2016年10月19日

兵庫県高砂市立米田幼稚園での講演会


 今日10月19日は高砂市立米田幼稚園での講演会でした。
 テーマは「自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」
 聞いてくださるのは保護者の方約100名です。

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 先日、大阪のある小学校に講演に行った時、一人のお母さんからこんな相談を受けました。

 「小学校1年生の男の子なんですけど、私がスキンシップを取ろうとしたり、ハグしようとするととても嫌がって逃げ回るんです。どうしてなんでしょうか?そんな場合はどうしたらいいですか?」

そうですか・・
 ふつうそのくらいの年齢ですとまだまだハグしてもらえるのは嬉しいものですけどね・・
 ところでご主人との夫婦仲はどうですか?

 「別に悪くありません」

 そうですか。では、ご自身のお父さんお母さんとの仲は?

 「母とはうまくいってますし、父とも最近はうまくいってます。」

 なるほど・・。
 ご主人ともうまくいってるし、お父さんお母さんともうまくいってる・・。
 では、ご主人のご両親とはどうですか?

 「おつきあいしていません。」

 よく聞いてみると、ご主人のご実家とは絶縁状態でこの方がお付き合いを拒絶されているとのことでした。

 そうでしたか。
 子どもさんはあなたからの接触を拒絶されているし、あなたも義理のご両親からの接触を拒絶されている。
 そっくりの構図ですね。
 あなたが子どもさんからスキンシップを拒絶されてとても寂しい思いをされて悩まれているように、ご主人のご両親も接触を断たれて寂しい思いをされ、そのことで悩まれているんじゃないでしょうか。
 それをその子が身を以て教えてくれてくれているんじゃないでしょうか。
 この二つの問題はリンクしあっていて、あなたが義理のご両親を許してあげて、また仲良くお付き合いされるようになれば、子どもさんも素直になってスキンシップを嫌がらないようになるかもしれませんね。

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 そうお話しすると、その方はハッと気づかれたような顔をしておられました。

 子どもに問題が起きますと親は子どもを変えよう変えようとしますが、
 本当は自分の心のありようや物の考え方、価値観、または夫婦関係や自分の両親への思い、お姑さんとの関係、そんなものを今一度見直すことで子どもの問題が自然に解決していくことがあります。
 どうぞ、皆さん、子どもさんに何か問題が起こったときは、あせって子どもを変えようとするのではなく、自分のありようを一度静かに振り返ってみて下さい。


 そうお話ししたあと資料をもとに具体例や実例を交えて解説していきました。

   < 自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方 >
       〜 自己肯定感を育てる関わり 〜

     1、幸せを受け取る(子どもの存在を喜ぶ)

     2、そのままを愛する(変えようとしない)

     3、子どもの善さを見る(尊敬する)

     4、話を聴く(口を挟まず最後まで)

     5、気持ちを理解しようとする(押しつけない)

     6、信じて任す(管理者ではなく援助者になる)

     7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)



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 これは何も7つ全部やる必要はありません。
 この中の一つで結構です。
 自分が「これはいいなぁ」と思われることを心がけてもらえればそれで十分です。
 子育てには教科書もマニュアルもありません。
 誰にでも当てはまる正しい子育てなんてものはないのです。
 ですから、自分らしい子育てができればもうそれで十分なのです。

 今から話します私の言葉、話の内容は重要ではありません。
 私の話を聞かれてみなさんのお心に生まれる気づきや思い、
 それがみなさんに「自分らしい子育て」とは何かを教えてくれます。
 ですからどうぞ私の言葉ではなく、みなさんの心の声に耳をすませて
 私の話を聞いてください。

 そのように前置きをしてお話をしました。

 
 幸せになれる魔法の呪文も紹介しました。

 「私の人生の中で一番幸せで、一番幸運なことはあなたと結婚できたこと。ありがとうね、私と結婚してくれて。私、あなたと結婚してからずーっと幸せやで。ありがとう。」

 この魔法の呪文を唱えるのに気持ちはいりません。
 思ってなくていいいのです。
 ただ、唱えたら幸せになれるのです。
 
 実はこの通り呪文をご主人に唱えられた方がおられましてね、
 その方が僕のブログにコメントくださってね、
 こう書かれてありました。

 「この言葉を唱えて一番変わったのは私の心でした。主人への感謝の思いや許す思いが湧いてきました。」

 そうなんですね。
 この魔法の呪文は、自分の頑な心を柔らかくし、感謝や許す気持ちを蘇らせてくれる呪文なんですね。
 
 幸せはなるものではなくて気づくもの。
 
 大切なのはこれから幸せになろうと努力することではなくて、今すでに幸せであったと気づくことなんだと思います。


 そのようにお話ししました。
 みなさん大変熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございました。
 またお会いできる日を楽しみにしています。
 もし、今日講演を聞かれた方でこのブログをご覧になられている方がおられましたら、講演会の感想等コメントいただけるととても嬉しいです。



posted by 長谷川 at 16:38| Comment(6) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今日はありがとうございました。
お兄ちゃんの加古川市内のこども園時代に、5年間、毎年園の方に来て下さっていたので、毎年楽しみに待っておりました。
高砂市に引っ越してこちらでも先生のお話を伺えるなんて、ご縁に感謝致します。

うちには、冷蔵庫に、先生のしあわせになるれんしゅうの詞が貼ってあり、親だけでなく、子供達もよくその言葉を唱えてます(笑)
私は仕事で、夕方も夜も、子供達に優しい言葉をかけてやる余裕がなく、後々後悔することも多い毎日ですが、兄弟二人の望みは、ママと毎日一緒に寝たいらしいのです。
家事も残っていて気にはなるのですが、これだけは、先生のお話を伺った何年も前から、守っています。どんなに、私から怒られても私が機嫌が悪くても、それを子供達は望んでいます。両隣りで、幸せそうに話をしてくれる時、私もやはり幸せで、スキンシップをし、言葉がけをし、安心して寝ている子供達を実感するのです。

もっと上手く子供達に向き合う方法があるんじゃないかと思う日々ですが、今日、先生のお話を聞いて、子供も私も、これでいいんだと再確認致しました。
また、先生の講演に伺おうと思います。
Posted by at 2016年10月19日 21:15
コメントありがとうございます。

>うちには、冷蔵庫に、先生のしあわせになるれんしゅうの詞が貼ってあり、親だけでなく、子供達もよくその言葉を唱えてます(笑)

ありがとうございます。
子どもたちが声出して読んでくれているの、すっごくかわいいんだろうなあ..。

>兄弟二人の望みは、ママと毎日一緒に寝たいらしいのです。

なんてかわいい❗

>これだけは、先生のお話を伺った何年も前から、守っています。

えらいなあ、素晴らしい❗

>どんなに、私から怒られても私が機嫌が悪くても、それを子供達は望んでいます。

本当に幸せなことですね。その幸せをいっぱい味わって下さいね。

>両隣りで、幸せそうに話をしてくれる時、私もやはり幸せで、スキンシップをし、言葉がけをし、安心して寝ている子供達を実感するのです。

あ〜幸せそうですね。
いいわ〜。
幸せそのものやね。

>もっと上手く子供達に向き合う方法があるんじゃないかと思う日々ですが、今日、先生のお話を聞いて、子供も私も、これでいいんだと再確認致しました。

よかった。
そう。そのままでいいですよ。

>また、先生の講演に伺おうと思います。

ありがとうございます。
お待ちしています。
ブログで米田幼稚園の記事にコメント入れた〜です、て教えてもらえると嬉しいです。

Posted by はせがわみつる at 2016年10月19日 22:17
昨日は久々に
長谷川先生にお会いできて
とてもうれしかったです

主人には結婚前から
長谷川先生の話を何度もしていたので
主人も長谷川先生に会ってみたいと
夜勤明けに寝ずに参加していました

私は講演会
開始早々
トイレトレーニングの話で
さっそく胸が熱くなり
泣いてしまいましたが
講演会が終わって
ふと主人の顔を見ると
主人も泣いていました

昨日
先生に頂いた詩は
よく見る場所に貼りました

私達夫婦は
顔を合わせるたび
ケンカする位
しょっちゅうケンカしているのですが

結婚してから
毎日
主人のイビキで
睡眠不足に悩まされていることが
私の心の中に常に
主人への不満としてあるせいで

夜寝る前には
イビキに心配をし
朝はイビキで目覚めるため

寝る前のおやすみと
朝のおはようを
主人相手には
爽やかに言えません

子どもがあいさつできない子に
なってしまわないように
親が見本になって
家族におやすみおはようを
言おう言おうとしても

寝る前にイビキの心配をし
夜中にイビキで眠れず
朝主人の顔を見ると
この人のせいで眠れないんだと
恨みに思ってしまいます

ふうふは
ゆるすれんしゅう

を胸において
イビキを聞いても
主人へのムカつきをこらえたり
主人にしてもらってることに
まず感謝しようと考えたりしていますが

イビキのせいで
夫婦別室で寝ているので
小さい今しかできない
川の字で寝る経験を
子供にさせてあげられないことにも
罪悪感を感じます

川の字で寝たことない子は
やはりかわいそうですよね?
情緒に影響しますか?

昨日の講演会では
主人が隣にいたので
この質問をするわけにもいかず
長々とすいません
ここに書くか迷ったのですが
何か良いヒントを
頂けたらと書いてしまいました


以前家庭教師システムで
家庭教師をさせて頂いていた
旧姓Y田です
Posted by at 2016年10月20日 13:35
こちらこそお会いできて嬉しかったです。

>昨日
先生に頂いた詩は
よく見る場所に貼りました

ありがとう。

>寝る前にイビキの心配をし
夜中にイビキで眠れず
朝主人の顔を見ると
この人のせいで眠れないんだと
恨みに思ってしまいます

なるほど。なるほど。
気持ちはよくわかりますよ。

>イビキを聞いても
主人へのムカつきをこらえたり
主人にしてもらってることに
まず感謝しようと考えたりしていますが

無理しなくていいよ。
腹が立ったら言葉でちゃんと伝えてもいいし・・。

>イビキのせいで
夫婦別室で寝ているので
小さい今しかできない
川の字で寝る経験を
子供にさせてあげられないことにも
罪悪感を感じます

別に子供はみんな川の字で寝たいわけじゃないので、そんなに罪悪感を感じなくても大丈夫やで。
それ、別に必要なものでもないし、子供に罪悪感は持たなくてもいいよ。

>川の字で寝たことない子は
やはりかわいそうですよね?
情緒に影響しますか?

かわいそうではありません。
情緒には何の影響もありません。


ご主人のいびきの問題は、あなたが被害者でご主人が加害者という捉え方ではなしに、二人共が困っている二人の問題と捉えて、あなたがご主人を恨むことなしに、二人でどうしたらあなたが安眠できるのかを相談し解決して行ってもいいように思います。

ところで別室で寝ているのであれば、いびきに悩まされずに眠れているのではないのですか。
別室にいてもうるさいくらい大きないびきなのですか。

いっぺん、そういう悩みを解決するためにお医者さんに行ったり、何かいびき防止のものを買ったりしたら、意外と効くかもしれませんよ。

そのことに対して、腹立たしさなしに、解決策を探してもいいかもですね。

確かに「いびき」についてはあなたが嫌な思いもし、我慢もされてきたんだと思うのですが、別の面ではあなたがご主人に迷惑をかけていたり我慢させていることもあると思うんですね。

でも、普通は自分は我慢している方で、自分が相手に我慢させているとは考えないものです。

でも、よ〜く考えたら自分もご主人に迷惑をかけ、我慢させてきたんだ、申し訳なかったと心から気がつくと感謝もできるようになって許せるようにもなりますよ。

夫婦共元気で、子供も元気で、「主人のいびき」が一番の不満てことは、それが一番の悩みだということは・・?

その他に大きな悩みがないということは・・?

あなたは今とても幸せだということだと思うのですが。

うちの長男が中学の時、なんでも悩みがあったら書きなさいというアンケートに「コンタクトがごろごろする」と書いて、あんたそのくらいしか悩みがないのかと大笑いしたことがありました。

小さな悩みにとらわれずに、日常に溢れているささやかな幸せ、ありふれた幸せをいっぱい感じて、幸せに子育てしていってください。

あなたが許すんではないんですよ。
ご主人が許してくれているのです。
それが本当にわかったら、ご主人もご主人のいびきも許せるようになると思います。

でもいびきはなんとか直してもらう方がいいね。
医者に行くなり、いびき防止用品を買うなり、ネットでいびきについて調べてみてください。
Posted by はせがわみつる at 2016年10月20日 16:44
温かいアドバイス
ありがとうございます

主人のイビキについては
数年間
ネットで検索しまくり
イビキ対策グッズを買って試したり
病院も数カ所で診察を受け
手術も検討したり
イビキのせいで
夫婦でもめにもめて
お恥ずかしい話
別居までしましたが

最終的に2、3年前から
CPAPという無呼吸症候群用の
人工呼吸器の機械をレンタルし
毎月病院に通うスタイルになっています

しかし
別室や一階二階に分かれてでさえ
イビキが聞こえてくるので
今これ以上できる対策は
もうないかな(笑)f^_^;

なので
先生の言葉を
くりかえし読み返して
捉え方を変えて行きたいと思います

お忙しい中
私の悩みに
ありがたいアドバイスを
ありがとうございました

長谷川先生に
長年の悩みを聞いてもらえて
よかったです

ブログを拝見していると
全国各地で
講演会をされていて
お忙しくされてるようですね

お体や遠方への運転は
くれぐれもお気をつけ下さいね

ありがとうございました
Posted by at 2016年10月20日 17:10
こちらこそありがとう。
Posted by はせがわみつる at 2016年10月21日 12:51
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