2016年11月13日

第43回ペアレントセミナー ありがとう


 今日は午後2時20分から加古川総合庁舎1階「かこむ」で第43回ペアレントセミナーがありました。
 テーマは「子育ては自己成長力に任すと上手くいく」。
 約15名の方が参加してくださいました。

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 子育てと水泳はよく似ています。
 泳げるようになるにはまずは水に浮く練習から。
 水に浮くためには体から力を抜かないといけません。
 力を抜いて何もしなくても自然に浮くんだというのを体感することが大事。
 「あ、大丈夫なんや。力を入れなくても沈まないんや」と。
 子育ても同じですね。
 親が子どものことを一から十まで面倒見てやらなくても、
 なんとかなるというのを体感することが大事です。
 子育ては頑張って「上手くやろう」とすると上手くいかないんです。
 子どもはだいたい親の思う通りにはならないもんです。
 だから頑張らない。
 そうすると「上手くいく、上手くいかない」から解放されて、
 親も子も自由にのびのびできるんですね。

 僕は家庭教師の派遣が本業ですが、
 最初は仕事を真面目に一生懸命に頑張っていたんです。
 そうすると上手くいかない。
 いい指導をしてもらえない。
 先生が辞めていくんです。
 仕事を頑張るというと家庭教師への管理・指導を強化する、徹底するということです。
 でも僕が頑張れば頑張るほど、家庭教師の先生の方がしんどくなって辞めていくんですね。
 家庭教師というのは言われなくても指導の仕方をその子に合わせて工夫したりしているものなんです。
 それを外から「ああしろ、こうしろ」と言われるのが一番嫌なんです。
 そういう家庭教師が一番嫌なことを一生懸命やるわけですから、上手く行くはずがありません。

 それで仕事のやり方を180度変えたんです。

 家庭教師の先生に対して「管理」したり、上から「指導」したりするのをやめました。
 その代わりに先生に対して高く評価し、「感謝」し、「尊敬」し、「信頼」するようにしました。
 一言で言えば先生を全面的に信頼しお任せすることにしました。
 そうすると何も言わなくても一生懸命工夫して指導してくださるし、生徒の成績も上がるし、保護者の方にも前よりもいっそう信頼してもらえるようになりました。評判も良くなり、紹介していただくことも増えました。

 自分が頑張っていた時は上手くいかなかった。
 先生に任せるようになったら上手くいくようになった。
 子育ても子どもに任せると上手くいく。
 子どもに任すということは自然に任すということです。
 自然に任すということは

 仏様にお任せするということです。

 仏教の経典にこう書いてあります。

 「最高の仏様には形がない。形はないが働きはある。四季の移り変わり、自然の働きこそ仏様の働きである。だから最高の仏様のことを『自然』と呼ぶのである。」

 人間が子どもを上手く育てようとしたところでどこかに抜かりができます。
 仏様にお預けする方が子育ても上手くいくように思います。
 仏様が自然だとすると神様はなんでしょう?

 神様は愛です。

 そう聖書に書いてあるんですね。
 ヨハネの手紙第4章にあります。
 「愛する者たち、互いに愛し合いましょう。
  ・・・・
  神は愛だからです。
  ・・・・
  未だかつて神を見た者はありません。
  私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちの内にとどまって下さり、
  神の愛が私たちの内で全うされているのです。」

  だから子育ては、自然に任せておくと仏様がちゃんといいように良くなるように育ててくださるし、子どものそのままを愛していけば神様がちゃんと守ってくださる。
 なんか宗教みたいで何の根拠もないですね。

 でも「私、腑に落ちました。ていう人、手を挙げてください。」

 (3、4にんの方の手が挙がりました)
 今、手を挙げられた方は幸せな方です。
 信じるものは救われるですね。

 さて、皆さん、自己成長力とはなんでしょう?
 自己成長力とは人間には自ら成長、発達、進歩、向上していく力が元々宿っている。
 その力です。

 この自己成長力とは「いのちの力の働き」なんですね。
 いのちの力の働きには2種類あって「自然治癒力」のように今の健全な状態を「維持しようとする」力と、「自己成長力」のように「進化・発展しようとする」力があります。

 がん治療でも2種類あって、外からがん細胞をやっつける治療と、
 もう一つは免疫力を高めて内からがん細胞をやっつける治療です。
 今後は後者のいかに免疫力を高めるかという研究が進んで行くと思われます。

 子育ても同じだと思うんです。

 今までは親や学校が外から子どもを良くしようとする教育が主流でしたが、これからはもっと子どもの内なる自己成長力が活発に働くように環境整備をしていく。
 子どもにとって最大の環境は私たち親です。
 では、どのような環境が子どもの自己成長力を活発化させるのでしょう。
 つまり親はどのように子どもに接していけばいいのでしょう。
 それが今お手元にある資料に書いてあります。

   < 自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方 >
       〜 自己肯定感を育てる関わり 〜

     1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

     2、そのままを愛する(変えようとしない)

     3、子どもの善さを見る(尊敬する)

     4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

     5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

     6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

     7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)


 このように子どもさんに接しられる時、子どもは自分は親から愛され、大切にされ、理解されている、認められていると感じます。子どもがそう感じる時、子どもの内なる自己成長力は最も活発に働き子どもは主体的、積極的に物事に取り組むようになります。


 そのようにお話しした後、拙著「あなたも子どももそのままでいい」から4つのテーマ「受け取ることは与えること」「子どもという自然に謙虚であれ」「遊びを通して知・情・意が育つ」「自分以外の人を幸せにすることはできない」について皆さんの感想や意見、質問などをお伺いしなら一緒に考え、一緒に話し合っていきました。

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 講演の終わりにいきものがかりの「風が吹いている」の曲にのせてお一人お一人にそれぞれ違った詩をプレゼントしました。

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 今日参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
 もし今日のペアレントセミナーの感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。
 また次回ペアレントセミナーでお会いできますことを楽しみにしています。

 
 
posted by 長谷川 at 18:34| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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