2014年07月25日

詩 「 人生の宝物 」


 子どもの頃
 プールに行きたくてしかたがなかった
 プールで遊ぶことが楽しくてしかたがなかった
 胸をときめかせて
 プールへの道を急いだ

 大人になった今
 プールに行きたいとは少しも思わなくなった
 僕にとって
 プールはもう胸をときめかせるものではなくなってしまった
 もう二度とあの頃のように
 「プールに行きたい」とは思わないだろう

 人生にはその時にしか味わえない
 思いや憧れやときめきがあって
 その時期を過ぎてしまえば
 決してその頃のように夢中にはなれない

 あの時のあの思いや憧れや
 胸のときめきこそが
 人生の宝物だったのだ

 今、子どもたちの胸の中は
 したいことや行きたいところ
 遊びたい気持ちであふれている

 忘れてはいけないのは
 それは子どもの時にしか持ち得ない
 宝石のような思いなのだということだ

 そして
 それら一つ一つのささやかな子どもの願いを
 叶えてやりたいと思う気持ちもまた
 キラキラと輝く宝石なのだ


                      by はせがわみつる


 (2012年8月2日の記事より)


posted by 長谷川 at 11:28| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
人生の宝物、良かったです。ありがとうございます。
子供たちの宝物を大切にしたいという思いはずっと強かったです。最近子供の宝物を大切にするためには、まず今の自分の宝物が何かを見つけ、それを大切にすることだと気づきました。
それから
Posted by 倉田 園子 at 2014年07月28日 09:53
倉田園子さん

>最近子供の宝物を大切にするためには、まず今の自分の宝物が何かを見つけ、それを大切にすることだと気づきました。

その通りですね。
自分の思いを大切にすることなしに、子どもの思いを大切にすることは出来ませんもんね。
Posted by 長谷川 at 2014年07月28日 11:38
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