo.jp/frauyoko-monaka/entry-12179207127.html

posted by 長谷川 at 14:00| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月13日

第42回ペアレントセミナー ありがとう <前編>


 7月10日(日)は午後から第42回ペアレントセミナーでした。
 タイトルは「子育ては ただ飯食わせ 服着せて 布団に寝かす ことと知るべし」
 参加してくださったのは約15名でした。
 
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   子育ては  ただ飯食わせ  服着せて

     布団に寝かす  ことと知るべし   (長谷川満)
  

 「子育ては何も難しいことはない。ただご飯を食べさせ服を着せ布団に寝かすだけのこと。
  子どもと共に過ごす時間を味わい楽しむだけのこと。」
 母親の役目はそれでおしまい。
 もちろん子どもが小さい間は絵本も読んであげてください。
 お尻の拭き方やお箸の使い方も教えてあげてください。
 でも、何かを習わせるとか、勉強をできるようにするとか、「大人が喜ぶようないい子」に育てる必要はないということです。

 子どもが望めば習い事をさせるのもいいでしょう。
 僕が言いたいのは、その子の個性やありよう、その子の気持ちを無視して親がその方がいい、子どもにそうあってほしいという一方的な親の思いや願いから色々なことをさせたり、させなかったり、そして子どもが思い通りにならないからといって悩んだり苦しんだり・・、そういうことはもうやめましょうよ。
 そんな自分から苦しむような子育てや考え方はやめて、もっと子どもと過ごす時間が楽しくなるような、もっと幸せが感じられるようなそういう考え方の子育てに変えませんかという提案なんです。

 そしてそんなふうに子どもも親も楽しく幸せに過ごすことが一番子どもの意欲や能力を引き出すと考えています。

 たとえて言えばグーグルのような会社の方が業績が伸びるということです。
 グーグルを始めアメリカの先進的な会社では、社員がいかに自由に楽しんで仕事ができるか、社員が自由で幸せでないといいアイデアは生まれないし素晴らしい仕事はできないという考え方に変わってきています。
 
 子どもも自由で幸せである方が、勉強でもスポーツでも前向きに頑張れるように思います。
 誰かに管理されて強制されてイヤイヤやったところであまり上達しないと思います。

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 僕は家庭教師の派遣が本業ですが、
 僕の家庭教師の先生方に対するマネージメントは、最初は一般的な管理・指導型のマネージメントでした。
 昔から仕事熱心でしたから(笑)、一生懸命「どうやったらこの生徒はもっと伸びると思いますか?」と先生にしつこく問いかけ、先生方にしんどい思いをさせていました。
 「こうした方がいい」とその先生のやり方ではなく自分のやり方や考え方を押し付けてもいました。
 こちらが熱心に管理、指導すればするほど、家庭教師の先生との距離は離れ、生徒の成績も思うようには上がりませんでした。
 一生懸命に仕事(管理・指導)すればするほど空回りし、うまくいきません。
 そこでマネージメントの仕方を180度変えました。

 感謝・援助・尊重のマネージメントに変えたのです。

 家庭教師の先生には「いつもありがとう。先生の〇〇な所が素晴らしい」とその良い点を高く評価し、感謝するようにしました。
 また「必要な教材がありましたら遠慮なく仰ってください。用意します。」と先生ができるだけ指導しやすいように後方支援するようにしました。
 そして「先生のやり方でやってください。」と先生のやり方を尊重するようにしました。

 その結果、家庭教師の先生方と僕との信頼関係はすごく強いものとなり、先生は僕が言わなくても非常に熱心に誠実に指導に取り組んでくださるようになりました。
 生徒さんの成績も今まで以上に上るようになりました。
 僕が先生の良いところを認め高く評価し、尊重する姿勢を示すことは、先生方も生徒さんたちに対してそのように接してくださることにもつながったように思います。そしてそのことが生徒さんが先生のことを好きになり、信頼することにもつながっているように思います。
 
 うちの家庭教師の特徴は生徒さんが先生のことが大好きで喜んでいるということです。
 そのことが成績向上にも、お家の方からの信頼にもつながっています。

 今までの管理・指導型の子育ては育てる親が主人公の子育てであり、感謝・援助・尊重の子育ては育ちゆく子どもが主人公の子育てです。

 みなさん、「奇跡のリンゴ」という映画をご存知ですか?
 本も出てます。
 8年間もの試行錯誤の上、誰もやれると思っていなかった無農薬・無肥料でのリンゴ栽培に成功し、腐らない「奇跡のリンゴ」で知られる自称「りんご手伝い業」木村秋則さんがこんなことを仰っています。

 「人間はどんなに頑張っても自分ではリンゴの花ひとつも咲かせることは出来ないんだよ。  
 そんなことは当たり前だって思うかもしれない。
 そう思う人は、そのことの本当の意味がわかっていないのな。
 主人公は人間じゃなくて、リンゴの木なんだってことが、わからなかったんだよ。
 自分がリンゴを作ると思い込んでいたの。
 自分がリンゴの木を管理しているんだとな。
 私に出来ることは、リンゴの木の手伝いでしかないんだよ。
 失敗に失敗を積み重ねて、ようやくそのことがわかった。
 それがわかるまで、ほんとうに長い時間がかかったな。」


 これって、子育てにも言えますよね。
 >主人公は親じゃなくて、子どもなんだってことが、わからなかったんだよ。
 >自分が子どもを育てると思い込んでいたの。
 >自分が子どもを管理しているんだと。
 >親に出来ることは、子どもの手伝いでしかないんだよ。
 >失敗に失敗を重ねて、ようやくそのことがわかった。

 ほら、こうしてみるとピッタリくるでしょ。
 一緒なんですよ、育てるってことは。
 あ、そうそう、木村さんはこんなことも仰っています。

 「無心になって作業を続けるうち、いかに自分が今まで“育ててやってる”って、
 上から見下ろす傲慢な考えだったか知らされてね。
 やっぱりよ、りんごの立場で考えないと。主役はりんごなんですよ。」

 私たち親も、知らず知らずのうちに、子どもに対して傲慢になっているような気がします。
 もっと子どもに寄り添う姿勢で、もっと後ろで見守る姿勢で、もっと控え目で謙虚な姿勢で子どもに対する必要があるように思います。

 木村さんは、土の上ばかりを見ていた間はリンゴは育たなかったと言います。
 見えない土の下にこそ、無農薬・無肥料でリンゴを育てる全てがあったと言います。
 木村さんは見えないところ、見えないものこそが大切だと言います。
 
 子育ても目に見える成績や成果ではなく、目には見えない子どもの心を大切にしていく。
 親は子どもが育つのを助ける豊かな土になる。
 子どもを温かく包む「 土 」があればこそ、きっと子どもの根っこも太くたくましいものに育つのだと思います。(木村さんのリンゴの木の根の長さは通常のリンゴの木の2〜3倍あるそうです)
 
 
 後編はこちら⇨http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/440034467.html

posted by 長谷川 at 18:38| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする