2016年11月25日

徳島市八万南小学校での講演会


 今日は高速舞子のバス停から高速バスに乗って徳島市まで講演に行ってきました。
 講演させていただくのは八万地区の八万南小学校です。
 テーマは「いのちの大切さを子どもたちにどう伝えるか」
 聞いてくださるのは保護者の方々、教職員の皆さん、地域の皆さん約200名です。

 
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  最初に子どもの詩を紹介させていただきました。


 「 見つめてもらって 」
             岩手県 黒沢尻北小学校
                岩崎 裕也(3年)

 「ゆうやはこのくらいでも痛がるんだぜ。」
 同じ組の子が たたいた
 そしたら 周りの子も
 ニヤニヤしながら
 ぼくを たたいた
 おもしろがって
 何人もの子が たたいた
 
 家に帰って
 お母さんが
 「今日は 何があったの」
 と いつものように 聞いた
 ぼくは 心配をかけたくなくて
 だまって 聞こえないふりをした
 二人ともだまっていた

 ふと顔をあげると
 お母さんは
 ぼくの顔を
 じいっと見ていた。

 ぼくは わらって 言った
 「ちょっとね、学校でたたかれた」
 お母さんは 体のどこかに
 大きなきずができたみたいな
 くるしそうな顔をした
 それから
 やさしい目になって だまって
 ぼくを見つめてくれた
 ぼくの目から なみだが出た

 ぼくは ぼくをたたいた子に
 思いきって 自分の気持ちを ぶつけた
 それからは もう やられなくなった

 お母さん ぼく 自分を守ったよ
 お母さんが 大切に育ててくれている
 自分を
 これからも 大切にする


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 自分を大切に思う気持ちって、こういうところが生まれてくるんだと思います。「大好きなお母さんが、大切にしてくれている自分。そんな自分は大切な存在なんだ。」そう思えることが、勇気や自信や自己肯定感につながっていくのだと思います。

 今いじめが問題になっていますが、「お母さんが大切に大切に育ててくれている自分。だから僕はいじめられていいはずなんかない。僕は自分を守る。お母さんが大切にしてくれている自分を守る。」
 こう思えたら子どもは一人じゃないんです。心の中にはお母さんがいるんです。
 一人じゃない。そう思えるから立ち向かう勇気もわいてくるのだと思います。

 昔、公共広告機構のCMでこんなのがありました。

 「命は大切だ。命を大切に。そんなこと何千何万回言われるより、『あなたが大切だ』だれかがそう言ってくれたらそれだけで生きていける。」

 本当にそうですね。
 今子どもたちにとって一番必要なメッセージとは「あなたは私にとってかけがえのない大切な大切な存在なんだよ」という心からの言葉や関わりなんだと思います。

 子どもが自分自身を大切に思う気持ち、その気持ちがあるからこそ人のことも大切に思える。
 「自分は大切な存在だ。自分はそのままで価値のあるかけがえのない存在なんだ」
 そういう自分に対する自信、信頼感のことを心理学用語で『自己肯定感』と言います。

 そこで今日は「自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」の資料をもとに皆さんと一緒に「子どもたちにあなたがどんなに大切かを伝えていけばいいのか」を考えて参りたいと思います。


  < 自己肯定感を育てる親子関係のつくり方 >

   1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

   2、そのままを愛する(変えようとしない)

   3、子どもの善さを見る(尊敬する)

   4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

   5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

   6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

   7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)



 この資料をもとに具体的に実例やエピソード、絵本なんかも交えてわかりやすくお話しさせていただきました。

 講演の終わりにキロロの曲「未来へ」に乗せてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

 皆さん、熱心に聞いてくださいました。
 本当にありがとうございます。
 もし今日の講演会に参加されて今、このブログをご覧になられている方がございましたら感想等コメントいただけると嬉しいです。
 またお会いできる日を楽しみにしております。



posted by 長谷川 at 20:26| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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