2017年05月23日

子どもに一番言ってはいけない言葉


















   「甘えるな!」



 子どもは甘えの欲求を満たされることによって心が満たされ、より自立しやすくなります。

 甘えられることによって何が育まれるのか?

 子どもが幼ければ愛着形成であり、少し大きくなってからは安心感です。
 これらが元となって子どもは「信頼する」ということを肌で学ぶのです。
 この世界(社会)を信頼できるためには、まず一番身近な親を信頼できなければなりません。

 子どもの心が健康に育っていくためには、
 「愛されている」「安心できる」「信頼出来る」と感じていることが大切です。

 子どもが安心して甘えられる時、それらを感じているのです。



 十分に甘えられて育った人は、深傷にならないうちに人を頼り、
 人に助けを求められます。
 そのおかげで自己破産することもなく、過労で倒れることもありません。
 人に助けてもらいながら、人のお役に立って働くことができるのです。


 よく「人に迷惑をかけるな。迷惑をかけなければ何をしようと自由だ。」という人がいますが、この社会は「助け合い」の社会であって、それは「許し合い」であり、時には人に迷惑をおかけし、時には人のお役に立ったり、そういう「支え合い」こそが社会だと思うのです。

 人に助けてもらう必要がある時は、ちゃんと「助けて」と言えるだけの世間に対する信頼感が培われていることは社会人として、とても大切なことです。

 「甘えるな」と言われ続けた子どもは、「どうせ誰も助けてはくれない。世間は冷たいんだ」という思いが染み込んでいて、人の助けが必要になっても「助けて」の一言が言えない大人になってしまうのではないかと思います。

 そしてその子が親になった時に、自分の子どもに対しても同じようなことを言い、同じような心を植え付けてしまわないかと思うのです。

 子どもが甘えてくれる、頼ってくれる。
 これは、親がそれを受け止めてくれると信じているからで、
 子どもが今すでに持っている「信頼する」気持ちを大切に育んでいく。

 「いつでも甘えていいんだよ」「いつでも頼っていいんだよ」
 そう言われると
 「いつでも甘えられる」「いつでも頼ることができる」と安心できるので、
 やれるところまで自分でやってみようと健全な挑戦意欲が湧いてきて、
 自分でやってみたら「できた!」
 すごいじゃないと褒められた!
 そんな風にして自立心は育つのだと思います。



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2017年05月20日

兵庫県たつの市立龍野保育所での講演会


 今日は午前中、たつの市立龍野保育所で講演会がありました。
 テーマは「子どもを幸せに伸ばす親学講座」です。
 聞いてくださるのは保護者の方約60名です。

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  親学10か条の資料を元にお話ししました。

    < 親学10か条 >

  1、 子どもの自己成長力を信頼する。
    (信じて待つ)
                  
  2、 ありのままを愛する。
    (そのままのあなたが大好き)

  3、 子どもを尊敬する。
    (もうすでにあなたは素晴らしい)

  4、 子どもを親の思い通りに育てようとしない。
    (自然にお任せする)*子どもは親の作品ではない

  5、 子どもの思い、ペース、自由を大切にする。
    (あなたはあなたのやりかたで、あなたのペースで)

  6、 家族が仲良くする。
    (許し合う、笑い合う、かたいことは言わない)

  7、子どもの話を聴く
    (関心を持つ)

  8、子どもの存在を喜ぶ。
    (生まれてくれてありがとう)

  9、 親が幸せである。
    (笑顔と感謝を持って暮らす)

  10、家をのんびりできる場所にする。
    (心が安らぐ居場所)




 子どもはどのようにして発達していくか?
 それは子どもに内在する自己成長力によって発達し成長していきます。

 例えば、生後半年ほどすると子どもは寝返りを打とうとしますね、
 あれは乳児の心に「寝返りを打ちたい」という衝動が沸き起こってきて
 それで何度も寝返りを打とうと赤ちゃんは挑戦するわけです。

 そしてついに寝返りが打てるようになると
 今度は「前へ進みたい」という衝動が起こってきて
 ハイハイができるようになります。

 そしてハイハイが出来るようになると
 「立ちたい」という衝動が、
 立てるようになると「歩きたい」という衝動が、
 歩けるようになると「走りたい」という衝動が起こってきます。

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 子どもはこの「成長衝動」に促されて発達していくのです。

 3歳くらいになりますと、
 ある衝動が起こってまいります。
 それは「お友達と遊びたい」という衝動です。

 そしてその「お友達と遊びたい」という衝動があるからこそ
 子どもはお友達におもちゃを貸すことを覚えたり、
 順番を待ったり出来るようになるのです。
 そうして社会性を身につけていくのです。

 だから3歳以前は別にお友達におもちゃを貸してあげられなくてもいいし、
 順番も待てなくても大丈夫なんですね。
 
 個人差もありますが4歳くらいになればそういうことも
 だんだんと出来るようになっていくわけです。

 5〜6歳くらいになりますと、
 また別の衝動が起こってまいります。
 それは「読みたい」という衝動です。

 この衝動に促されて子どもが文字を覚える時、
 そこに喜びが生まれるんですね。
 「読めた!」「読める!」という喜びですね。

 また親も子どもが字を読めるようになると、
 嬉しいですね。
 嬉しくていっぱい褒めますね。

 そうすると子どもは親が喜んでくれるのが嬉しくて
 またもっと読もうって頑張るわけです。

 自己成長力はこのように「喜び」に促されて
 どんどん引き出され、子どもは発達し成長していくのです。

 そして学習は喜びをもって始めることが大切なのです。

 
 2番目の「ありのままに愛する」では、このようにお話ししました。
 
 ありのままを愛するとは、
 やんちゃな子はやんちゃな子のまま、
 引っ込み思案な子は引っ込み思案な子のまま、
 そのままをを愛するということです。
 それは「子どもを変えようとしない」ということです。
 子どもをもっと良くしようとしないということです。

 ありのままを愛するとは結婚式の愛の誓いってありますね。
 あれです。
 ちょっと紹介します。

 「健やかなる時も病める時も、富める時も貧しき時も、喜びの時も悲しみの時も、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命がある限り真心を込めて尽くすことを誓いますか。」
 「誓います!」て言うて結婚したわけなんですけど、
 この世に永遠の愛なんてあるんでしょうか。
 あるんですね。
 それは親が子に待つ愛です。
 親はその命がある限り子どもを愛し続けます。
 だったら子どもが生まれた時にこう誓ったらどうでしょう。

 「健やかなる時も病める時も、いい子の時も悪い子の時も、言うこと聞く時も言うこと聞かへん時も、この子を愛し、この子を敬い、この子を慰め、この子を助け、時期が来たら放してやり、その命がある限り真心を込めて育てることを誓いますか。」
 「誓います!」て言うて育てたらいいんじゃないでしょうか。

 その無条件の愛が子どもの意欲、向上心、生きる力を育てます。

 ダメなところもある、弱いところもある、
 だけど自分は「そのままの自分で愛されている」。
 子どもが心からそう思えること。
 それが子どもにとってどんなに嬉しく、どんなに幸せで。
 どんなに自信がつくことでしょう。
 それが今の、そして未来の子どもの心を支えます。
 
 「そのままのあなたが大好き」
 これは親が子どもに贈ることができるプレゼントの中でも
 最高のプレゼントです。
 これこそが自己肯定感です。


 講演の最後にキロロの「未来へ」の曲に乗せてお一人お一人にそれぞれ違う詩をプレゼントしました。

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 みなさん大変熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございました。
 今日の講演の感想等ありましたらコメントいただけるととても嬉しいです。
 またみなさんにお会い出来る日を楽しみにしております。

 
 7月9日(日)午後2時20分〜3時50分、加古川総合庁舎1階「かこむ」で
 第45回ペアレントセミナー「コミュニケーション能力の育てかた」があります。
 興味のある方はこちら http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/449908364.html


 長谷川満の『見方が変わる相談室』
 http://hasegawa-mitsuru.seesaa.net/article/448895890.html
 
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posted by 長谷川 at 13:48| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月18日

夫婦喧嘩をした時に絶対言ってはいけない言葉、してはいけないこと


 夫婦喧嘩した時に絶対言ってはいけない言葉













 「もう離婚しよ」
 「結婚したのが間違いやった」

  など二人の結婚を否定するような言葉は絶対言ってはいけません。
 夫や妻に「あなたとなんか結婚しなきゃよかった」というのは
 子どもに「あんたなんか産まなきゃよかった」と言ってるのと同じです。
 それほどひどい言葉だし、相手の存在を全否定する言葉です。
 でも、それを自覚できている人は少ないように思います。








 夫婦喧嘩した時に絶対してはいけないこと








 




 「一切口をきかない完全無視」

 これは夫婦が罵り合うよりも破壊的です。
 これを多用すると離婚になるか、家庭内別居になるか、
 どっちにしても不幸な結果になります。
 でも、これをしちゃう奥さん意外と多いんじゃないかな・・。
 もし、そうだったら今日からやめましょう。
 

 どんなに喧嘩したとしても「おやすみ」を言って寝る。
 次の朝は必ず自分から「おはよう」「行ってらっしゃい」を言う。
 できるだけ早く自分から「ごめんなさい」を言う。

 夫婦喧嘩は避けられないとしても
 それを引きずらないこと、大きくしないことが大切です。




           <まとめ>

 夫婦になったらお互い結婚を否定するような言葉は絶対言わない。
 そしてどんなに喧嘩しても挨拶は欠かさない。完全無視はしない。








posted by 長谷川 at 22:11| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月15日

第45回ペアレントセミナー「コミュニケーション能力の育て方」のお知らせ 7月9日(日)


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 (第44回ペアレントセミナーの様子 2017年3月)

 子どもが社会で自立していくために一番必要なものとは何でしょう?
 その最も多い答えが「コミュニケーション能力」ではないでしょうか。

 コミュニケーション能力とは「思いを伝える力・聞く力・仲良くなる力・コミュニケーションを通じて共に成長していく力」のことです。
 それは「わかり合える関係を作る力」であり、「幸せな人間関係を作る力」ということもできるでしょう。
 そしてそれは家庭環境や親子関係によって育まれます。
  
 では、どのような家庭環境、親子関係がコミュニケーション能力を伸ばすのでしょうか。
 今回のペアレントセミナーはそれらを具体的にわかりやすく皆さんにお伝えしていきたいと考えています。

 

        < 第45回 概要 >

    参加費)1000円(高校生以下無料
    参加資格)どなたでも参加出来ます。
    日時)7月 9日 (日曜日)
    PM 2:20〜3:50
    (開場 2:00)
    場所)加古川総合庁舎1階「かこむ」
        講座研修室

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     主催)家庭教師システム学院
    問合せ)079(422)8028




posted by 長谷川 at 16:17| Comment(0) | 講演・セミナーのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月08日

いい親子関係は『いい思い出』によってつくられる


 子育てで一番大切なことってなんでしょうか?

 これは人によって違うでしょうし、正解なんてものはないと思うのですが、

 『いい親子関係』『幸せな親子関係』が築けているということではないでしょうか。

 それを持っている子どもと、それを持っていない子どもでは

 その子の人生に対する態度や姿勢が違ってくるだろうし、

 子どもの時に「幸せ」を体感できているのは

 それだけでとても幸せなことであるように思います。
 
 では『いい親子関係』『幸せな親子関係』て具体的にはどんな親子関係なのでしょう?

 ものすごく分かりやすく言うと、

 それは『いい思い出がいっぱいある親子関係』です。

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 親子関係が悪いのは、

 いい思い出が少なく、嫌な思い出ばかりだから。

 自分ばかり叱られた思い出、無理やりやらされた思い出、・・・。

 子どもにとってそういう思い出が多いといい親子関係は作れません。

 逆に一緒に遊園地に行って楽しかった思い出、
 お誕生日にお祝いしてもらって嬉しかった思い出、
 そういう楽しかった思い出、嬉しかった思い出が
 多ければ多いほど親子関係は良くなります。

 だから『子育て』がもしわからなくなったら、
 とりあえず子どもと楽しい思い出や嬉しい思い出を多く、
 嫌な思い出はできるだけ作らないように心がければいいんじゃないかと思います。

 それは特別なことじゃなくて、
 子どもの大好物を晩御飯に作ることや、
 子どもの話を共感して聞いてあげることや、
 一緒にテレビを見て大笑いすることや、
 子どもが小さければ、
 一緒にお風呂に入っておもちゃで遊んだり、歌を歌ったり、
 一緒に子どもの鉄棒の練習に付き合ってあげたり、
 
 そんな日常の何気ない心温まる思い出こそ
 いい親子関係につながります。


 親子関係は親、子、それぞれの心の中にあります。
 それは言ってみればイメージのようなものです。
 「お母さんは楽しそうだった・・。
  嬉しそうだった・・。
  いつも笑顔だった・・。
  でも怒ったら怖かった。
  怖かったけど優しかった。
  だって〇〇な時、いつも△△してくれたもん。」
 そういうイメージが親子関係を作っています。


 親の普段口にしている言葉、行動、行為、
 それらを原因として子どもの心の中に親のイメージがつくられ、
 子どもの心の中の親のイメージを土台にして親子関係は作られます。
 
 そう考えると親子関係って、
 自分の心の鏡みたいですね。
 
 心理学者のアドラーは「すべての悩みは人間関係の悩みである」と言いました。

 すべての幸せは、人間関係の幸せである。
 その人間関係の基になるものが親子関係である。
 だから親が子どもに与えられるものの中で
 最高のものは『幸せな親子関係』である。

                   by はせがわみつる

 




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2017年05月02日

今日で56歳になりました!


 今日5月2日は僕の誕生日です。

 56歳になりました。


 家庭教師としての目標は「長谷川先生は大好きな先生。僕のことを認めてくれて褒めてくれるし、理解しようとしてくれるし、いろんなことを教えてくれるし、いろんなことを相談できる・・、何より先生に教えてもらってから自信がついた。自分のこともいいなと思えるようになった。僕は先生が喜んでくれるのが嬉しくて、褒めてくれるのが嬉しくて、それで頑張って点数取ろうって思って勉強している。」

 そんな家庭教師になるのが目標です。



 講演の目標は「もっともっと笑いの要素を取り入れて、笑いあり、涙あり、皆さんの記憶に残る感動の講演をやっていきたい。聴き終わった後、心が軽くなって明るくなるような講演、日常を変える『気づき』をもたらすような実際的効果のある講演がしたい。」

 そんな1本の名映画のようなエンターテイメント性のある講演をするのが目標です。
 



posted by 長谷川 at 18:45| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする