2017年05月20日

兵庫県たつの市立龍野保育所での講演会


 今日は午前中、たつの市立龍野保育所で講演会がありました。
 テーマは「子どもを幸せに伸ばす親学講座」です。
 聞いてくださるのは保護者の方約60名です。

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  親学10か条の資料を元にお話ししました。

    < 親学10か条 >

  1、 子どもの自己成長力を信頼する。
    (信じて待つ)
                  
  2、 ありのままを愛する。
    (そのままのあなたが大好き)

  3、 子どもを尊敬する。
    (もうすでにあなたは素晴らしい)

  4、 子どもを親の思い通りに育てようとしない。
    (自然にお任せする)*子どもは親の作品ではない

  5、 子どもの思い、ペース、自由を大切にする。
    (あなたはあなたのやりかたで、あなたのペースで)

  6、 家族が仲良くする。
    (許し合う、笑い合う、かたいことは言わない)

  7、子どもの話を聴く
    (関心を持つ)

  8、子どもの存在を喜ぶ。
    (生まれてくれてありがとう)

  9、 親が幸せである。
    (笑顔と感謝を持って暮らす)

  10、家をのんびりできる場所にする。
    (心が安らぐ居場所)




 子どもはどのようにして発達していくか?
 それは子どもに内在する自己成長力によって発達し成長していきます。

 例えば、生後半年ほどすると子どもは寝返りを打とうとしますね、
 あれは乳児の心に「寝返りを打ちたい」という衝動が沸き起こってきて
 それで何度も寝返りを打とうと赤ちゃんは挑戦するわけです。

 そしてついに寝返りが打てるようになると
 今度は「前へ進みたい」という衝動が起こってきて
 ハイハイができるようになります。

 そしてハイハイが出来るようになると
 「立ちたい」という衝動が、
 立てるようになると「歩きたい」という衝動が、
 歩けるようになると「走りたい」という衝動が起こってきます。

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 子どもはこの「成長衝動」に促されて発達していくのです。

 3歳くらいになりますと、
 ある衝動が起こってまいります。
 それは「お友達と遊びたい」という衝動です。

 そしてその「お友達と遊びたい」という衝動があるからこそ
 子どもはお友達におもちゃを貸すことを覚えたり、
 順番を待ったり出来るようになるのです。
 そうして社会性を身につけていくのです。

 だから3歳以前は別にお友達におもちゃを貸してあげられなくてもいいし、
 順番も待てなくても大丈夫なんですね。
 
 個人差もありますが4歳くらいになればそういうことも
 だんだんと出来るようになっていくわけです。

 5〜6歳くらいになりますと、
 また別の衝動が起こってまいります。
 それは「読みたい」という衝動です。

 この衝動に促されて子どもが文字を覚える時、
 そこに喜びが生まれるんですね。
 「読めた!」「読める!」という喜びですね。

 また親も子どもが字を読めるようになると、
 嬉しいですね。
 嬉しくていっぱい褒めますね。

 そうすると子どもは親が喜んでくれるのが嬉しくて
 またもっと読もうって頑張るわけです。

 自己成長力はこのように「喜び」に促されて
 どんどん引き出され、子どもは発達し成長していくのです。

 そして学習は喜びをもって始めることが大切なのです。

 
 2番目の「ありのままに愛する」では、このようにお話ししました。
 
 ありのままを愛するとは、
 やんちゃな子はやんちゃな子のまま、
 引っ込み思案な子は引っ込み思案な子のまま、
 そのままをを愛するということです。
 それは「子どもを変えようとしない」ということです。
 子どもをもっと良くしようとしないということです。

 ありのままを愛するとは結婚式の愛の誓いってありますね。
 あれです。
 ちょっと紹介します。

 「健やかなる時も病める時も、富める時も貧しき時も、喜びの時も悲しみの時も、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命がある限り真心を込めて尽くすことを誓いますか。」
 「誓います!」て言うて結婚したわけなんですけど、
 この世に永遠の愛なんてあるんでしょうか。
 あるんですね。
 それは親が子に待つ愛です。
 親はその命がある限り子どもを愛し続けます。
 だったら子どもが生まれた時にこう誓ったらどうでしょう。

 「健やかなる時も病める時も、いい子の時も悪い子の時も、言うこと聞く時も言うこと聞かへん時も、この子を愛し、この子を敬い、この子を慰め、この子を助け、時期が来たら放してやり、その命がある限り真心を込めて育てることを誓いますか。」
 「誓います!」て言うて育てたらいいんじゃないでしょうか。

 その無条件の愛が子どもの意欲、向上心、生きる力を育てます。

 ダメなところもある、弱いところもある、
 だけど自分は「そのままの自分で愛されている」。
 子どもが心からそう思えること。
 それが子どもにとってどんなに嬉しく、どんなに幸せで。
 どんなに自信がつくことでしょう。
 それが今の、そして未来の子どもの心を支えます。
 
 「そのままのあなたが大好き」
 これは親が子どもに贈ることができるプレゼントの中でも
 最高のプレゼントです。
 これこそが自己肯定感です。


 講演の最後にキロロの「未来へ」の曲に乗せてお一人お一人にそれぞれ違う詩をプレゼントしました。

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 みなさん大変熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございました。
 今日の講演の感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。
 またみなさんにお会い出来る日を楽しみにしております。

 
 7月9日(日)午後2時20分〜3時50分、加古川総合庁舎1階「かこむ」で
 第45回ペアレントセミナー「コミュニケーション能力の育てかた」があります。
 興味のある方はこちら http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/449908364.html


 長谷川満の『見方が変わる相談室』
 http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/448895890.html
 
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2017年03月14日

第44回ペアレントセミナー「アドラー心理学の子育てについて考える」 ありがとう<後編>


 前編からお読みになりたい方は→http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/447811932.html

 
 では、もう1枚の資料をごらんください。


     アドラー心理学が目指すもの
 
      < 行動面 >

1、自立すること(経済的、精神的、社会的)

2、周囲と調和して幸せに暮らせること


      < 心理面 >

1、私には能力がある、役に立てるという自信を持つこと

2、人々は私の仲間であるという共同体感覚を持つこと



*勇気づけるとは、子どもが前向きに、自分らしく、困難に負けずに生きていくのを助けるような言葉がけ、関わりを指す。
(人の輪に入って行く勇気、変わる勇気、嫌われても自分を貫く勇気、つまりリスクを引き受けても前に進む勇気が持てるような言葉がけ、関わりを言います。)
 
*共同体感覚とは、他者は私を援助してくれる、私は他者に貢献できる、私は仲間の一員であるとその共同体(家族、職場、地域、その他のコミュニティ)及びそのメンバーを信頼できる事。



 行動面、心理面ともに
 1番は自己信頼、自分が信じられるということ。
 2番は他者信頼、他者が信じられるということです。

 子どもが自分を信じられるようになるためには「君は素晴らしいよ。君は大丈夫。」と言葉と態度で示し続けるということが重要です。

 僕の詩で「敬愛」という詩があります。
 ちょっと読ませていただきます。

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           詩 「 敬愛 」

      子どもたちよ

      お父さんは君たちに最高のものを与えようと思う

      それは自由だ

      世界中の子どもたちが夢見る自由を

      君たちに与えよう

      でも覚えておいてほしい

      愛する者が愛する者を手放すためには

      どれほどの愛情と信頼と尊敬が必要であったか

      そして

      君たちはその愛情と信頼と尊敬に値する

      存在であるということを

                    by はせがわみつる




 子どもたちの自由を尊重し、子どもたちの気持ちを尊重し、勇気づけの言葉・関わりで子どもたちに接する。
 そうすることで子どもたちは、自分はそうされる価値のある存在であると自らを信じられるようになっていきます。
 僕が30年間家庭教師をやってきて発見したこと。

 それは子どもを前向きに意欲的にさせるのは、

 「あたたかくて信頼し合える関係」

 だということです。

 だから僕は家庭教師において生徒たちと、いかにして「あたたかくて信頼し合える関係」を築けるかということに力を注いできました。

 それが前向きに意欲的に生きて行く力となるからです。

 そしてそれはそのまま自信となり、勇気となり、そして他者信頼へと繋がっていきます。

 僕がもしどんな家庭教師でありたいかと尋ねられたら
 「ドラえもんのような家庭教師でありたい」と答えます。

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 僕の生徒たちはみんなのび太くんです。
 勉強が嫌いだったり、苦手だったり、
 自信がなかったり、
 学校に行けてなかったり、
 何かしらダメなところを抱えていて、
 そんな子どもたちの理解者でありたい。
 そんな子どもたちの援助者でありたいと思っています。

 そしてそれは本来、親子関係にこそ必要なものではないでしょうか。
 「あたたかくて信頼し合える関係」
 それは親である私たちが本気でその関係を築こうと思えば築けるものです。
 上の者が下の者に対して愛情と信頼と尊敬と感謝を持って接する時、
 その関係を築くことはたやすいことです。

 アドラー心理学はそのためにあります。

 かつてマザーテレサが日本に講演に来られた時、一人の女子中学生がこんな質問をしました。
 
 「世界平和のために今の私たちに一体何ができるでしょうか?」

 「まずは一番近い人、あなたの家族を振り返ってください。
  愛は家族から始まります。
  あなたの愛と優しさを家族に注ぐことから始めてください。
  それはとても小さなことのようですが、
  地球上の人すべてがそれを実行したら世界は確実に変わるのです。」



 僕は先ほどドラえもんのような家庭教師でありたいと言いましたが、
 映画「ドラえもん 〜スタンドバイミー〜」のラストで
 のび太くんが未来へ帰らなければならないドラえもんを安心させるために
 ジャイアンに何度も立ち向かって行くシーンがありますね。
 のび太くんにその勇気を与えたもの。
 それはのび太くんとドラえもんの心の絆です。
 
 その心の絆を子どもとの間に築くこと。
 それこそが子どもを勇気づけることだと思います。

 本日は誠にご静聴ありがとうございました。

 そのあと映画「ドラえもん」のテーマ曲「ひまわりの約束」にのせてお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。

 
 
 
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 参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
 今回のペアレントセミナーの感想等ございましたらコメントいただけるととても嬉しいです。
 またお会いできるのを楽しみにしています。

 次回 第45回ペアレントセミナーは7月9日(日)の予定です。
 


posted by 長谷川 at 18:24| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月11日

第44回ペアレントセミナー「アドラー心理学の子育てについて考える」 ありがとう<前編>


 今日は第44回ペアレントセミナー「アドラー心理学の子育てについて考える」がありました。
 約28名の方が参加してくださいました。

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 まず最初にアドラーの「すべての悩みは人間関係の悩みである」についてお話ししました。
 この言葉は裏を返せば、人間関係がうまくいけば悩みもなくなり幸せでいられるということですが、どうしたら人間関係ってうまくいくんでしょう?
 
 逆から考えてみましょうか。

 どうして人間関係ってうまくいかなくなるのでしょう?
 どうして人は対立したり、言い争ったりするのでしょう?

 アドラーは「それは上下関係とその人の距離にある」と考えました。
 
 上下関係がある所には命令する者(支配する側)とそれに従う者(支配される側)が生まれ、そこに対立が生じます。
 でも、上の者が、つまり親や先生や上司が下の者に対して尊敬と感謝を持って接する場合、この関係は大変うまくいきます。
 実はどんな関係であれ、上に立つ者の接し方一つでその関係は非常に良好なものにもなれば非常に険悪なものにもなります。
 その人間関係がうまくいくかどうかのカギは実に上に立つ者が握っているのです。

 また距離が近いほどその関係は難しくなります。
 一番難しいのは夫婦関係。
 次に親子関係や嫁姑関係。
 嫁姑なんか程よい距離がないとうまくいきません。
 夫婦でもね、
 夫婦になる前、恋人同士の時は仲がいい。
 あれはまだお互いに気も使ってるし、遠慮も思いやりもあるからですね。
 それが夫婦になって距離が近くなってくると喧嘩が始まります。
 親子なんかでも近いから、親が口出しし過ぎるともめますね。
 この問題についてはまた後でお話ししますね。

 それでは資料をごらんください。


    < アドラー心理学の子育ての考え方 >

 1、親と子は対等な関係である(上下関係は対立を生む)

 2、子どもをコントロールしようと「叱らない」「褒めない」
   (褒めるのも叱るのも上の者が下の者にする行為)

 3、「どうしたらいいと思う?」という問いかけや
   「こうして欲しいんだけど」というお願いや提案
   (上からの一方的な命令や禁止ではなく)
 
 4、「ありがとう」「嬉しい」「大丈夫」など
   感謝や喜びや安心の言葉で子どもを勇気づける
   (評価ではなく感謝し、喜ぶことが自信になる)

 5、子どものありのままを受容することで子どもを
   勇気づける(他者や親の期待に応えなくていい)
   
 6、子どもの問題について必要以上に口出ししない
   (課題の分離。自由を認める。土足で介入しない)

 7、話を聴いたり、助言や援助を求めてくればそれに応える
   (管理者ではなく援助者になる)

 8、親友に接するように子どもに接する(相互尊敬、相互信頼)



 5番の「子どものありのままを受容することで子どもを勇気づける」では一つの詩を紹介しました。

     詩 「人を強くさせるもの」

     このダメな自分のまま
     愛されている
     これほど心強いことがあるだろうか

            by はせがわみつる



 6番の「子どもの問題について必要以上に口出ししない」では毒親方程式を紹介しました。
     *毒親・・・子どもを苦しめ不幸にしてしまう親のこと

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       < 毒親方程式 >

   愛情 ✖️ 心配 ✖️ 口出し = 毒親


 7番の「親友に接するように子どもに接する」

 アドラー心理学の子育てのすべてはこの言葉に集約されています。
 そこで今日はその親友のような接し方とは具体的にどんなものなのか
 この曲を聴いてイメージしてもらおうと思っています。

 そうしてキロロの「 Best Friend 」を歌詞カードとともに聴いてもらいました。

 

 「もう大丈夫、心配ない」と囁いてくれる。
 「時には急ぎすぎて 見失うこともあるよ 仕方ない」と許してくれる。
 「ずっと見守っているから」て笑顔で抱きしめてくれる。

 これこそが子どもを勇気づけるということです。


  ( 後編に続く )

 後編は明日以降に書きます。

今日の感想等ありましたらコメントいただけると嬉しいです。



 
 
posted by 長谷川 at 18:05| Comment(2) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月06日

兵庫県三木市立教育センターでの講演会「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか」


 今日は午後1時から三木市立教育センターで講演してきました。
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 三木市教育委員会さま主催で

『いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか』

 と題して保護者の方17名にお話しさせていただきました。

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 先日、大阪のある小学校に講演に行った時、一人のお母さんからこんな相談を受けました。

 「小学校1年生の男の子なんですけど、私がスキンシップを取ろうとしたり、ハグしようとするととても嫌がって逃げ回るんです。どうしてなんでしょうか?そんな場合はどうしたらいいですか?」

 そうですか・・
 ふつうそのくらいの年齢ですとまだまだハグしてもらえるのは嬉しいものですけどね・・
 ところでご主人との夫婦仲はどうですか?

 「別に悪くありません」

 そうですか。では、ご自身のお父さんお母さんとの仲は?

 「母とはうまくいってますし、父とも最近はうまくいってます。」

 なるほど・・。
 ご主人ともうまくいってるし、お父さんお母さんともうまくいってる・・。
 では、ご主人のご両親とはどうですか?

 「おつきあいしていません。」

 よく聞いてみると、ご主人のご実家とは絶縁状態でこの方がお付き合いを拒絶されているとのことでした。

 そうでしたか。
 子どもさんはあなたからの接触を拒絶されているし、あなたも義理のご両親からの接触を拒絶されている。
 そっくりの構図ですね。
 あなたが子どもさんからスキンシップを拒絶されてとても寂しい思いをされて悩まれているように、ご主人のご両親も接触を断たれて寂しい思いをされ、そのことで悩まれているんじゃないでしょうか。
 それをその子が身を以て教えてくれてくれているんじゃないでしょうか。
 この二つの問題はリンクしあっていて、あなたが義理のご両親を許してあげて、また仲良くお付き合いされるようになれば、子どもさんも素直になってスキンシップを嫌がらないようになるかもしれませんね。
 そうお話しすると、その方はハッと気づかれたような顔をしておられました。

 子どもに問題が起きますと親は子どもを変えよう変えようとしますが、
 本当は自分の心のありようや物の考え方、価値観、または夫婦関係や自分の両親への思い、お姑さんとの関係、そんなものを今一度見直すことで子どもの問題が自然に解決していくことがあります。
 どうぞ、皆さん、子どもさんに何か問題が起こったときは、あせって子どもを変えようとするのではなく、自分のありようを一度静かに振り返ってみて下さい。

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 昔、公共広告機構のCMでこんなのがありました。

 「命は大切だ。命を大切に。そんなこと何千何万回言われるより、『あなたが大切だ』だれかがそう言ってくれたらそれだけで生きていける。」

 本当にそうですね。
 今子どもたちにとって一番必要なメッセージとは「あなたは私にとってかけがえのない大切な大切な存在なんだよ」という心からの言葉や関わりなんだと思います。

 子どもが自分自身を大切に思う気持ち、その気持ちがあるからこそ人のことも大切に思える。
 「自分は大切な存在だ。自分はそのままで価値のあるかけがえのない存在なんだ」
 そういう自分に対する自信、信頼感のことを心理学用語で『自己肯定感』と言います。

 そこで今日は「自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」の資料をもとに皆さんと一緒に「どのようにして子どもたちにあなたがどんなに大切かを伝えていけばいいのか」を考えて参りたいと思います。

    < 自己肯定感を育てる親子関係のつくり方 >
     
     1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

     2、そのままを愛する(変えようとしない)

     3、子どもの善さを見る(尊敬する)

     4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

     5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

     6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

     7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)



 絵本「いいこってどんなこ?」を紹介した後、幸せになれる魔法の呪文についてお話ししました。

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 「私の人生の中で一番幸せで、一番幸運なことはあなたと結婚できたこと。ありがとうね、私と結婚してくれて。私、あなたと結婚してからずーっと幸せやで。ありがとう。」

 実はこの通り呪文をご主人に唱えられた方がおられましてね、
 その方が僕のブログにコメントくださってね、
 こう書かれてありました。

 「この言葉を唱えて一番変わったのは私の心でした。主人への感謝の思いや許す思いが湧いてきました。」

 そうなんですね。
 この魔法の呪文は、自分の頑な心を柔らかくし、感謝や許す気持ちを蘇らせてくれる呪文なんですね。
 
 幸せはなるものではなくて気づくもの。
 
 大切なのはこれから幸せになろうと努力することではなくて、今すでに幸せであったと気づくことなんだと思います。


 そして講演の最後にこのようにお話しをしました。


 子どもたちは何も子育ての上手なお母さんに育ててもらいたいのではありません。
 賢いお母さんに育ててもらいたいのでもありません。
 あなたに育ててもらいたいんです。
 子どもたちはそのままのあなたに会いたくて、そのままのあなたに育ててもらいたくて、あなたのもとに生まれてきました。ですから、どうぞ欠点もあるがまま、そのままのあなたで育ててあげてください。

 だけど、ママには笑っていてほしい。幸せでいてほしい。
 笑うためには許すことが必要です。
 誰を?
 自分をです。
 誰にでも欠点やダメな所はあると思います。
 皆さんはそのダメな所や欠点を直すのではなく、許してください。
 そして自分の欠点を許したように子どもさんやご主人のダメな所も許してあげてください。
 そうすれば家庭に笑顔が生まれます。
 そうして許しあって、笑いあって、皆さんが幸せに子育てしていかれることを心より願っております。
 本日は誠にご静聴ありがとうございました。



 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲に乗せてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。



 そのあと質疑応答があったのですが、非常に中身の濃い時間になりました。
 その時間だけでは足らなかったので講演会が終わったあとも何人かの方のお話を聞き、アドバイスさせていただきました。(自閉症や発達障害傾向にまつわるお悩み、質問に対してどう答えしたのか、後日ブログに書かせていただきます。この問題については皆さん深くお悩みで、微力ではありますが少しでもお力になれればと考えています。)


 主催者様のご厚意で講演後、拙著「あなたも子どももそのままでいい」(500円)のサイン販売もさせていただきました。お陰さまで全て完売しました。ありがとうございました。

 今日参加してくださった皆様、熱心に聞いてくださってありがとうございました。
 少人数だったので皆さんお一人お一人のお悩みにもしっかりお答えすることもできましたし、講演後にも親しくお話しできました。本当に中身の濃い充実した時間を過ごさせていただきました。もし今このブログをご覧であれば感想等コメントいただけたらとても嬉しいです。
 また皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています。

 最後になりましたが主催の三木市教育委員会子育て支援課の担当者さま、本当にお世話になりました。
 皆さんのお悩みにお答えしている間もお待ちいただきありがとうございました。感謝しております。
 

 
 今週の土曜日、3月11日(土)午後2時20分から加古川総合庁舎1階 東播磨生活創造センター「かこむ」で第44回ペアレントセミナー「アドラー心理学の子育てについて考える」(参加費1000円)があります。もしご都合がよろしければおいでください。お待ちしています。

 詳しくはこちらを→http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/446606467.html

 
 
 
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2017年02月06日

子育てパネルトーク「いい親になろうとせず、いい子に育てようとせず」


 2月5日(日)は午後2時から加古川ウエルネスパークで初めての「参加型子育てパネルトーク」を開催しました。
 26名の方が参加してくださいました。

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 今回の子育てパネルトークは参加してくださった皆さんの悩みや質問を受けて、4人のパネラーと参加者が双方向でやりとりしながら答えを見つけていくといった形式で進めていきました。

 パネラーは僕の他には、ほるぷ絵本館の代表である星野由香さんとかわい音楽村を主宰されている河合ご夫妻です。

 和久洋三のわくわく創造アトリエ・加古川プレイルーム「ほるぷ絵本館」

 かわい音楽村

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 最初に河合夫妻によるチェロの演奏があり、豊かな穏やかな気持ちになってパネルトークがスタートしました。

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 最初はおばあちゃんからの質問でした。
 しっかり者で甘え下手なお姉ちゃんと、甘え上手な弟くんをお持ちのお母さん(娘さん)がおられるそうで、ついついお姉ちゃんはほったらかしというか、甘え下手だからお母さんと衝突することも多いし、そういうのってどうなんでしょう?というお悩みがありました。

 兄弟の一番上の長女って、ついついそんなことになりがちですよね。
 損な役回りですよね〜。
 一番上のお姉ちゃんだって本当はもっと甘えたいし、いっぱい褒めて欲しいし、好きでしっかり者やってるわけじゃない。少しでもお母さんの力になろうとして、少しでもお母さんを助けようとして、精一杯自分でやれることは自分でやってるうちに自分でやれるようになって、でもちょっとはやっぱり甘えたくて、甘え上手な下の弟や妹が羨ましいような憎たらしいような。弟や妹は何でもかんでも泣いたらお母さんにかばってもらえると思っていて、泣いたらいつでも私が悪いことになって、譲らなあかんことになって、本当一番上って損やわー。
 
 そんな気持ちがあるかもしれませんね。
 だから一番上のしっかり者のお姉ちゃんには意識してスキンシップしたり、意識して甘やかしてあげることが大事なんだと思います。

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 僕は四人兄弟でしたけれど、小学校3年生のとき万博があって夏休みに連れて行ってあげられなかったからと9月のある日、学校をずる休みしてお母さんが僕一人を万博に連れて行ってくれたという思い出があります。
 それは自分の中ではとても心が温まるお母さんとの思い出です。
 親子関係って子どもが大きくなると、どんな思い出がその親子の間にあるか、それが絆を作っているように思います。
 だからいい思い出、楽しい思い出をたくさんたくさんお子さんとの間に作ってください。
 それが親子の絆になっていきます。
 
 弟や妹が保育園に行ってる間に、お姉ちゃんだけちょっと学校をずる休みして二人っきりでUSJ行ったり、美味しいもの一緒に食べに行ったり、いっぱい甘えさせてあげたらいいんちゃうかなあ。
 これは二人だけの内緒やでって。

 
 その他にもいっぱいいろんな悩みや質問が出ました。
 1時間30分の予定が、2時間15分になりました。
 とても充実した濃い時間になりました。

 パネルトークが終わった後、本のサイン販売もさせてもらったのですが
 みなさん、肩の力が抜けました。
 楽になりました。
 ととってもいい顔で帰って行かれました。
 
 とても楽しい充実したイベントになりました。

 またやりたいと思います。

 こちらに昨日の話の内容やその感想をブログで書いてくださっています。
 ぜひご覧になってください。

 http://ameblo.jp/frauyoko-monaka/entry-12244929439.html
 
 
 http://ameblo.jp/733121010/entry-12245663889.html



posted by 長谷川 at 16:44| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月21日

兵庫県三木市内認定こども園と保育所の先生対象の研修会

 
 1月21日(土)は午後から三木市教育センターで三木市内の認定こども園と保育所の先生がた約120名の研修会で講演させていただきました。

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 演題は「無為の子育て 〜自尊感情を育てる関わり〜」

 みなさん、仕事とは「仕える事」と書きます。

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 みなさんに今日考えていただきたいのは
 皆さんは一体誰に仕えていられるのかという事です。
 と言いますのも自分は誰の奉仕者であるのか、
 それによって仕事の仕方が大きく変わってくるからです。

 皆さんは誰に仕えているのでしょう?

 子どもさんを預けておられる親御さんでしょうか。
 それとも直属の上司である園長先生でしょうか。
 お給料をもらっている三木市でしょうか。

 皆さんはどうお考えになられますか?

 これは仕事をする上で最も大切で、最も自覚しておかなければならない問題です。
 つまり私たちの目が一体どこを向いているのか、
 何を最も大切にして仕事しているのか、
 がそれによって決まってきます。

 世界で初めて幼稚園を作ったのはフレーベルです。
 彼は誰ために幼稚園を作ったのでしょう。
 親のためでしょうか? いいえ。
 国のためでしょうか? いいえ。
 フレーベルは子どもたちのために幼稚園を作ったのです。
 彼は子どもの中に神の性質「神性」を見ていました。
 そしてその「神性」を引き出すために幼稚園を作ったのです。
 「神性」を引き出し、人間が人間としてさらに進化し成長する可能性を見ていたのです。
 フレーベルはこう言っております。
 
 「教育とは子どもの神性を歪めることなく引き出すことにあるので、受身的・追随的でなければならず、決して管理的・命令的・干渉的であってはならない。」

 これはモンテッソーリ教育で有名なマリア・モンテッソーリも同じことを言っています。

 「子どもは自らを成長・発達させる力を持って生まれてくる。親や教師はその要求を汲み取り、自由を保証し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない。」

 実はモンテッソーリ教育を受けた創造的な人たちが現代の世界を動かしております。
 グーグルの創設者も、アマゾンの創設者も、ウイキぺディアの創設者もみんなモンテッソーリ教育を受けていました。現在のネット社会は彼らが作りあげたと言ってもいいでしょう。イギリス王室のウイリアム王子もモンテッソーリ教育です。

 子どもたちが健全に発達し、その意欲、能力、思いやりの心を伸ばしていくために大切なことが3つあります。
 これを僕は3つの「あ」と呼んでいます。
 3つの「あ」とは、
 
 あいじょう

 あんしん

 ありのまま


 です。
 
 そしてこの中で一番基本となるもの、一番大切なものは何だと思いますか?

 それは「あんしん」です。

 子どもたちに安心を保証する、子どもたちが安心して園で過ごすことができる、これを子どもたちに保証することが最も大切です。
 そしてその上で先生からの「あいじょう」が感じられ、「ありのまま」でのびのびしていられる。
 それが最も子どもたちの健全な発達を助けます。

 そのようにお話ししました。

 「無為の子育て」について5つの提案をさせていただきました。

 「無為の子育て」から5つの提案

 1、いい子にしようとしない
  (あなたでいい、あなたがいい)

 2、いい親になろうとしない
  (あなたも私もダメでいい)

 3、自然にお任せする
  (子どもの自己成長力を信頼する)

 4、愛や喜びや幸せを受け取る
  (私の許に生まれてくれてありがとう)

 5、自分のエゴに気づく
  (「あなたのため」は自分のため)


 
 自尊感情を育てる関わりについては事例や具体例をあげて具体的にお話ししました。


    < 自尊感情や自己肯定感を育てる関わり >

    1、子どもの話を聴く(考えや気持ちを聴く)

    2、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

    3、管理者ではなく援助者になる(信頼する)

    4、子どもの善さを見る(尊敬する)

    5、弱さや欠点を受け入れる(受容する)



 みなさん大変熱心に聞いてくださいました。
 講演の最後に小田和正さんの曲「たしかなこと」にのせてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

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 講演後は主催者様のご厚意で拙著「あなたも子どももそのままでいい」のサイン販売をさせていただきました。
 
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 また皆さんにお会いできる日を楽しみにしております。
 今日の講演の感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。



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2017年01月16日

兵庫県加古川市立野口南幼稚園での講演会


 今日は午前中、加古川市立野口南幼稚園で講演会がありました。
 テーマは「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」
 聞いてくださるのは保護者の方約80名です。

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 最初にこんなお話ししました。
 
 日本には「七つまでは神のうち」という言葉があります。
 7歳までの子どもというのは人間よりも神様に近い存在だという意味です。
 そう言われてみれば子どもって時々すごいこと言う時ありますね。
 今からお話しするのはそんなすごい一言を言ったお子さんのお話しです。

 あるお母さんが3歳の子どもさんのトイレトレーニングをしておられたんですね。
 その子は大分しっかりしていて言葉もはっきりしているし、すぐにトイレも出来そうなんですけれど、なかなか思うようにはいかなかったんですね。
 それである日またその子が失敗してしまったんです。

 「なんでオシッコって言えへんの!
  上手におしゃべり出来んのに。
  その口は何のためについてるの?!」

 その子は泣きながらこう言ったんです。

 「ママ・・」

 「えっ?ママが何?」

 「ママって言うためについてるの」

 その言葉を聞いた途端、お母さんは頭が真っ白になり、涙が溢れてきたそうです。

 「そっかー・・、そっかー・・、
 ママって呼んでくれるためについてるんだ・・」

 皆さんは今そういう愛に包まれていらっしゃるんですね。
 子育てというのは子どもを育てているようで自分も育ててもらっているんですね。
 今、皆さんは子どもたちから何を教わっているのでしょう。

 それは「待つ」ことです。

 今皆さんのお手元にある詩「しあわせになるれんしゅう」。
 ちょっと読んでみます。

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 子育ては「待つ」れんしゅうなんですね。
 それが子どもを幸せにし、皆さんを幸せにします。
 「急いては事をし損じる」て言うでしょ。
 人を育てる人、スポーツのコーチや監督でも上手い人はみんな「待つ」のが上手です。
 待てない人は幸運をつかむのが下手です。
 「残り福」とか「残り物に福がある」て言うでしょ。
 だから物事を成就したり、幸せになりたいと思ったら「待つ」ことが出来ないとダメですね。


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 次に資料をもとに具体例や実例をあげながら解説していきました。

    < 自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方 >
       〜 自己肯定感を育てる関わり 〜

     1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

     2、そのままを愛する(変えようとしない)

     3、子どもの善さを見る(尊敬する)

     4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

     5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

     6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

     7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)



 1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)ではこんなお話をしました。

 皆さん、ドラえもんはご存知ですね。
 ドラえもんのお話の中でも名作中の名作と呼ばれるのが「のび太の結婚前夜」というお話です。
 どんなお話なのかと言いますと・・。

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 明日はついにのび太くんとしずかちゃんの結婚式。
 しずかちゃんの家では最後に家族水入らずの食事会が開かれました。
 その食事会も終わり、最後にパパにお礼のあいさつをしようとするしずかちゃん。
 でも、うまく言葉にできず、ただ「おやすみ」と告げただけで部屋を出て行ってしまいました。
 それを見ていたドラえもんは、思っていることは何でもしゃべってしまうという秘密の道具『正直電波』を取り出し、しずかちゃんに照射します。
 すると、しずかちゃんはすぐさま部屋に戻ってきて、こう言い出すのでした。
 
しずか「パパ、あたし、およめにいくのやめる!」

パパ 「ええっ!!」

しずか「あたしが行っちゃたら、パパさびしくなるでしょ」

パパ 「そりゃあ、もちろんだ」

しずか「これまで、ずぅっと甘えたりわがまま言ったり・・・、
    それなのに、あたしのほうは、パパやママになんにもしてあげられなかったわ」

パパ 「とんでもない。君はすばらしい贈り物を残していってくれるんだよ」

しずか「贈り物? あたしが?」

パパ 「そう。数え切れないほどのね。
    最初の贈り物は、君が生まれてきてくれたことだ。
    午前3時ごろだったよ。君の産声が天使のラッパみたいに聞こえた。
    あんなに楽しい音楽は聴いたことがない。
    病院を出たとき、かすかに東の空が白んではいたが、
    頭の上はまだ一面の星空だった。
    この広い宇宙の片すみに、ぼくの血を受け継いだ生命がいま、生まれたんだ。
    そう思うと、むやみに感動しちゃって、涙が止まらなかったよ。
    それからの毎日、
    楽しかった日、
    満ち足りた日々の思い出こそ、
    君からの最高の贈り物だったんだよ。
    少しぐらいさびしくても、想い出があたためてくれるさ。
    そんなこと気にかけなくていいんだよ」

しずか「パパ・・」

パパ 「のび太くんを選んだ君の判断は正しかったと思うよ。
    あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。
    それが人間にとって一番大事なことなんだからね。
    彼なら、間違いなく君を幸せにしてくれるとぼくは信じているよ。」


 それを透明マントを着たのび太が聞いているんです。
 しずかちゃんのパパは僕のことをそんなふうに思ってくださってたんだ・・と感謝するとともに安心して現代へと帰って来るというお話です。

 実は私、昨年の12月長女の結婚式だったんです。
 結婚式ってね、必ず小さい頃からの写真が音楽やナレーション付きでスライドショーで流れますね。
 「イベントごとが大好きでした・・」
 そんなナレーションとともに3歳の娘の誕生日の時の写真が。
 そこには満面の笑みでピースサインをしている娘と若い頃の自分や妻が写っています。
 ああ、あの時は楽しかったなあ・・
 ああ、あの時は幸せやったなあ・・
 て思い返しますと、しずかちゃんのパパが言うように
 子どもから幸せをもらってたんやなあ、
 いっぱい、いっぱい幸せをもらってたんやな、
 今までありがとう。
 て思ったら涙が溢れてまいりました。

 親になりますとついつい子どもに何をしてやれるか、何を身につけさせてやれるかと『与える』ことばかりに目が行きがちですが、本当は子どもが持ってきてくれた愛や喜びや幸せを『受け取る』ことの方が何倍も大事なんじゃないかと思うんです。
 親はね、勘違いしてしまうんです。
 親が子どもを幸せにしてやらないとって思ってしまうんです。でも、逆なんですね。親が子どもを幸せにするんじゃないです。子どもが親にいっぱい幸せを与えてくれているんです。親は幸せをもらっている側なんですね。そしていっぱい幸せをもらったらいいんですね。
 なぜか?
 幸せな親が幸せな子どもを育てるからです。
 そうして子どもに幸せを返していったらいいんですね。
 
 自分という存在は親に喜びを与える存在なんだ。
 幸せを与える存在なんだ。
 そう思えること。
 それこそが子どもの自信の基礎となるものです。
 それこそが自己肯定感なのです。
 
 最後にキロロの「未来へ」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違う詩をプレゼントしました。

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 今日参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
 もしこのブログをご覧になられていましたら講演会の感想等コメントくださるととても嬉しいです。
 またお会いできる日を楽しみにしています。


 追記:こんなイベントもやっていますので、もしお時間がありましたら是非いらしてください。

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2017年01月14日

兵庫県加古川市立しかた子ども園での講演会


 今日は午前中、加古川市立しかた子ども園に講演に行ってきました。
 
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 昨年も1月14日同じ日に講演に伺いました。
 もうこれで5年か6年連続で1月の中旬に講演に寄せてもらっています。
 今日も約80人の保護者の方が聞いてくださいました。
 テーマは『無為の子育て 〜あなたのままで100点満点』

 最初に「あいってなあに?」という詩を紹介しました。

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 愛とは人の心を明るくするものです。
 愛とは人の心をあたたかくするものです。
 その愛をあなたが私に持ってきてくれた。
 そんなふうに子ども達に愛を伝えられたら素敵だなあって、
 そういう思いからこの詩が生まれました。



 無為の子育てとは「いい親になろうとせず、いい子に育てようとせず、ありのままの自分でありのままの子どもを愛し育てていく。それが一番楽で、一番幸せで、一番子どもが伸びる子育てです」というものです。

 一方その反対のエゴの子育てとは、
「いい親であろうと子どもに厳しく接し、
 いい子に育てようと子どもを管理、コントロールし、
 自分のことは置いといて子どもにだけは正しいことを言い、
 もっともっとと子どもに求め、
 自分もしんどい、子どももしんどい、
 自分も不満、子どもも不満、
 親ががんばってる割には子どもがちっとも伸びない」
 というものです。

 仕事やったらね、努力が大事です。
 スポーツでも勉強でも努力が大事です。
 でも子育てに必要なのは愛であり、喜びであり、感謝です。
 ところがみんな仕事や勉強やスポーツで努力が大事なものですから、ついつい子育ても努力でうまくいかそうとするんですが子育ては努力ではうまくいきません。この世には努力でうまくいくものと努力でうまくいかないものがあります。
 
<努力でうまくいくもの>    <努力じゃないもの>

仕事、勉強、スポーツ      恋愛、友人関係、子育て

(競争、達成、成功)      (関係、楽しむ、癒し)


 日本人はなんでもかんでも努力、努力言い過ぎなんです。
 何でも努力で解決出来ると思ったら大間違いです。
 不登校なんて親がいくら努力したって解決しませんよ。
 学校に行かそうと努力すればするほど悪化するのが不登校です。
 努力することばかりが良いように思うけれど、努力の反対もまた良いんですね。

  現状に満足するな!  ← 真反対 →   足るを知れ!
  もっと努力せよ              今に感謝
  (上昇志向)              (感謝志向)


 子育ては誰かと競争するものでもなければ、何かを達成したり、何かに成功したりするものではありません。
 だから子育てに努力はいりません。
 子育てはね、愛する、喜ぶ、感謝するでうまくいくんですね。
 そういう子育ての方が子どもは伸びるんです。
 なぜなら子どもの意欲、向上心、知的能力、思いやりの心を育てるのは、努力ではなくて愛の心であり、喜ぶ心であり、感謝する心だからです。

 
 求心止む処即ち無事

 これは仏教の言葉です。
 求める心が止んだ時、そこにこそ安心や幸せがあるという意味です。
 子育ての悩みは「この子にはこうあって欲しい」「こうあって欲しくない」と子どもに求める心から生まれてきます。
 子どもに求めることをやめて「あなたはそのままで100点満点!」とありのままそのままの子どもを愛していくところに子育ての喜びや幸せもあるように思います。

 知足常楽

 足ることを知れば常に楽しく幸せでいられるという意味です。
 でもこれはほどほどで満足せよ、贅沢を言うなという意味ではありません。
 そうではなくて
 今のままで満ち足りていることを、今のままで十分に幸せであることを知れ、ということです。
 本当はあなたはあなたのままで100点満点だし、
 子どももそのままで100点満点なんです。
 本当にそのことがわかって「あー、そのままでよかったんだ。そのままで幸せだったんだ。」と心からわかった時、その時常に楽しい心になれるんですね。


 そうお話ししてから「無為の子育て」について資料をもとに具体的な事例をもとにお話ししました。

 
       無為の子育て    

    1、いい子にしようとしない
    (あなたでいい、あなたがいい)

    2、甘えを許し受け入れる
    (あなたもわたしもダメでいい)

    3、自然にお任せする
    (私には何もできません)

    4、愛や喜びや幸せを受け取る
    (私の許に生まれてくれてありがとう)

    5、自分のエゴに気づく
    (「あなたのため」は自分のため)

 
 
 ここで紹介したいものがあります。
 ある助産師さんが書かれた文章です。
 タイトルは「お母さんの宝物」。

そのお母さんは、出産予定日の前日に
胎動がないというので来院されました。
急いでエコーで調べたら、
すでに赤ちゃんの心臓は止まっていました。
(略)
普段なら私たち助産師は、
陣痛が5時間でも10時間でも、
ずっと付き合ってお母さんの腰をさすって、
「頑張りぃ。
 元気な赤ちゃんに会えるから頑張りぃ」
と励ましますが、
死産をするお母さんには
かける言葉がありません。
赤ちゃんが元気に生まれてきた時の
分娩室は賑やかですが、
死産のときは本当に静かです。
しーんとした中に、
お母さんの泣く声だけが響くんですよ。
そのお母さんは分娩室で胸に抱いた後、
「一晩抱っこして寝ていいですか」
と言いました。
明日にはお葬式をしないといけない。
せめて今晩一晩だけでも
抱っこしていたいというのです。
私たちは「いいですよ」と言って、
赤ちゃんにきれいな服を着せて、
お母さんの部屋に連れていきました。
その日の夜、看護師が様子を見に行くと、
お母さんは月明かりに照らされて
ベッドの上に座り、
子どもを抱いていました。
「大丈夫ですか」と声をかけると、
「いまね、
 この子におっぱいあげていたんですよ」
と答えました。
よく見ると、お母さんは
じわっと零れてくるお乳を指で掬って、
赤ちゃんの口元まで運んでいたのです。
死産であっても、胎盤が外れた瞬間に
ホルモンの働きでお乳が出始めます。
死産したお母さんの場合、
お乳が張らないような薬を飲ませて
止めますが、すぐには止まりません。
そのお母さんも、赤ちゃんを抱いていたら
じわっとお乳が滲んできたので、
それを飲ませようとしていたのです。
飲ませてあげたかったのでしょうね・・・
死産の子であっても、
お母さんにとって子どもは宝物なんです。
生きている子ならなおさらです。
一晩中泣きやまなかったりすると
「ああ、うるさいな」
と思うかもしれませんが、
それこそ母親にとって
最高に幸せなことなんですよ。
母親学級でこういう話をすると、
涙を流すお母さんがたくさんいます。
でも、その涙は浄化の涙で、
自分に授かった命を慈しもう
という気持ちに変わります。
「そんな辛い思いをしながら
 子どもを産む人がいるのなら
 私も頑張ろう」
「お乳を飲ませるのは幸せなことなんだな」
と前向きになって、
母性のスイッチが入るんですね。


 子どもを持てば色々と悩みも出てくるでしょう。
 でもそれらの悩みは子どもがいてくれるから生まれるんですね。
 悩みの裏側には子どもがいてくれる幸せがあります。
 悩みを通して今まではあたり前だと思っていたことが
 あたり前ではなくて有り難かったんだと気がつく。
 そうして私たち親も悩みを通して成長していってるのだと思います。
 今日皆さんに聞いていただく曲は「 You raise me up 」 という曲です。
 このタイトルは
 「あなたは私に力をくれる」
 「あなたは私に勇気をくれる」
 「あなたは私を育ててくれる」
 そういう意味です。
 この曲を私たちの子どもたちに捧げたいと思います。

 

 You raise me up
 Artist : Celtik Woman 和訳:はせがわみつる

When I am down and, oh, my soul, so weary
沈み込み、心が疲れているとき
When troubles come and my heart burdened be
困難があって、心が重く苦しいとき
Then I am still and wait here in the silence
そんなとき私はただ待つの、沈黙の中で
Until you come and sit awhile with me
あなたが私のそばにやってきてくれるまで

You raise me up, so I can stand on mountains
あなたは私に力をくれる、だから高い山も越えられる
You raise me up to walk on stormy seas
あなたは私に勇気をくれる、嵐の海だって渡ってみせる
I am strong when I am on your shoulders
私は強くなれるの、あなたがいてくれるなら
You raise me up to more than I can be
あなたは私に力をくれる、私がそう出来る以上に


 この曲の中のYouとは神様のことです。
 子どもって本当は神様かもしれませんね。
 子どもの笑顔であんなに幸せな気持ちになれるのは、
 それが神様の笑顔だからかもしれませんね。

 講演の終わりにお一人お一人にそれぞれ違う詩をプレゼントしました。

 みなさん大変熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございました。
 またお会い出来る日を楽しみにしています。

 こんなイベントもやっていますので、もしお時間がありましたら是非いらしてください。
 
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2016年12月06日

兵庫県尼崎市『難波愛の園幼稚園』での講演会「子どもを伸ばす幸せな子育て」


 今日は兵庫県尼崎市にあります「難波愛の園幼稚園」で講演会がありました。

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 聞いてくださるのは保護者の方約50名です。
 テーマは「子どもを伸ばす幸せな子育て 〜自信と意欲を引き出す親子関係の作り方〜 」。 

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 最初にこの詩を紹介しました。


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 子育ては「待つ」れんしゅうなんですね。
 「急いては事をし損じる」て言うでしょ。
 人を育てる人、スポーツのコーチや監督でも上手い人はみんな「待つ」のが上手です。
 待てない人は幸運をつかむのが下手です。
 「残り福」とか「残り物に福がある」て言うでしょ。
 だから物事を成就したり、幸せになりたいと思ったら「待つ」ことが出来ないとダメですね。

 
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 子どもは生まれるときに親に3つのプレゼントを持って生まれて来ます。
 1つ目は「愛する喜び」。
 2つ目は「愛される喜び」。
 3つ目は「愛する者どうしが共に暮らす喜び」。


 1つ目、愛する喜びからお話しさせていただきます。
 親は子どもを持って生まれて初めて自分の命より大切なものがこの世にあることを知ります。
 もし今の子どもたちに出会うことがなかったら、こんなに暖かくて美しい感情を持つことはなかったと思います。
 これは愛する喜びを子どもたちからプレゼントされたんですね。


 2つ目、愛される喜び。
 子どもはどんなお母さんでも愛します。
 顔は関係ありません。
 美人であろうが美人でなかろうが、
 子どもにとっては自分のお母さんが世界一です。
 性格も関係ありません。
 社交的であろうが引っ込み思案であろうが、
 自分のお母さんが一番いい。
 たとえ怒りっぽくても自分のお母さんがいいんです。
 皆さんもお子さんを叱られることが多いと思います。
 それでもいいんですよ。
 大切なのは怒らないように我慢することではなくて、
 ガミガミ怒るこの自分を、 
 理不尽にも八つ当たりしているこの自分を、
 子どもたちはその度に許し、
 変わらずに愛し続けてくれているということに気がついて
 それを忘れないということです。


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 子育ては不安と悩みと自己嫌悪の連続です。
 時にはイライラして子どもに言ってはいけない言葉も言ってしまう時もあるでしょう。
 言ってはいけない言葉とはどんな言葉か?
 それは子どもの存在を否定する言葉です。
 
 「こんな子いらん!」
 「消えて」
 「あんたなんか大っ嫌い!」

 そういう言葉です。

 でも、そういう言葉が思わず出てしまう時もあります。
 あるお母さんもついイライラから
 「あんたなんか大っ嫌い!」って言ってしまいました。
 その言葉を聞いたその子は目にいっぱい涙を浮かべて、
 一直線にお母さんのところに走ってきて、
 お母さんの足を抱きしめて
 こう言ったんです。

 「ママ・・、だいすき・・、ママ、だいすき、だいすき・・」

 「嫌い」って言ったら「こっちも嫌いやわ」となるのが普通でしょ。
 でも子どもの愛は違うんです。
 嫌いって言っても「だいすき、だいすき」と言って抱きしめてくれる愛なんです。
 もし、この世に神様の愛があるとしたらそれは子どもが親に向ける愛です。
 無条件なんですね。

 だからいくら理不尽に怒っても「抱っこ」って言うでしょ。
 あれはあなたを抱きしめてくれているのです。
 たとえ冷たく突き放そうが、口汚く罵しろうが、
 夜になったら「ママと寝る」って言うでしょ。
 子どもはその度に許し、変わらずに愛し続けてくれているのです。

 また子どもはどんなお母さんも無条件で信頼しています。


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 子どもはその身とその命を全て母親に委ねます。
 その命もその体もその育て方も全てあなたに預けます。
 100%無条件で信じています。
 信じられる理由があるから信じているのではありません。
 理由は一つもない。
 理由がなくても信じる、それが信じるということです。
 だからこそ信じるということは尊いのです。
 子どもは身をもってそれを教えてくれているのです。

 かつてこれほどまでに純粋に、無条件に、愛され、信じられ、必要とされたことがあったでしょうか。もし今の子どもたちに会わなければこんな風に「愛される喜び」を感じることはなかったと思います。これは子どもたちから「愛される喜び」をプレゼントされたんですね。


 3つ目、愛する者同士が共に暮らす喜び。
 これを別名「幸せ」と呼びます。
 みなさん、結婚される方に「お幸せに!」と言いますね。
 どうしてそう言うのでしょう。
 それはこれから愛する者同士が共に暮らすからです。
 みなさんはもう既に愛する子どもたちと共に暮らしていらっしゃいます。

 「幸せはなるものではなくて気づくもの」

 大切なのはこれから幸せになろうと努力することではなくて、
 今すでに幸せであったと気づくことなんだと思います。
 
 
 そのようにお話ししました。

 講演の最後にキロロの「未来へ」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。


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 講演後、園長先生のご厚意で拙著「あなたも子どももそのままでいい」(税込500)のサイン販売もさせていただきました。ありがとうございました。


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 みなさん、大変熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございました。
 今日の講演会の感想等ありましたらコメントくださるととても嬉しいです。
 またお会い出来る日を楽しみにしています。
 


posted by 長谷川 at 16:32| Comment(1) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月03日

兵庫県姫路市立四郷中学校での講演会「学力向上のための7つの問いかけ」


 今日は午後から姫路市立四郷中学校で中学生の皆さんを対象に講演してきました。
 テーマは「学力向上のための7つの問いかけ」

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 僕は若い頃、だいたい20歳ぐらいの頃ですけど、
 「俺は40になっても50になっても
  ず〜っと二十歳の今みたいに夢やとか希望やとか情熱やとか
  そんなことを言うてる大人になるんや。」

 と友達に熱く語っておったんですけれども
 その宣言通り今55歳ですけれども
 今も夢やとか希望やとか情熱やとか
 語っております。

 そういう意味では夢が叶ったとも言えると思うんですけれども
 「自分はこうありたい。」と思い続けて
 そういう自分であり続けるというのも立派な夢だと思うんです。

 「批判されてもいい。嫌われてもいい。
  自分の気持ちにいつも正直でありたい。」

 そういう自分の在り方。
 それは自分で決めることが出来ます。

 犬の赤ちゃんは犬にしかなれませんが、
 皆さんは自分の望む自分になれるということです。

 「どんなときも前を向く自分でありたい。」

 「暗い面ではなく、明るい面をいつも見られる自分でありたい。」

 「不満ではなく、いつも希望や感謝を口にする自分でありたい。」

 そういう自分であれば、自分の心がけ次第で誰でもなることができるし、
 そういう自分であるからこそ自分に誇りも持てるし、
 自分のことも大好きでいられるように思います。

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 そのあと下の資料をもとに実際の中学生の実例や勉強の仕方など具体的にお話ししていきました。


    <学力向上のための7つの問いかけ>

    1、なんのために勉強するの?

    2、今までで一番よかった点数は?

    3、楽していい点数を取るためにはどうすればいい?

    4、授業をちゃんと聞いてる?

    5、テスト前にワーク・プリントで勉強してる?

    6、自分が先生だったらテストにどんな問題を出す?

    7、どうすれば頭が良くなるのかな?



 2番目の「今までで一番良かった点数は?」ではこのようにお話ししました。

 みなさんの今までで一番良かった点数は?
 それがみなさんの本当の実力です。
 
 みなさんは自分自身についてどんな自己イメージを持っていますか?
 その自己イメージが怠け者だとか、意志が弱いだとか、頭が悪いだとか、
 そういうマイナスの自己イメージを持っていると、
 そのマイナスイメージに沿った行動しか生まれません。
 
 つまり自分のことを怠け者だとか頭が悪いと思っている限り、
 自分から勉強するなんて行動は起こしません。

 僕は小学校の時、足が速かったんですけれど
 中学校1年生の時の初めての体育で50メートル走で負けて
 えっ、俺足速くないやん。
 て思ってから足が遅くなりました。

 逆にみなさんが初めて家庭教師に習われて、
 「君は飲み込みが早いなあ。伸びるでー、君は。今までやってこなかっただけやで。
  君は素直やし絶対伸ばせる自信あるわ。先生と一緒に頑張ってみいひんか?」
 て言われたらなんか気分いいでしょ。
 えー、俺って飲み込みいいん?
 本当かな?
 でも先生がそういうんやからやったらできるかも。
 じゃあ、ちょっと頑張ってみよか、なんて思うかもしれないでしょ。

 だから自己イメージというのはとても大切なんですね。

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 もう5年以上前の話ですけれど、
 3年生の2学期の数学の中間テストで思うような点数が取れず落ち込んでいた生徒がいました。

 生徒「ぼくはテストで50点だったり、80点だったりするので自分の実力がわかりません。」

 長谷川「ここに走り高跳びの選手がいるとするで。その選手は1m50しか跳べない時もあれば、1m80が跳べる時もある。さて、この選手は何メートル跳べるでしょう?」

 生徒「うーん、1m80?」

 長谷川「正解!1m80跳べた時があるなら、1m80は跳べるようになるよね。君も50点だったり、80点だったりするなら、絶対80点は取れる実力あると思うよ。80点取れた時はすごく勉強した?」

 生徒「それほどしてない。」

 長谷川「だったら、勉強したら80点以上取れるようになるわ。せっかくそれだけ力あるんやし、がんばってみよか。」

 生徒「はい!頑張ります。」


 僕は生徒と関わる時、生徒自身が自分をプラスに見られるように、自信を持てるように接します。
 「できる!」と信じるから努力するのであって、「がんばってもアカンかもしれんけど、、。」では力が入らないような気がします。
 だから自分には力がある、「できる!」とプラスの自己イメージを持つということは本当に大切なことです。


 そのあとマライア・キャリーの「HERO」を応援歌として聞いてもらいました。

 

            HERO

作詞:Mariah Carey / 作曲:Mariah Carey/Walter Afanasieff   
訳詞 長谷川満


There's a hero                ヒーローがいるの
If you look inside your heart          誰の心の中にも
You don't have to be afraid           怖がらなくてもいいのよ
Of what you are               ありのままでいいの
There's an answer              耳を澄ましてごらんなさい
If you reach into your soul           魂の声が聞こえるでしょ
And the sorrow that you know         そうすれば抱えていた悲しみも
Will melt away                消えていくわ

And then a hero comes along         そのときヒーローが現れて
With the strength to carry on          進み続ける勇気が湧いてくる
And you cast your fears aside         もう恐れるものは何もない
And you know you can survive         すべて大丈夫なんだってわかる
So when you feel like hope is gone       だから希望が見えないときでも
Look inside you and be strong         心の声を聞いて強くありなさい
And you'll finally see the truth         いつか必ずわかる日が来る
That a hero lies in you            ヒーローはあなたの中にいる

It's a long road                どんなにはるか遠く
When you face the world alone         ひとりきり道を歩むときも
No one reaches out a hand          誰も助けてはくれないように
For you to hold                見えるときでも
You can find love               いつもそこに愛があるのよ
If you search within yourself          あなたを包む愛に気づけたなら
And the emptiness you felt           抱えていた空しさや寂しさも
Will disappear                消えていくでしょう

And then a hero comes along         そのときヒーローが現れて
With the strength to carry on          進み続ける勇気が湧いてくる
And you cast your fears aside         もう恐れるものは何もない
And you know you can survive         すべて大丈夫なんだってわかる
So when you feel like hope is gone       だから希望が見えないときでも
Look inside you and be strong         心の声を聞いて強くありなさい
And you'll finally see the truth         いつか必ずわかる日が来る
That a hero lies in you            ヒーローはあなたの中にいる


Oh Ho…
Lord knows                 神様はご存知よ
Dreams are hard to follow          夢を追いかけるのは苦しくても
But don't let anyone             誰にも諦めさせることは出来ない
Tear them away               あなたが諦めさえしなければ
Hold on                  進み続けなさい
There will be tomorrow            明日が待っている
In time                   すぐそこに
You'll find the way              道はあなたの中にある

Yeah…
And then a hero comes along         そのときヒーローが現れて
With the strength to carry on         進み続ける勇気が湧いてくる
And you cast your fears aside         もう恐れるものは何もない
And you know you can survive        すべて大丈夫なんだってわかる
So when you feel like hope is gone      だから希望が見えないときでも
Look inside you and be strong        心の声を聞いて強くありなさい
And you'll finally see the truth         いつか真実がわかる日が来る
That a hero lies in you            ヒーローはあなたの中にいる

That a hero lies in you            ヒーローはあなたの中にいる

Mm…

That a hero lies in you            ヒーローはあなた自身だって



 講演の終わりにいきものがかりの「風が吹いている」の曲にのせて、一人一人それぞれ違う28種類の詩をプレゼントしました。
 会場に降りて、生徒さん一人ひとりに「ありがとう」の挨拶をして回ったら、みんなとても暖かく迎えてくれて、詩のプレゼントも喜んでくれて、「いい詩や」と言ってくれたり、握手を求めてくれたり、男子でハグしに来てくれた子もいました。
 とても暖かい和やかな雰囲気で講演会を終えることができて、四郷中のみんなにとても感謝しています。
 もし今このブログを見てくれている生徒さんがいたら感想等コメントもらえたらとても嬉しいです。
 また皆さんにお会い出来る日を楽しみにしています。

 
追記 : 帰りしなに一人の女子生徒さんがとてもいい詩をもらいましたって言ってくれました。どんな詩が行きましたかって尋ねたら「七福人」て答えてくれました。この詩が心に届いたんですね。受け取って下さって本当にありがとう。


七福人


笑顔で迎えてくれる人

話を聴いてくれる人

一緒に喜んでくれる人

一緒に泣いてくれる人

叱ってくれる人

「あなたならきっとやれる」と信じてくれる人

あなたが喜ばせたい人

 
                     by はせがわみつる


posted by 長谷川 at 17:38| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月29日

兵庫県三木市立緑ヶ丘中学校で中学生の皆さんに講演して来ました!


 今日は三木市立緑ヶ丘中学校まで車で講演に行ってきました。
 車で45分ほどでした。

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 テーマは「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」
 聞いてくださるのは中学生の皆さんと保護者の方々、教職員の方々約500名です。


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 まず、中学生の皆さんに向けて50分ほど講演しました。

    <学力向上のための7つの問いかけ>

    1、なんのために勉強するの?

    2、今までで一番よかった点数は?

    3、楽していい点数を取るためにはどうすればいい?

    4、授業をちゃんと聞いてる?

    5、テスト前にワーク・プリントで勉強してる?

    6、自分が先生だったらテストにどんな問題を出す?

    7、どうすれば頭が良くなるのかな?



 1、なんのために勉強するの?
 勉強する目的がわからなければ、がんばって勉強しようとは思えませんよね。
 行きたい高校があるからでもいいし、看護士になりたいからでもいいし、「なんのために勉強するの?」は色んな答えがあっていい。皆さんが心から納得出来る答えが見つけられたらその時皆さんは「させられる勉強」から「自分からする勉強」に変わります。

 2、今まで一番良かった点数は?
 皆さんが今まで受けたテストの中で一番良かった点数は何点ですか?
 その点数こそが皆さんの本当の実力です。
 人間は自己イメージに沿った行動をとろうとする傾向があります。
 自分のことを「怠け者」だとか「頭が悪い」だとかマイナスの自己イメージを持っている限り、それを実現するような行動、それを証明するような行動しか取れません。
 もっと、自分のいい所、自分の可能性の方を見て、自分なら出来ると「いい自己イメージ」を持つようにすると前向きな建設的な行動がとれるようになるのです。

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 3、楽していい点数を取るためにはどうすればいい?
 これを考えることは社会に出て本当に役立つ力を身につけることになるんですね。
 この世の中に存在するすべての会社、すべての企業は利益を上げることを第一の目的としています。
 利益をあげるためにはどうすればいいか。
 それはできるだけ少ない費用で、少ない人件費で、できるだけ多く売ることです。
 皆さんが社会に出れば、こういう思考が求められます。
 だから今、「できるだけ少ない努力で、できるだけ高い点数を取るためにはどうすればいいか」を考えることは、その最適な訓練、練習となるのです。

 4、授業をちゃんと聞いてる?
 テストというのは授業でやったことが80%以上出るわけです。
 だったらその授業でやったことを覚えていたら80点以上取れるということです。
 いつ覚えるか?
 授業中に覚えてしまうのです。
 そうすれば家での学習時間を減らせるでしょ。

 5、テスト前にワーク・プリントで勉強してる?
 テスト問題の多くはワーク・プリントから出ます。
 あれをやらない手はありません。

 6、自分が先生だったらテストにどんな問題を出す?
 この問いかけも社会に出て役に立ちます。
 皆さんが社会に出て働くようになったら、同じ発想が求められるからです。
 「自分がお客様だったら、どんな商品なら買う?」
 そういうお客様の立場、相手の立場に立った発想が出来ないと社会では通用しません。そういう発想を今から身につけておく。これは社会に出た時にすごく役立ちます。

 7、どうすれば頭が良くなるのかな?
 究極の「楽していい点数を取る方法」は頭を良くすることです。
 そんな方法があるのか?
 あります。
 今から言いますからよく聞いて下さい。

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 1、楽しんでやる。

 2、没頭してやる。

 3、自分からやる。


 これは部活でも、スポーツでも、ギターでも、ピアノでも、何でも言えます。
 1、楽しんでやる。 2、没頭してやる。 3、自分からやる。
 そうすれば野球でもバスケでも卓球でもギターでも絶対うまくなります。
 
 人間の脳というのは「楽しい」「おもしろい」と感じている時、能力は全開になります。
 だからオリンピック選手は、試合に臨んで「楽しみたい」とか言うでしょ。
 なぜか?
 楽しんでいる時、能力全開になるからです。
 没頭しているときも同じです。
 全集中力が、全精力が注がれている。能力全開状態です。
 これは、皆さんの中にある今はまだ表れていない素晴らしい可能性、能力を花開かせる3条件でもあります。
 是非、覚えておいて下さい。

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 僕が今日皆さんに一番お伝えしたいのは皆さんには素晴らしい可能性、素晴らしい才能、素晴らしい能力があるということです。そしてそれはどんな可能性、どんな才能、どんな能力なのか。今はまだ皆さん自身にもわかりません。
 でも自分は素晴らしい仕事を成し遂げる素晴らしい人間なんだということを信じてください。

 人間というものは自分の信じるようになっていくものです。
 自分をつまらない人間だと思うなら、つまらない人間になっていってしまいます。
 自分には力がある。
 自分は必ず素晴らしい仕事を成し遂げる力も根性もあるんだとなんの根拠もなく信じてください。
 そうすれば皆さんはきっと素晴らしい仕事を成し遂げ、幸せな人生を送ることができます。
 皆さんにこの歌を応援歌としてプレゼントします。
 マライア・キャリーの「HERO」、訳詞と共に聞いてください。


 

 
            HERO

作詞:Mariah Carey / 作曲:Mariah Carey/Walter Afanasieff   
訳詞 長谷川満


There's a hero                ヒーローがいるの
If you look inside your heart          誰の心の中にも
You don't have to be afraid           怖がらなくてもいいのよ
Of what you are               ありのままでいいの
There's an answer              耳を澄ましてごらんなさい
If you reach into your soul           魂の声が聞こえるでしょ
And the sorrow that you know         そうすれば抱えていた悲しみも
Will melt away                消えていくわ

And then a hero comes along         そのときヒーローが現れて
With the strength to carry on          進み続ける勇気が湧いてくる
And you cast your fears aside         もう恐れるものは何もない
And you know you can survive         すべて大丈夫なんだってわかる
So when you feel like hope is gone       だから希望が見えないときでも
Look inside you and be strong         心の声を聞いて強くありなさい
And you'll finally see the truth         いつか必ずわかる日が来る
That a hero lies in you            ヒーローはあなたの中にいる

It's a long road                どんなにはるか遠く
When you face the world alone         ひとりきり道を歩むときも
No one reaches out a hand          誰も助けてはくれないように
For you to hold                見えるときでも
You can find love               いつもそこに愛があるのよ
If you search within yourself          あなたを包む愛に気づけたなら
And the emptiness you felt           抱えていた空しさや寂しさも
Will disappear                消えていくでしょう

And then a hero comes along         そのときヒーローが現れて
With the strength to carry on          進み続ける勇気が湧いてくる
And you cast your fears aside         もう恐れるものは何もない
And you know you can survive         すべて大丈夫なんだってわかる
So when you feel like hope is gone       だから希望が見えないときでも
Look inside you and be strong         心の声を聞いて強くありなさい
And you'll finally see the truth         いつか必ずわかる日が来る
That a hero lies in you            ヒーローはあなたの中にいる


Oh Ho…
Lord knows                 神様はご存知よ
Dreams are hard to follow          夢を追いかけるのは苦しくても
But don't let anyone             誰にも諦めさせることは出来ない
Tear them away               あなたが諦めさえしなければ
Hold on                  進み続けなさい
There will be tomorrow            明日が待っている
In time                   すぐそこに
You'll find the way              道はあなたの中にある

Yeah…
And then a hero comes along         そのときヒーローが現れて
With the strength to carry on         進み続ける勇気が湧いてくる
And you cast your fears aside         もう恐れるものは何もない
And you know you can survive        すべて大丈夫なんだってわかる
So when you feel like hope is gone      だから希望が見えないときでも
Look inside you and be strong        心の声を聞いて強くありなさい
And you'll finally see the truth         いつか真実がわかる日が来る
That a hero lies in you            ヒーローはあなたの中にいる

That a hero lies in you            ヒーローはあなたの中にいる

Mm…

That a hero lies in you            ヒーローはあなた自身だって



 そのあと保護者の皆さんに向けて25分間「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」の資料をもとに実際にあった中学生の事例を出してお話ししました。
 実は中学生の皆さんは、この時の方がしっかりと話を聞いてくれているような感じがしました。
 生徒の皆さん、90分もの長い間僕の話を聞いてくださって本当にありがとうございました。
 最後に花束もいただきました。ありがとうございます。
 
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 もし、今日の講演会に参加されて今このブログをご覧になられている方がございましたら、今日の講演会の感想等コメントいただけるととても嬉しいです。
 またお会い出来る日を楽しみにしています。



 
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2016年11月25日

徳島市八万南小学校での講演会


 今日は高速舞子のバス停から高速バスに乗って徳島市まで講演に行ってきました。
 講演させていただくのは八万地区の八万南小学校です。
 テーマは「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか」
 聞いてくださるのは保護者の方々、教職員の皆さん、地域の皆さん約200名です。

 
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  最初に子どもの詩を紹介させていただきました。


 「 見つめてもらって 」
             岩手県 黒沢尻北小学校
                岩崎 裕也(3年)

 「ゆうやはこのくらいでも痛がるんだぜ。」
 同じ組の子が たたいた
 そしたら 周りの子も
 ニヤニヤしながら
 ぼくを たたいた
 おもしろがって
 何人もの子が たたいた
 
 家に帰って
 お母さんが
 「今日は 何があったの」
 と いつものように 聞いた
 ぼくは 心配をかけたくなくて
 だまって 聞こえないふりをした
 二人ともだまっていた

 ふと顔をあげると
 お母さんは
 ぼくの顔を
 じいっと見ていた。

 ぼくは わらって 言った
 「ちょっとね、学校でたたかれた」
 お母さんは 体のどこかに
 大きなきずができたみたいな
 くるしそうな顔をした
 それから
 やさしい目になって だまって
 ぼくを見つめてくれた
 ぼくの目から なみだが出た

 ぼくは ぼくをたたいた子に
 思いきって 自分の気持ちを ぶつけた
 それからは もう やられなくなった

 お母さん ぼく 自分を守ったよ
 お母さんが 大切に育ててくれている
 自分を
 これからも 大切にする


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 自分を大切に思う気持ちって、こういうところが生まれてくるんだと思います。「大好きなお母さんが、大切にしてくれている自分。そんな自分は大切な存在なんだ。」そう思えることが、勇気や自信や自己肯定感につながっていくのだと思います。

 今いじめが問題になっていますが、「お母さんが大切に大切に育ててくれている自分。だから僕はいじめられていいはずなんかない。僕は自分を守る。お母さんが大切にしてくれている自分を守る。」
 こう思えたら子どもは一人じゃないんです。心の中にはお母さんがいるんです。
 一人じゃない。そう思えるから立ち向かう勇気もわいてくるのだと思います。

 昔、公共広告機構のCMでこんなのがありました。

 「命は大切だ。命を大切に。そんなこと何千何万回言われるより、『あなたが大切だ』だれかがそう言ってくれたらそれだけで生きていける。」

 本当にそうですね。
 今子どもたちにとって一番必要なメッセージとは「あなたは私にとってかけがえのない大切な大切な存在なんだよ」という心からの言葉や関わりなんだと思います。

 子どもが自分自身を大切に思う気持ち、その気持ちがあるからこそ人のことも大切に思える。
 「自分は大切な存在だ。自分はそのままで価値のあるかけがえのない存在なんだ」
 そういう自分に対する自信、信頼感のことを心理学用語で『自己肯定感』と言います。

 そこで今日は「自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」の資料をもとに皆さんと一緒に「子どもたちにあなたがどんなに大切かを伝えていけばいいのか」を考えて参りたいと思います。


  < 自己肯定感を育てる親子関係のつくり方 >

   1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

   2、そのままを愛する(変えようとしない)

   3、子どもの善さを見る(尊敬する)

   4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

   5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

   6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

   7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)



 この資料をもとに具体的に実例やエピソード、絵本なんかも交えてわかりやすくお話しさせていただきました。

 講演の終わりにキロロの曲「未来へ」に乗せてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

 皆さん、熱心に聞いてくださいました。
 本当にありがとうございます。
 もし今日の講演会に参加されて今、このブログをご覧になられている方がございましたら感想等コメントいただけると嬉しいです。
 またお会いできる日を楽しみにしております。



posted by 長谷川 at 20:26| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月19日

三重県御浜町中央公民館での講演会


 昨日11月18日(金)は午後6時45分から三重県御浜町中央公民館で三重県教職員組合紀南支部様主催の講演会でした。
 テーマは「子どもを伸ばすプラスの問いかけ」
 聞いてくださるのは教職員の方を中心に保護者の方、地域の方々、約400名です。

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 親が普段、子どもにかけている言葉ってどんな言葉でしょう?

 「早くしなさい」
 「もう宿題したの」
 「何べん言ったらわかるの」
 「いい加減にしなさい」

 実は親が子どもにかけている言葉の8割以上は、注意・命令・禁止・叱責なんですね。
 これでは子どもの自信ややる気は引き出せません。
 なぜなら、これらの言葉は上からの一方通行で対話になっていかないからなのです。
 自信ややる気を引き出そうと思ったらもっともっと子どもと対話しなくちゃ引き出せません。

 では、どうすれば子どもと対話できるのか?

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 子どもの考えや気持ちを聞こうとして問いかけるのです。
 そうすると対話が成立して、そういう対話の中で子どもが自分で答えを見つけていく。
 それは親が一方的に押し付けた意見ではなくて子ども自身が自分で考えて自分で出した結論ですから子どもの行動も変わる可能性大なんですね。

 それだけじゃなくていつもそういう風に子どもの意見を聞こうとして問いかけていると子どもは自分で考えるようになるし、自分で出した結論に責任を持つようになります。つまり子どもの主体性を育むことになるんですね。

 また頭ごなしに叱らずに子どもの気持ちや考えを理解しようとして問いかけることによって、その子に対する愛情やその子を尊重する姿勢を示すことになります。それが親子の信頼関係を築くことにもつながります。

 でも問いかけ方にもコツがあるのです。
 では資料を見てください。

 
 プラスの問いかけは子どもの考える力や主体性、意欲、能力を引き出します。
 マイナスの問いかけは子どものやる気をなくさせ、親子関係を悪くします。

    <子どもに対するプラスの問いかけ>

・ どうしたらいいと思う?
・ どうしたら出来るかな?
・ どうしたい?
・ どうして欲しい?
・ 何か手伝えることある?
・ それのいい所ってどこかな?
・ 違う見方できないかな?
・ 相手の立場に立ったらどう見える?
・ 何から始める?
・ どうしたら楽しく出来るかな?
・ 今すぐ出来ることって何かな?
・ どうしたの?何かあった?
・ どうしてかな?

    <子どもに対するマイナスの問いかけ>

・ なんで〜するの?
・ なんで〜しないの?
・ なんで〜したの?
・ もう宿題したの?
・ なんで怒らすの?
・ 何をしなければいけないの?
・ (悪い予想)になったら、どうするの?
・ どこを直さないといけないの?
・ ちゃんとしたの? わかってるの?
・ 何がいけないの?
・ 誰が悪いの?

 プラスの問いかけは子どもの考えや気持ちを聞こうとするもので、このように問いかけられると子どもは、自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じます。このように感じるとき、子どもは自らの内に宿る『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組んでいくようになります。


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 マイナスの問いかけは「なんで〜」ばっかりやね。
 「なんで」と頭についたら後はろくな言葉が来ません。
 嘆く言葉か相手を責める言葉が続いてしまいます。
 問題はね、これらのマイナスの問いかけを無意識のうちにいっぱいしているということです。
 まずはそこを意識化する。
 意識化すると「なんで」と言いかけた時に止められます。
 まずは自分が子どもにかけている言葉を意識化してマイナスのものをプラスに変えていく。
 そうしてプラスの問いかけが子どもに自然にできるようになってきますとみなさん自身がプラス思考、ポジティブ思考に変わってきます。

 ポジティブ思考とは何か?
 それは自分にもプラスの問いかけをし、自分を許し、自分に優しくし、自分の気持ちを大切にする思考です。

 ネガティブ思考とは何か?
 それは自分を許さず、自分を責め、自分を脅し、自分を不安にさせる思考です。
 それはそのまま子どもを許さず、子どもを責め、子どもを脅し、子どもを不安にさせる思考につながります。
 それは決して子どもを幸せにしません。
 今この思考を変えなければなりません。
 どのようにして?
 言葉を変えることによってです。
 思考は必ず言葉に表れます。
 言葉と思考は一対のものです。
 子育てには本音が出ます。
 子どもに言っている言葉の中に自分の本音、自分の思考が表れています。
 そこを変える。
 子どもにかける言葉を変えていく。
 そうするとポジティブ思考に変わるだけでなく、子どもとの関係が変わってきます。
 そして子どもとの関係が変わってくると子どもが変わってくるのです。

 
 そのようにお話ししました。

 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲にのせて100種類のお一人お一人それぞれ違う詩をプレゼントしました。

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 みなさん熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございます。
 もし今日参加された方で今このブログをご覧になられていましたら、講演の感想等コメントいただけるととても嬉しいです。
 またお会い出来る日を楽しみにしています。




posted by 長谷川 at 14:55| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月16日

兵庫県加古川市立加古川幼稚園での講演会


 今日は午前中、加古川市立加古川幼稚園で講演会でした。
 聞いてくださるのは保護者の方約110名です。
 演題は「無為の子育て 〜あなたのままで100点満点〜」

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 先日、別の幼稚園で講演させていただいた時にこんな質問がありました。

 「うちの子、メンタルが弱いんですけど、どうしたらメンタルが強くなりますか?」

 それでこうお答えしたんです。

 「メンタルを強くさせなきゃなんて思わずに、その子のそのままを愛してあげてください。それがその子のメンタルを強くする方法です。」

 みんなね、賢い子に育てようとして、ちゃんと勉強の習慣がついた子にしようとして、勉強嫌いな子を作ってしまうんです。

 子どもはね、初めから勉強が嫌いなわけではありません。
 机に縛り付けられて、自由を奪われて、強制されて無理やりやらされることが嫌いなんです。
 それが勉強であれば勉強が嫌いになります。
 子どもに勉強を好きにさせるのは難しいですが、嫌いにさせるのは簡単です。
 嫌がっているのを無理やりやらせて「ダメだ、ダメだ」と叱りつけてばかりいれば、どんな子でも勉強が大嫌いになります。

 逆なんですね。
 その子のそのままを愛してあげることこそがメンタルが強い子に、自分から勉強する子に育てるコツなんです。

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 『無為』という言葉は2500年前の中国の思想家、老子という人の言葉です。
 無為とは「ああしたらいいやろ、こうしたらいいやろ」とはからわないこと。
 自然に任すことです。

 無為の反対が「作為」。
 こうしたらうまくいくやろうと色々とやることです。
 だから無為の子育てとは、そういう「はからい心」を捨てるということです。

 無為の子育てとは
 「いい親になろうとせず、いい子に育てようとせず、ありのままの自分でありのままの子どもを愛し育てていく。それが一番楽で、一番幸せで、一番子どもが伸びる子育てです。」
 というものです。

 そしてそれの反対が「作為の子育て」、別名「エゴの子育て」です。

 エゴの子育てとは、
 「いい親であろうと子どもに厳しく接し、いい子に育てようと子どもを管理、コントロールしようとし、自分のことはさておき子どもにだけは正しいことを言い、もっともっと子どもに求め、自分もしんどい子どももしんどい、自分も不満子どもも不満、親が頑張ってる割には子どもがちっとも伸びないというのがエゴの子育てです。」
 というものです。

 まさにうちがそれ!
 という人が8割くらいおられるんじゃないでしょうか。

 仕事や勉強、スポーツで大事はのは「努力」です。
 でも子育てに大事なのは努力ではないんです。
 子育てに大事なのは、愛であり、喜びであり、感謝です。
 
 この世の中には努力でうまくいくものと努力ではうまくいかないものがあります。

 <努力でうまくいくもの>
 仕事、勉強、スポーツ

 <努力じゃないもの>
 恋愛、友人、子育て

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 日本人は何でもかんでも努力、努力て言い過ぎなんです。
 何でも努力で解決すると思ったら大間違いです。
 不登校なんて親がいくら努力したって解決しませんよ。
 学校に行かそう、行かそうと努力すればするほど悪化するのが不登校です。

 子育ては努力でうまくいくものではありません。
 それは誰かと比べて競争するものでもなければ、何かを達成したり、何かに成功したりするものではないからです。

 子育ては、愛する、喜ぶ、感謝するで上手くいくんですね。
 努力はいりません。
 子どもの学習意欲も思いやりの心も努力する心も向上心も、それらの心を育てるのはありのままの子どもを愛する心であり、そのままの子どもを喜ぶ心であり、そのままの子どもに感謝する心だからです。


 そうお話した後、「無為の子育て」の資料をもとに具体的に実例を挙げながら解説していきました。


       無為の子育て    

    1、いい子にしようとしない
    (あなたでいい、あなたがいい)

    2、甘えを許し受け入れる
    (あなたもわたしもダメでいい)

    3、自然にお任せする
    (私には何もできません)

    4、愛や喜びや幸せを受け取る
    (私の許に生まれてくれてありがとう)

    5、自分のエゴに気づく
    (「あなたのため」は自分のため)



 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲にのせて112種類のお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

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 講演後、園長先生のご好意で拙著「あなたも子どももそのままでいい」(500税込)のサイン販売をさせていただきました。

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 みなさん、大変熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございました。
 もし今日講演会に参加されてこのブログをご覧になられている方がございましたら、感想などコメントいただけるととても嬉しいです。
 またお会いできる日を楽しみにしています。


posted by 長谷川 at 16:52| Comment(4) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月13日

第43回ペアレントセミナー ありがとう


 今日は午後2時20分から加古川総合庁舎1階「かこむ」で第43回ペアレントセミナーがありました。
 テーマは「子育ては自己成長力に任すと上手くいく」。
 約15名の方が参加してくださいました。

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 子育てと水泳はよく似ています。
 泳げるようになるにはまずは水に浮く練習から。
 水に浮くためには体から力を抜かないといけません。
 力を抜いて何もしなくても自然に浮くんだというのを体感することが大事。
 「あ、大丈夫なんや。力を入れなくても沈まないんや」と。
 子育ても同じですね。
 親が子どものことを一から十まで面倒見てやらなくても、
 なんとかなるというのを体感することが大事です。
 子育ては頑張って「上手くやろう」とすると上手くいかないんです。
 子どもはだいたい親の思う通りにはならないもんです。
 だから頑張らない。
 そうすると「上手くいく、上手くいかない」から解放されて、
 親も子も自由にのびのびできるんですね。

 僕は家庭教師の派遣が本業ですが、
 最初は仕事を真面目に一生懸命に頑張っていたんです。
 そうすると上手くいかない。
 いい指導をしてもらえない。
 先生が辞めていくんです。
 仕事を頑張るというと家庭教師への管理・指導を強化する、徹底するということです。
 でも僕が頑張れば頑張るほど、家庭教師の先生の方がしんどくなって辞めていくんですね。
 家庭教師というのは言われなくても指導の仕方をその子に合わせて工夫したりしているものなんです。
 それを外から「ああしろ、こうしろ」と言われるのが一番嫌なんです。
 そういう家庭教師が一番嫌なことを一生懸命やるわけですから、上手く行くはずがありません。

 それで仕事のやり方を180度変えたんです。

 家庭教師の先生に対して「管理」したり、上から「指導」したりするのをやめました。
 その代わりに先生に対して高く評価し、「感謝」し、「尊敬」し、「信頼」するようにしました。
 一言で言えば先生を全面的に信頼しお任せすることにしました。
 そうすると何も言わなくても一生懸命工夫して指導してくださるし、生徒の成績も上がるし、保護者の方にも前よりもいっそう信頼してもらえるようになりました。評判も良くなり、紹介していただくことも増えました。

 自分が頑張っていた時は上手くいかなかった。
 先生に任せるようになったら上手くいくようになった。
 子育ても子どもに任せると上手くいく。
 子どもに任すということは自然に任すということです。
 自然に任すということは

 仏様にお任せするということです。

 仏教の経典にこう書いてあります。

 「最高の仏様には形がない。形はないが働きはある。四季の移り変わり、自然の働きこそ仏様の働きである。だから最高の仏様のことを『自然』と呼ぶのである。」

 人間が子どもを上手く育てようとしたところでどこかに抜かりができます。
 仏様にお預けする方が子育ても上手くいくように思います。
 仏様が自然だとすると神様はなんでしょう?

 神様は愛です。

 そう聖書に書いてあるんですね。
 ヨハネの手紙第4章にあります。
 「愛する者たち、互いに愛し合いましょう。
  ・・・・
  神は愛だからです。
  ・・・・
  未だかつて神を見た者はありません。
  私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちの内にとどまって下さり、
  神の愛が私たちの内で全うされているのです。」

  だから子育ては、自然に任せておくと仏様がちゃんといいように良くなるように育ててくださるし、子どものそのままを愛していけば神様がちゃんと守ってくださる。
 なんか宗教みたいで何の根拠もないですね。

 でも「私、腑に落ちました。ていう人、手を挙げてください。」

 (3、4にんの方の手が挙がりました)
 今、手を挙げられた方は幸せな方です。
 信じるものは救われるですね。

 さて、皆さん、自己成長力とはなんでしょう?
 自己成長力とは人間には自ら成長、発達、進歩、向上していく力が元々宿っている。
 その力です。

 この自己成長力とは「いのちの力の働き」なんですね。
 いのちの力の働きには2種類あって「自然治癒力」のように今の健全な状態を「維持しようとする」力と、「自己成長力」のように「進化・発展しようとする」力があります。

 がん治療でも2種類あって、外からがん細胞をやっつける治療と、
 もう一つは免疫力を高めて内からがん細胞をやっつける治療です。
 今後は後者のいかに免疫力を高めるかという研究が進んで行くと思われます。

 子育ても同じだと思うんです。

 今までは親や学校が外から子どもを良くしようとする教育が主流でしたが、これからはもっと子どもの内なる自己成長力が活発に働くように環境整備をしていく。
 子どもにとって最大の環境は私たち親です。
 では、どのような環境が子どもの自己成長力を活発化させるのでしょう。
 つまり親はどのように子どもに接していけばいいのでしょう。
 それが今お手元にある資料に書いてあります。

   < 自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方 >
       〜 自己肯定感を育てる関わり 〜

     1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

     2、そのままを愛する(変えようとしない)

     3、子どもの善さを見る(尊敬する)

     4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

     5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

     6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

     7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)


 このように子どもさんに接しられる時、子どもは自分は親から愛され、大切にされ、理解されている、認められていると感じます。子どもがそう感じる時、子どもの内なる自己成長力は最も活発に働き子どもは主体的、積極的に物事に取り組むようになります。


 そのようにお話しした後、拙著「あなたも子どももそのままでいい」から4つのテーマ「受け取ることは与えること」「子どもという自然に謙虚であれ」「遊びを通して知・情・意が育つ」「自分以外の人を幸せにすることはできない」について皆さんの感想や意見、質問などをお伺いしなら一緒に考え、一緒に話し合っていきました。

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 講演の終わりにいきものがかりの「風が吹いている」の曲にのせてお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。

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 今日参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
 もし今日のペアレントセミナーの感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。
 また次回ペアレントセミナーでお会いできますことを楽しみにしています。

 
 
posted by 長谷川 at 18:34| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月12日

兵庫県高砂市立高砂こども園での講演会


 今日11月12日(土)は午前中、高砂こども園で講演会がありました。
 演題は「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」
 聞いてくださるのは保護者の方約50名です。

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 あるお母さんが3歳の子どもさんのトイレトレーニングをしておられたんですね。
 その子は大分しっかりしていて言葉もはっきりしているし、すぐにトイレも出来そうなんですけれど、なかなか思うようにはいかなかったんですね。
 それである日またその子が失敗してしまったんです。

 「なんでオシッコって言えへんの!
  上手におしゃべり出来んのに。
  その口は何のためについてるの?!」

 その子は泣きながらこう言ったんです。

 「ママ・・」

 「えっ?ママが何?」

 「ママって言うためについてるの」

 その言葉を聞いた途端、お母さんは頭が真っ白になり、涙が溢れてきたそうです。

 「そっかー・・、そっかー・・、
 ママって呼んでくれるためについてるんだ・・」

 皆さんは今そういう愛に包まれていらっしゃるんですね。
 子育てというのは子どもを育てているようで自分も育ててもらっているんですね。
 今、皆さんは子どもたちから何を教わっているのでしょう。
 どうでしょうか?
 今子どもたちはあなたに何を教えてくれているのでしょうか。

 それは「待つ」ことです。

 今皆さんのお手元にある詩「しあわせになるれんしゅう」。
 ちょっと読んでみます。
 
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 子育ては「待つ」れんしゅうなんですね。
 それが子どもを幸せにし、皆さんを幸せにします。
 「急いては事をし損じる」て言うでしょ。
 人を育てる人、スポーツのコーチや監督でも上手い人はみんな「待つ」のが上手です。
 待てない人は幸運をつかむのが下手です。
 「残り福」とか「残り物に福がある」て言うでしょ。

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 だから物事を成就したり、幸せになりたいと思ったら「待つ」ことが出来ないとダメですね。

 幸せになるために大切なことは3つあります。

 1つは「待つ」こと。
 2つ目が「許す」こと。
 3つ目が「笑う」ことです。
 「許す」と「笑う」については講演の終わりの方にお話しします。


 そして講演の最後にこのようにお話しをしました。


 子どもたちは何も子育ての上手なお母さんに育ててもらいたいのではありません。
 賢いお母さんに育ててもらいたいのでもありません。
 あなたに育ててもらいたいんです。
 子どもたちはそのままのあなたに会いたくて、そのままのあなたに育ててもらいたくて、あなたのもとに生まれてきました。ですから、どうぞ欠点もあるがまま、そのままのあなたで育ててあげてください。

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 だけど、ママには笑っていてほしい。幸せでいてほしい。
 笑うためには許すことが必要です。
 誰を?
 自分をです。
 誰にでも欠点やダメな所はあると思います。
 皆さんはそのダメな所や欠点を直すのではなく、許してください。
 そして自分の欠点を許したように子どもさんやご主人のダメな所も許してあげてください。
 そうすれば家庭に笑顔が生まれます。
 そうして許しあって、笑いあって、皆さんが幸せに子育てしていかれることを心より願っております。
 本日は誠にご静聴ありがとうございました。

 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲に乗せてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

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 「今の自分にピッタリ」と大変喜んでいただきました。

 講演後、園のご好意で拙著「あなたも子どももそのままでいい」(500税込)のサイン販売をさせていただきました。
 30冊持って行ったのですが全て完売し、そのうえ7冊追加注文までいただきました。
 園の先生方までたくさん買っていただきました。ありがとうございました。

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 皆さん熱心に聞いてくださいました。
 本当にありがとうございました。
 今日の講演会の感想等ありましたらコメントしていただけるととても嬉しいです。
 またお会い出来る日を楽しみにしております。



posted by 長谷川 at 15:33| Comment(5) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月25日

兵庫県高砂市文化保健センターでの講演会「無為の子育て〜あなたのままで100点満点〜」


 今日は高砂市文化保健センターで講演会がありました。
 テーマは「無為の子育て 〜あなたのままで100点満点〜」。
 聞いてくださるのは高砂市内の幼稚園・こども園・保育園の保護者の方、約70名です。
 
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 みなさん、あなたのお子さんは100点満点中何点ですか?

 頭の中で点数をつけてみてください。

 今、みなさんがお子さんにつけられた点数があなたの母親としての点数です。

 お子さんに50点をつけられたなら

 あなたは母親として50点です。

 お子さんに70点をつけられたなら

 あなたは70点の母親です。
 
 もし100点をつけられたなら

 あなたは母親として100点満点です。

 うちの子はこういうところは良いけれど、こういうところはダメだわ。
 
 こういうところは直す必要があるわ。
 
 だから70点、80点とお考えになられるのが普通だと思うんです。

 今日、私がみなさんに提案させていただく「無為の子育て」とは

 今のそのままの我が子に100点満点をつける子育てです。

 「へ〜、そんなん出来ひんわ。子どもに色々と求めてしまうわ。」と思われますか。

 そんなことはありません。

 ここにおられる全員の方が子どもに元気やったら100点!

 健康やったら100点!とちゃんと100点をつけられる方たちばかりです。

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 嘘やと思われますか。

 ではお聞きします。

 お子さんを出産される前、

 「どうか無事に生まれてきてくれますように。
  どうか元気に生まれてきてくれますように。」

 と願われた方、手を挙げてください。

 (ほぼ全員の手が挙がる)

 では、お子さんが無事に生まれてきてくれて

 「あー、無事に生まれてきてくれた!』

 とそれだけで嬉しかった人、それだけで感謝した人、
 手を挙げてください。

 (ほぼ全員の手が挙がる)

 あの時みなさんは元気やったら100点と

 お子さんに100点満点をつけたんです。

 子どもが生まれたその時にちゃんとみなさんは

 元気やったら100点!と100点満点をつけられているんです。

 子育ては何も難しいことはないのです。

 あの時のあの気持ちのまま育てたらいいんです。

 「元気が一番!元気やったらそれでいい!」と。

 子育ての悩みは「この子にはこうあって欲しい」「こうあって欲しくない」と子どもに求める心から生まれてきます。

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 求心(ぐしん)止むところ即ち無事

 これは仏教の言葉です。

 求める心が止んだ時、そこにこそ本当の安心や幸せがあるという意味です。
 
 そうお話した後、「無為の子育て」の資料をもとに具体的に実例を挙げながら解説していきました。


       無為の子育て    

    1、いい子にしようとしない
    (あなたでいい、あなたがいい)

    2、甘えを許し受け入れる
    (あなたもわたしもダメでいい)

    3、自然にお任せする
    (私には何もできません)

    4、愛や喜びや幸せを受け取る
    (私の許に生まれてくれてありがとう)

    5、自分のエゴに気づく
    (「あなたのため」は自分のため)



 無為の子育てとは「いい親になろうとせず、いい子に育てようとせず、ありのままの自分でありのままの子どもを愛し育てていく。それが一番楽で、一番幸せで、一番子どもが伸びる子育てです。」


 最後に小田和正さんの「たしかなこと」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

 みなさん熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございます。
 またお会いできる日を楽しみにしています。
 もし今日の講演会に参加されてこのブログをご覧になられている方がおられましたら講演の感想等、コメントいただけるととても嬉しいです。


 
posted by 長谷川 at 14:13| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月19日

兵庫県高砂市立米田幼稚園での講演会


 今日10月19日は高砂市立米田幼稚園での講演会でした。
 テーマは「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」
 聞いてくださるのは保護者の方約100名です。

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 先日、大阪のある小学校に講演に行った時、一人のお母さんからこんな相談を受けました。

 「小学校1年生の男の子なんですけど、私がスキンシップを取ろうとしたり、ハグしようとするととても嫌がって逃げ回るんです。どうしてなんでしょうか?そんな場合はどうしたらいいですか?」

そうですか・・
 ふつうそのくらいの年齢ですとまだまだハグしてもらえるのは嬉しいものですけどね・・
 ところでご主人との夫婦仲はどうですか?

 「別に悪くありません」

 そうですか。では、ご自身のお父さんお母さんとの仲は?

 「母とはうまくいってますし、父とも最近はうまくいってます。」

 なるほど・・。
 ご主人ともうまくいってるし、お父さんお母さんともうまくいってる・・。
 では、ご主人のご両親とはどうですか?

 「おつきあいしていません。」

 よく聞いてみると、ご主人のご実家とは絶縁状態でこの方がお付き合いを拒絶されているとのことでした。

 そうでしたか。
 子どもさんはあなたからの接触を拒絶されているし、あなたも義理のご両親からの接触を拒絶されている。
 そっくりの構図ですね。
 あなたが子どもさんからスキンシップを拒絶されてとても寂しい思いをされて悩まれているように、ご主人のご両親も接触を断たれて寂しい思いをされ、そのことで悩まれているんじゃないでしょうか。
 それをその子が身を以て教えてくれてくれているんじゃないでしょうか。
 この二つの問題はリンクしあっていて、あなたが義理のご両親を許してあげて、また仲良くお付き合いされるようになれば、子どもさんも素直になってスキンシップを嫌がらないようになるかもしれませんね。

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 そうお話しすると、その方はハッと気づかれたような顔をしておられました。

 子どもに問題が起きますと親は子どもを変えよう変えようとしますが、
 本当は自分の心のありようや物の考え方、価値観、または夫婦関係や自分の両親への思い、お姑さんとの関係、そんなものを今一度見直すことで子どもの問題が自然に解決していくことがあります。
 どうぞ、皆さん、子どもさんに何か問題が起こったときは、あせって子どもを変えようとするのではなく、自分のありようを一度静かに振り返ってみて下さい。


 そうお話ししたあと資料をもとに具体例や実例を交えて解説していきました。

   < 自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方 >
       〜 自己肯定感を育てる関わり 〜

     1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

     2、そのままを愛する(変えようとしない)

     3、子どもの善さを見る(尊敬する)

     4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

     5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

     6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

     7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)



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 これは何も7つ全部やる必要はありません。
 この中の一つで結構です。
 自分が「これはいいなぁ」と思われることを心がけてもらえればそれで十分です。
 子育てには教科書もマニュアルもありません。
 誰にでも当てはまる正しい子育てなんてものはないのです。
 ですから、自分らしい子育てができればもうそれで十分なのです。

 今から話します私の言葉、話の内容は重要ではありません。
 私の話を聞かれてみなさんのお心に生まれる気づきや思い、
 それがみなさんに「自分らしい子育て」とは何かを教えてくれます。
 ですからどうぞ私の言葉ではなく、みなさんの心の声に耳をすませて
 私の話を聞いてください。

 そのように前置きをしてお話をしました。

 
 幸せになれる魔法の呪文も紹介しました。

 「私の人生の中で一番幸せで、一番幸運なことはあなたと結婚できたこと。ありがとうね、私と結婚してくれて。私、あなたと結婚してからずーっと幸せやで。ありがとう。」

 この魔法の呪文を唱えるのに気持ちはいりません。
 思ってなくていいいのです。
 ただ、唱えたら幸せになれるのです。
 
 実はこの通り呪文をご主人に唱えられた方がおられましてね、
 その方が僕のブログにコメントくださってね、
 こう書かれてありました。

 「この言葉を唱えて一番変わったのは私の心でした。主人への感謝の思いや許す思いが湧いてきました。」

 そうなんですね。
 この魔法の呪文は、自分の頑な心を柔らかくし、感謝や許す気持ちを蘇らせてくれる呪文なんですね。
 
 幸せはなるものではなくて気づくもの。
 
 大切なのはこれから幸せになろうと努力することではなくて、今すでに幸せであったと気づくことなんだと思います。


 そのようにお話ししました。
 みなさん大変熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございました。
 またお会いできる日を楽しみにしています。
 もし、今日講演を聞かれた方でこのブログをご覧になられている方がおられましたら、講演会の感想等コメントいただけるととても嬉しいです。



posted by 長谷川 at 16:38| Comment(6) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月12日

兵庫県高砂市立曽根幼稚園での講演会


 昨日10月11日は高砂市立曽根幼稚園で講演会がありました。
 テーマは「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」
 聞いてくださるのは幼稚園の保護者の方とふれあい保育で来られているお母さん方約60名です。

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 資料をもとに具体例や実例をあげながら解説していきました。

    < 自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方 >
       〜 自己肯定感を育てる関わり 〜

     1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

     2、そのままを愛する(変えようとしない)

     3、子どもの善さを見る(尊敬する)

     4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

     5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

     6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

     7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)



 2、そのままを愛する(変えようとしない)のところではこのようにお話しました。

 「そのままを愛する」とは、やんちゃな子はやんちゃな子のまま、引っ込み思案な子は引っ込み思案な子のまま、そのままを愛するということです。

 それは子どもを変えようとしないということです。
 
 そのままを愛するとは、結婚式の『愛の誓い』、あれですね。

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 「健やかなる時も病める時も、富める時も貧しき時も、喜びの時も悲しみの時も、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命のある限り、真心を込めて尽くすことを誓いますか?」

 こうして永遠の愛を誓うわけですが、この世に永遠の愛なんてあるのでしょうか。
 
 あるんですね。

 親が子どもに対して持つ愛は一生変わりません。
 親は死ぬまで子どものことを愛し続けます。

 だったら子どもが生まれた時にこう誓ってみたらどうでしょうか。

 「健やかなる時も病める時も、いい子の時も悪い子の時も、言うこと聞く時も言うこと聞かへん時も、この子を愛し、この子を敬い、この子を慰め、この子を助け、時期が来たら放してやり、その命のある限り真心を込めて育てることを誓いますか?」

 その無条件の愛が子どもの意欲、向上心、生きる力を育てます。

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 欠点もある、ダメなところもある、だけど

 「そのままの自分で愛されている」

 そう思えることが子どもにとってどんなに嬉しくてどんなに幸せでどんなに自信がつくことでしょう。
 自信とは究極的にはただ一つです。
 「自分は愛される存在である、自分には愛される価値がある。そう思えること。」
 それこそが自信の根幹にあります。
 それが今の、そして未来の子どもの心を支えるのです。

 「そのままのあなたが大好き」

 これは親が子どもに贈ることができるプレゼントの中でも最高のプレゼントです。
 これこそが自己肯定感です。


 そのようにお話ししました。

 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

 皆さん熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございます。
 講演会に参加されていてこのブログをご覧になられている方がおられましたら、講演会の感想等コメントいただけるととても嬉しいです。
 またお会いできる日を楽しみにしています。

 追記:10月25日(火)には高砂市文化保健センターで午前10時から「無為の子育て〜あなたも子どもそのままでいい〜」の講演会があります。高砂市内の幼稚園、こども園、保育園の保護者の方参加できます。よろしければいらしてください。
 
 

posted by 長谷川 at 11:51| Comment(3) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月21日

第2回たつの市龍野子育てつどいの広場での講演会


 今日は2回目のたつの市龍野子育てつどいの広場での講演でした。
 実は会場の駐車場の関係で9月5日と21日の2回に分けて講演しました。
 9月5日の講演の様子はこちらhttp://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/441652846.html
 テーマは「子どもを幸せに伸ばす親学講座」
 聞いてくださるのは小さなお子様をお持ちのお母様方です。

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  親学10か条の資料を元にお話ししました。

    < 親学10か条 >

  1、 子どもの自己成長力を信頼する。
    (信じて待つ)
                  
  2、 ありのままを愛する。
    (そのままのあなたが大好き)

  3、 子どもを尊敬する。
    (もうすでにあなたは素晴らしい)

  4、 子どもを親の思い通りに育てようとしない。
    (自然にお任せする)*子どもは親の作品ではない

  5、 子どもの思い、ペース、自由を大切にする。
    (あなたはあなたのやりかたで、あなたのペースで)

  6、 家族が仲良くする。
    (許し合う、笑い合う、かたいことは言わない)

  7、子どもの話を聴く
    (関心を持つ)

  8、子どもの存在を喜ぶ。
    (生まれてくれてありがとう)

  9、 親が幸せである。
    (笑顔と感謝を持って暮らす)

  10、家をのんびりできる場所にする。
    (心が安らぐ居場所)




 2、 ありのままを愛する。
  (そのままのあなたが大好き)
 のところではこのようにお話ししました。

 ありのままを愛するとは、やんちゃな子はやんちゃな子のまま、引っ込み思案な子は引っ込み思案な子のまま、そのままを愛するということです。

 それは子どもを変えようとしないということです。

 ありのままを愛するとは結婚式の「愛の誓い」、あれですね。

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 「健やかなる時も病める時も、富める時も貧しき時も、喜びの時も悲しみの時も、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命のある限り真心を込めて尽くすことを誓いますか?」

 こうして永遠の愛を誓うわけですが、永遠の愛なんてあるのでしょうか?
 あるんですね。
 親が子どもに持つ愛は一生変わりません。
 だったら親は子どもが生まれた時にこう誓ってみたらどうでしょう。

 「健やかなる時も病める時も、いい子の時も悪い子の時も、言うこと聞く時も言うこと聞かへん時も、この子を愛し、この子を敬い、この子を慰め、この子を助け、時期が来たら放してやり、その命ある限り真心を込めて育てることを誓いますか?」

 その無条件の愛が子どもの意欲、向上心、生きる力を育てます。

 欠点もあるダメな所もある弱い所もある、だけど「そのままの自分で愛されている」。
 そう思えることが子どもにとってどんなに幸せで、どんなに嬉しくて、どんなに自信がつくことでしょう。

 自信とは究極的にはただ一つです。

 自分はそのままで愛される価値がある、愛される存在である。
 そう思えること。
 それこそが自信の根幹にあります。

 「そのままのあなたが大好き」

 これは親が子どもに贈ることができるプレゼントの中でも最高のプレゼントです。
 これこそが自己肯定感です。

 では、どのようにしてそれを伝えていけばいいのか。
 今日はみなさんに紹介したい絵本があって持って参りました。
 「いいこってどんなこ?」という絵本です。

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 うさぎのバニー坊やがお母さんうさぎに尋ねます。
 「おかあさん、いいこってどんなこ?
  泣かないのがいい子なの?」

 お母さんは優しく言ってくれます。
 「泣いたっていいのよ。」

 バニー坊やはまた尋ねます。
 「おかあさん、いいこってどんなこ?
  強い子がいいこなの?」

 お母さんは優しく言ってくれます。
 「強くなくったっていいのよ。」

 バニー坊やがどんな尋ね方をしてもお母さんは
 「今のそのままのバニーが大好きよ。
  今のまんまのバニーでいいのよ。」
 そう言ってくれます。


 この絵本はあることで大変有名です。
 この絵本をこのように読み聞かせて寝かしつけるとおねしょがピタリと止まる魔法の絵本と呼ばれています。

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 子どもの問題の8割以上は愛情伝達不足で起こっております。
 愛情不足ではありません。
 愛情はあるのです。
 でもその愛情を子どもたちに1日に1度必ず子ども達に伝えているでしょうか。
 言葉でそしてスキンシップで「今のあなたが大好きよ」と子ども達に伝えてあげてください。


 そのようにお話ししました。

 講演の終わりに熊木杏里さんの「誕生日」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。
 
 講演後、主催者様のご厚意で本のサイン販売をさせていただきました。
 ありがとうございました。

 みなさん熱心に聞いてくださいました。
 もし今日の講演会に参加されてこのブログをご覧になられている方がおられましたら、講演の感想等コメントいただけたらとても嬉しいです。
 またお会いできる日を楽しみにしています。



 
posted by 長谷川 at 17:03| Comment(3) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする