2016年11月12日

兵庫県高砂市立高砂こども園での講演会


 今日11月12日(土)は午前中、高砂こども園で講演会がありました。
 演題は「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」
 聞いてくださるのは保護者の方約50名です。

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 あるお母さんが3歳の子どもさんのトイレトレーニングをしておられたんですね。
 その子は大分しっかりしていて言葉もはっきりしているし、すぐにトイレも出来そうなんですけれど、なかなか思うようにはいかなかったんですね。
 それである日またその子が失敗してしまったんです。

 「なんでオシッコって言えへんの!
  上手におしゃべり出来んのに。
  その口は何のためについてるの?!」

 その子は泣きながらこう言ったんです。

 「ママ・・」

 「えっ?ママが何?」

 「ママって言うためについてるの」

 その言葉を聞いた途端、お母さんは頭が真っ白になり、涙が溢れてきたそうです。

 「そっかー・・、そっかー・・、
 ママって呼んでくれるためについてるんだ・・」

 皆さんは今そういう愛に包まれていらっしゃるんですね。
 子育てというのは子どもを育てているようで自分も育ててもらっているんですね。
 今、皆さんは子どもたちから何を教わっているのでしょう。
 どうでしょうか?
 今子どもたちはあなたに何を教えてくれているのでしょうか。

 それは「待つ」ことです。

 今皆さんのお手元にある詩「しあわせになるれんしゅう」。
 ちょっと読んでみます。
 
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 子育ては「待つ」れんしゅうなんですね。
 それが子どもを幸せにし、皆さんを幸せにします。
 「急いては事をし損じる」て言うでしょ。
 人を育てる人、スポーツのコーチや監督でも上手い人はみんな「待つ」のが上手です。
 待てない人は幸運をつかむのが下手です。
 「残り福」とか「残り物に福がある」て言うでしょ。

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 だから物事を成就したり、幸せになりたいと思ったら「待つ」ことが出来ないとダメですね。

 幸せになるために大切なことは3つあります。

 1つは「待つ」こと。
 2つ目が「許す」こと。
 3つ目が「笑う」ことです。
 「許す」と「笑う」については講演の終わりの方にお話しします。


 そして講演の最後にこのようにお話しをしました。


 子どもたちは何も子育ての上手なお母さんに育ててもらいたいのではありません。
 賢いお母さんに育ててもらいたいのでもありません。
 あなたに育ててもらいたいんです。
 子どもたちはそのままのあなたに会いたくて、そのままのあなたに育ててもらいたくて、あなたのもとに生まれてきました。ですから、どうぞ欠点もあるがまま、そのままのあなたで育ててあげてください。

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 だけど、ママには笑っていてほしい。幸せでいてほしい。
 笑うためには許すことが必要です。
 誰を?
 自分をです。
 誰にでも欠点やダメな所はあると思います。
 皆さんはそのダメな所や欠点を直すのではなく、許してください。
 そして自分の欠点を許したように子どもさんやご主人のダメな所も許してあげてください。
 そうすれば家庭に笑顔が生まれます。
 そうして許しあって、笑いあって、皆さんが幸せに子育てしていかれることを心より願っております。
 本日は誠にご静聴ありがとうございました。

 講演の終わりにキロロの「未来へ」の曲に乗せてお一人お一人それぞれ違った詩をプレゼントしました。

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 「今の自分にピッタリ」と大変喜んでいただきました。

 講演後、園のご好意で拙著「あなたも子どももそのままでいい」(500税込)のサイン販売をさせていただきました。
 30冊持って行ったのですが全て完売し、そのうえ7冊追加注文までいただきました。
 園の先生方までたくさん買っていただきました。ありがとうございました。

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 皆さん熱心に聞いてくださいました。
 本当にありがとうございました。
 今日の講演会の感想等ありましたらコメントしていただけるととても嬉しいです。
 またお会い出来る日を楽しみにしております。



posted by 長谷川 at 15:33| Comment(5) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
昨日はありがとうございました。
自分の子育てと通じることが多くて、話を聞きながら、涙があふれました。
気を付けているつもりでも、マイナスの言葉をたくさん使っていたなぁと反省したり、それでも子供は「ママ大好き!」でいてくくれることに感謝したり・・・。
いっぱいいっぱい考えさせられました。
寝る前に子供の選んだ絵本を読み、一日の話をし、スキンシップをとっているのですが、先生に紹介していただいた絵本もさっそく実践したいと思います。

私事ですが、最近娘は私が注意して怒ると笑いだし、それが余計に腹立たしく感じたり、人の感情がわからないのかと不安になったりしていたのですが、
少し調べてみると心理的拒否をしているとも書いてあり・・・先生はどのように思われますか?
Posted by at 2016年11月13日 07:21
コメントありがとうございます。

そうそう。
なんか色々と自分を振り返る時間になってもらえたら、そこで自分なりの気づきを得てらえたらと思って講演しているので、とても嬉しい感想です。

>私事ですが、最近娘は私が注意して怒ると笑いだし、それが余計に腹立たしく感じたり、人の感情がわからないのかと不安になったりしていたのですが、

僕も小学校1、2年生の頃、先生にきつく怒られた時、なぜか「泣き笑い」したことがあって、悲しいはずなのに、悔しいはずなのに、なぜか笑えてきて仕方ない時がありましたよ。
大人は情緒的に安定しているけど、子供はまだ情緒的に混乱する時があるんじゃないかなあ。
怒られるのがすごく嫌なのかもね。
なるべく怒らないように、優しく言って聞かせるようにしてあげたらどうかな?
どっちにしても心配いらないと思うよ。
子供ってやっぱりまだまだ未完成で未熟だから、上手く表現できないことはよくありますよ。
そこはあんまり気にしなくても大きくなるにつれ、そういうこともなくなっていくから心配ないよ。
きつく言わずに優しく言ってあげるように心がけたら大丈夫。
Posted by はせがわみつる at 2016年11月13日 13:01
昨日は素敵な講演をありがとうございました。
正直なところ、最初はまた、退屈な時間になると思っていました。しかし、先生の話にどんどん引き込まれていき、最終には涙する結果になりました。
先生の講演では自分の子供に対する接し方など、いろいろ気づかさせていただきました。
主人にはまだ恥ずかしくて何も言えてませんが子供への接し方を変えてみると、いきなりパパっ子だった6歳の娘が私の膝に座りに来て「ママ大好きだよ。産んでくれてありがとう」と言ってくれたり、7歳の息子がすすんで手伝いをしてくれるまでになりました。
先生のおかげで、こんなに素敵な体験までさせていただきました。
Posted by 中嶋慶子 at 2016年11月13日 19:26
中嶋慶子さん

嬉しいコメントありがとうございます。
教えて下さって本当にありがとうございます。
ご主人にも是非、魔法の呪文を。
また、嬉しい報告待ってます。
Posted by はせがわみつる at 2016年11月13日 22:45
先生、さっそくの返信ありがとうございます。

>怒られるのがすごく嫌なのかもね。
その通りで、少し前は逆切れしてました。


>子供ってやっぱりまだまだ未完成で未熟だから、上手く表現できないことはよくありますよ。
きつく言わずに優しく言ってあげるように心がけたら大丈夫。
一時的なものだと分かり、安心しました。
きつく起こるのではなく、優しく言い聞かせるようにします。ありがとうございました。
Posted by at 2016年11月16日 01:09
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