2017年06月15日

中学3年生で7月から午後5時〜指導できる生徒さん募集。


 中学3年生は7月の総体が終われば、部活は終了。
 いよいよ本格的に受験勉強が始まります。

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 部活が終われば夕方の指導がOKになります。
 夜の指導時間は私も当学院の家庭教師の先生方もすでにいっぱいですが、夕方の時間であれば指導させていただけます。(どうしても夜でないと指導を受けられない生徒さんはご相談ください。)

 もし中学3年生のお子様をお持ちで家庭教師をお考えの方(加古川市・高砂市・加古郡在住)がおられましたら、お電話もしくはメールでお問い合わせください。(中3生でなくても夕方の指導を受けられる小中学生であれば可)

 < 指導方針 >
 まずはその子と仲良くなることから始めます。その子が好きなことを話題にして色々と教えてもらいます。
 勉強についてはその子にとって簡単な問題から始めて成功体験を数多く体験してもらいます。「わかった!できた!」という喜びや自信を意欲につなげていきます。
 宿題やテスト勉強を手伝って「よかった!助かった!ありがとう先生。」と信頼関係を築いていきます。
 その子にとって何でも相談できる先生になることで、その子とあたたかくて信頼し合える関係を築くことで、その子の意欲、向上心を引き出していきます。


 入会金 21,600円   
 月謝(月4回:1回90分)19,440円(税込)
 *その他諸費用はかかりません。


 <お問い合わせ>
 家庭教師システム学院
 (079)422−8028(10時〜19時:日祝休み)
 ksg@gc5.so-net.ne.jp



 
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2017年06月14日

しつけとしてやってはいけない10のこと


 今から1年前、北海道で小学校2年生の男の子が行方不明になって、自衛隊の旧宿営地で無事保護された事件を覚えていられるでしょうか。

 男の子がキャンプ場で人や車に向かって石を投げたとかで、その罰としてお父さんがほんの一瞬だけ車から置き去りにしたすきに、行方不明になってしまったあの事件です。

 あの事件が起こった時、「しつけ」としてそこまでしてもいいものかどうか。
 親として子どもの「しつけ」はどうあるべきか。
 そんなこともワイドショーで話題になっていました。

 ちょうど1年前、ネットニュース(ライブドアニュース、楽天ニュース、JIJICOなど)にこの問題について書かせていただきました。

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 <しつけとしてやってはいけない10のこと>は、ほとんどの親御さんが無意識に普通にやられていることが多いんじゃないかと思います。
 
 これは
 「親は子どもよりも上である」
 「子どもは親に従うべきだ」
 「甘い親はダメだ」
 「子どもはその親のものである」
 「親には子どもを管理する義務がある」


 といった古い教育観やしつけ観が今も多くの親御さんたちに共有されているからだと思います。

 そこには無意識に「子どもは親のもの」「親が自由にしていい」という前提があるように感じます。

 そういった思いが自分にもあるかもしれないという自覚を持って「しつけ」というものを考えていかないと、体罰と同じで必ず行き過ぎを生んでしまうことになるでしょう。

 
 
 あと一つ付け加えておかなければならないことがあります。
 それは発達障害の子の問題です。
 もし子どもに発達障害傾向があって、悪さをしたり、困ったことをする場合、
 きつく叱らないように気をつけなければなりません。
 それをするとパニックになったり、問題を悪化させるだけでなく、
 叱られることばかりする自分はダメな人間だと自己否定感を強めてしまうからです。

 まずは落ち着いて「そうしてしまう」理由を聞いてあげてください。
 そしてどうすれば「そうしてしないで済むか」を一緒に考えてあげてください。
 代わりの方法を一緒に考えるのです。
 あなたの味方であること、あなたを理解したいと思っていること、
 あなたの気持ちを尊重した上で援助したいと思っていることを
 丁寧にゆっくりと、何度も根気強く伝えてあげてください。

 そうすることで困りごとは徐々になくなっていきます。
 大事なのは「安心させてあげること」「信頼させてあげること」です。

 これは発達障害の子にだけでなく、すべての子どもにおいても大切な姿勢であるように思います。

 

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2017年06月13日

子どもの問題で夫婦で意見が違ったら


 平成29年4月10日より開始しました『長谷川満の見方が変わる相談室』。

 不登校、発達障害、またはそれに対する学校への対応についてなどご相談に乗らせていただいております。

 子どもに問題が起こると夫婦で意見が違ったり、夫婦喧嘩になったりして二次的な問題が生まれてきます。

 本来協力して子どもの問題に当たらなければならないお父さんお母さんが、その意見の違いから仲違いしてさらに家庭内にストレスを作り出してしまっている。
 そんな悪循環に陥っているご家庭も多いように思います。

 そういう時に専門的な立場から「その場合はこうした方がいい」とはっきりと答えを聞けたなら、無用の争いもなくなりそれに向けて夫婦で協力していけるようになります。

 子どもの問題で夫婦喧嘩になっている方がおられましたら『長谷川満の見方が変わる相談室』に一度ご相談されてはどうでしょうか。

 夫婦で直接、ご相談に来られて「こういう場合はどうした方がいいでしょうか?」と尋ねていただいてもいいですし、遠方の方であればスマホのスピーカー機能を使ってご夫婦揃って電話でご相談に乗ることもできます。



    「長谷川満の見方が変わる相談室」
 
 事前にお電話で相談日時(土日可)の予約をお取りください。
 家庭教師システム学院(079)422−8028
 (受付時間:10時〜19時、日祝休み)
 e-mail : ksg@gc5.so-net.ne.jp
 相談料金:30分 3240円 10分延長ごとに1080円
 *電話相談も料金は同じです。(振込手数料はご負担ください)



 
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2017年06月03日

ネットニュースに記事を書かせていただきました


ネットニュースに教育講演会でよくお話しする「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」について書かせていただきました。
是非ご覧下さい。
http://jijico.mbp-japan.com/2017/06/03/articles23492.html




1年前の記事ですが、非常によく読まれている記事です。
「30代40代の娘から母への絶交宣言が急増中」
http://jijico.mbp-japan.com/2016/03/22/articles19511.html








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2017年05月31日

子どもって家庭教師でこんなに変わるんです 2 〜 中3男子がやる気になったのは・・ 〜


 昨日、指導している中3男子の中間テスト結果を見せてもらいました。

 5教科合計306点!

 よく頑張りました。

 指導を開始した1年生の頃は5科目合計で160点前後、

 あの頃と比べて点数はほぼ倍増。

 今では自分から勉強していい点数を取ってくれるようになりました。

 家庭教師として何も特別なことはしていません。

 ただ普通に宿題を手伝い、

 テスト勉強を手伝っただけです。

 100%彼が自分でやる気を出して、

 自分で勉強して、

 自分で5科目で300点以上取れるようになりました。



 そしてそれこそが最も尊い素晴らしい指導なのです。

 自画自賛になって申し訳ないのですが、

 一番理想の教育というのは、

 子ども自身が誰に言われなくても自分で気がついて、

 自分で修正して、自分で努力して、

 自分で成果を獲得していくことだと僕は考えています。

 そして子どもがそのように自ら努力するようになるためには

 そのための心理的環境(人的環境)が必要です。

 カウンセリングの創始者カール・ロジャーズは

 「人は誰でも周りの人から、関心を持たれている ・大切にされている ・認められている ・理解されている ・愛されていると感じる時に、自分の内にある『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に立ち向かっていくようになる。」

 と言っています。

 僕が家庭教師として彼に接するとき、まさにロジャーズの言葉通り、彼の関心のあることを話題にし、勉強を押し付けるのではなく、彼が「助かった」と感じられるように宿題やテスト勉強を手伝い、成功体験をたくさん積めるように指導し、よく褒め、よく聞き、よく共感しました。そして「先生は親の味方ではなく、君の味方やで」と態度と姿勢と言葉で伝え続けました。

 最初は、彼はなかなか心を開いてくれませんでしたが、ずーっとそのように接していると彼も「先生は味方や。僕を認めてくれている。助けてくれる。」と徐々に心を開いてくれるようになり、映画の話やゲームの話、将来の仕事の話、なんでも話してくれ、教えてくれるようになった頃には、自分から勉強するようになりました。

 子どもの自己成長力をいかに引き出すか。

 それに成功すれば、あとは子ども自身の力で成長・発展・進歩・向上していってくれます。

 そして自己成長力を引き出すカギこそが「あたたかくて信頼し合える関係」なのです。

それは家庭教師と生徒の間だけでなく、もちろん親子関係でも同じです。

 


 
 
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2017年05月29日

子どもって家庭教師でこんなに変わるんです


 先日、高校2年生の教え子の中間テストの一部が返ってきてました。
  
 世界史100点!

 英語84点!

 これらの科目は僕が指導している科目ではありません。

 つまり100%自分で「頑張ろう」と決めて努力して取った点数です。

 それが素晴らしい!

 思えばその子を担当したのは今からちょうど2年前の中3の6月でした。

 その時の彼は英語は中1の基礎から全くわかっていなかったし、
 
 数学に関しては中学校内容はもちろん小学校の分数・小数も危ない感じでした。


 その辺の経緯が2016年2月18日の記事『「先生、僕ゲーム売るわ」中3ゲーム大好き少年がゲーム機を売ろうと思った理由 続編』にこう書いてあります。


 僕が彼を受け持った当初、
 彼は宿題も全然しないし、勉強大嫌い、ゲーム大好きでした。
 そういう生徒に対して親も先生も「今の君のままじゃダメだ」と本人および本人の現状を否定する言動ばかりで関わってしまうため、この子にとって周りの大人は全部敵になってしまっている、それが一番の問題でした。

 教育というのは、親や先生と子どもとの間に「あたたかくて信頼し合える関係」がなくては成立しません。
 何かを教える、何かを伝えるためには太いパイプ(心のつながり)がないと伝えられません。
 心理カウンセリングにおいてもまずクライアントとラポール(心が開かれている信頼関係)がつくれなくてはカウンセリングが出来ないのと同じです。

 ところがA君は周りの大人からは「今のあなたじゃダメ」とず〜っと否定され続け、彼から見れば信頼できる大人は一人もいなかったのです。彼は大人不信になっていました。

 僕が指導において気をつけたのは


 1、彼と彼の話を否定しない。彼の気持ちを理解しようとする。

 2、悪い所ではなく良い所を見る。よい所を誉める。
 
 3、彼と共に考え、彼の立場に立って提案する。

 4、簡単な問題でわかる楽しさを体験してもらう。

 5、雑談も交え、楽しい雰囲気で勉強する。



 そんな指導を2ヶ月ほど続けていると、だんだんと信頼してもらえるようになって彼から色々な思いを聞かせてもらえるようになりました。
 彼も誰か信頼できる人に色々と悩みや不安を相談したかったのだと思います。


 勉強ができないことにコンプレックスを持っていること。
 友達に勉強で馬鹿にされて悔しかったこと。
 学校の授業を聞いても全然わからないこと。
 宿題もしなければと思うけれどまったくわからないこと。
 ある専門職公務員になりたい夢があること。
 そのためには学力をつけなければならないけれど不安なこと・・。


 それら1つ1つに共感し、理解していく。
 そうすると不思議なほど僕には素直な態度で接してくれるようになりました。
 何でも相談してくれるようになり、アドバイスもちゃんと聞いてくれるようになりました。

 「先生、僕、勉強しようと思うんやけれど、なかなか出来ない。
  ついゲームの方にいってしまう。
  どうしたらええやろ?」

 そんな相談もしてくれるようになりました。

 「みんな、そうなんちゃうかなあ・・。みんな一緒やで。
  ゲームあったらそっちの方にいってしまうのは。
  先生が前に教えてた子でな、ゲーム機売った子があったで。
  あったらゲームしてまうから。」

 そんなやりとりを去年の秋くらいから何回か繰り返していました。

 そして僕はよく彼にこう言ってました。

 「君は良い所いっぱいあるで。
  君はすごく素直やろ。素直な子は伸びるよ。絶対伸びる!
  そして夢があるやろ。
  そんな具体的ではっきりした夢持った君は
  本当に素晴らしいと思うよ。」
  
 そう言うと少し照れながらも、
 先生、俺、がんばるわ、絶対◯◯になるわ、
 なんかなれそうな気がしてきたわ。
 とやる気をみせてくれていました。

 そして1週間とはいえ自分でゲームを断って、見事志望校に合格した彼の口から出たのがあの言葉でした。

 「先生、僕ゲーム売るわ。」

 これは誰かが強制して言わせた言葉ではなく、
 彼自身がそうしようと決意して生まれた言葉です。

 教育とは矯正することではありません。
 子どもの中にある善性、意欲、向上心、能力を引き出すことが教育です。
 そしてそれを引き出すためには
 子どもとの間に太い心のパイプ、心理学用語でいうところのラポール、信頼関係がなければ何も教えることはできないし、何も伝えることはできません。

 子どもは自らの力で善くなっていく力、「自己成長力」を持っています。
 そしてその「自己成長力」が発揮されるような関係、あたたかくて信頼し合える関係、それを子どもとの間に築くこと。
 これは親にとっても先生にとっても一番大切なことであるように思います。



 この記事を書いてから1年と3ヶ月。
 彼は少しずつ自分から勉強するようになり、
 少しずつ学力をつけ、
 少しずつ順位を上げていきました。
 通知簿も見違えるほど良くなり、
 性格も見違えるほど明るくプラス思考になりました。
 
 (その辺の経緯も過去のブログに書いています)
 http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/442420917.html

 一番変わったのはマイナス思考からプラス思考になったことかもしれません。
 去年、彼が高校1年生の頃、
 学校がイヤで、同級生がイヤで、
 何もかもイヤに感じていた時、
 僕はこんな風にアドバイスしていました。

 「物事には何でもプラス面とマイナス面がある。
  マイナス面を見ればイヤにもなるし、不満にも思うし、面白んないし、疲れる。
  逆にプラス面を見ればありがたく思うし、感謝するし、楽しいし、頑張ろうと思う。
  どっちを見てもいいねんで。
  マイナス面ばっかり見て嘆いてもいいし、
  プラス面を見るように心がけて楽しく生きてもいい。

  君にイヤなことばかり言う奴もな、
  「すごい勉強になるわ」て
  褒めてみたらどうやろ?
  そいつがどんな反応するか面白いやん。

  この場面ではこいつ絶対こう言うわ、て予想してみたり。
  そのイヤな奴で遊んでみる、心の中で。
  そうしたらちょっと楽しめるかもよ。

  なんでもそうやけど自分次第やねん。
  面白くない、嫌い、て決めつけてしまわずに
  ああ、ここいいなあ、ここ面白いなあ、と
  いいとこ、面白いとこを自分で見つけ出したらいいんちゃう?」


 はじめはそれでも「先生、やっぱり面白くないわ。無理やわ。」て言ってたんですが、僕が相談にのっているうちに「こんな風にいいように思うようにしてるねん」というようになってきて今ではすっかりプラス思考になって、
 「先生、マイナス思考は疲れるなあ。マイナス思考の奴おるけど、しんどいやろなあって思うわ。」と言えるようになりました。

 彼がこうして僕のアドバイスを聞き入れてくれるのは、
 僕との間に信頼関係があるからだと感じています。

 そういう信頼関係を生徒との間に築くことができれば
 あとは子ども自らの力で良くなっていきます。

 でもその信頼関係を築くためには
 その子がどんな姿を現していようと
 その子の良さ、素晴らしさを見つけ出し、
 どんな時もその子の素晴らしさを信じ抜く気持ちが大切です。

 それは子どもの自己成長力を信頼するということです。
 

 
 

 
  
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2017年05月23日

子どもに一番言ってはいけない言葉


















   「甘えるな!」



 子どもは甘えの欲求を満たされることによって心が満たされ、より自立しやすくなります。

 甘えられることによって何が育まれるのか?

 子どもが幼ければ愛着形成であり、少し大きくなってからは安心感です。
 これらが元となって子どもは「信頼する」ということを肌で学ぶのです。
 この世界(社会)を信頼できるためには、まず一番身近な親を信頼できなければなりません。

 子どもの心が健康に育っていくためには、
 「愛されている」「安心できる」「信頼出来る」と感じていることが大切です。

 子どもが安心して甘えられる時、それらを感じているのです。



 十分に甘えられて育った人は、深傷にならないうちに人を頼り、
 人に助けを求められます。
 そのおかげで自己破産することもなく、過労で倒れることもありません。
 人に助けてもらいながら、人のお役に立って働くことができるのです。


 よく「人に迷惑をかけるな。迷惑をかけなければ何をしようと自由だ。」という人がいますが、この社会は「助け合い」の社会であって、それは「許し合い」であり、時には人に迷惑をおかけし、時には人のお役に立ったり、そういう「支え合い」こそが社会だと思うのです。

 人に助けてもらう必要がある時は、ちゃんと「助けて」と言えるだけの世間に対する信頼感が培われていることは社会人として、とても大切なことです。

 「甘えるな」と言われ続けた子どもは、「どうせ誰も助けてはくれない。世間は冷たいんだ」という思いが染み込んでいて、人の助けが必要になっても「助けて」の一言が言えない大人になってしまうのではないかと思います。

 そしてその子が親になった時に、自分の子どもに対しても同じようなことを言い、同じような心を植え付けてしまわないかと思うのです。

 子どもが甘えてくれる、頼ってくれる。
 これは、親がそれを受け止めてくれると信じているからで、
 子どもが今すでに持っている「信頼する」気持ちを大切に育んでいく。

 「いつでも甘えていいんだよ」「いつでも頼っていいんだよ」
 そう言われると
 「いつでも甘えられる」「いつでも頼ることができる」と安心できるので、
 やれるところまで自分でやってみようと健全な挑戦意欲が湧いてきて、
 自分でやってみたら「できた!」
 すごいじゃないと褒められた!
 そんな風にして自立心は育つのだと思います。



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2017年05月18日

夫婦喧嘩をした時に絶対言ってはいけない言葉、してはいけないこと


 夫婦喧嘩した時に絶対言ってはいけない言葉













 「もう離婚しよ」
 「結婚したのが間違いやった」

  など二人の結婚を否定するような言葉は絶対言ってはいけません。
 夫や妻に「あなたとなんか結婚しなきゃよかった」というのは
 子どもに「あんたなんか産まなきゃよかった」と言ってるのと同じです。
 それほどひどい言葉だし、相手の存在を全否定する言葉です。
 でも、それを自覚できている人は少ないように思います。








 夫婦喧嘩した時に絶対してはいけないこと








 




 「一切口をきかない完全無視」

 これは夫婦が罵り合うよりも破壊的です。
 これを多用すると離婚になるか、家庭内別居になるか、
 どっちにしても不幸な結果になります。
 でも、これをしちゃう奥さん意外と多いんじゃないかな・・。
 もし、そうだったら今日からやめましょう。
 

 どんなに喧嘩したとしても「おやすみ」を言って寝る。
 次の朝は必ず自分から「おはよう」「行ってらっしゃい」を言う。
 できるだけ早く自分から「ごめんなさい」を言う。

 夫婦喧嘩は避けられないとしても
 それを引きずらないこと、大きくしないことが大切です。




           <まとめ>

 夫婦になったらお互い結婚を否定するような言葉は絶対言わない。
 そしてどんなに喧嘩しても挨拶は欠かさない。完全無視はしない。








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2017年05月08日

いい親子関係は『いい思い出』によってつくられる


 子育てで一番大切なことってなんでしょうか?

 これは人によって違うでしょうし、正解なんてものはないと思うのですが、

 『いい親子関係』『幸せな親子関係』が築けているということではないでしょうか。

 それを持っている子どもと、それを持っていない子どもでは

 その子の人生に対する態度や姿勢が違ってくるだろうし、

 子どもの時に「幸せ」を体感できているのは

 それだけでとても幸せなことであるように思います。
 
 では『いい親子関係』『幸せな親子関係』て具体的にはどんな親子関係なのでしょう?

 ものすごく分かりやすく言うと、

 それは『いい思い出がいっぱいある親子関係』です。

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 親子関係が悪いのは、

 いい思い出が少なく、嫌な思い出ばかりだから。

 自分ばかり叱られた思い出、無理やりやらされた思い出、・・・。

 子どもにとってそういう思い出が多いといい親子関係は作れません。

 逆に一緒に遊園地に行って楽しかった思い出、
 お誕生日にお祝いしてもらって嬉しかった思い出、
 そういう楽しかった思い出、嬉しかった思い出が
 多ければ多いほど親子関係は良くなります。

 だから『子育て』がもしわからなくなったら、
 とりあえず子どもと楽しい思い出や嬉しい思い出を多く、
 嫌な思い出はできるだけ作らないように心がければいいんじゃないかと思います。

 それは特別なことじゃなくて、
 子どもの大好物を晩御飯に作ることや、
 子どもの話を共感して聞いてあげることや、
 一緒にテレビを見て大笑いすることや、
 子どもが小さければ、
 一緒にお風呂に入っておもちゃで遊んだり、歌を歌ったり、
 一緒に子どもの鉄棒の練習に付き合ってあげたり、
 
 そんな日常の何気ない心温まる思い出こそ
 いい親子関係につながります。


 親子関係は親、子、それぞれの心の中にあります。
 それは言ってみればイメージのようなものです。
 「お母さんは楽しそうだった・・。
  嬉しそうだった・・。
  いつも笑顔だった・・。
  でも怒ったら怖かった。
  怖かったけど優しかった。
  だって〇〇な時、いつも△△してくれたもん。」
 そういうイメージが親子関係を作っています。


 親の普段口にしている言葉、行動、行為、
 それらを原因として子どもの心の中に親のイメージがつくられ、
 子どもの心の中の親のイメージを土台にして親子関係は作られます。
 
 そう考えると親子関係って、
 自分の心の鏡みたいですね。
 
 心理学者のアドラーは「すべての悩みは人間関係の悩みである」と言いました。

 すべての幸せは、人間関係の幸せである。
 その人間関係の基になるものが親子関係である。
 だから親が子どもに与えられるものの中で
 最高のものは『幸せな親子関係』である。

                   by はせがわみつる

 




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2017年05月02日

今日で56歳になりました!


 今日5月2日は僕の誕生日です。

 56歳になりました。


 家庭教師としての目標は「長谷川先生は大好きな先生。僕のことを認めてくれて褒めてくれるし、理解しようとしてくれるし、いろんなことを教えてくれるし、いろんなことを相談できる・・、何より先生に教えてもらってから自信がついた。自分のこともいいなと思えるようになった。僕は先生が喜んでくれるのが嬉しくて、褒めてくれるのが嬉しくて、それで頑張って点数取ろうって思って勉強している。」

 そんな家庭教師になるのが目標です。



 講演の目標は「もっともっと笑いの要素を取り入れて、笑いあり、涙あり、皆さんの記憶に残る感動の講演をやっていきたい。聴き終わった後、心が軽くなって明るくなるような講演、日常を変える『気づき』をもたらすような実際的効果のある講演がしたい。」

 そんな1本の名映画のようなエンターテイメント性のある講演をするのが目標です。
 



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2017年04月28日

不登校は「もう学校に行かなくてもいいよ」で上手くいく


 子どもさんが不登校で悩まれている方の悩みは本当に深いです。

 その一番の原因は本当に親身になって相談に乗ってくれる場所がどこにもないっていうことです。

 だから一人孤独に悩まなければならない・・。

 ちゃんとした専門家に「こうすればいい」と言ってもらえたらどんなに楽か、どんなに安心できることか。

 子どもに厳しくしたらいいのか、それとも受け入れた方がいいのか、

 全くどうしたらいいかわからないまま時間だけがどんどん過ぎていってしまう。

 

 今日は不登校の悩みは「こうすればいい」とはっきり言おうと思います。

 不登校であれば「学校に行けるように」と色々言ったり、色々したりされていると思います。

 それらは方法論としては大体間違っています。

 例えるなら、

 サルとオリとバナナがあるとします。

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 サルは親であるあなたです。

 バナナは子どもが学校に行くことです。
 あなたが望む状態、ゴールだと考えてください。

 そして「学校に行け、行け」ということはまっすぐバナナに突進することなのです。でもそこにはオリがあるのでまっすぐ突進しても望む状態は手に入りません。

 こういう感じです。

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 バナナは目の前にあるのにオリがあって取れないので、
 オリを手でガタガタいわせたり、大きな声を出したり、
 そんなことをしても無駄なのにそれを繰り返してしまう・・。

 バナナ(望む状態)を得るためには、
 一度バナナに背を向けて、バナナから離れるような行動をとる必要があります。

 こんな感じです。

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 もし、子どもに学校に行って欲しいと望むなら、
 
 「もう学校に行かなくてもいいよ」
 「そのままのあなたでいいよ」

 真心と態度と言葉でそう言ってあげて下さい。

 そして、
 もうこの子は学校になんか行かなくたっていいや、
 もう元気やったらそれでいいわと開き直って下さい。

 それがバナナ(望む状態)に背を向けることであり、バナナから離れるということです。

 バナナから離れるということはオリから離れるということでもあります。

 オリとは、常識であり、自分の価値観であり、そういう自分や子どもを縛ってきたものです。

 だから望む状態に背を向け離れるとは、自分を縛ってきた常識や価値観から自由になることでもあるのです。

 そういったものから自由になってみると、自分がずーっと恐れていたもの、人の目とか普通とか普通でないとかも本当はそんなに怖がることではなかったんだと体感できるんですね。

 「な〜あんだ、こんなもんなんだ。どっちでもいいんだ。」

 そうすると安心できるんです、親も子も。
 そしてこの安心感が子どもを元気にし、前向きな気持ちにします。

 自由と安心感。

 最も必要で足りなかったのは、この2つです。

 もし、あなたがここに書かれていることを読んで本当にその通りだと感じられたなら、是非読むだけでなく実行してみてください。

 最後に一言。

 「あなたには愛情は溢れるほどあります。
  足りないのはお子さんへの信頼です。
  あなたのお子さんは必ず自分の力で良くなります。
  それを無条件に信じ抜いてください。
  本当に信じるとは任せきることです。
  これはお子さんのミッションではなく
  あなたの『信じる』というミッションです。」
   

 

 
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2017年04月27日

長谷川満の「見方が変わる相談室」のチラシが出来上がりました!


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 不登校、発達障害の悩みには
    長谷川満の『見方が変わる相談室』


 〜問題の見方が変われば、接し方が変わります。
  その受容的な接し方が自己成長力を引き出します〜


 子どもが不登校になると、先生からは「少しでも学校に来れるように」と様々な働きかけがあります。親もなんとか学校に行かせようと説得したり、叱ったり・・。
 そうして登校するようにプレッシャーをかければかけるほど、子どもの不登校は悪化してしまいます。それはうつ病患者を叱咤激励するようなもの。悪化するのは当然です。

 それは発達障害の子どもにも言えることです。
 親がそこを直そう、直そうとすることによって、実はその特性の悪い面を悪化させてしまっているのです。

 「子どもを変えようとするのではなく、子どもへの見方を変える」
 「直そうとするのではなく、今のその子のありのままを受け入れる」

 そういう受容的・肯定的な関わりが自己成長力を引き出し子どもを変えていきます。
 子どもにとって最大の環境は『親』です。その『親のあり方、関わり方』が変わることによって、子どもは自ら成長、健全、協調へと向かう自己成長力を発揮し、子ども自身の力で変わっていくのです。


         ー 長谷川満(56)のプロフィール ー
 30年以上専門職の家庭教師として不登校や発達障害など問題を抱えた子どもたちやその家庭を指導。現在、全国の自治体やPTA、教職員団体、幼稚園、小中学校で講演活動を行う。
 「いい親になろうとせず、いい子に育てようとせず、ありのままの子育てが子どもを伸ばす」と『無為の子育て』を提唱。3人の子どもの父親。 


< 相談内容 > 不登校、発達障害、いじめ、学習など子どもの問題
< 相談料金 > 30分 3240円(税込) *10分延長につき1080円
 *電話相談も受け付けています。料金は同じです。
< お問い合わせ・お申し込み >
 家庭教師システム学院(079)422−8028 10時〜19時(日祝休み)
 メール:ksg@gc5.so-net.ne.jp  *相談は日曜日、祝日もやっています。
 まずは電話かメールで相談日時の予約を取ってください。
< 場所 > 兵庫県加古川市加古川町木村44−6 亀井ビル3階 


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2017年04月21日

テストで10〜20点台だった生徒が全科目48点以上に伸びた理由


 僕がK君の家庭教師を始めたのは1年半前の1年生2学期からでした。

 その頃のK君のテストの点数は英語、数学をはじめどの科目も10点台か20点台。

 もちろん通知簿はほぼオール2。

 公立高校は難しい状態でした。

 勉強は全然やる気はなかったけれどとても礼儀正しい、「はい!」と元気よく返事をしてくれる生徒でした。

 でも礼儀正しい分、まだ僕には心を開いてくれていない感じでした。

 生徒のやる気を引き出すためにはまず生徒との間になんでも話せる『あたたかくて信頼し合える関係』を築くことが大切です。

 なんでも話せるほど信頼できて大好きな先生に習えば誰だってやる気になるでしょ。

 みなさんも小中学校できっとそういうことを経験されていると思います。

 そこで僕は彼にとって何でも相談できる親友のような家庭教師になろうと努めました。

 積極的に宿題を手伝う。

 積極的にテスト勉強を手伝う。

 彼のいいところ、頑張っているところをお母さんに伝える。


 とにかく彼が「助かる」と感じるような指導を心がけました。

 そして成績向上を望むお母さんの役に立ちたいのではなく、僕は「楽していい成績を取りたい」キミの味方なんだと言葉でも態度でも示し続けました。

 2年生になると少しづつ彼は勉強以外のこと、部活のことや今はまっているゲームのこと、好きな音楽や映画のこと、そういうプライベートなことを話してくれるようになりました。

 それと並行するかのように勉強に対しても少しづつ積極性が見られるようになりました。

 少しづつ、少しづつテストの点数も成績も学校の先生からの評価も上がっていきました。


 そして昨日、中3になったK君の4月の実力テストの結果が出ました。

 最高点は社会の67点。

 最低点は数学の48点。

 国語、英語、理科は全部50点台でした。


 よく頑張りました!

 1年生の頃は10点台、20点台だったのに・・、

 本当によく頑張りました。

 彼は今、自分の夢の実現のために行きたい高校があって、目標を持って勉強に取り組んでいます。

 
 僕は彼に対して一度も「やる気を出せ」と言ったことがありません。

 僕がしたのは彼が勉強面で助かると感じる手助けと「なんでも話せる信頼関係」を築くことでした。

 つまりやる気になるような精神的環境を整えるということです。

 あとは彼がやる気になってくれるのを信じて待つ。

 どこまでも信じて待つ。

 どんな時でもいい関わりを根気強く続ける。


 僕は生徒のやる気スイッチは押しません。

 やる気スイッチを押すのはその子自身です。

 そうであってこそ、そのやる気は本物となるし、

 その努力する心もその子自身の力となります。



 それが僕がいつも理想とする指導であり、

 僕はいつもその理想を持って家庭教師をしています。


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2017年04月17日

人の目を気にする自分を変えたい、怒りをコントロールできる自分になりたいという悩みに答える


 先日、25年以上前の教え子(42)が悩みの相談に来ました。

 「自分を変えたいんです。どうしたらいいですか?」と。

 話をよ〜く聞いてみると「自分は人の目が気になって仕方がない。会社では言うことも言えず、ストレスもたまるし、不自由で仕方がない。それで溜まったストレスを発散するように家で妻に激しく愚痴ったり、癇癪を起こしたり、自分の怒りをコントロールできないんです。どうしたらいいですか?」ということでした。

 「大丈夫。変えられるよ。」

 「え?変えられますか?」

 「うん。君が本気で自分を変えたいと思って、そのように覚悟を決めて、そのように行動すれば変えられるよ。例えば、ここに太った人がいたとして、その人が自分を変えたいと一大決心をして、運動をして、食事制限をしたら誰でも痩せられると思わへんか。」

 「はい。思います。」

 「それと一緒や。みんな絶対痩せられるねん。でも、痩せられへん人はず〜っと色んな言い訳してるやろ。結局、本気で痩せる気ないねん。でも、本気になったらみんな絶対痩せられる。そう思わへんか?」

 「そう思います。」

 「だから、君が本気で自分を変えたいと思うなら、絶対変われるよ。ところで、どう変わりたいの?」

 「やっぱり、家に帰って妻に八つ当たりしたり、癇癪起こしたりするのはやめたいです。」

 「なるほど。怒り出すと自分でも止められなくなるから、そこをコントロールしたい?てことかな?」

 「はい、そうです。」

 「怒りっていうのはさあ、一人ひとりが『こうすべき、こうあるべき』ていう常識というか、自分独自の価値観を持っていてな、その自分独自の価値観に反することをする奴がいたりすると腹が立つわけ。

 だから、『こうすべき』ていうものが多い人ほどよく怒る。
 常識的で頭が硬い人ほどよく怒る。
 だから、この『こうすべき、こうあるべき』というのを自分の頭の中から無くせばなくすほど腹が立つことが減るってことや。

 怒るってことは自分の価値観がその人とかその出来事とかその言動に反応してるわけ。
 だから腹が立ったら『自分はどうすべき』と考えているんだろうかと自分独自の価値観がどこにあるんだろうとそれを探索する。
 そうして『こうあるべき』と考えているから腹が立ったんだとわかったら、その価値観、考え方が今の自分にとってメリットが多いのかデメリットが多いのかを冷静に考えてみる。

 例えるなら価値観の『断捨離』やね。その価値観があるから腹が立つことが多いのなら捨てたらいいのね。
 『断捨離』のように声に出して『絶対に〇〇すべきなんてことはこの世にはありません。〇〇すべきは人間が勝手に作りだしたこと、自然界には存在しません。今〇〇すべきは私には不要になりました。だから〇〇すべきを私は捨てます。ポイ!』

 ポイ!まで言わなあかんで。
 それで自分の心から怒りの元を少しずつ減らしていく。
 そうすると腹が立つことが本当に減っていく。」


 「ふ〜ん・・、なるほど・・。我慢するのではなく、怒りの元になっている自分の価値観を手放していくということですね。」

 「そう!その通り!
 僕はそのことに10年以上前に気がついてそのようにしたんや。
 そうしたら本当に腹が立つこと減ったで。
 精神衛生上ええで。

 でもな、それでも腹が立つことはあるわ。
 まだまだ『こうすべき』と思っていることが多いんやと思うわ。
 ほんまはこの世に『こうすべき』なんてないんやろうけどな。
 人間が勝手に善とか正義とか決めてるけど自然界には善も正義もないもんなあ。

 人間てさあ、大人になっていく過程でさあ、
 自分なりの世渡り戦術というか、
 こう生きていけばいいんやとか身につけるやん、常識も含めて。
 誠実であるとか、正直であるとかも含めて。
 努力で乗りこえろとか、辛抱しろとかも含めて。

 それで今まで生きてきたわけやし、それはそれで役にも立ったわけやけど、
 年齢を重ねたり、また違う問題に出会ったりした時にそれが邪魔になるというか、足かせになったりもするわけや。
 だから、価値観は常にアップロードが必要になるんちゃうかなあ。
 不要になった価値観はどんどん捨てていかなアカン。
 そんな風に思うなあ。」


 「わかりました。
  ところで実は社内のある資格試験に合格したのですが・・」

 「どんな試験なん?」

 「マネージャーに昇格する試験なんですけど、それでその試験には絶対受かってみせる!みたいに気合い入って頑張ってたんです。でも、いざ受かってみて、本当にマネージャーになってみんなを管理する立場に立つことが現実になってくるとだんだん自信なくなってきて・・。もうすぐ辞令が出ると思うんですけど断ろうかなあ、なんて思っていまして・・。」

 「なるほど・・。
  昔、君さあ、ソフトボールの試合でチャンスで俺に打席回ってこい、て思うんですけど、
  いざ本当にそんなチャンスが回ってきたら怖くて逃げ出したくなるって言ってたよな。」


 「はい、言ってました。」

 「ということは、マネージャーの辞令を断るってことはいつものパターンってことにならへんか。
  それだったら何にも君変わってないということにならへんか?」


 「違うんです、先生。
  今までの僕は何か頼まれてもいつも『イヤ』と言うことができなかったんです。
  だから辞令を断ることがいつもの自分を変えることになると思うんです。」

 「俺はそうは思わへんなあ。
  そういうのを『エゴの罠、エゴのごまかし、エゴの正当化』て言うねん。
  変わりたくない自分、つまりエゴが自分の心の中にいて、
  うまい言い訳を自分で作って、
  変わらないでいようとしているように思うなあ。」


 「いや、本当に違うんです。
  僕はいつも断れずにいたんです。
  だから断るという選択をすることが自分を変えるということだと思うんです。」

 「じゃあ聞くけど。
  自分にとってマネージャーになって責任を負わされて、
  みんなをまとめていかなアカンようになって、
  自分の管理職としての力量を試される立場に立つ方が楽か、
  それともマネージャーの辞令を断る方が楽か、
  どちらが楽や?」


 「そりゃあ、断る方が楽です。」

 「そこよ、そこ。
  君は怖がってんのよ。
  自分が試されて、もし自分に能力がないことがみんなにバレて、
  なんや、あいつやっぱり力ないやん、みたいに思われるのが、
  死ぬほど怖いんちゃうか?」


 「それは一番怖いです。
  無能やと・・みんなに思われて・・、
  それは耐えられへんほど怖いです。」

 「俺はさあ、君がそうなってもいいんちゃうかな、て思うねん。
  自分の無能さがバレてさあ。
  そうして、こう自分の弱さとかダメさとかが全部バレて、
  そうなんです。これが本当の僕なんですって開き直れたら、 
  それこそ自分が変われるチャンスになるんちゃうか。
  今までは人の目ばかり気にして、
  カッコばかりつけて、
  嫌われんようにして、
  言いたいことも言えへんかったわけやけど、
  もう全部バレてしもて、
  もうカッコつける必要がなくなってしまったら、
  その時こそ本当にありのままの自分で生きていける、
  そんな自分に変われる契機になるんちゃうかな。」

  
 「う〜ん・・。それは自分にとってすっごいキツいことですけどね。」

 「そやろなあ・・。
  無能さがバレて面目を失う。
  それを一番恐れてたんやからなあ・・。
  でも失敗するとは限ってないで。
  君は以外と高い能力持ってるからなあ。
  今まで人の目ばかり気にしてたから、
  その能力が全開になってないだけで、
  なりふり構わず一生懸命やったら
  意外とうまくいくんちゃうかな。
  あ、ええこと教えといてあげるわ。
  人をマネージメントする時には、
  自分の思うように動かそうなんて思ったらアカンで。
  一人ひとりの良いところを認めて、高く評価して、
  〇〇さんがいてくれるから、〇〇さんのお陰と感謝するねん。
  間違うてもマネージメントしようとか管理しようとか
  そういう不遜な思いを持ったらあかんで。
  気持ちよく働いてもらうにはどうしたらええやろ、と
  その人の助けになるにはどうしたらええやろと
  そういう気持ちでマネージャーしたらいいねん。
  素直、謙虚、感謝や。
  そうしたら管理職も務まるわ。」

  
 「なるほど。でも・・。」

 「俺はな、どっちでもいいねん。
  自分の思うようにしたらいいねんで。
  君がマネージャーを受けようが、断ろうが、
  どっちにしたって君の味方や。」


 「そう言ってもらえたら、すごく嬉しいです。」

 「自分を変えるというのは、口で言うほど簡単なことではない。
  なんかこう生まれ変わるような、すっごく大変なことなんやと思う。
  でもな、人生には1回か2回、マイナーチェンジではなく
  フルモデルチェンジが必要な時があるねん。
  君にとってそれが今なのかもしれへんなあ・・。」


 「フルモデルチェンジ・・ですか・・。」

 「うん。
  とにかく自分で決めて、自分で前に進むしかない。」


 「はい。」

 「どっちにしても応援してるからね。」
  
 「ありがとうございます。」



 そう言って彼は帰って行きました。
 
  
  
  
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2017年04月11日

子どもが生きていく上で一番大切なのは『自信』だ。


 今指導している中3で不登校のA君と僕はある計画を立てています。

 それは「1学期中間テスト、数学で70点以上取る!」

 3月から週1回で彼の指導を始めました。

 中1から不登校だったので、中1で習う数学の基礎「正の数、負の数」から教え始めました。

 教えてみると飲み込みは悪くありません。

 本人も「わかる、わかる」「できる、できる」という感触を得て、

 回を重ねるごとにやる気が出てきました。

 「先生が宿題出してくれるから助かります。」

 そんなことまで言ってくれるようになりました。

 3回目の指導の時に

 「この調子やったら、3年生の中間テストで70点以上取れるかも」

 僕がそう話すと嬉しそうに「頑張ります!」て答えてくれました。

 先日、お母さんと電話で話す機会があった際、

 「息子は家庭教師の日を楽しみにしています。」

 なんて嬉しいことを教えてくださいました。

 今日が指導を開始して6回目の指導だったのですが、

 「1、2年の『式の計算』も終わりかけやから、次からは3年生の内容に入れるで。」と声をかけたら、

 「やったー。よし!」と笑顔で答えてくれました。

 指導を開始するまではどちらかというと気力とか希望とかと無縁な感じだったけど、最近は気力も希望も感じられるようになってきました。

 


 数学は積み重ねの科目ではあるのですが、
 「数式の計算」「方程式」「関数」「図形」「確率」
 とそれぞれに独立しているので、
 1、2年の「数式」だけの復習であれば6、7回で取り戻せたりするのです。

 そうすると、中1からずーっと不登校で勉強してこなかった生徒でも、
 3月から指導を始めて、5月の1学期中間テストで70点以上取ることも
 不可能ではありません。




 別にいい点数を取ることが目的ではありません。

 自信を持って欲しいのです。

 「やったら出来る!」という自信が前向きに生きる原動力になるからです。

 子どもを育てる上で一番大切なのは、この『自信』です。

 「自分はやれる!自分ならやれる!」

 そういう自信から積極性も主体性も生まれます。

 だから僕は家庭教師としてどの生徒にも自信をつけてやりたいのです。

 勉強が出来ようが出来まいが、

 学校に行っていようが行っていまいが、

 「君は必ず出来るようになるで。」

 「君には力があるで。」

 「君は素晴らしいで。」

 「君にはいっぱい良い所あるで。」

 そういう認める言葉、褒める言葉、勇気づける言葉で

 『自分なら出来る!』

 そう思ってもらいたいのです。

 そのためには「点数を取らせる指導」技術も必要ですが、やる気を引き出す言葉がけも大切です。
 
 でも、その言葉がけは「あたたかくて信頼し合える関係」があってこそのものであって、そういう先生と生徒との信頼関係を築くこともしないで言葉だけいいことを言ったとしても、それは子どもには伝わらないし、ちっともやる気にもなってくれません。

 いい家庭教師指導のためには次の3つが必要です。

 1、優れた指導技術や豊富な指導経験

 2、やる気にさせる言葉がけ

 3、あたたかくて信頼し合える関係


 
 家庭教師システム学院には上の3つの条件が揃った家庭教師がいます。
 (加古川市、高砂市、加古郡 限定)

 < お問い合わせ >

 家庭教師システム学院 
 (079)422−8028(10時~19時 日祝休み)
 メール:ksg@gc5.so-net.ne.jp

 < 料金 >

 入会金 21,600円
 月謝  19,440円(月4回:90分)から


 *小中高とも同一料金です。
 
 

 
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2017年04月10日

「長谷川満の見方が変わる相談室」始めました。 


 子どもが発達障害ではないかと不安になっているが、どこに相談していいかわからない。

 子どもが不登校で、どうしたらいいかわからない。

 子どもがいくら注意しても宿題をしないが、どうすればいいのか。

 子どもの勉強のこと、受験のことが不安で、誰に相談したらいいかわからない。



 そんな教育についてのお悩みをご自身の今のお気持ちとともにお聞かせください。
 30年以上家庭教師として不登校や発達障害、非行など様々な子どもやそのご家庭と関わってきた長谷川満が1対1でじっくりお話を聞かせていただきます。

 お話をお聞きした上で、どのような見方に変えていけば悩みの解決につながるのかをアドバイスさせていただきます。

 発達障害にしろ、不登校にしろ、その悩みの解決・改善には「行き詰まっている今の物の見方」の転換が必要です。その転換ができるようになると、心が楽になり、子どもへの接し方が変わり、その結果として親子関係が変わってきます。

 子どもの問題や悩みの場合、親はどうしても子どもを「直そう」として管理や強制を行い、子どもはそれに反抗するという関係になりがちです。苦しんでいる子どもの味方になって支援すべき親が子どもの敵になってしまっているところに問題を長期化、深刻化させてしまう原因があります。

 まずはここを改善する必要があります。
 つまり今の物の見方を転換し、親子関係を「あたたかくて信頼し合える関係」に改善することにより、子どもの自己成長力を引き出し、子どもが自らの力でそれらの問題を乗り越えていけるように援助する親になるということです。


 また、子どもの問題で悩まれている方の中には、間違った思い込みを持っておられる方がおられます。

 例えばお子様に発達障害傾向があり、勉強をしないでゲームやパソコン、スマホをしたがる。依存症になるのが心配で30分しかさせていないといったケース。
 
 発達障害傾向のある子は視覚優位の子が多く、耳から入る言語情報を理解するのは苦手だが、一目でわかる視覚情報であれば理解するのが得意な子が多いのです。こういう子の場合、視覚情報の多いパソコンやスマホを利用して楽しく勉強した方が伸びます。ゲームも1日2時間以内であればさせても大丈夫です。

 この場合「ゲームは良くない」「ネット依存にならないように」という一般的に正しいとされる思い込みを解除し、ゲームも2時間してもいいんだと見方を変えると、親もすごく楽になるし、子どもとの関係も良くなっていきます。

 不登校でも同じようなことが言えます。
 「昼夜が逆転しないように」といった思い込みがあるために苦しんでいる親御様も多くおられます。
 一般的には正しいのですが、時と場合によってはそこにこだわらない方がうまくいくケースもあります。

 このように一般論としては正しいとされている思い込みに縛られて、問題の解決を自ら難しくしてしまっている親御様はたくさんおられます。そしてほとんどの方がそのことに気がついておられません。

 そういう方々のお力になりたいと考えております。

            ー 長谷川満からご挨拶 ー

 子どもの問題の背景には、親の不仲や嫁姑問題が隠れていることがあります。
 また親自身の生き方、価値観が子どもの問題として現れていることもあります。
 子どもの問題だとばかり思っていたところが実は自分の問題であった。
 子どもがそれを身を以て教えてくれていたんだ。
 子どもって本当にありがたいなあ・・
 そんなふうに思えたらもう問題の解決も近いです。
 私は単に「こうすれば良くなる」といった処方箋をお出しするのではなく、
 その問題は一体何を伝えようとしているのか、
 その問題はどのように成長することで解決の方向へ動いていくのか
 それらを一緒に考えていく水先案内人でありたいと思っています。
 子どもを育てる中で時に、真っ暗な海で遭難したような心細さに襲われることもあるでしょう。
 そんな時に「大丈夫。こっちだよ。」と声をかけて安心させてあげたい。
 それは気休めではなく専門家としての知見に基づいてアドバイスしたい。
 間違った思い込みから解放し、適切に子どもに関われるようにアドバイスしたい。
 そうして皆さんのお力になりたいと考えております。



     < 相談内容 >

   不登校、発達障害、いじめなど子どもの問題。
   勉強に関する相談も受け付けています。


     < 相談料金 >

    30分 3240円 *10分単位で延長可(10分延長につき1080円)
    *電話相談も受け付けています。料金は同じです。

 お問い合わせ・お申し込みは
 家庭教師システム学院 (079)422−8028 10時〜19時(日祝休み)
 メール:ksg@gc5.so-net.ne.jp
 相談は日曜日、祝日もやっています。
 まずは電話かメールで相談日時の予約を取ってください。

 場所:兵庫県加古川市加古川町木村44−6 亀井ビル3階 家庭教師システム学院

 
[ここに地図が表示されます]



 
 
 

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2017年04月03日

子育ては禅問答。師匠は子ども、親は弟子。


 禅宗では、弟子に悟りを得させるために時に『公案』というものを授けます。

 この公案というものは
 「父母が生まれる以前、お前自身はどこにおったのじゃ?」
 という答えようのない不合理な問題を師匠から与えられ、
 弟子はこの公案を解くべく座禅をします。
 そして、その自らの見解(答え)を師匠に示さねばなりません。
 これを参禅と言います。
 参禅は師匠と1対1で向き合い、問答を通してその見解を示すのですが、
 大抵はその浅はかな見解はきっぱりとはねつけられます。

 例えば師匠が弟子の面前で急に大きな拍手をします。

 「右手か左手か、どちらが鳴った?」

 「左」と言えば「このたわけが!」と面罵され、

 「右」と言えば「馬鹿者!」と一喝され、

 「右手と左手がぶつかることによって音が出ます」と言おうものなら
 「お前はそれでも修行者か!」と蹴り倒され、

 とにかく何を言ってもダメで、罵倒されるわ、蹴り倒されるわ、修行者はだんだん窮地に追い詰められます。
 何を言ってもはねつけられ、面罵されるので、修行者はだんだんと参禅することが苦痛になってきます。
 しまいにはどうしても参禅したくないものですから、自室に引きこもろうとしますが、他の修行者に引っ張り出され、師匠の部屋に放り込まれます。

 この公案にはもともと合理的な答えなどありません。
 しかしこの公案に知性ではなく、全身全霊で取り組むことによって、絶体絶命の窮地に追い込まれることによって、「破られるもの」があるのです。迷いが破られ、悟りを開くというような何かがそこにあります。
 それは死ぬか生きるか、ギリギリの所まで追い込まれて「大死一番」崖から飛び降りるような心境、そのようなところをくぐり抜けたところに開かれる心境。それは一つの生まれ変わりと言ってもいいのかもしれません。

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 そういったものを得るために禅僧たちは公案を授けられ、必死でそれに取り組むのです。

 僕は子育てにおける問題というのは、この公案と一緒ではないかと思うのです。

 不登校にしろ、他の問題にしろ、時に子どもの問題はそれを解決できるような合理的な方法なんてないように思える時があるのです。
 もちろん一部の問題は、適切な対処によってうまくいくこともあるでしょう。
 でも、親御さんが本当に悩まれている時、いろいろと試してもうまくいかなかった時、
 これは本当に公案と同じなんですね。

 不登校になっている子どもが師匠なんです。
 親は修行者で、いろいろと自分の答え(不登校に対する様々な対処)を示しますが、
 どれもはねつけられます。
 頭で考えたような答えではなく、もっと全身全霊で以って「これが私だ」というものを出さなければなりません。
 窮地に追い詰められてギリギリの中で自分の真実を出さなければなりません。
 それは一体どういうことなのか?
 それは誰かが言葉で教えられるものではありません。
 
 「もう、学校に行かなくてもいいよ」
 という一言かもしれない。
 
 でも、それを言えば不登校が治るというものではないし、そういう気持ちで伝えたところで師匠には一発で見抜かれて「喝!」が飛んでくるに違いありません。

 この公案を以って修行することで、私たちは親としても人間としても磨かれ、気づき、成長していくのだと思います。

 思えば人生で出会う問題はどれも合理的な答えなどなく、「さあ、本当のお前を出してみよ」と公案を授けられているのかもしれません。

 
 

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発達障害傾向のある子どもたちの現状とその適切な対応と指導について


  「ひょっとしてうちの子、発達障害かも?」

 そんな不安を抱えておられるお母さん方は思いのほか多いのではないでしょうか。

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 現在、全国の公立小中学校の通常学級で、学習面または行動面で著しい困難があり、発達障害の可能性のある児童生徒は実に全体の6.5%にも上っています。(平成24年度文部科学省調査)
 
 詳しく見ていきますと、低学年ほどその割合は高く小学1年生では9.8%、男女別では男子が9.3%と女子の約2.6倍、学習面または行動面で著しい困難があると見られています。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 発達障害にも色々ありますが、学校場面で問題となるのは大きく分けて次の2つです。

 1つは「じっとしていられない、衝動的に行動する、すぐに手が出る」といった行動面での問題です。

 もう1つは「学習意欲が低い、集中力がない、人の話が聴けない、理解できない」といった意欲や学習面における問題です。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 では具体的にはどうしていけばいいのか?
 私は家庭教師としてとこれらの子どもたちと関わるときには次の3つのことを心がけています。

   1、強制的にやらせない。その子を理解・尊重し援助的に関わる。
   2、ダメな所を直そうとするのではなく良い所を見て褒める。
   3、簡単な問題から始めてわかる楽しさを体験してもらう。



 小中学校に通う発達障害の子どもたちの現状とその適切な対応や指導についてネットニュースJIJICOに詳しく書かせていただきました。
 ぜひご覧ください。

 http://jijico.mbp-japan.com/2017/04/02/articles22888.html




posted by 長谷川 at 12:41| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月01日

禅と子育て


 禅とは何か?

 それは本当の私とは何か、それをつかむことです。

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 「あなたは誰ですか?」

 その問いに名前で答える、職業で答える、父親、母親、役割で答える。
 でも、それこそが「あなた」ですか、と問われれば答えに窮してしまいます。

 「あなたは誰ですか?」

 これが私ですと自分の体を指さす人もいるでしょう。
 でも、この体が本当に私だと言えるでしょうか。
 私たちの心臓は休むことなく鼓動を続けていますが、決して私たちが動かしているのではありません。
 呼吸作用も消化作用も私たちの思う通りにはなりません。
 私たちのこの体は、決して私たちの自由になるものではありません。
 そういう風に考えると、
 この体は私のものだということすら疑問に思えてきます。

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 では、心はどうでしょうか?

 心こそ「私」なのでしょうか。

 自分の意に反して、明るくプラス思考でいこうと思っているのに悲観的に考えマイナス思考になったり、気にしないでおこうと思ってもず〜っと気になったり、怒らないでおこうと思っても怒ってしまったり、落ち込んだり、不安になったり・・。
 自分の心さえも自分の思うようになりません。

 この思うようにならない我が心は果たして「私」と言えるのでしょうか。
 本当に私のものと言えるのでしょうか。

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 自分の体も自分の思うようにはならない。
 自分の心も自分の思うようにはならない。

 だったら自分の子どもがどうして自分の思うようになるだろうか?

 なのに私たち親は子どもが思うようにならないと悩み苦しみます。

 それは冬が寒すぎるとか、夏が暑すぎると悩むようなものかもしれません。
 春になって花粉がいっぱい舞っていると悩むようなものかもしれません。
 台風が来る、台風が来ると悩むようなものかもしれません。

 自然は人間の思うようにはなりません。

 子どもも決して親の思うようにはなりません。

 子育ての悩みのうち、いくつかは悩む必要のない、自然なことだったり、台風みたいな避けようのないことだったりするのかもしれません。
 
 
 
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2017年02月23日

飛梅(とびうめ)伝説 〜さだまさしの歌にも「飛梅」というのがありましたね〜


 東風(こち)吹かば  匂ひおこせよ  梅の花

          主なしとて  春を忘るな



 これは学問の神様で知られる「天神さま」こと菅原道真(すがわらのみちざね)公の和歌です。
 道真 公は藤原氏との政争に破れ、都から九州の太宰府へと追いやられることになります。

 今日はいよいよ京の都を発たなければならない、その時になって何故か気にかかるのはずっと可愛がっていた庭の梅の木でした。いつも、まだ寒く、春はいつ来るのか・・、そんな時に小さな白い花を咲かせ春が近いことを教えてくれた梅の木、その清々しい香りで心を慰めてくれた梅の木・・。
 思い起こせば、いつもこの梅と共に春を迎えたのであった。
 梅の花が咲き、その匂いに春を感じたのであった。
 その梅の木を残して、都を去らなければならない・・。
 道真 公はなんともやりきれない切ない気持ちになるのでした。

 今はもう おまえと別れてしまわなければならない。でも東風が吹いたなら必ず花を咲かせ、匂いおこしておくれ。どんなに遠く離れていようとも、おまえのその香りは私にまで届いて私を慰めてくれるだろうから・・。
 その気持ちを詠んだのが、前述の歌です。
 

     東風(こち)吹かば  匂ひおこせよ  梅の花

          主なしとて  春を忘るな


 悲しみと失意のうちに都を離れ、九州の太宰府へと向かった道真 公。
 そして太宰府に着いたのは春まだ遠い2月の半ば。
 「ああ、あの梅の花は咲いているであろうか」
 そんなことをふと思いながら眠りにつきました。
 翌朝、道真 公は驚きます。

 朝、庭にふと目をやると、都に残してきたはずのあの梅の木が白い花をつけて立っているではありませんか。
 梅の木は道真 公を恋しく思うあまり、一夜のうちに京の都から九州の太宰府まで飛んできたのでした。
 道真 公は感激し、思わずその梅の木を抱きしめたといわれています。

 今でも道真 公を祀ってある太宰府天満宮には、その時の梅の木(の子孫)が「飛び梅」として残されています。
 そして今も2月になれば白い花をつけ、清々しい香りで春が近いことを知らせてくれているということです。

 

 いつになったら暖かくなるのか?
 春は遠いように見えても、その兆しは梅の花に、その香りにはっきりと表れています。
 「大丈夫。必ず春は来ます。」
 今は信じて安心して、春の来るを楽しみにして、春が来たらあんな所にも行こう、こんな所にも行こうと楽しい想像をしながら春を「待つ」ことにしましょう。 



                      (2009年2月27日の記事より)
posted by 長谷川 at 22:02| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする