2019年04月04日

第49回ペアレントセミナー「発達障害傾向を改善する5つの接し方」のお知らせ


      第49回ペアレントセミナー

 「発達障害傾向を改善する5つの接し方」

   〜 加古川市教育委員会後援 〜 


 image_62198_400_0-thumbnail2.jpg
 

 癇癪がひどい、同じ服しか着ない、言葉が遅い、偏食がある、
 こだわりが強い、お友達と遊べない、人前や知らない場所を嫌がる・・。


 これらが重なると発達障害ではないかと心配になりますが、親の接し方ひとつで解消もすれば、余計にひどくなったりもします。

 今回のペアレントセミナーは「発達障害傾向を改善する接し方」について5つのポイントに分けて具体的にお話ししていきます。
 家庭教師として発達障害やグレーゾーンの生徒と接してきた経験と、その傾向がある乳幼児の改善に携わってきた経験から言えることは、「受容」と「安心感」が重要だということです。

 不安感から無理に直そうとしたり、出来るようにさせようとするとかえって状況を悪化させてしまいます。
 まずはお母さんが安心すること。そして自信を持って接していけるようになること。
 参加してくださる皆様にとってその機会になれば幸いです。 

 *加古川市教育委員会後援の講演会です。安心してご参加下さい。


     < 第49回 概要 >

   参加費)1000円(高校生以下無料
   参加資格)どなたでも参加出来ます。
   日時)令和元年6月2日(日)
      PM 2:20〜3:50
        (開場 2:00)
   場所)加古川総合庁舎1階「かこむ」
         講座研修室
   主催)家庭教師システム学院
   問合せ)079(422)8028
   *加古川総合庁舎駐車場3時間無料



 
[ここに地図が表示されます]


posted by 長谷川 at 16:27| Comment(0) | 講演・セミナーのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月22日

放てば手に満てり 〜親の期待と不安を手放すということ〜


 先日、4月から中学3年生になられるお子さんのご両親が相談に来られました。

 実は来年の受験を見据えて、家庭教師として指導する私たちとご両親との意見を一致させておきましょうと私がお誘いしていたのです。

 ここのお家はお父さんが教育熱心で、今の学力ややる気では到底(お父様の望まれる)志望校には合格できないと、つい最近も新しく問題集を買い与えて「毎日これだけ勉強しなさい」とやらせているとのことでした。

 私はそのように管理とか強制することは親子関係を悪化させるとともに子どもから受験の当事者意識や主体性を奪い、結果的にやる気を失わせてしまうことを説明しました。

 そしてこのようにお話ししました。

 「お父様は今、お子さんの受験のことばかりに気がいってしまわれていますが、親子関係はどうでしょうか?
  本当はどこの高校に合格するかよりも、あたたかくて信頼しあえる親子関係を回復させることの方がずっと大事なんじゃないでしょうか。
  今は『勉強のことばかり言うお父さんが嫌い』ですが、このまま親子関係が悪化していけば『お父さんそのものが嫌い』になってしまいます。
  それはお子さんにとってもお父さんにとってもご家族全員にとって不幸なことではないですか。
  また親子関係が悪いままであれば、子どもは親が期待するような行動をしないし、ましてや親が喜ぶ結果を出そうとは思わなくなります。
  それは成績向上の面からも高校進学の面からもマイナスです。」


 するとそのお父様はなんと!
 私の話を理解してくださって「子どもに謝って、勉強のノルマもなしにします」と言ってくださり、その言葉通りに実行されました。

 お父さんの言葉を聞いてお子さんはとてもびっくりされたそうです。

 勉強にあれほどうるさかったお父さんが「今まで勉強のことをうるさく言ってすまなかった。これからは勉強を強制しないから自由にやったらいいよ。」と今までとは真逆のことを言われたのだからびっくりするのも当たり前です。

 そして、その言葉を聞いたあとお子さんはこう仰ったそうです。

 「ううん。私は私なりに勉強がんばる!」

 
 これこそが本物のやる気です。

 はからずも親が「もっとやる気を出して勉強しなさい」と言う親のエゴを捨てた時に、本当にやる気のある子どもがその姿を現したのです。

 まさに「放てば手に満てり」です。

 「やる気を出して欲しい、もっと勉強して欲しい。」
 と親である自分の期待や不安を固く握りしめている間は決して子どもは思うようになりませんが、「あなたの思うようにしていいのよ。自由にしていいのよ。」と親のエゴを手放した時に、その子が本来持っていたやる気が姿を現します。

 自分も子どもも縛っている期待や不安や思いこみを思い切って手放す。
 子どもに任す。

 それをするには相当な勇気も覚悟も必要ですが、だからこそ子どもの心に伝わるものがあるのだと思います。

 そしてそれは高校受験が終わるまでその気持ちで居続けるということです。
 そうでないと意味がありませんし、効果もありません。

 さて、あなたは手放すことができるでしょうか。



 *「放てば手に満てり」・・執着し求めていた気持ちを手放した時に、求めるまでもなく満たされている自分を発見するという意味。

 


 
posted by 長谷川 at 13:52| Comment(3) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月07日

中学生男子が勉強しない理由


 中学生男子が勉強しない理由は主に次の2つです。


 1、面白くないから
 
 2、必要だと思わないから


 
 親や先生からすると「何を甘えたことを言っているんだ!勉強は必要だろ。」と思われることでしょう。
 もちろんその通りで、それが正論であることは中学生男子も百も承知です。
 だからこそ本音である上のような理由は滅多なことでは口にしないのです。

 だけど、勉強をやろうとしない中学生男子にいくら正論を説いたところでその行動を変えることはできません。

 本心ではこう思っているからです。
 
 「別に数学知らんでも生きていける。その証拠にうちのお母さんかて中学の数学教えて言うたかて教えられへんもん。だいたい小学校5年生くらいから分からへん言うてたから、そんなんでも十分やっていけるねん。」

 真実の前には正論は無力です。

 では、どうすればいいのか?


 まずは「面白くない」を「面白い」に変える必要があります。

 そのためには教える情報量を減らすことと、ゆっくり本人がわかるスピードで教えることが大事です。
 勉強は「わからない」「難しい」から面白くないと感じている子どもが多いので、もっと易しく、もっとゆっくり、もっとわかりやすく教えて、「わかった!できた!」という成功体験を積ませるようにすれば、面白さも感じられるようになります。



 「必要だと思わないから」については直接の説得はあまり効果がありません。
 それよりも子どもとの関係をより親しみあるものに、より楽しいものに、より信頼できるものにすることが大切です。
 子どもは親や先生との関係が良好になればなるほど、親や先生に対して「褒められたい、認められたい、喜ばしたい」という気持ちが出てきます。
 実際、私自身中学生の時に勉強した直接の理由は「母が喜んでくれるから。褒めてくれるから。」でした。
 それは母との関係がとてもよかったことも意味しています。

 皆さんも好きな先生の科目は頑張った経験なんかがあると思います。

 子どもたちが勉強する動機は、高い学歴を得たり、よりマシな高校に進学するためではなく、お母さんや先生が喜んでくれるからとか、褒めてくれるのが嬉しいとか、自分もいい点数が取れたら嬉しいからとか、もっともっと単純かつ身近な理由です。

 感情に訴えるではないのですが、
 子どもの感情に響かなければその行動は変わりません。

 子どもが「先生が好きだ!先生は褒めてくれる!先生を喜ばしたい!先生と一緒に頑張る!」

 そう思ってくれたら子どもは勉強するようになるのです。



 
posted by 長谷川 at 14:08| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月28日

「その後悔は大切なことやで。その後悔を大事にしなあかんで。」


 別室登校だったけれど、努力して県内の私立高校への進学が決まっているAくん。

 昨日「中学校生活を振り返ってみてどんな感じ?」と尋ねてみたら・・・

 「早かったです。
  でもみんなのように中学校生活を送っていないから、
  少し心残りなような・・。」

 「ちょっと後悔してるってこと?」

 「はい・・。」

 「そうか・・。
  でも、その後悔は大切なことやで。
  その後悔を大事にしなあかんで。」

 「えっ?どういうことですか?」

 「『ああ、もう二度とこんな思いしたくない』て思ったら、
  高校がどれだけしんどくても頑張って通おうって思うやろ。
  二度とあの時みたいになりたくないって思ったら。
  だから、後悔って大事やねん。」

 
 僕自身は別に不登校や別室登校が悪いこととは思っていません。
 この生徒は高校からは普通に学校に通おうって決心しているので、
 その気持ちに添ってこのように発言しました。
 
 
 長い人生の途中にはいろんな時期があります。
 いい時期ばかりではありません。
 失敗したり、落ち込んだり・・。
 でも、そういう時期があったからこそ見えるものがあります。
 そうなって初めてわかることがあります。
 それがあったからこそ頑張れる。
 何度も逃げたからこそ、今度こそ逃げないと強く立ち向かえたりするのです。

 失敗や後悔こそひょっとしたら人生の宝物なのかもしれません。
 神様からのギフトなのかもしれません。

 そしてそんなふうに考えられたら苦難の中にあっても周りに感謝し、頑張れるように思います。




 
posted by 長谷川 at 16:25| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月26日

公立高校入試本番で100%実力を出し切るために大切なこと


 いよいよ公立高校入試が目前に迫ってきました。

 受験生たちには、持てる実力を100%出し切って悔いのない受験をしてもらいたいと願うばかりです。

 ところで本番でこの「持てる実力を100%出し切る」ことは意外と難しいものです。

 それはフィギアスケートをはじめ様々なスポーツを見ていればよくわかります。

 「失敗はできない」というプレッシャーから普段はしないようなミスをしてしまったり、ミスがミスを呼ぶ悪循環に陥ってしまったり・・。

 ですからアスリートたちは、本番で100%実力を出し切るためにはどうすればいいのかをすごく考えていますし、そのための努力も惜しみません。

 そういう意味では、1点2点を争う高校入試において受験生たちももっと自分の実力を出すための工夫や努力が必要であるように思います。


 そこで今日は受験において、どうすれば自分の実力を出し切ることが出来るのかについて書いていきます。


 まず、最大の敵は「あがる」ことではなくて「焦る」ことであることを自覚しましょう。

 俗にいう「あがる」とは緊張して平常心ではいられなくなることですが、大事な本番を前にすれば誰だって平常心ではいられません。ドキドキもしますし、体が震えてくることだってあるでしょう。
 でも意外と本番になってしまえばそれに集中することで『あがる』ことが抑えられた経験もおありだと思います。
 
 つまり「あがる」のは本番前であって、本番になってしまえばその影響は少ないということです。
 マイナスが少ないだけでなく、緊張感は集中力に繋がりやすく、かえっていいパフォーマンスが出たりするのも緊張感があるからこそだと考えられます。

 ただ「あがる」ことが「焦り」につながることには注意が必要です。
 
 不安感から「早く読まなければ」「早く解かなければ」と考えてしまうと・・、
 その焦りからわかるものもわからなくなってしまったり、
 見落としによるミスを犯してしまう、
 なんてことにもなってしまうのです。

 ですから入試本番前で一番大事なのは、
 あがってもいいけど、それが焦りにならないように、

 「あがってもいい。それでいい。
  だけど問題文は丁寧に正確に読もう。
  計算も焦らず、慎重にしよう。
  わからない問題があっても大丈夫。
  それは後回しにして、まずは自分が解ける問題をしっかりと解く。」

 そう自分に言い聞かせることが大事です。

 こういう心構えが点数に及ぼす影響は決して少なくなく500点満点の入試において20〜30点は変わってきます。
 20〜30点の差は高校入試においては決定的です。

 最後に「入試本番心得」を載せておきますので、ぜひ参考になさってください。

 ちなみにこの心得、姪が大学の後期試験の時に参考にしたら難関大学に受かることができたので、大学受験生にも効果があります。




    『 入試本番心得 』

  入試本番では、緊張していいからね。
  あがっても大丈夫だからね。
  でも、あわてないで。
  あせらないで。

  問題文は丁寧に正確に読み取ろう。
  グラフや図も見落としがないように。
  わかりづらい時はもう一度
  問題文や図を見直そう。

  解けない問題があっても大丈夫。
  解ける問題だけ確実に解くように心がけよう。
  わからない問題や時間がかかりそうな問題は全部あとまわし。
  あとで解けそうなものからやればいい。

  時計を見ながらペース配分。
  10分ごとに時計は見よう。
  5分余るくらいがベスト。

  もし迷ったら、
  はじめの答えのままにしておこう。
  正答率は最初の答えの方が断然高い。

  さあ
  あとは全力を尽くすのみ。
  勇気を出して
  いざ進め!

 
 


 
posted by 長谷川 at 12:06| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月20日

高校3年生が見方を変えることで悩みを解消する方法を発見!


 僕が今、指導している高校3年生のNくん。

 昨日、指導していたときに不意にこんなことを言い出しました。

 「先生、俺、見方を変えたら悩みが消えて心が軽くなった。なんかすごい方法を発見したかもしれへん。」

 「どういうこと?」

 「俺さあ、もうすぐ卒業なんやけど。全然遊んできてないっていうか、ず〜っと家にいるばっかりで3年間を無駄に過ごしてしまったような気がして落ち込んでたんです。他の人みたいに高校生活をエンジョイしてこなかったなあって・・。
  でも、見方を変えて『自分は自分でいいんや』と思うようにしたら、スーって気持ちが楽になって悩みが消えたんです。」

 「へ〜、それはすごいことやで!」

 「そうなんですか・・?」

 「そうやで。ちょっと先生が君が心の中でやったことを心理学的に解説してあげるわ。」

 
 20190220_114703.jpg


 人間には二つの自分があってな、一つはありのままの自分である現実自己、もう一つはこうあるべきと他者から求められて自分でもそうあらねばならないと思い込んでいる理想自己。
 この理想自己は外部からの世間の価値観を取り入れて、自分もこうだったらかっこいいなあと思っている自分でもある。

 この現実自己と理想自己のズレがあまりにも大きくなると、心に葛藤が起こってストレスになったり、悩みになったりするわけやな。

 君が悩んでいる時っていうのは実は君の軸足は理想自己の方にある。
 こんなふうに。


 20190220_115159.jpg


 つまり悩んでいる時というのは、理想自己から現実自己を見て「ダメな自分」やなあって自己嫌悪になっている。

 でも、君は見方を変えて「自分は自分でいいんや」と軸足を現実自己に移すことができた。
 こんなふうに。


 20190220_115218.jpg


 そうすると、理想自己というのは自分が勝手につくってたんだとわかって、
 世間は世間。
 人は人。
 自分は自分。
 と現実自己を受け入れられたんやなあ。

 理想自己が幻想だとわかると、
 それにとらわれなくなって、
 悩みが消えて心が軽くなったってわけや。



 人間てさあ、
 自分から見て羨ましく思う人を見ると、
 自分もそうだったらいいのにと、そう思ったりするやん。

 例えば自分が身長が低いと180センチ以上あったらなあとか
 もっと頭が良くて学歴があったらなあとか、
 自分にないものばかりを羨ましがるけれど、
 それって自分に対する不満のタネや引け目になるばかりでちっとも生産的じゃないやん。

 世間的に価値があるとされていることは
 みんなが褒めるから欲しくなるけれど、
 自分が本当にそれを心の底から願っているかっていうと
 疑問やなあ。

 自分が心から求めているものってそんなものじゃなくて
 例えば、君がなりたいと願っている海上保安官。
 これは世間の価値とは無関係やろ。
 君は心からそれになりたくて、そのために今努力している。
 それこそが君の心からの願いやろ。

 その願いに向かってずーっと努力してきた高校生活。
 もちろんサボった時もあったやろうけど、
 その願いを今も見失うことなく紆余曲折、山あり谷ありの君の過ごした3年間は
 「自分は自分でいいんや。」
 と胸を張って言えるものやと先生は思うで。

