2014年09月24日

夫婦はどうすれば仲良く出来るのか 3 〜好きなことをする〜

 一昨日の記事「夫婦はどうすれば仲良く出来るのか 2 〜我慢させている自覚〜」で、自分が我慢しているのではなく、自分が相手に我慢してもらっているという自覚が大切だということを書きました。
 ところがまだ続きがあるのです。

 「あなたは何か好きなことをやられていますか?」
 「はい。」
 「本当に好きなことをやられていますか?遠慮なく?」
 「はい、好きなことをやっています。」
 「おかしいですね。
  本当に自分がしたいことが思う存分できていると夫や妻に感謝したくなるのですが・・」

 夫婦はどうすれば仲良く出来ますかと質問された方は、僕が急に「好きなことをやれていますか?」なんて聞くもんですから、不思議そうな顔をされていました。

 僕が本当にやりたかった講演活動に力を入れ始めた頃、夫婦ゲンカがなくなったということがありました。
 妻に対して好きなことをやらせてもらえているという感謝の気持ちばかりで、不満を思わなくなったのです。
 本当に不思議でした。
 不満が消えると夫婦ゲンカがなくなりました。

 自分が本当にやりたいこと、自分が大好きなもの。 
 それが出来ていると人間はとても幸せなんでしょう。
 幸せからは感謝の気持ちが湧いてきて、不満は消えました。
 本当に幸せだと、人間って不満を思わなくなるのかもしれません。
 
 だから夫婦仲で悩んでおられる人たちに僕が勧めるのは「自分が好きなこと、やりたいことは我慢せずにやりましょう」ということなんです、思う存分。
 我慢ばかりしないで、子どもにお金がかかるとか、老後にお金がかかるとか、そんなことばかり言っていないで、もっと自分のために、お金も時間も使いましょうと勧めます。
 もっとおいしいもん食べて、もっといいもん買って、もっと楽して、もっともっと自分のために時間を使えば、「ああ夫、妻のお蔭でこんなにおいしいもん食べれて、こんなに好きなことさせてもらえて有り難いなあ」って感謝の気持ちが湧いてきます。

 我慢していると不満が募ります。
 好きなことが出来ていると感謝が湧いてきます。

 相手が悪い悪いと思っていたけれど、よくよく考えてみると自分で自分に「我慢ばかりさせていた」ということはありませんか。
 我慢ばかりしていると、相手のことも自分のこともどんどん嫌いになっていってしまいます。

 また自分が我慢するから相手にも我慢を押しつけることになるのであって、自分が好きなことをやれていると相手に対しても寛容になれるものです。そうすれば喧嘩も減ります。自分を許せているから相手も許せる、というわけです。

 夫婦円満の秘訣は「自分に我慢を強いるのではなく、自分の好きなことを思いっきりやって幸せを感じて生きること」だと思います。

 
posted by 長谷川 at 11:48| Comment(2) | 夫婦仲良しの秘訣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月22日

夫婦はどうすれば仲良く出来るのか 2 〜我慢させている自覚〜


 9月13日の記事「夫婦はどうすれば仲良く出来るのか」の続きです。

 前回の記事では、
 「もしも」の時には妻や夫の世話にならなければならないことをいつも忘れずにいること。
 意地を張らないこと。
 その2つが大切であると書きましたが、実は質疑応答での回答ではその続きがありまして、今回はそれについて書いていきます。

 夫婦仲が良くない場合、大抵お互いが「自分は我慢している」と感じているものです。
 自分は我慢している方である。
 自分の方が正しい。
 そう思っている間は絶対に夫婦は心から仲良くなんてなれません。
 
 こんなお話があります。
 あるところに嫁姑の争いが尽きない、夫婦ゲンカが絶えないお家がありました。
 それに較べてお隣のお家は夫婦仲もよく、嫁姑の争いもありません。
 不思議に思ったご主人が、お隣のお家にその理由を尋ねにいきました。
 応対に出た隣のご主人が「それはあなたのお家は善人ばかりだからでしょう。うちは悪人ばかりですから喧嘩になりません。」と言うではありませんか。
 そのときお茶碗の割れる音がしました。
 そのあとこんなやりとりが聞こえてきました。
 「すみません、お義母さん。私、足下をよく見ていなくてお茶碗を割ってしまいました。私が悪うございました。」
 「こちらこそすまなんだ。けがはないかえ。そんな所に置きっぱなしにしておった儂が悪かったんじゃ。すまなんだ、すまなんだ。」 
 そのやりとりを聞いたご主人は「善人とは自分が正しいと我を張る人のことで、悪人とは自分が悪かったと自分から謝る人のことだったのだ」と気がつかれたということです。


 自分が正しいと我を張っている間は争いは絶えません。
 相手には相手の言い分があり、自分は正しい、そう思っているのですから。

 我慢も同じです。
 自分は自分が我慢していると思っているけれど、本当は自分が我慢してもらっているのではないか?
 相手に我慢させている方ではないのか?
 
 今までそんなふうに考えられたことはあったでしょうか。

 僕は以前、「今日1日、人が嫌な思いをすることは言いません」とお地蔵さんに誓ってプラス思考で毎日を過ごすという行のようなことをしていたときがありました。
 ところが誓ったその30分後には妻に文句を言っている自分がいました。
 気をつけてはいるのですが、気がつけば妻に文句を言っている自分がいました。
 気をつけているのにこんなに文句を言ってしまうなんて・・。
 じゃあ、気をつけていないときはどれだけ妻に文句を言っていたのだろう・・。
 そう思いいたると、自分が我慢しているように思っていたけれど、
 本当は妻の方が我慢してくれていたんだと自覚することが出来ました。

 僕の詩でこんなのがあります。

 詩「かんちがい」

  ぼくは ずっと
  ぼくが我慢しているのだと
  思っていたけれど
  本当は
  ぼくが我慢してもらっているのだった

                    byはせがわみつる


 そのことを本当に自覚するようになってからは、夫婦ゲンカは減りました。

 ちなみに「我慢」とは仏教用語で「自己に執着し、自分を高く見て他人を軽視する心」のことを言います。
 「自分が我慢している」と思っている心とは、まさにそのような心なのでしょう。それを2500年前に見抜いていらっしゃったお釈迦様はすごいです。
 
 
posted by 長谷川 at 15:41| Comment(0) | 夫婦仲良しの秘訣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月13日

夫婦はどうすれば仲良く出来るのか


 先日(8月31日)のペアレントセミナーの質疑応答の時に
 「夫婦はどうすれば仲良く出来ますか」という質問がでました。

 ご主人があまり子育てに協力的ではないし、理解もあまりないし、その方は色々な面で不満を持っておられたようでした。(質問されたのは結婚されてお子さんのいらっしゃる女性の方でした)

 僕はこんなふうに問い返しました。
 「もしあなたが余命わずかだとして、あなたの愛しい愛しい子どもたちを誰に預けますか?」
 その方はどうしてもご主人とは言いたくはないようで、何回もそういったやり取りを繰り返しましたが最後までその言葉は出ませんでした。
 「主人の世話にだけはならない、絶対なりたくない」と意地を張っておられるように見えました。

 夫婦が仲良くなれない最大の原因は実はコレなんですね。
 「意地を張る」
 意地の張り合いをしている間は仲良くはなれません。
 意地を捨てて自分から機嫌よく話しかける、自分から笑いかける、自分から謝る。
 そうすれば夫婦は仲良くいられます。

 「ええ〜、そんなこと出来ません」て声が聞こえてくるようです。

 普通ならそんなことは出来ませんよね。
 でも普通じゃない時は?

 たとえばあなたが余命わずかで幼い子どもたちを誰かに託さなければならない状況にあったら?
 だったら今までの色んなわだかまりはあったとしても「今までごめんね。子どもたちのことをよろしくお願いします」とご主人にお願いしないでしょうか。

 たとえばあなたが病気で半年とか入院しなければならなくなったら、誰があなたの面倒をみてくれるのでしょうか。あなたがいない間、だれが子どもたちの面倒をみてくれるのでしょう。
 あなたは誰にそれを頼みますか。

 その「もしも」の時にはお願いし、世話にならなければならない自分の身を振り返れば妻に夫に偉そうなことは言えないはずです。
 僕はいつもそのことを思うのです。
 自分に何かあったら妻に世話にならなければならない。
 その世話にならなければいけない妻に、そんな言葉を言っていいのか、そんな態度でいいのか。
 そう考えて自分の言動を反省しています。
 たびたびそのことを忘れて偉そうなことや嫌なことを妻に言ってしまうこともありますが。
 そのことをいつも忘れないでいる。
 そして意地を張らない。
 それが夫婦が仲良くしていく上で大切なことであるように思います。

 
 
 
posted by 長谷川 at 18:15| Comment(0) | 夫婦仲良しの秘訣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする