2017年11月16日

明日は岐阜県本巣市で講演です。


 明日は岐阜県本巣市で講演会があります。
 こんなチラシも作ってくださっています。

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 講演でお話した内容はまた明日以降、このブログに書かせていただきます。



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2017年11月07日

詩 「 クリスマスプレゼント 」


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 詩 「 クリスマスプレゼント 」


    子どものころ

    サンタを信じていた

    大きくなって

    サンタなんていないと知った


    子どもが生まれて

    ぼくはサンタになった

    今 サンタはぼくの心の中にいる


    あのころもサンタは心の中にいた


    子どもの寝顔を確かめながら

    枕もとに

    そっと プレゼントを置く

   
    本当はやっぱりサンタがいて

    ぼくに最高のプレゼントを

    くれたのかもしれない


                       by はせがわみつる


    
 もし、イベント、ご商売、その他諸々、この詩を使いたいという方がおられましたら無料でお貸しいたします。ご自由にお使いください。一言「こんなのに使いたいんですけど」ってメールかコメントいただけるととても嬉しいです。





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2017年11月02日

11月2日の読売新聞朝刊でペアレントセミナーや講演活動を紹介していただきました


 今日11月2日の読売新聞朝刊でペアレントセミナーや講演活動への思いを紹介してくださいました。

 近畿二府四県と四国の一部の地域版に掲載してもらっているようです。


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2017年10月07日

すべての学力の基本である読解力。その具体的な高め方について


 すべての学力の基本は読解力です。
 子どもの読解力はどのようにすれば高められるのか。
 家庭でできるその具体的な方法をライブドアニュース、楽天infoseekニュース、エキサイトニュースを始め各ネットニュースに書かせていただきました。

 タイトルは「子どもの基礎読解力を高める3つの方法」
 

 (ライブドアニュースの記事より抜粋)

 親はどうしても目の前のテストの点数に目を奪われがちですが、子どもの読解力養成こそが学力向上の鍵を握っていると認識を改め、その対策を意識的に進めていくことが重要になってきています。

 (中略)

 まず一番におすすめなのは週末などに15分間だけ数学、理科、社会いずれかの教科書を親子で1ページだけ音読し、そこに書かれてある専門語句の意味を子どもに問いかけ、子どもに解説してもらうという方法です。

 最初子どもが慣れないうちは親が大いに助け舟を出しながら解説してもらいましょう。他者に説明することでさらに理解が進み、それがまた読解力アップにもつながります。その科目の理解も深まり一石二鳥の方法です。



 詳しい記事内容は下記をごらんください。

 ライブドアニュース
 http://news.livedoor.com/article/detail/13716511/

 楽天infoseekニュース
 https://news.infoseek.co.jp/article/jijico_28828/

 エキサイトニュース
 http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20171007/Jijico_28828.html

 元ネタニュースはJIJICO
 https://asqmii.com/jijico/2017/10/07/articles28828.html

 
 

 
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2017年09月29日

今年で30周年!家庭教師システム学院 


 2017年12月1日で家庭教師システム学院は30周年を迎えます。

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 30年前はここ加古川でも学習塾や進学塾全盛の時代でした。

 40年前に「落ちこぼれ」という言葉が出てきて以来、通塾率はいつの間にか半数を超え、気がつけば中学生になれば塾に通うのは当たり前になっていました。
 誰もかれもが塾に通うようになると塾でもついていけない子どもたち、いわゆる「塾の落ちこぼれ」と呼ばれる生徒たちも出てきます。

 1対1の家庭教師でゆっくり教えてもらえればわかる。
 家庭教師ならわからないところを何度でも聞けるし、説明してもらえる。
 そんな子どもたちの願いに応えたくて、
 30年前家庭教師システム学院を加古川に設立しました。

 親御様の要望に応え、期待に応えようとするのではなく、何よりも勉強で困っている子どもたちの味方でありたい。
 勉強の管理者ではなく、援助者でありたい。
 勉強を強制しやらせるのではなく、「あたたかくて信頼し合える関係」を築くことによって子ども自ら意欲が出るのを助けたい。
 楽しい雰囲気でわかる喜び、成功体験を感じてほしい。
 その思いは今も変わりません。
 それが家庭教師システム学院の原点だと考えて居ります。

 
 30年間の長きにわたって家庭教師システム学院を続けてこられたのは、ひとえに地域の皆様、加古川・高砂・播磨町・稲美町の皆様のおかげです。

 その感謝の意味を込めまして2017年10月1日〜12月29日に入会の方に限り

 入会金21,600円のところを

 半額の10,800円とさせていただきます。


 *加古川市・高砂市・播磨町・稲美町もしくはその近隣の方限定

 今後ともよろしくお願い致します。


 家庭教師システム学院代表 長谷川満


 
 (お問い合わせ)
 家庭教師システム学院(079)422−8028(10時〜19時:日・祝休)
            メール:ksg@gc5.so-net.ne.jp


 
 
 




       < イベントのお知らせ >

(その1)

   第46回 ペアレントセミナー
  「子どもの問題にどう向き合えばいいか」
 〜 発達障害、不登校、いじめ、反抗期、進学問題 〜

  
  参加費)1000円(高校生以下無料
  参加資格)どなたでも参加出来ます。
  日時)10月 1日 (日曜日)
     PM 2:20〜3:50(開場 2:00)
  場所)加古川総合庁舎1階「かこむ」 講座研修室
  主催)家庭教師システム学院
  問合せ)079(422)8028
  *加古川総合庁舎駐車場3時間無料

[ここに地図が表示されます]



 
(その2)

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2017年09月26日

『無為の子育て』とは自然の力を生かす子育て


 明日9月27日(水)は2017年度2回目の龍野子育てつどいの広場での講演です。

 今年のテーマは「無為の子育て 〜あなたのままで100点満点〜」
 
 子どもの自己成長力(自ら成長、向上、健全に向かう力)を信じ、逆効果になるような余計な手出し、口出しを控え、自然にいい方向へと向かう流れを生かしていこうとするのが無為の子育てです。

 自然の流れを生かしていこうとするので、ただ自然にお任せするのではなく、子どもに『安心・愛情・ありのまま』を与えた上で自然に任すということになります。
 子どもが安心して、親の愛情を十分に感じられて、ありのままでいられる時、子どもの内なる自己成長力が活発に働き出し、子どもは自らの力で成長し、成長することによって結果的に困っていたこと(例えば発達障害の困りごとや不登校など)が改善の方向に向かうようになります。

 自然が持っている力、つまり生成発展していこうとする力、自然治癒力のような自ら健全に向かおうとする力を十分に引き出せれば、発達障害も不登校も改善していくし、そのような問題がない子であっても知的能力や意欲が今以上に向上していくようになります。

 例えれば自然治癒力を高めれば、今患っている病気も治るし、病気じゃない人はますます健康になっていくということです。

 自然は伸びよう、伸びようとしています。
 そしてもっと良くなろう、もっと良くなろうとしています。
 それが自然の本来の在りようです。

 今の子育てや教育は親や学校が子どもを「良くしてやろう」とし過ぎていて、かえって子どもの成長を歪め、子どもの自己成長力の発揮を邪魔しているようなところがあるように思います。

 そこを是正し、子どもが本来持っている力を十分に引き出すことによって子どもを伸ばしていこうというのが無為の子育てです。

 子どもは親や教師が「作る」ものではなく、その子自身が持っている素晴らしい個性を自己実現できるように助けることが教育の本来の目的なはずです。親や教師が望むような子どもを作ることが教育ではありません。
 親になると、知らず知らずのうちに親の思ういい子に育てようとしてしまいがちですが、そこは一歩退いて余計な手を加えず、その子が自然に伸びていこうとする力を信じてあたたかく見守っていく姿勢こそ大切であるように思います。
 

 明日は講演後に、どんなお話しをしたのか、またブログ記事にして載せます。
 講演でお話しした内容は1回目と全く同じですが、ブログ記事にするときには内容を分けて載せるようにしています。





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2017年09月12日

「子育てに勇気がわきました」 第3回参加型パネルトーク「子どもを幸せに育てる10のルール」に参加された方のご感想


 9月3日(日)、加古川ウェルネスパークで第3回参加型パネルトーク「子どもを幸せに育てる10のルール」がありました。約24名の方が参加してくださいました。

 その時の様子やお話した内容はこちら→http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/453220694.html

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 参加してくださった方のご感想です。

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 この参加型パネルトークは、参加されたお一人お一人が子育てに関する質問や相談を投げかけて、それに対して4人のパネラーがお答えしていくという形式です。
 
 もちろん特に質問したいことがなければ、他の人の子育ての質問や悩み、それに対する回答を聞くだけでもOKです。

 ほかの人の質問や悩み、それに対する回答を聞くだけでもとても勉強になります。
 みんな色々と悩みがあるんだなと実感するだけでも相当心が楽になります。
 悩んでいるのは私一人じゃない。
 みんなそれぞれに悩みがあって、それぞれに頑張っているんだなと、
 それが分かるだけで気持ちが軽くなって前向きになれるから不思議です。
 
 また、4人のパネラーがそれについてお答えするのですが、
 相談された方はもちろんですが、いや相談された方以外の方の方が客観的に話が聞けて、パネラーの答えがスーッと入っていくような気がします。

 それぞれが抱えている疑問や悩み、そんなものを語り合って共有しあって、
 そして「もっと気楽にいこう。うるさく言わないでおこう。子どもに任せてみよう。」
 とそんな気持ちになって帰って行かれます。

 必ずしも相談する必要はありません。
 人の話を聞いているだけの参加も大歓迎です。
 
 身近かな話ばかりだから面白いし、子育ての参考にもなりますし、
 何より心が軽くなって子育てに対して気楽になれます。

 また第4回を12月か1月にやる予定です。

 

 10月1日(日)午後2時20分から、加古川総合庁舎1階「かこむ」講座研修室で
 第46回ペアレントセミナー「子どもの問題にどう向き合えばいいか」があります。
 
 詳しくはこちらを→http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/452786320.html
 





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2017年09月11日

親の愛情、親のエゴ



 お金を出すのは愛情、
 口を出すのはエゴ。


 子どもに頼まれたことをしてあげるのは愛情、
 頼まれていないことをするのがエゴ。


 子どものために恥をかくのが愛情、
 「お母さんが恥かくでしょ!」と叱るのはエゴ。


 子どもが子どもらしいわがままを言えてるのが愛情、
 子どもがいい子でいなければいけないのはエゴ。


 「ああ、これは子どものためなんじゃなくて自分の見栄だったり、自分の不安だったり、そういう気持ちから言ってるわ」と気づくのが愛情、
 これは子どものためとずーっと自己正当化するのがエゴ。

 
 
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2017年09月01日

ネットニュースに「子どもが習い事を辞めたいと言い出したら親としてどのように対応したらいか」書かせていただきました。


 子どもが習い事を辞めたいと言い出したら・・、

 親は悩むところです。

 辞めさせていいものかどうか・・。

 「黒帯になるまでは」「バタフライ泳げるようになるまでは」

 親なりに習わせた値打ちがあったと思えるところまでは習わせたいところですが、頭ごなしに「ダメ!」というのも違う気がするし、すぐに「辞めたい」「はい、そうですか」では何事も続かない子になってしまいそうだし、そんな甘いことでいいんだろうかとか、いろいろ思って対応が難しいですよね。

 「どう対応すればいいか」

 僕なりに詳しくはっきりとネットニュースに書かせていただきました。
 ぜひご覧になってください。

 
 ライブドアニュース
 http://news.livedoor.com/article/detail/13550481/

 楽天ニュース
 https://news.infoseek.co.jp/article/jijico_28212/

 エキサイトニュース
 http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170901/Jijico_28212.html

 JIJICO(ニュース元)
 https://asqmii.com/jijico/2017/09/01/articles28212.html


 
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2017年08月11日

大人のうつ、子どもの不登校

 
 最近、「うつ」になる人が増えてきているように思うのですが、
 皆さんの周りでも「うつ」になられた方がおられるのではないでしょうか。

 僕の周りでも4人ほど「うつ」に。
 一人は介護職。
 一人は建築・土木関係の営業。
 一人はシステムエンジニア。
 一人は化粧品メーカーの営業。

 だいたいが日・祝も休めない過重労働だったり、ストレス過多の職場だったり。
 求められることが多すぎて、それに応えられない自分を責めたり、情けなく思ったり・・。
 「うつ」は真面目で責任感が強く、人のことを考える優しい人がなる病気です。

 思えば今の子どもたちも昔の子どもと比べたら相当忙しくストレスフルな環境で過ごしているのかもしれません。
 習い事は今や5つ6つは当たり前。
 1週間のうち塾や習い事がない日が1日か2日しかないなんてザラです。
 中学生になれば部活があって、土日祝日も練習か試合です。
 もちろん塾にも通っていて、そこでたんまりと宿題を出されて・・。
 学校でも宿題、テスト、提出物。
 クラスや部活の人間関係にも気を使う。
 目立ちすぎないように、いじめられないように。
 子どもは学校で親が思っている以上に気をつかっています。
 昔にはなかったSNSもありますしね。
 その上、親からも先生からも「勉強、勉強」「受験、受験」。

 考えたら子どもも過重労働、ストレスフルな環境に置かれているのかも。

 ゲームばっかりしていると言われるけれど、
 お母さんだって1日3時間くらいはテレビを見てるわけで。
 子どもだって24時間のうち3時間くらいは好きなことをしても、
 許されるように思うのですが、どうでしょうか?

 以前、不登校の中学生を教えていた時、その子が言っていました。
 「お弁当の時間に誰かが何かを言った時、面白くもないのに笑わなければならないのが苦痛。」
 
 それほど友達に気をつかっていたから不登校になったのだなあとその時思いました。

 その子の個性やその子の能力(キャパシティー)とは関係なく、一律に宿題が出され、それをこなすことが求められます。
 
 いま本当に子どもたちはたくさんのことが求められています。
 そしてそれに応えらえない自分を責めたり、情けなく思ったり・・。
 もうこれ以上耐えられないと不登校になるのではないでしょうか。
 それは大人がこれ以上無理と「うつ」になるように。

 不登校は真面目で責任感が強く、人のことを考える優しい子がなるものです。

 子どもは「うつ」になる代わりに不登校になっているのかもしれません。

 もし、辛くても苦しくても、我慢して学校に行き続けたら子どもはきっと原因不明の身体の不調を訴えるようになるでしょう。不登校はそうならないための安全弁みたいなものかもしれません。

 大人の「うつ」は、長期の休暇のあと職場復帰しますが、大抵は部署替えになります。もしくは退職し転職することになるでしょう。なぜならうつ病になる前の職場に戻せば、うつ病が再発する恐れが高いからです。

 子どもの不登校がなぜ長引くのかもこのあたりに問題があるのかもしれません。

 ただ元に戻そうとするばかりではなく環境を変えてあげる配慮が必要なのでしょう。

 その証拠に、中学生の時に不登校だった子でも、高校からは楽しく通っている子がたくさんいます。

 環境が変われば、頑張れる子はたくさんいるし、
 もし、いま中学校で不登校であったとしても、
 家庭教師とかで学力さえつけておけば
 「高校はちゃんと通えて大学も行きました」
 なんてことになることはよくあることです。


 
 
 
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2017年07月28日

不登校は子どもから親へ出された問題

 
 今年の4月から始めました「長谷川満の見方が変わる相談室」。
 たくさんの方からご相談を受けております。
 不登校、発達障害、親子関係・・。

 例えばお子さんの不登校でお悩みになられているお母さんが相談に来られた場合、
 そこに至った経緯など詳しくお話ししてくださいます。
 重要な情報も多いのでじっくりお話しを伺います。
 一通りお話しになられて一段落着きましたら
 今度はお聞きになられたいことや不安に思われていることをお尋ねします。
 (*以下の会話は実際のものではなく、典型的な会話の代表例です。)

 「今、お尋ねになりたいことやご不安に思われることがありましたら、遠慮なくおっしゃってください。」

 「どうしたら学校に行くようになるでしょうか?」

 「今までも散々親子で話しもされたでしょうし、無理やり起こしたりされたこともあったでしょう。
 色々とやってみたけれどダメだった・・。
 それはつまり今までのやり方、説得したり、怒ったり、時には騙したり、脅したり、そういうものは全部解決には繋がらないということです。
 そういう強制的な『押し』の手は不登校には逆効果です。
 では、どうすればいいのか?
 押してもダメなら引いてみな、です。
 押して開かない扉でも引いたら開くかもしれません。」

 「引くとは?」

 「『押す』は行け行けでしょ。『引く』は行かなくてもいいよ、です。
  だから『引く』とは、今学校に行くのがしんどいのであれば無理に行かなくてもいいよ。気持ちが前向きになるまでゆっくり家にいたらいいよ。と心から言ってあげることです。」

 「そんなこと言ったら、安心してしまってかえって学校に行かなくなってしまうんじゃないでしょうか。」

 「子どもが安心してしまって、不登校が常態化してしまわないか不安に思われるんですね。そのお気持ちはよ〜くわかります。
 でも不安ということであれば、子どもも学校に対して不安な気持ちがあるから不登校になっているわけで、今あなたがお子さんの不登校で不安になられているようにお子さんもすごく不安や怖れがあると思うんです。
 それで『学校に行け、行け』と言うことに対してあなたは不安を感じないけれど、言われる子どもは不安になりますよね。行きたくないわけですから。
 逆に『学校に行かなくていいよ』ということに対してあなたは不安を感じるけれど、言われる子どもは安心しますよね。親は自分の気持ちを理解してくれいるんだ、尊重してくれているんだ。だから無理に学校に行かされることはないんだ、と。
 子どもの不安を取り除いてやる方を取るか、それとも自分の不安を取り除く方を取るか?」

 「う〜ん・・。」

 「不登校の問題にしろ、非行やその他の問題にしろ、子どもが親の愛情を確かめているようなところもあるんですね、こんな僕でも愛してくれるんかみたいなね。親が試されていると言ってもいいかもしれません。」

 「そうなんですか?」

 「そういう見方もできるんじゃないでしょうか。だからこの不登校という問題はお子さんから出題されたあなたの問題と捉えることもできますね。」

 「う〜ん・・。つまり親の方が問われているということですか?」

 「その通りです。こんな不登校の僕でも愛してくれるの?
 こんなダメな僕でも、こんな弱い僕でも愛してくれるのか?
 という問いを子どもから投げかけられていると見ることもできるということです。
 もし、そうだとしたら・・、
 どうお答えになられますか?」

 「ああ、それだったら・・、逆の答えばかりしていました・・。」

 「それが普通です。誰だって子どもが不登校になったら、学校に行かせようとするでしょう。
 そのこと自身は何も問題ではありません。
 だから今までの自分を責めることはありません。
 しかし、その解き方では不登校は解決しないということです。
 解き方が間違っていたことに気づけたからそれでいいんです。
 そして今新たな視点から違う解き方が見えてきたということです。」

 「それが『学校に行かなくていいよ』と子どもを安心させる、ということですか?」

 「そうです。そう言ってあげられますか?」

 「そう言ったら、子どもはもう学校に行かなくていいんだと安心してしまいませんか?」

 「やっぱりそれが心配ですか?」

 「はい・・。」

 「いいんですよ。みなさん、この言葉をお子さんにかけられるようになるまで相当時間がかかりますから。
 覚悟もいりますしね。それだけの覚悟を持って発せられて初めて意味を持つ言葉ですから、それでいいんです。
 それだけの重みのある言葉だからこそ、きっと伝わるものがあるんだと思います。
 じゃあ、これは宿題にしましょう。一度自分なりに考えてみてください。
 そしてまた2週間後でも1ヶ月後でも来てください。
 その時にまたご相談しましょう。」

 「わかりました。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 こんな感じでお話しさせていただいています。
 
 みなさん、子どもの問題で悩まれている場合「どうしたら今の子どもを変えられますか?」という視点でお考えです。
 でも、他人は変えられません。
 子どもを変えよう変えようと苦闘している限り、悩み続けなければなりません。
 子どもの問題としている限り、親子共々苦しみ続けなければなりません。
 そこで視点を変えて、これは自分が問われているんだと捉えてみる。
 そうすると、問題はまた違って見えてくるのです。
 
 「こんな僕でも愛してくれるのか?」
 「こんなダメな僕でもいいんか?」

 それはまるで『美女と野獣』の物語のようです。
 主人公のベルが死に瀕した野獣に真実のキスをした時、魔法は解け、野獣は王子様へと姿を変えます。

 さあ、これは果たして物語の中だけのお話なのでしょうか。

 決してそんなことはありません。


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2017年07月23日

安心、愛情、ありのまま、3つの「あ」が子どもの発達を助ける


うちのめいちゃん。

 うちのめいちゃんと言っても、一緒には住んでいません。

 めいちゃんは娘夫婦と一緒に暮らしています。

 僕にとっては初孫。

 現在、3歳半の女の子です。

 めいちゃんはこの暑い時期にもかかわらず、半袖Tシャツの下には黒い長袖のシャツを着ます。
 ほぼ毎日着る服は同じです。

 服に対して強いこだわりがあります。

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 偏食もあります。

 偏食はありますがいたって元気です。

 おむつはまだ取れそうな気配はありません。

 言葉は2語文は喋りますが、他の子と比べるとちょっと遅いかな。


 心配しだせば、いくらでも心配なことはあるでしょう。


 でも僕も娘もあまり心配していません。

 めいちゃんの可愛さを満喫し、幸せな気持ちで毎日暮らしています。

 そのままに愛され、可愛がられ

 めいちゃんはとっても幸せな子どもです。

 そして周りを幸せにしてくれる子どもです。

 めいちゃんが僕たち娘たちにプレゼントしてくれている「幸せ」や「可愛さ」や「喜び」をたくさん受け取っています。

 めいちゃんは幸せを運んでくれる天使みたいなものです。



 僕も娘もめいちゃんの服へのこだわりや偏食を直そうとは考えていません。
 無理におむつを外そうとも思っていませんし、
 もっと言葉をしゃべれるようにと特別な努力もしていません。

 めいちゃんはめいちゃんが着たいものを着ればいいし、食べたいものを食べればいいし、食べたくないものは食べなくていいのです。

 なぜか?

 めいちゃんに安心してほしいからです。

 安心して、幸せや愛情をいっぱい感じてもらいたいと思っています。

 それがめいちゃんにとって一番幸せで、一番発達を助けると考えています。



 安心・愛情・ありのまま


それら3つの「あ」が揃ったとき、自己成長力は最も活発に働くのです。



 
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2017年07月21日

効率的な夏休みの宿題の進め方についてネットニュースに記事を書きました


 ネットニュースに楽しく効率的な夏休みの宿題の進め方について書かせていただきました。

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 < 記事一部抜粋 >

 夏休みの宿題をお父さんお母さんが大いに手伝ってあげるのもアリです。
 宿題を一緒にやってあげることによって作文の書き方やポスターの描き方もお父さんやお母さんから学べるし、完成した喜びも一緒に味わえます。
 そういうことを通して親子の時間を楽しむのもいいんじゃないでしょうか。
 その時ダメ出ししたり、親が熱心になるあまり子どもの宿題を取ってしまわないように気をつけてください。

 勉強の宿題については、子ども任せにしつつも終わった分については答えがあっているかどうか見てあげて、間違っていればそこの部分だけ教えてあげると効率的に弱点強化が出来ます。
 ただし、親もいつまでも勉強を見てあげられるわけではないので、中学生以降は本当に子どもに任せするしかありません。それはそれで良い意味で「親離れ、子離れ」になると考えて口を出さないように心がけましょう。

 中学生は夏休み明けに課題テストがありますので、あえて勉強の宿題を夏休み後半に残しておくのもひとつの手です。
 そうすることによって、夏休みの宿題をこなしながら、それが課題テストの勉強にもなっているので一石二鳥です。


 ライブドアニュースはこちら→http://news.livedoor.com/article/detail/13361648/

 エキサイトニュースはこちら→http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170720/Jijico_27517.html

 楽天ニュースはこちら→https://news.infoseek.co.jp/article/jijico_27517/

 JIJICOはこちら→https://asqmii.com/jijico/2017/07/20/articles27517.html


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2017年06月29日

子どもは遊びを通じて学び、成長しています

 
 今日はこれから講演する予定の幼稚園に打ち合わせに行ってきました。
 その際、園長先生と幼児教育についてお話しする機会がありました。
 園長先生は午後2時に園児が降園する際、今日の子どもたちの遊びの様子や成長したことをお母さんがたに聞いてもらうことがとても大切だとおっしゃっておられました。

 その理由をお尋ねすると、こうお答えになりました。

 「子どもたちは遊びを通じて学び、成長しています。
 その様子をお伝えし、今日はこんなことを遊びの中で発見しましたよ、こんな工夫が見られましたよ、こんな姿が見られましたよとお伝えすることを通していかに遊びが大切なのかをお母さんがたに理解してもらうようにしているんです。子どもはただ遊んでるだけだと思われがちですが、遊びを通して思考し、工夫し、学んでいるんです。」


 その通り!
 園長先生、僕も全く同じ考えです。

 「園長先生、僕は思うんですけど、幼稚園という所はただ子どもに幼児教育をするだけでなく、保護者の方にも子育てのあり方について伝えたり、家庭での子どもへの接しかたなんかも伝えていく役目があると思うんです。そういう意味ではそうして子どもの遊びの様子を保護者の方にお伝えされるということは本当に大切ですね。
 そして、子どもにとって遊びは本当に大切ですね。
 子どもにとって遊びは生きることそのものと言えるんじゃないでしょうか。
 子どもは遊びを通して学び、成長するだけでなく、それは創造行為であり、表現活動でもありますよね。
 砂のお城を作ったり、体全身を使って遊んでいる姿はまさに子どもが自分自身を表現していると思うんです。
 そうして十分自分を表現すると子どもはとても満ち足りた気持ちになります。
 それが子どもの健全発達においてどれほど重要か。
 それが子どもを発達させ、精神的にも肉体的にも健康にさせ、
 人生を生きていく上で最も重要な何かを育てます。」


 そんな風に僕も熱く語りました。

 保育園やこども園を増やしていくことも大事ですが、幼児教育の根本や幼稚園の理念は絶対に忘れてはならないと思います。
 
 

 
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2017年06月15日

中学3年生で7月から午後5時〜指導できる生徒さん募集。


 中学3年生は7月の総体が終われば、部活は終了。
 いよいよ本格的に受験勉強が始まります。

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 部活が終われば夕方の指導がOKになります。
 夜の指導時間は私も当学院の家庭教師の先生方もすでにいっぱいですが、夕方の時間であれば指導させていただけます。(どうしても夜でないと指導を受けられない生徒さんはご相談ください。)

 もし中学3年生のお子様をお持ちで家庭教師をお考えの方(加古川市・高砂市・加古郡在住)がおられましたら、お電話もしくはメールでお問い合わせください。(中3生でなくても夕方の指導を受けられる小中学生であれば可)

 < 指導方針 >
 まずはその子と仲良くなることから始めます。その子が好きなことを話題にして色々と教えてもらいます。
 勉強についてはその子にとって簡単な問題から始めて成功体験を数多く体験してもらいます。「わかった!できた!」という喜びや自信を意欲につなげていきます。
 宿題やテスト勉強を手伝って「よかった!助かった!ありがとう先生。」と信頼関係を築いていきます。
 その子にとって何でも相談できる先生になることで、その子とあたたかくて信頼し合える関係を築くことで、その子の意欲、向上心を引き出していきます。


 入会金 21,600円   
 月謝(月4回:1回90分)19,440円(税込)
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2017年06月14日

しつけとしてやってはいけない10のこと


 今から1年前、北海道で小学校2年生の男の子が行方不明になって、自衛隊の旧宿営地で無事保護された事件を覚えていられるでしょうか。

 男の子がキャンプ場で人や車に向かって石を投げたとかで、その罰としてお父さんがほんの一瞬だけ車から置き去りにしたすきに、行方不明になってしまったあの事件です。

 あの事件が起こった時、「しつけ」としてそこまでしてもいいものかどうか。
 親として子どもの「しつけ」はどうあるべきか。
 そんなこともワイドショーで話題になっていました。

 ちょうど1年前、ネットニュース(ライブドアニュース、楽天ニュース、JIJICOなど)にこの問題について書かせていただきました。

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 <しつけとしてやってはいけない10のこと>は、ほとんどの親御さんが無意識に普通にやられていることが多いんじゃないかと思います。
 
 これは
 「親は子どもよりも上である」
 「子どもは親に従うべきだ」
 「甘い親はダメだ」
 「子どもはその親のものである」
 「親には子どもを管理する義務がある」


 といった古い教育観やしつけ観が今も多くの親御さんたちに共有されているからだと思います。

 そこには無意識に「子どもは親のもの」「親が自由にしていい」という前提があるように感じます。

 そういった思いが自分にもあるかもしれないという自覚を持って「しつけ」というものを考えていかないと、体罰と同じで必ず行き過ぎを生んでしまうことになるでしょう。

 
 
 あと一つ付け加えておかなければならないことがあります。
 それは発達障害の子の問題です。
 もし子どもに発達障害傾向があって、悪さをしたり、困ったことをする場合、
 きつく叱らないように気をつけなければなりません。
 それをするとパニックになったり、問題を悪化させるだけでなく、
 叱られることばかりする自分はダメな人間だと自己否定感を強めてしまうからです。

 まずは落ち着いて「そうしてしまう」理由を聞いてあげてください。
 そしてどうすれば「そうしてしないで済むか」を一緒に考えてあげてください。
 代わりの方法を一緒に考えるのです。
 あなたの味方であること、あなたを理解したいと思っていること、
 あなたの気持ちを尊重した上で援助したいと思っていることを
 丁寧にゆっくりと、何度も根気強く伝えてあげてください。

 そうすることで困りごとは徐々になくなっていきます。
 大事なのは「安心させてあげること」「信頼させてあげること」です。

 これは発達障害の子にだけでなく、すべての子どもにおいても大切な姿勢であるように思います。

 

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2017年06月13日

子どもの問題で夫婦で意見が違ったら


 平成29年4月10日より開始しました『長谷川満の見方が変わる相談室』。

 不登校、発達障害、またはそれに対する学校への対応についてなどご相談に乗らせていただいております。

 子どもに問題が起こると夫婦で意見が違ったり、夫婦喧嘩になったりして二次的な問題が生まれてきます。

 本来協力して子どもの問題に当たらなければならないお父さんお母さんが、その意見の違いから仲違いしてさらに家庭内にストレスを作り出してしまっている。
 そんな悪循環に陥っているご家庭も多いように思います。

 そういう時に専門的な立場から「その場合はこうした方がいい」とはっきりと答えを聞けたなら、無用の争いもなくなりそれに向けて夫婦で協力していけるようになります。

 子どもの問題で夫婦喧嘩になっている方がおられましたら『長谷川満の見方が変わる相談室』に一度ご相談されてはどうでしょうか。

 夫婦で直接、ご相談に来られて「こういう場合はどうした方がいいでしょうか?」と尋ねていただいてもいいですし、遠方の方であればスマホのスピーカー機能を使ってご夫婦揃って電話でご相談に乗ることもできます。



    「長谷川満の見方が変わる相談室」
 
 事前にお電話で相談日時(土日可)の予約をお取りください。
 家庭教師システム学院(079)422−8028
 (受付時間:10時〜19時、日祝休み)
 e-mail : ksg@gc5.so-net.ne.jp
 相談料金:30分 3240円 10分延長ごとに1080円
 *電話相談も料金は同じです。(振込手数料はご負担ください)



 
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2017年06月03日

ネットニュースに記事を書かせていただきました


ネットニュースに教育講演会でよくお話しする「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」について書かせていただきました。
是非ご覧下さい。
http://jijico.mbp-japan.com/2017/06/03/articles23492.html




1年前の記事ですが、非常によく読まれている記事です。
「30代40代の娘から母への絶交宣言が急増中」
http://jijico.mbp-japan.com/2016/03/22/articles19511.html








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2017年05月31日

子どもって家庭教師でこんなに変わるんです 2 〜 中3男子がやる気になったのは・・ 〜


 昨日、指導している中3男子の中間テスト結果を見せてもらいました。

 5教科合計306点!

 よく頑張りました。

 指導を開始した1年生の頃は5科目合計で160点前後、

 あの頃と比べて点数はほぼ倍増。

 今では自分から勉強していい点数を取ってくれるようになりました。

 家庭教師として何も特別なことはしていません。

 ただ普通に宿題を手伝い、

 テスト勉強を手伝っただけです。

 100%彼が自分でやる気を出して、

 自分で勉強して、

 自分で5科目で300点以上取れるようになりました。



 そしてそれこそが最も尊い素晴らしい指導なのです。

 自画自賛になって申し訳ないのですが、

 一番理想の教育というのは、

 子ども自身が誰に言われなくても自分で気がついて、

 自分で修正して、自分で努力して、

 自分で成果を獲得していくことだと僕は考えています。

 そして子どもがそのように自ら努力するようになるためには

 そのための心理的環境(人的環境)が必要です。

 カウンセリングの創始者カール・ロジャーズは

 「人は誰でも周りの人から、関心を持たれている ・大切にされている ・認められている ・理解されている ・愛されていると感じる時に、自分の内にある『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に立ち向かっていくようになる。」

 と言っています。

 僕が家庭教師として彼に接するとき、まさにロジャーズの言葉通り、彼の関心のあることを話題にし、勉強を押し付けるのではなく、彼が「助かった」と感じられるように宿題やテスト勉強を手伝い、成功体験をたくさん積めるように指導し、よく褒め、よく聞き、よく共感しました。そして「先生は親の味方ではなく、君の味方やで」と態度と姿勢と言葉で伝え続けました。

 最初は、彼はなかなか心を開いてくれませんでしたが、ずーっとそのように接していると彼も「先生は味方や。僕を認めてくれている。助けてくれる。」と徐々に心を開いてくれるようになり、映画の話やゲームの話、将来の仕事の話、なんでも話してくれ、教えてくれるようになった頃には、自分から勉強するようになりました。

 子どもの自己成長力をいかに引き出すか。

 それに成功すれば、あとは子ども自身の力で成長・発展・進歩・向上していってくれます。

 そして自己成長力を引き出すカギこそが「あたたかくて信頼し合える関係」なのです。

それは家庭教師と生徒の間だけでなく、もちろん親子関係でも同じです。

 


 
 
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2017年05月29日

子どもって家庭教師でこんなに変わるんです


 先日、高校2年生の教え子の中間テストの一部が返ってきてました。
  
 世界史100点!

 英語84点!

 これらの科目は僕が指導している科目ではありません。

 つまり100%自分で「頑張ろう」と決めて努力して取った点数です。

 それが素晴らしい!

 思えばその子を担当したのは今からちょうど2年前の中3の6月でした。

 その時の彼は英語は中1の基礎から全くわかっていなかったし、
 
 数学に関しては中学校内容はもちろん小学校の分数・小数も危ない感じでした。


 その辺の経緯が2016年2月18日の記事『「先生、僕ゲーム売るわ」中3ゲーム大好き少年がゲーム機を売ろうと思った理由 続編』にこう書いてあります。


 僕が彼を受け持った当初、
 彼は宿題も全然しないし、勉強大嫌い、ゲーム大好きでした。
 そういう生徒に対して親も先生も「今の君のままじゃダメだ」と本人および本人の現状を否定する言動ばかりで関わってしまうため、この子にとって周りの大人は全部敵になってしまっている、それが一番の問題でした。

 教育というのは、親や先生と子どもとの間に「あたたかくて信頼し合える関係」がなくては成立しません。
 何かを教える、何かを伝えるためには太いパイプ(心のつながり)がないと伝えられません。
 心理カウンセリングにおいてもまずクライアントとラポール(心が開かれている信頼関係)がつくれなくてはカウンセリングが出来ないのと同じです。

 ところがA君は周りの大人からは「今のあなたじゃダメ」とず〜っと否定され続け、彼から見れば信頼できる大人は一人もいなかったのです。彼は大人不信になっていました。

 僕が指導において気をつけたのは


 1、彼と彼の話を否定しない。彼の気持ちを理解しようとする。

 2、悪い所ではなく良い所を見る。よい所を誉める。
 
 3、彼と共に考え、彼の立場に立って提案する。

 4、簡単な問題でわかる楽しさを体験してもらう。

 5、雑談も交え、楽しい雰囲気で勉強する。



 そんな指導を2ヶ月ほど続けていると、だんだんと信頼してもらえるようになって彼から色々な思いを聞かせてもらえるようになりました。
 彼も誰か信頼できる人に色々と悩みや不安を相談したかったのだと思います。


 勉強ができないことにコンプレックスを持っていること。
 友達に勉強で馬鹿にされて悔しかったこと。
 学校の授業を聞いても全然わからないこと。
 宿題もしなければと思うけれどまったくわからないこと。
 ある専門職公務員になりたい夢があること。
 そのためには学力をつけなければならないけれど不安なこと・・。


 それら1つ1つに共感し、理解していく。
 そうすると不思議なほど僕には素直な態度で接してくれるようになりました。
 何でも相談してくれるようになり、アドバイスもちゃんと聞いてくれるようになりました。

 「先生、僕、勉強しようと思うんやけれど、なかなか出来ない。
  ついゲームの方にいってしまう。
  どうしたらええやろ?」

 そんな相談もしてくれるようになりました。

 「みんな、そうなんちゃうかなあ・・。みんな一緒やで。
  ゲームあったらそっちの方にいってしまうのは。
  先生が前に教えてた子でな、ゲーム機売った子があったで。
  あったらゲームしてまうから。」

 そんなやりとりを去年の秋くらいから何回か繰り返していました。

 そして僕はよく彼にこう言ってました。

 「君は良い所いっぱいあるで。
  君はすごく素直やろ。素直な子は伸びるよ。絶対伸びる!
  そして夢があるやろ。
  そんな具体的ではっきりした夢持った君は
  本当に素晴らしいと思うよ。」
  
 そう言うと少し照れながらも、
 先生、俺、がんばるわ、絶対◯◯になるわ、
 なんかなれそうな気がしてきたわ。
 とやる気をみせてくれていました。

 そして1週間とはいえ自分でゲームを断って、見事志望校に合格した彼の口から出たのがあの言葉でした。

 「先生、僕ゲーム売るわ。」

 これは誰かが強制して言わせた言葉ではなく、
 彼自身がそうしようと決意して生まれた言葉です。

 教育とは矯正することではありません。
 子どもの中にある善性、意欲、向上心、能力を引き出すことが教育です。
 そしてそれを引き出すためには
 子どもとの間に太い心のパイプ、心理学用語でいうところのラポール、信頼関係がなければ何も教えることはできないし、何も伝えることはできません。

 子どもは自らの力で善くなっていく力、「自己成長力」を持っています。
 そしてその「自己成長力」が発揮されるような関係、あたたかくて信頼し合える関係、それを子どもとの間に築くこと。
 これは親にとっても先生にとっても一番大切なことであるように思います。



 この記事を書いてから1年と3ヶ月。
 彼は少しずつ自分から勉強するようになり、
 少しずつ学力をつけ、
 少しずつ順位を上げていきました。
 通知簿も見違えるほど良くなり、
 性格も見違えるほど明るくプラス思考になりました。
 
 (その辺の経緯も過去のブログに書いています)
 http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/442420917.html

 一番変わったのはマイナス思考からプラス思考になったことかもしれません。
 去年、彼が高校1年生の頃、
 学校がイヤで、同級生がイヤで、
 何もかもイヤに感じていた時、
 僕はこんな風にアドバイスしていました。

 「物事には何でもプラス面とマイナス面がある。
  マイナス面を見ればイヤにもなるし、不満にも思うし、面白んないし、疲れる。
  逆にプラス面を見ればありがたく思うし、感謝するし、楽しいし、頑張ろうと思う。
  どっちを見てもいいねんで。
  マイナス面ばっかり見て嘆いてもいいし、
  プラス面を見るように心がけて楽しく生きてもいい。

  君にイヤなことばかり言う奴もな、
  「すごい勉強になるわ」て
  褒めてみたらどうやろ?
  そいつがどんな反応するか面白いやん。

  この場面ではこいつ絶対こう言うわ、て予想してみたり。
  そのイヤな奴で遊んでみる、心の中で。
  そうしたらちょっと楽しめるかもよ。

  なんでもそうやけど自分次第やねん。
  面白くない、嫌い、て決めつけてしまわずに
  ああ、ここいいなあ、ここ面白いなあ、と
  いいとこ、面白いとこを自分で見つけ出したらいいんちゃう?」


 はじめはそれでも「先生、やっぱり面白くないわ。無理やわ。」て言ってたんですが、僕が相談にのっているうちに「こんな風にいいように思うようにしてるねん」というようになってきて今ではすっかりプラス思考になって、
 「先生、マイナス思考は疲れるなあ。マイナス思考の奴おるけど、しんどいやろなあって思うわ。」と言えるようになりました。

 彼がこうして僕のアドバイスを聞き入れてくれるのは、
 僕との間に信頼関係があるからだと感じています。

 そういう信頼関係を生徒との間に築くことができれば
 あとは子ども自らの力で良くなっていきます。

 でもその信頼関係を築くためには
 その子がどんな姿を現していようと
 その子の良さ、素晴らしさを見つけ出し、
 どんな時もその子の素晴らしさを信じ抜く気持ちが大切です。

 それは子どもの自己成長力を信頼するということです。
 

 
 

 
  
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