 そして君はそう思えた。

 それが「自己受容」であり、「自己肯定」と言うやつや。

 ありのままの自分を受け入れられた。

 そうすると心の葛藤が消え、悩みが消えた。

 今までそれらのマイナスに使われていた心のエネルギーが、海上保安官になるための前向きな意欲や努力に使われるようになる。それが本当の意味での成長やな。

 みんな「ありのままの自分」からしか始められへんねん。
 そこがスタート地点やねん。

 今のありのままの自分をちゃんと引き受けて、
 そこから「自分はこうなっていきたい」と一歩づつ前に進んでいく。
 それが成長やと先生は思う。

 
 
 彼が海上保安官の試験に合格して夢を叶えたら、僕と彼との家庭教師の歩みを水野敬也著『願いを叶えるゾウ』みたいな本にまとめてみたいと思っています。
 
 彼の夢を叶えるお手伝いをできるこの家庭教師という仕事は、僕にとって本当に素敵な夢のあるお仕事です。



 

posted by 長谷川 at 12:25| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月19日

奈良県ならまち通信社「れんぞ」で自己肯定感について講演してきました


 2月17日(日)は、絵本作家で詩人の寮美千子さんが主宰されているならまち通信社「れんぞ」に講演しに行ってきました。
 
 テーマは「あなたのままで100点満点 〜自己肯定感を育てる親子関係のつくり方〜」

 最初に私自身の子育てや教育の考え方の根っこにある『無為』ついてお話ししました。
 
 52846947_146489033033050_3836696600504172544_n.jpg


 「無為」とは2500年前の老子の言葉で「はからうことなく、ありのままに、そのままに、自然にお任せしていく」という意味なのですが、老子は「無為にして為さざるはなし」と言っています。

 つまり「計らいを捨てて、自然に任せていくならば何事もうまくいくのだ」というのです。

 子育てや教育における間違いや失敗というものは大体が「やらなくてもいい余計なこと」をすることによって起こります。
 
 例えば、早くから勉強の習慣をつけようとして、管理し強制的に勉強させたら「勉強嫌い」にさせてしまったなど。

 子どもが精神的に知的に成長するのは子どもの内なる「自己成長力」が働いて、自ら学び、成長し、向上していこうとするからです。

 子どもは自ら学び成長していく力を持っているということです。

 逆に「子どもの成長を待つ」ことをしないで、親の考えで色々とさせてしまうと、自己成長力の自然な発揮を邪魔することになり、かえって子どもの健全な発達を阻害してしまうということもよく見受けられることなのです。

 20181226_130111.jpg


         無為の子育て    

   1、いい子にしようとしない
   (あなたでいい、あなたがいい)

   2、甘えを許し受け入れる
   (あなたもわたしもダメでいい)

   3、自然にお任せする
   (私には何もできません)

   4、愛や喜びや幸せを受け取る
   (私の許に生まれてくれてありがとう)

   5、自分のエゴに気づく
   (「あなたのため」は自分のため)


 
 
 そのあと下の資料をもとにお話ししました。
 スクリーンショット 2018-11-27 13.06.01.png

 
 1時間10分講演したあと、主宰者の寮美千子さんと30分ほど対談しました。

 対談の中で「子どもが不幸になってもいい覚悟」を持つことでやっと子どもへの口出しをやめることができたことなど自分の経験談も交えながら、お互いの考えを語り合いました。
 お互いの個性が存分に出ていたように思います。
 だからこそ何かしら感じていただけたり、考えるきっかけになっていれば幸いです。
 

 講演後の懇親会では、様々な方面でご活躍の方とお話しできてよかったです。
 東京から来てくださった公文の先生や宝塚の私立保育園の園長先生、三重県から来てくださった方もおられました。

 お料理は全て寮さんの手作りで、どれもこれも美味しかったです。

 52596447_2192675811061792_3118515581133783040_n.jpg


 52337820_146489026366384_2967448782330920960_n.jpg

 奈良県橿原市で なら中和自閉症スペクトラム(発達障がい)児の親の会にじいろの代表をされている
 岩本綾野さん

 発達障がいの子どもたちへの見方について意見交換しました。
 その子の特性や得意不得意がはっきりしていることをプラスで捉えることや安心感の大切さ、その子の良さを理解してくれる大人との出会いの大切さなど多くの点で意見が合いました。


 
 52692426_2192675824395124_3466870955354095616_n.jpg

 兵庫県宝塚市で私立保育園の園長先生をされている櫻井清美さん 




 末廣あゆ美さん、久保田正宏さん、参加いただきありがとうございました。

 山本博子さん、池田久美さん、岩田麻智紅さん、下地智子さん、いづみ福祉会の方など多くの方と知り合うことができました。

 寮さん、松永さん、本当にお世話になりました。
 心より感謝しております。

 52582650_2110129959069331_1900601394453282816_n.jpg
 
 参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
 感想等ございましたらコメントいただけるととても嬉しいです。
 

 最後に主宰の寮美千子さんと。

 52513879_2110127519069575_1939779587911188480_n.jpg

 
 
 
posted by 長谷川 at 16:05| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月16日

徳島県こまつしま健祥会認定こども園さんでの講演会


 今日2月16日(土)は徳島県小松島市まで車で講演に行ってきました。

 会場はこまつしま健祥会認定こども園さんです。
 聞いてくださるのは保護者の方や地域の方をはじめたくさんの方が参加してくださいました。
 約130名くらいの方が聞いてくださいました。

 テーマは「自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」

 DSC_0358.JPG

 DSC_0352.JPG


 
 下の資料をもとに
 どのようにすれば子どもの自己肯定感を育むことができるのか、
 実例や具体例、絵本やドラえもんのエピソードを取り入れてお話ししました。

 スクリーンショット 2019-02-04 14.56.58.png


 7、弱さや欠点を受け入れる(許し合う)については、まずはこの曲を聞いていただきました。

 

 この歌には深い親の愛が込められています。

 子どもを持つことによって得た愛、その愛はその手で世話し、育てることによってより強く、より確かなものになります。
 それをこの歌詞を書いた人は知っているんですね。
 そして愛とは何かを、自らの弱っていく身体をもって子どもたちに伝えようとしている歌です。

 「愛する子どもたちよ。
  愛するということは優しく世話することであり、
  許すことであり、待つことであり、理解しようとすることであり、
  そしてそれらすべてを喜びをもってすることである。」


 そう伝えようとしている歌です。

 子どもは生まれるときに親に3つのプレゼントを持って生まれて来ます。
 1つ目は「愛する喜び」。
 2つ目は「愛される喜び」。
 3つ目は「愛する者どうしが共に暮らす喜び」。


 1つ目、愛する喜びからお話しさせていただきます。
 親は子どもを持って生まれて初めて自分の命より大切なものがこの世にあることを知ります。
 もし今の子どもたちに出会うことがなかったら、こんなに暖かくて美しい感情を持つことはなかったと思います。
 これは愛する喜びを子どもたちからプレゼントされたんですね。


 2つ目、愛される喜び。
 子どもはどんなお母さんでも愛します。
 顔は関係ありません。
 美人であろうが美人でなかろうが、
 子どもにとっては自分のお母さんが世界一です。
 性格も関係ありません。
 社交的であろうが引っ込み思案であろうが、
 自分のお母さんが一番いい。
 たとえ怒りっぽくても自分のお母さんがいいんです。
 皆さんもお子さんを叱られることが多いと思います。
 それでもいいんですよ。
 大切なのは怒らないように我慢することではなくて、
 ガミガミ怒るこの自分を、 
 理不尽にも八つ当たりしているこの自分を、
 子どもたちはその度に許し、
 変わらずに愛し続けてくれているということに気がついて
 それを忘れないということです。

DSC_0351.JPG


 子育ては不安と悩みと自己嫌悪の連続です。
 時にはイライラして子どもに言ってはいけない言葉も言ってしまう時もあるでしょう。
 言ってはいけない言葉とはどんな言葉か?
 それは子どもの存在を否定する言葉です。
 
 「こんな子いらん!」
 「消えて」
 「あんたなんか大っ嫌い!」

 そういう言葉です。

 でも、そういう言葉が思わず出てしまう時もあります。
 あるお母さんもついイライラから
 「あんたなんか大っ嫌い!」って言ってしまいました。
 その言葉を聞いたその子は目にいっぱい涙を浮かべて、
 一直線にお母さんのところに走ってきて、
 お母さんの足を抱きしめて
 こう言ったんです。

 「ママ・・、だいすき・・、ママ、だいすき、だいすき・・」

 「嫌い」って言ったら「こっちも嫌いやわ」となるのが普通でしょ。
 でも子どもの愛は違うんです。
 嫌いって言っても「だいすき、だいすき」と言って抱きしめてくれる愛なんです。
 もし、この世に神様の愛があるとしたらそれは子どもが親に向ける愛です。
 無条件なんですね。

 だからいくら理不尽に怒っても「抱っこ」って言うでしょ。
 あれはあなたを抱きしめてくれているのです。
 たとえ冷たく突き放そうが、口汚く罵しろうが、
 夜になったら「ママと寝る」って言うでしょ。
 子どもはその度に許し、変わらずに愛し続けてくれているのです。

 また子どもはどんなお母さんも無条件で信頼しています。


 子どもはその身とその命を全て母親に委ねます。
 その命もその体もその育て方も全てあなたに預けます。
 100%無条件で信じています。
 信じられる理由があるから信じているのではありません。
 理由は一つもない。
 理由がなくても信じる、それが信じるということです。
 だからこそ信じるということは尊いのです。
 子どもは身をもってそれを教えてくれているのです。

 かつてこれほどまでに純粋に、無条件に、愛され、信じられ、必要とされたことがあったでしょうか。もし今の子どもたちに会わなければこんな風に「愛される喜び」を感じることはなかったと思います。これは子どもたちから「愛される喜び」をプレゼントされたんですね。


 3つ目、愛する者同士が共に暮らす喜び。
 これを別名「幸せ」と呼びます。
 みなさん、結婚される方に「お幸せに!」と言いますね。
 どうしてそう言うのでしょう。
 それはこれから愛する者同士が共に暮らすからです。
 みなさんはもう既に愛する子どもたちと共に暮らしていらっしゃいます。

 「幸せはなるものではなくて気づくもの」

 大切なのはこれから幸せになろうと努力することではなくて、
 今すでに幸せであったと気づくことなんだと思います。
 
 
 そのようにお話ししました。

 
IMG_0058.JPG


 子どもたちは何も子育ての上手なお母さんに育ててもらいたいのではありません。
 賢いお母さんや強いお母さんに育ててもらいたいのでもありません。
 あなたに育ててもらいたいのです。

 子どもはそのままのあなたに会いたくて、そのままのあなたに育ててもらいたくて、
 あなたのもとに生まれてきました。

 ですから、どうぞ欠点もあるがまま、そのままのあなたで育ててあげてください。

 だけどママには笑っていてほしい。幸せでいてほしい。

 笑うためには許すことが必要です。
 誰を?
 自分をです。
 皆さんにも欠点があると思います。
 その欠点を責めることなく、許してください。
 そして自分の欠点を許したように、
 ご主人や子どもさんの欠点も許してあげてください。
 そうすれば家庭に笑顔が生まれます。
 そうして皆さんが許しあって、笑いあって、幸せに暮らしていかれることを心より願っています。

 本日は誠にご清聴ありがとうございました。

 そうご挨拶した後、ユーミンの「やさしさに包まれたなら」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違う150種類の詩をプレゼントしました。

 

 DSC_0361.JPG


 講演会の後、主催者様のご厚意で拙著「あなたも子どももそのままでいい」(税込500円)の書籍販売をさせていただきました。

 DSC_0374.JPG

 

 みなさん大変熱心に聴いてくださいました。
 本当にありがとうございました。
 今日の講演会の感想等ありましたらコメントくださると嬉しいです。



 
posted by 長谷川 at 19:55| Comment(2) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月08日

2月17日(日)に奈良でお話し会します


 2月17日(日)午後2時から奈良市で2時間ほどトークイベントをします。

 20人前後の小さくて和気あいあいとしたお話し会になると思います。
 参加していただいた皆様ともゆっくりお話しできるんじゃないかと期待しております。
 イベント終了後の午後4時からは懇親会もあります。

 お話し会のテーマは
 「あなたのままで100点満点 〜自己肯定感を育てる親子関係のつくり方〜」

 僕の教育についての基本的な考え方である「無為自然の子育て」についてお話しした後、事例や具体例をもとに「自己肯定感を育てる関わり」について1時間10分ほどお話しする予定です。

 そのあと、奈良少年刑務所の「社会性涵養プログラム」の一環として10年間『絵本と詩の教室』をやってこられた寮美千子さんと35分、受容の力、言葉の力、自己肯定感などについて語り合います。

 最後に15分ほど質疑応答の時間を取りたいと思っています。


 寮美千子さんは最近、奈良少年刑務所での『絵本と詩の教室』の本を出されました。

 image_5015859_400_0.jpg

 その本の中で、僕のこともこんなふうに紹介してくださっています。

 image_5015860_400_0.jpg

  image_5015858_400_0.jpg


 
 主催者である寮美千子さんがフェイスブックのイベントページに案内を載せてくださいました。
 こちらです⇨https://www.facebook.com/events/320350492136436/

 <イベントページから引用>

 あなたのままで百点満点 自己肯定感を育てる親子関係のつくり方
   〜 奈良少年刑務所の心をつなぐ17 〜
  主催: 奈良少年刑務所を宝に思う会、れんぞ/ならまち通信社

 長谷川満さんは、兵庫県加古川市の家庭教師派遣会社「家庭教師システム学院」の代表。いわゆる「できる子」の学業成績をのばすだけでなく、不登校や発達障害など、学校や学習になじめないでいる子どもたちについても数多く指導し、状況を改善しています。「子どもを変えるのではなく、子どもを見る親の視点を変える」ことで、子どもたちが本来持っている力を引き出すのだといいます。
さらに「まずは親への教育が必要」と、2006年からは「ペアレントセミナー」を主宰。講師として数多くの講演をなさっています。

奈良少年刑務所の「社会性涵養プログラム」でも重視された、「子どもの自己肯定感」をいかに育てるかについて、経験からお話しいただきます。

日時:2019年2月17日(日)14:00〜16:00 ※終了後に懇親会
場所:ならまち通信社「れんぞ」
   奈良市中辻町1−1 ローレルコート奈良1F店舗
   (奈良町南観光案内所「鹿の舟」南向い)
・近鉄奈良・JR奈良から奈良市内循環バス「田中町」下車すぐ
・JR京終駅から徒歩8分
・近鉄奈良駅から徒歩20分
・奈良町南観光駐車場(コインパーキング)向い
料金:1000円(25歳以下は無料)/懇親会は別途500円
参加:要申込・先着30人(申込方法は上記)
主催:奈良少年刑務所を宝に思う会
問合:電話070-5024-9428(松永)

【メール・電話で申し込めます】
・メール…info@narapress.jp
・電話…070-5024-9428

 
[ここに地図が表示されます]


 

 出演:長谷川満(家庭教師システム学院・代表)

 長谷川さんとの出会いは『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』 を読んでいただいたこと。
 わたしは、家庭教師とは親の望みを叶えるために子どもを調教する仕事だと思っていましたが、そうではありませんでした。その手法が、奈良少年刑務所で行なって成果をあげてきた「社会性涵養プログラム」にあまりに重なるので、驚きました。親ではなくて、子どもの味方として家庭に関わっていらっしゃる長谷川さん。子どもを信じることで、結果的に子どもたちの成績が上がり、引きこもりなどの問題も解決へ導いています。子育て中の方のみならず、あらゆる人間関係の構築に、そして自分自身の自己肯定感を高めることに役立つお話です。長谷川さんと話していると、さまざまな困難は乗り越えられることに感じられ、肩の荷が軽くなり、未来が光に満ちてきます。お楽しみに!

 

 
 
 

 

 
posted by 長谷川 at 16:40| Comment(0) | 講演・セミナーのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月06日

講演「自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」のお知らせ 2月16日(土)徳島県小松島市


 どなたでも参加していただけます。
 徳島県小松島市です。

190216.jpg

 
[ここに地図が表示されます]
posted by 長谷川 at 12:50| Comment(0) | 講演・セミナーのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする