2019年02月08日

2月17日(日)に奈良でお話し会します


 2月17日(日)午後2時から奈良市で2時間ほどトークイベントをします。

 20人前後の小さくて和気あいあいとしたお話し会になると思います。
 参加していただいた皆様ともゆっくりお話しできるんじゃないかと期待しております。
 イベント終了後の午後4時からは懇親会もあります。

 お話し会のテーマは
 「あなたのままで100点満点 〜自己肯定感を育てる親子関係のつくり方〜」

 僕の教育についての基本的な考え方である「無為自然の子育て」についてお話しした後、事例や具体例をもとに「自己肯定感を育てる関わり」について1時間10分ほどお話しする予定です。

 そのあと、奈良少年刑務所の「社会性涵養プログラム」の一環として10年間『絵本と詩の教室』をやってこられた寮美千子さんと35分、受容の力、言葉の力、自己肯定感などについて語り合います。

 最後に15分ほど質疑応答の時間を取りたいと思っています。


 寮美千子さんは最近、奈良少年刑務所での『絵本と詩の教室』の本を出されました。

 image_5015859_400_0.jpg

 その本の中で、僕のこともこんなふうに紹介してくださっています。

 image_5015860_400_0.jpg

  image_5015858_400_0.jpg


 
 主催者である寮美千子さんがフェイスブックのイベントページに案内を載せてくださいました。
 こちらです⇨https://www.facebook.com/events/320350492136436/

 <イベントページから引用>

 あなたのままで百点満点 自己肯定感を育てる親子関係のつくり方
   〜 奈良少年刑務所の心をつなぐ17 〜
  主催: 奈良少年刑務所を宝に思う会、れんぞ/ならまち通信社

 長谷川満さんは、兵庫県加古川市の家庭教師派遣会社「家庭教師システム学院」の代表。いわゆる「できる子」の学業成績をのばすだけでなく、不登校や発達障害など、学校や学習になじめないでいる子どもたちについても数多く指導し、状況を改善しています。「子どもを変えるのではなく、子どもを見る親の視点を変える」ことで、子どもたちが本来持っている力を引き出すのだといいます。
さらに「まずは親への教育が必要」と、2006年からは「ペアレントセミナー」を主宰。講師として数多くの講演をなさっています。

奈良少年刑務所の「社会性涵養プログラム」でも重視された、「子どもの自己肯定感」をいかに育てるかについて、経験からお話しいただきます。

日時:2019年2月17日(日)14:00〜16:00 ※終了後に懇親会
場所:ならまち通信社「れんぞ」
   奈良市中辻町1−1 ローレルコート奈良1F店舗
   (奈良町南観光案内所「鹿の舟」南向い)
・近鉄奈良・JR奈良から奈良市内循環バス「田中町」下車すぐ
・JR京終駅から徒歩8分
・近鉄奈良駅から徒歩20分
・奈良町南観光駐車場(コインパーキング)向い
料金:1000円(25歳以下は無料)/懇親会は別途500円
参加:要申込・先着30人(申込方法は上記)
主催:奈良少年刑務所を宝に思う会
問合:電話070-5024-9428(松永)

【メール・電話で申し込めます】
・メール…info@narapress.jp
・電話…070-5024-9428

 
[ここに地図が表示されます]


 

 出演:長谷川満(家庭教師システム学院・代表)

 長谷川さんとの出会いは『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』 を読んでいただいたこと。
 わたしは、家庭教師とは親の望みを叶えるために子どもを調教する仕事だと思っていましたが、そうではありませんでした。その手法が、奈良少年刑務所で行なって成果をあげてきた「社会性涵養プログラム」にあまりに重なるので、驚きました。親ではなくて、子どもの味方として家庭に関わっていらっしゃる長谷川さん。子どもを信じることで、結果的に子どもたちの成績が上がり、引きこもりなどの問題も解決へ導いています。子育て中の方のみならず、あらゆる人間関係の構築に、そして自分自身の自己肯定感を高めることに役立つお話です。長谷川さんと話していると、さまざまな困難は乗り越えられることに感じられ、肩の荷が軽くなり、未来が光に満ちてきます。お楽しみに!

 

 
 
 

 

 
posted by 長谷川 at 16:40| Comment(0) | 講演・セミナーのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月06日

講演「自己肯定感を育てる親子関係のつくり方」のお知らせ 2月16日(土)徳島県小松島市


 どなたでも参加していただけます。
 徳島県小松島市です。

190216.jpg

 
[ここに地図が表示されます]
posted by 長谷川 at 12:50| Comment(0) | 講演・セミナーのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月05日

目に見える幸せ、目に見えない幸せ


 「目に見える幸せ」とは、子どもが高校や大学に合格したとか、念願のマイホームが建ったとか、海外旅行に行けることになったとか、誰から見てもわかりやすい幸せのことです。
 
 一方「目に見えない幸せ」とは、今日は朝ウオーキングできたとか、朝ごはんを美味しく食べられたとか、インフルエンザや風邪にも罹らずに元気に仕事できているとか、夫や子どもも元気だとか、そういう当たり前といえば当たり前、特段あえて言う必要もないような、そういうような見えにくい幸せのことです。

 時に、他人の「目に見える幸せ」に触れて羨ましく思ったり、自分の境遇を恨んだりするのは人の常です。

 よ〜く見てみると自分は本当は「目に見えない幸せ」に囲まれて暮らしているんですよね。それが自分には見えていないだけで。

 「目に見えない幸せ」は見ようとしなければ見えません。
 でも、少し角度を変えて物事を見てみるといかに自分が恵まれているか、感謝すべき境遇で暮らしているかが見えてくるのではないでしょうか。
 そういう意味では、見えない幸せは透明なガラスのようなもの。
 ある女の子がそれをこんな風に詩にしています。


    「透明な幸せ」

    私の周りに落ちている幸せ

    家族と一緒に過ごせること

    きれいな水が飲めること

    私の周りには

    たくさん幸せが落ちてたんだ

    ガラスみたいに透明な幸せが

    キラキラ光る幸せが

   (千葉県松戸市 常磐平中2年 間宮 明音)

   *これは今から7年前のブログ記事からの引用です。


 
 「目に見える幸せ」は木で言うところの枝葉や花。
 青々と繁る緑の葉っぱや色あざやかな花々。
 見ているこちらまで嬉しくなるような鮮かさ。

 「目に見えない幸せ」は根っこ。
 こちらは土の下に隠れて見えません。
 でも、葉っぱが繁るのも花が咲くのも実は根っこが水や養分を吸い上げてくれているおかげです。

 ほとんどの植物はシンメトリー(対称形)になっているらしく、
 枝葉が生い茂っている立派な木は、根っこもそれに見合うように大きく深いそうです。

 見える幸せの陰に見えない幸せがある。

 見えない幸せに気がついて、見えない幸せを味わい、見えない幸せを養うことが「目に見える幸せ」を豊かに繁らせることにつながっているような気がします。



 
      < お知らせ >

 2月17日(日)は午後2時から奈良市でお話し会をします。
 奈良少年刑務所詩集「空が青いから白を選んだのです」の編者であり、新刊「あふれでたのはやさしさだった」の著者である寮美千子さんが主宰されている『れんぞ』でお話し会&寮さんとの対談があります。

 犯罪を犯した少年たちが心を開き、やさしさを表せるようになった「社会性涵養プログラム」。
 僕が家庭教師として接してきた子どもたち一人一人との関わり。
 その共通点をお話しする中で、人間としての成長の本質を感じ取っていただければ幸いです。
 ならまちのはずれにある『れんぞ』。
 午前中は奈良観光、お昼はならまちのおしゃれなお店で食べて、午後2時から参加してもらえれば充実した1日になると思います。
 あとで懇親会もあります。
 皆様とお会いして、ゆっくり語り合えることを楽しみにしております。




 主催者である寮美千子さんがフェイスブックのイベントページに案内を載せてくださいました。
 こちらです⇨https://www.facebook.com/events/320350492136436/

 <イベントページから引用>

 あなたのままで百点満点 自己肯定感を育てる親子関係のつくり方
   〜 奈良少年刑務所の心をつなぐ17 〜
  主催: 奈良少年刑務所を宝に思う会、れんぞ/ならまち通信社

 長谷川満さんは、兵庫県加古川市の家庭教師派遣会社「家庭教師システム学院」の代表。いわゆる「できる子」の学業成績をのばすだけでなく、不登校や発達障害など、学校や学習になじめないでいる子どもたちについても数多く指導し、状況を改善しています。「子どもを変えるのではなく、子どもを見る親の視点を変える」ことで、子どもたちが本来持っている力を引き出すのだといいます。
さらに「まずは親への教育が必要」と、2006年からは「ペアレントセミナー」を主宰。講師として数多くの講演をなさっています。

奈良少年刑務所の「社会性涵養プログラム」でも重視された、「子どもの自己肯定感」をいかに育てるかについて、経験からお話しいただきます。

日時:2019年2月17日(日)14:00〜16:00 ※終了後に懇親会
場所:ならまち通信社「れんぞ」
   奈良市中辻町1−1 ローレルコート奈良1F店舗
   (奈良町南観光案内所「鹿の舟」南向い)
・近鉄奈良・JR奈良から奈良市内循環バス「田中町」下車すぐ
・JR京終駅から徒歩8分
・近鉄奈良駅から徒歩20分
・奈良町南観光駐車場(コインパーキング)向い
料金:1000円(25歳以下は無料)/懇親会は別途500円
参加:要申込・先着30人(申込方法は上記)
主催:奈良少年刑務所を宝に思う会
問合:電話070-5024-9428(松永)

 
[ここに地図が表示されます]


【メール・電話で申し込めます】
・メール…info@narapress.jp
・電話…070-5024-9428

 

 出演:長谷川満(家庭教師システム学院・代表)

 長谷川さんとの出会いは『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』 を読んでいただいたこと。
 わたしは、家庭教師とは親の望みを叶えるために子どもを調教する仕事だと思っていましたが、そうではありませんでした。その手法が、奈良少年刑務所で行なって成果をあげてきた「社会性涵養プログラム」にあまりに重なるので、驚きました。親ではなくて、子どもの味方として家庭に関わっていらっしゃる長谷川さん。子どもを信じることで、結果的に子どもたちの成績が上がり、引きこもりなどの問題も解決へ導いています。子育て中の方のみならず、あらゆる人間関係の構築に、そして自分自身の自己肯定感を高めることに役立つお話です。長谷川さんと話していると、さまざまな困難は乗り越えられることに感じられ、肩の荷が軽くなり、未来が光に満ちてきます。お楽しみに!

 



 
 
 

 
posted by 長谷川 at 16:41| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月04日

京都府宇治市「ゆめりあ うじ」で学童保育の指導員さんの研修会がありました


 昨日2月3日(日)は京都府宇治市にある「ゆめりあ うじ」まで講演に行ってきました。
 学童保育の指導員さん対象の研修会です。 
 DSC_0437.JPG


 午前は子どもの自己肯定感を育むためにはどのような関わりが大切なのかを、具体的な会話術としてのテクニック面からと、そのテクニックが生まれる背景となっている考え方や関わりについてお話ししました。
 
 午後は自分自身の自己肯定感を高めるにはどうすればいいのかを「大人の自己肯定感を高める10の方法」の資料をもとにお話ししました。

 午前中のはじめに、こんなお話をしました。 

 みなさん、仕事とは「仕える事」と書きます。
 DSC_0448.JPG


 みなさんに今日考えていただきたいのは
 皆さんは一体誰に仕えていられるのかという事です。
 と言いますのも自分は誰のために仕事をしているのか、
 それによって仕事のあり方が大きく変わってくるからです。

 皆さんは誰に仕えておられるのでしょう?

 子どもを預けておられる親御さんでしょうか。
 お給料をもらっている市や自治体でしょうか。
 それとも目の前にいる子どもたちでしょうか。

 皆さんはどうお考えになられますか?

 これは仕事をする上で最も大切で、最も自覚しておかなければならない問題です。
 つまり私たちの目が一体どこを向いているのか、
 何を最も大切にして仕事しているのか、がそれによって決まってきます。


 子どもたち一人一人が安心して過ごせる学童保育とは?
 家庭や学校で辛い思いをしている子どもたちにどう寄り添えばいいか?
 言うことを聞かない子や指導が難しい子にはどう接すればいいか?

 そう自分に問いかけることはとても重要です。
 
 なぜなら、その子が親も先生も大人は誰も僕の気持ちなんかわかってくれへんかったと思うのと、
 あの学童の先生だけは僕の気持ちをわかってくれた、認めてくれた、僕のことを褒めてくれたと思うのでは雲泥の差があるからです。
 誰一人わかってくれないと絶望するのと、あの人だけは僕のことをわかってくれたと思えるのとでは、その子のその後の人生を変えるほど大きな差があるのです。
 これは見逃されがちですが、その子にとっては大きな問題です。

 だからこそ、
 その子の気持ちになって、その子の気持ちを理解しょうとして、
 どう関わることがその子の安心につながるのか、
 その子の助けになるのか、成長につながるのか、
 そういう視点で子どもに接することが重要なのです。
 そして、そのような姿勢で子どもたちに接するとき、
 学童保育という仕事は子どもたちのためにする「尊い仕事」になるのだと思います。


 DSC_0439.JPG


 そのあと子どもの自己肯定感を高めるための具体的な会話の例としてプラスの問いかけを紹介しました。

 ・ どうしたらいいと思う?
 ・ どうしたら出来るかな?
 ・ どうしたい?
 ・ どうして欲しい?
 ・ 何か手伝えることある?


 そのように子どもの考えや気持ちを聞こうとして問いかけると、子どもは自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じます。
 このように感じるとき、子どもは自らの内に宿る『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組んでいくようになるのです。

 次に「自己肯定感を育てる関わり」の資料をもとに、子どもの自己肯定感を育てるための関わり方や考え方をお話ししました。

 スクリーンショット 2019-02-04 14.56.58.png


 2、そのままを愛する(変えようとしない)では、このようなお話をしました。

 みなさん「自己一致」という言葉をご存知でしょうか?
 人間はふつう心の中に二つの自己を持っています。
 「現実自己」と「理想自己」です。

 20180913_175158.jpg

 このズレが一定以上に広がりますと「自己不一致」の状態になり、精神が不安定になります。
 
 人は理想自己を目標とし、そうなれない自分を責めたり、そうなれない自分を嫌悪したりしています。
 つまり理想自己を置くことによって心に葛藤が生まれ、本来向上や成長に向かうはずの心的エネルギーがその葛藤に使われてしまっているのです。

 実は理想自己を目指し、たとえ理想の自分になれたとしても、それは「成長」ではありません。
 「よりカッコイイ自分」になったとしても自分の本質は変わらず、ただ見かけが変わっただけだからです。
 これは横への移動であって、成長ではないのです。

 20180913_180217.jpg
 
 成長とは、心の葛藤が止み自己がありのままの自分である「現実自己」を受け入れて、それまで葛藤に使われていた心的エネルギーが解放され、進歩・向上・協調に向かうことです。

 人間として成長するためには、まずありのままの自分を受け入れる必要があるのです。

 そうしてありのままの自分を受け入れたとき、初めて自分の中で変えるべきものが何かが見えてくるのです。

 それが見えるためには心の葛藤を止めて心が安らいでいることが必要です。

 「理想自己」という幻想を捨て、ありのままの自分「現実自己」を受け入れることによって葛藤が止まります。
 それはわかりやすく言えば「弱い、かっこ悪い自分を許す」ということです。

 これが自己受容であり、自己肯定感です。
 そしてこれこそが成長なのです。

 20180914_124726.jpg
 


 午後からは、自分自身の自己肯定感を高めるにはどのようにすればいいのかを下の資料をもとにお話ししました。

 スクリーンショット 2018-09-09 13.12.31.png

 最後にこんなメッセージをお伝えしました。
 
 みなさんはもっとわがままになってもいいんじゃないでしょうか。
 もっと自分のためにお金を使い、自分のために時間を使い、自分の好きなことやりたいことをどんどんやったらいいと思うんです。
 そうして「ああ、ありがたいなあ。幸せやなあ。こんなに自分の好きなこと、やりたいことをやらせてもらえるのも夫のおかげ、子どものおかげと思えたら、家ではいつも笑顔で上機嫌でいられるのではないでしょうか。
 自己肯定感を高めるとはわかりやすく言えばそういうことです。
 そしてそれは夫の幸せ、子どもの幸せ、家庭の幸せにつながるのだと思います。
 

 午前の講義の後、主催者様のご厚意で拙著「あなたも子どももそのままでいい」の書籍販売をさせていただきました。
 おかげさまで完売しました。ありがとうございました。
 お一人お一人それぞれ違う詩もみなさんに手渡しでプレゼントできました。
 受け取ってくださってありがとうございます。

 またみなさんにお会いできる日が来ることを楽しみにしております。
 もし、研修に参加されていた方でこのブログをご覧になられている方がおられましたら感想等コメント頂けたら幸いです。




   < お知らせ >

 2月17日(日)は午後2時から奈良市でお話し会をします。
 奈良少年刑務所詩集「空が青いから白を選んだのです」の編者であり、新刊「あふれでたのはやさしさだった」の著者である寮美千子さんが主宰されている『れんぞ』でお話し会&寮さんとの対談があります。

 犯罪を犯した少年たちが心を開き、やさしさを表せるようになった「社会性涵養プログラム」。
 僕が家庭教師として接してきた子どもたち一人一人との関わり。
 その共通点をお話しする中で、人間としての成長の本質を感じ取っていただければ幸いです。
 ならまちのはずれにある『れんぞ』。
 午前中は奈良観光、お昼はならまちのおしゃれなお店で食べて、午後2時から参加してもらえれば充実した1日になると思います。
 あとで懇親会もあります。
 皆様とお会いして、ゆっくり語り合えることを楽しみにしております。


 
[ここに地図が表示されます]



 主催者である寮美千子さんがフェイスブックのイベントページに案内を載せてくださいました。
 こちらです⇨https://www.facebook.com/events/320350492136436/

 <イベントページから引用>

 あなたのままで百点満点 自己肯定感を育てる親子関係のつくり方
   〜 奈良少年刑務所の心をつなぐ17 〜
  主催: 奈良少年刑務所を宝に思う会、れんぞ/ならまち通信社

 長谷川満さんは、兵庫県加古川市の家庭教師派遣会社「家庭教師システム学院」の代表。いわゆる「できる子」の学業成績をのばすだけでなく、不登校や発達障害など、学校や学習になじめないでいる子どもたちについても数多く指導し、状況を改善しています。「子どもを変えるのではなく、子どもを見る親の視点を変える」ことで、子どもたちが本来持っている力を引き出すのだといいます。
さらに「まずは親への教育が必要」と、2006年からは「ペアレントセミナー」を主宰。講師として数多くの講演をなさっています。

奈良少年刑務所の「社会性涵養プログラム」でも重視された、「子どもの自己肯定感」をいかに育てるかについて、経験からお話しいただきます。

日時:2019年2月17日(日)14:00〜16:00 ※終了後に懇親会
場所:ならまち通信社「れんぞ」
   奈良市中辻町1−1 ローレルコート奈良1F店舗
   (奈良町南観光案内所「鹿の舟」南向い)
・近鉄奈良・JR奈良から奈良市内循環バス「田中町」下車すぐ
・JR京終駅から徒歩8分
・近鉄奈良駅から徒歩20分
・奈良町南観光駐車場(コインパーキング)向い
料金:1000円(25歳以下は無料)/懇親会は別途500円
参加:要申込・先着30人(申込方法は上記)
主催:奈良少年刑務所を宝に思う会
問合:電話070-5024-9428(松永)

【メール・電話で申し込めます】
・メール…info@narapress.jp
・電話…070-5024-9428

 

 出演:長谷川満(家庭教師システム学院・代表)

 長谷川さんとの出会いは『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』 を読んでいただいたこと。
 わたしは、家庭教師とは親の望みを叶えるために子どもを調教する仕事だと思っていましたが、そうではありませんでした。その手法が、奈良少年刑務所で行なって成果をあげてきた「社会性涵養プログラム」にあまりに重なるので、驚きました。親ではなくて、子どもの味方として家庭に関わっていらっしゃる長谷川さん。子どもを信じることで、結果的に子どもたちの成績が上がり、引きこもりなどの問題も解決へ導いています。子育て中の方のみならず、あらゆる人間関係の構築に、そして自分自身の自己肯定感を高めることに役立つお話です。長谷川さんと話していると、さまざまな困難は乗り越えられることに感じられ、肩の荷が軽くなり、未来が光に満ちてきます。お楽しみに!

 
posted by 長谷川 at 16:27| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月27日

兵庫県太子町PTCA実践発表会での講演


 今日1月27日(日)は兵庫県太子町の『あすかホール』で「平成30年度 太子町PTCA実践発表会」での講演会がありました。

 テーマは「子どもの自信と意欲を引き出す親子関係のつくり方」

 聞いてくださるのはPTA役員の保護者の皆様と教職員の皆様約150名です。
 
 DSC_0410.jpeg

 DSC_0411.jpeg

 
 先日、大阪のある小学校に講演に行った時、一人のお母さんからこんな相談を受けました。

 「小学校1年生の男の子なんですけど、私がスキンシップを取ろうとしたり、ハグしようとするととても嫌がって逃げ回るんです。どうしてなんでしょうか?そんな場合はどうしたらいいですか?」

 そうですか・・
 ふつうそのくらいの年齢ですとまだまだハグしてもらえるのは嬉しいものですけどね・・。
 ところでご主人との夫婦仲はどうですか?(こういうことって意外と夫婦関係の反映だったりするんです。それでこんなふうに尋ねました。)

 「別に悪くありません」

 そうですか・・。では、ご自身のお父さんお母さんとの仲は?(自分の父や母との確執もこういう形で子どもに出ることがあります。)

 「母とはうまくいってますし、父とも最近はうまくいってます。」

 なるほど・・。
 ご主人ともうまくいってるし、お父さんお母さんともうまくいってる・・。
 では、ご主人のご両親とはどうですか?

 「おつきあいしていません。」

 よく聞いてみると、ご主人のご実家とは絶縁状態でこの方がお付き合いを拒絶されているとのことでした。

 そうでしたか。
 子どもさんはあなたからの接触を拒絶されているし、あなたも義理のご両親からの接触を拒絶されている。
 そっくりの構図ですね。
 あなたが子どもさんからスキンシップを拒絶されてとても寂しい思いをされて悩まれているように、ご主人のご両親も接触を断たれて寂しい思いをされ、そのことで悩まれているんじゃないでしょうか。
 それをその子が身を以て教えてくれてくれているんじゃないでしょうか。
 この二つの問題はリンクしあっていて、あなたが義理のご両親を許してあげて、また仲良くお付き合いされるようになれば、子どもさんも素直になってスキンシップを嫌がらないようになるかもしれませんね。

 そうお話しすると、その方はハッと気づかれたような顔をしておられました。

 子どもに問題が起きますと親は子どもを変えよう変えようとしますが、本当は自分の心のありようや物の考え方、価値観、または夫婦関係や自分の両親への思い、お姑さんとの関係、そんなものを今一度見直すことで子どもの問題が自然に解決していくことがあります。

 どうぞ、皆さん、子どもさんに何か問題が起こったときは、あせって子どもを変えようとするのではなく、自分のありようを一度静かに振り返ってみて下さい。

DSC_0412.jpeg

 そのあと下の資料をもとに子どもを幸せに伸ばす親子関係についてお話ししました。
 スクリーンショット 2018-11-27 13.06.01.png

 
 2、そのままを愛する(変えようとしない)のところではこのようにお話しました。

 「そのままを愛する」とは、やんちゃな子はやんちゃな子のまま、引っ込み思案な子は引っ込み思案な子のまま、そのままを愛するということです。

 それは子どもを変えようとしないということです。
 
 そのままを愛するとは、結婚式の『愛の誓い』、あれですね。

 「健やかなる時も病める時も、富める時も貧しき時も、喜びの時も悲しみの時も、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命のある限り、真心を込めて尽くすことを誓いますか?」

 こうして永遠の愛を誓うわけですが、この世に永遠の愛なんてあるのでしょうか。
 
 あるんですね。

 親が子どもに対して持つ愛は一生変わりません。
 親は死ぬまで子どものことを愛し続けます。

 だったら子どもが生まれた時にこう誓ってみたらどうでしょうか。

 「健やかなる時も病める時も、いい子の時も悪い子の時も、言うこと聞く時も言うこと聞かへん時も、この子を愛し、この子を敬い、この子を慰め、この子を助け、時期が来たら放してやり、その命のある限り真心を込めて育てることを誓いますか?」

 その無条件の愛が子どもの意欲、向上心、生きる力を育てます。

 欠点もある、ダメなところもある、だけど

 「そのままの自分で愛されている」

 そう思えることが子どもにとってどんなに嬉しくてどんなに幸せでどんなに自信がつくことでしょう。
 自信とは究極的にはただ一つです。

 「自分は愛される存在である、自分には愛される価値がある。そう思えること。」

 それこそが自信の根幹にあります。
 それが今の、そして未来の子どもの心を支えるのです。

 「そのままのあなたが大好き」

 これは親が子どもに贈ることができるプレゼントの中でも最高のプレゼントです。
 これこそが自己肯定感です。

 そのあと絵本「いいこってどんなこ?」を紹介しました。


 DSC_0415.jpeg


 講演の終わりに小田和正さんの「たしかなこと」の曲にのせてお一人お一人それぞれ違った100種類の詩をプレゼントしました。

 DSC_0418.jpeg

 DSC_0426.jpg

 皆さん熱心に聞いてくださいました。
 ありがとうございます。
 またお会いする日を楽しみにしています。
 もし、今日参加された方がご覧になっておられましたら、講演会の感想等コメントいただければとても嬉しいです。


 講演会の後、主催者様のご厚意で拙著「あなたも子どももそのままでいい」(税込500円)の販売をさせていただきました。

 DSC_0430.jpeg

 DSC_0428.jpeg
 会場の外に本を並べて置いたら、参加者でない方まで買ってくださいました。

 僕が会場のドアを開けて出てきたら、すでに本を購入してくださったこの4人の方が
 「思ってた通りの人やった」て言ってくださったのがとてもうれしかったです。
 
 


posted by 長谷川 at 15:29| Comment(3) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月26日

兵庫県稲美町立天満東小学校での講演会


 今日は午前中、稲美町にあります天満東小学校でPTA主催の講演会がありました。

 テーマは「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」

 聞いてくださるのは保護者の方40数名です。

 DSC_0392.JPG

 
 みなさん、親が普段、子どもにかけている言葉ってどんなものでしょう。

 「早くしなさい」
 「もう宿題したの?」
 「何べん言ったらわかるの!」
 「いい加減にしなさい!」

 実は親が子どもにかける言葉の8割以上は注意、命令、禁止、叱責です。
 これら上から一方通行の言葉ではやる気も自信も引き出せません。
 それらを引き出そうと思ったら、もっと子どもと対話しなければいけません。
 では、どうすれば対話できるのか?

 DSC_0401.jpeg
 
 子どもに問いかけるのです。

 しかし、問いかけにもプラスの問いかけとマイナスの問いかけがあります。

 資料をごらんください。



 プラスの問いかけは子どもの考える力や主体性、意欲、能力を引き出します。
 マイナスの問いかけは子どものやる気をなくさせ、親子関係を悪くします。

    <子どもに対するプラスの問いかけ>

・ どうしたらいいと思う?
・ どうしたら出来るかな?
・ どうしたい?
・ どうして欲しい?
・ 何か手伝えることある?
・ それのいい所ってどこかな?
・ 違う見方できないかな?
・ 相手の立場に立ったらどう見える?
・ 何から始める?
・ どうしたら楽しく出来るかな?
・ 今すぐ出来ることって何かな?
・ どうしたの?何かあった?
・ どうしてかな?

    <子どもに対するマイナスの問いかけ>

・ なんで〜するの?
・ なんで〜しないの?
・ なんで〜したの?
・ もう宿題したの?
・ なんで怒らすの?
・ 何をしなければいけないの?
・ (悪い予想)になったら、どうするの?
・ どこを直さないといけないの?
・ ちゃんとしたの? わかってるの?
・ 何がいけないの?
・ 誰が悪いの?

 プラスの問いかけは子どもの考えや気持ちを聞こうとするもので、このように問いかけられると子どもは、自分は大切にされている、認められている、愛されていると感じます。このように感じるとき、子どもは自らの内に宿る『自己成長力』を発揮し、主体的・意欲的に物事に取り組んでいくようになります。


 DSC_0397.jpeg


 問題は、これらのマイナスの問いかけを無意識のうちにいっぱいしているということです。

 まずはそこを意識化する。

 自分が子どもにかけている言葉を意識化してマイナスのものをプラスに変えていく。
 そうすると、みなさん自身がプラス思考、ポジティブ思考に変わってきます。
 
 ポジティブ思考とは何か?
 自分を許し、自分に優しくし、自分の気持ちを大切にする思考です。

 ネガティブ思考とは何か?
 それは自分を許さず、自分を責め、自分を脅し、自分を不安にさせる思考です。

 それはそのまま子どもを許さず、子どもを責め、子どもを脅し、子どもを不安にさせる思考につながります。
 それは決して子どもを幸せにしません。
 今この思考を変えなければなりません。
 どのようにして?

 言葉を変えることによってです。

 DSC_0400.jpeg


 思考は必ず言葉に表れます。
 言葉と思考は一対のものです。
 子育てには本音が出ます。
 子どもに言っている言葉の中に自分の本音、自分の思考が表れています。
 そこを変える。
 子どもにかける言葉を変えていく。
 そうするとポジティブ思考に変わるだけでなく、子どもとの関係が変わってきます。
 そして子どもとの関係が変わってくると子どもが変わってくるのです。

 そのあと具体的な実例やエピソード、ドラえもんのお話や絵本なども紹介しながら
 「自信と意欲を引き出す親子関係の作り方」をお話しました。

 講演の終わりに小田和正さんの「たしかなこと」の曲に乗せて
 お一人お一人それぞれ違う詩をプレゼントしました。
 

 今日講演会に参加してくださった皆さん、熱心に聞いてくださってありがとうございます。
 もし、このブログをご覧になられていましたら講演の感想等コメントいただけるととても嬉しいです。
 また皆さんにお会い出来る日を楽しみにしております。



posted by 長谷川 at 14:12| Comment(2) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月08日

めいちゃん5歳になります 〜乳幼児の偏食や発達でお悩みの方へ〜


 初孫のめいちゃんが1月で5歳になります。

 20190108110524.jpg


 おかげ様で元気いっぱいに育っています。

 お誕生日のご馳走のリクエストは、

 ピーマンのハンバーグと
 玉ねぎのお味噌汁と
 プチトマト


 だそうです。

 あの野菜嫌いなめいちゃんがそんなことを言ったそうです。

 めいちゃんはずーっと偏食で、白いご飯とポテトとラーメン、アイス、じゃがりこ

 そういうものしか食べませんでした。
 
 めいちゃんのママも心配していましたが
 
 僕はこんな風にアドバイスしていました。

 「モンゴルでは小さい頃はほとんど同じものしか食べないそうやで。それでもあんなにいい体格で元気なんやから。ご飯食べられてたら大丈夫。」

 それで、偏食もそのままに幼稚園に通いだしました。

 幼稚園では給食が出ます。
 もちろん野菜も出ますし、牛乳も出ます。

 ところが!
 あんなに偏食だったのに、幼稚園に通いだしたら給食もちゃんと食べているとのこと。

 「めいちゃん、今日はブロッコリー食べられた!」

 そんな嬉しい報告をママにすることも時々あるようです。

 ただお家では甘えが出るみたいで、偏食が無くなった訳ではないようです。

 それも優しく受け止めてもらいながらのびのび過ごしてきました。

 20190108110636.jpg

 
 
 みなさんの中には、お子さんの偏食で悩んでい方もおられると思います。

 「ちゃんと野菜も食べられるようにさせなくっちゃ。」

 そんな思いで離乳食を作っても、嫌いなものを食べてくれない我が子に疲れ果てているママも少なくありません。

 乳幼児に偏食があるのは当たり前です。

 あなただって初めて外国に行って、初めて口にするその土地の料理の匂いや味に馴染めないことだってあるでしょ。

 乳幼児は今まで母乳やミルクしか飲んでないのですから、

 他のすべての食べ物は「なんなんこれ?」という感じなんだと思います。

 そのうちに味や匂い、食感にも慣れてきて美味しさもわかってくるんですね。

 僕も小さい頃はウニやかにみそ、いくらなんかは食べられませんでしたが、

 今は大好物です。

 でも、ビタミン不足とかにはならないの?

 母乳やミルクを飲んでいるなら大丈夫。

 あとご飯を食べられているなら大丈夫。

 お米というのはビタミン、ミネラルを含んだとってもバランスのとれた食べ物なんですね。
 
 だから主食になっている訳で、

 それと好んで食べるポテトにだってビタミンはある訳で、

 子どもの間は偏食であったとしても、

 そんなに心配しなくてもいいように思います。

 20190108110401.jpg


 乳幼児を育てるというのは不安との戦いでもあります。

 めいちゃんも1歳半を超えるくらいからひどい癇癪を起こすようになって、とても心配していた時があります。

 子どもによって育てやすい子と、育てにくい子というのがあります。

 育てやすい子も、育てにくい子も、どちらも素晴らしい、良い子です。

 育てにくい子は個性的でユニークで、この世界を変えてくれたり、豊かにしてくれたり、この人間社会をよりよく進歩させてくれる人類にとって宝物のような子ですから、大切に大切に育ててあげてください。面白い子が多いですから、驚いたり、感動したり、とにかく直そうとするのではなく面白がってください。そうすれば子育てがとっても楽しくなります。あなたが親としての幸せや感謝を感じれば感じるほどその子の隠された天分や才能を伸ばすことになります。

 育てやすい子はこの世界を維持し、安定させ、安心で幸せな家庭や社会を作ってくれますので、やっぱり大切に育ててあげてください。そして子どものいる幸せを存分に味わってください。


 
 また、言葉が遅かったのも心配しました。

 でも、余計なことをしなくても大丈夫なんですね。

 言葉が遅くても4歳になって幼稚園に行きだせば普通に喋れるようになります。

 僕には3人の子どもがいますが、一番言葉が遅かった下の男の子が一番偏差値の高い大学に行きました。

 その子にとって一番いい時期に喋り出します。

 その時を待つことが大事です。

 信じて待つことが大事です。

 20190108110209.jpg

 
 
 思い返せば、長い間おっぱい飲んでましたよ。
 3歳でも飲んでたんじゃないかなあ。
 さすがにママも疲れてきて「もう勘弁して」という感じで卒乳。
 十分に愛着形成出来たんじゃないかなあ。
 卒乳は遅くても大丈夫です。

 オムツも長い間していましたよ。
 幼稚園に通いだしてやっとオムツが取れました。
 これも幼稚園に通うからといって、無理にオムツを取るようなことは娘(めいちゃんのママ)はしませんでした。
 とにかくめいちゃんの気持ちを尊重して、
 めいちゃんが安心できることを第一にして子育てしていました。

 トイレトレーニングも子育ての悩みの一つになりがちですが、
 トイレで用を足せるためには「安心感」が大切なんです。
 
 大丈夫だよ。
 トイレでしても、オムツでしても、どっちでもいいよ。
 失敗しても大丈夫。
 そういうママのスタンスが安心感につながって、
 スムーズに外せるようになります。


 偏食にしても、言葉にしても、卒乳も、オムツ外しもこれが大事です。


 20181226_130111.jpg
 
 

 子どもを健全に発達、成長させるのは子どもの内にある「自己成長力」です。

 その自己成長力をいかに助けるか、

 自己成長力が働く環境をいかに整えるか、

 それが子育てには決定的に重要です。

 < 自己成長力が働くのを助ける3つの『あ』 >

    あんしん

    あいじょう

    ありのまま



 第一に、子どもも親も安心することが、自己成長力が活発になるためには大切です。

 第二に、親も子もその愛情を伝え合い、感じ合うことが大切です。それは安心感にもつながりますね。

 第三に、親も子もありのままでいいということ。欠点があってもいいし、ダメなところがあってもいい。ありのままでいい。心理学で言うところの「受容」です。これも安心感につながりますね。


 子どもをより良く健全に発達させるためには、子どもの心の中に「良くなりたい」という向上心のようなもの(僕は『善性』と呼んでいます)を引き出す必要があります。その条件になるのが3つの『あ』です。



 ところで5歳になるめいちゃんですが、最近ひらがなやカタカナを書くのにはまっています。
 幼稚園のお友達どうしでお手紙交換のまねごと(紙に覚えたての字や絵を描いたものを封筒に入れて渡す)が流行っているらしく、ひらがなやカタカナに興味を持っためいちゃんは、もうほぼすべてのひらがなを書くことができます。

 一番驚きなのは、ママの携帯でひらがな練習アプリを一人で見つけだし、一人でダウンロードして、一人でそれを見てひらがなを練習して覚えていることです。

 子どもが自分の意思で覚えたいと思って、覚える。

 理解したいと思って理解する。

 出来るようになりたいと願って出来るようになる。

 これこそが、子どもの天才を引き出すコツなのです。

 親は何かを強制するのではなく、子どもに安心感や愛情を与える。
 
 ありのままを受け入れ、受容的に関わる。

 そうすると子どもの内なる自己成長力が働きだし、善性が引き出され、子育ての多くの悩みは解決されます。


 
 
posted by 長谷川 at 13:54| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月26日

「ベビマサークル はぐ☆ハグ」さんでの読書会 @加古川市総合福祉会館


 今日は午前中、加古川市総合福祉会館で
 「ベビマサークル はぐ⭐︎ハグ」さん主催の読書会がありました。

 この本をテキストにしての読書会です。

 CIMG0355-b34e7-thumbnail2-1.jpg

 最初の30分間は「わらべうたマッサージ」、そのあと90分が読書会です。
 12組の親子さんが参加されました。

 
 本を読む前にフリップを使って乳幼児期の子育てについてお話しさせていただきました。


 スクリーンショット 2018-12-27 13.01.11.png

 20181226_125917.jpg


 
 乳幼児期で一番大切なことは、親子の触れ合いを通して子どもの心とお母さんの心に「愛着形成」ができることです。
 ですから、今みなさんがされていたわらべうたを歌ってのタッチセラピーも愛着形成にとってとても良いことです。
 この愛着形成がスムーズにできると子どもは次のものを獲得することができます。

 *愛着形成・・触れ合う、喜び合う、優しく語りかけ世話をする等によって主に母子の間に生まれる1対1の愛情、信頼を基とした関係形成のこと。愛着関係が安定することによって子どもは肉体的にも精神的にも健全に発達していける。

 20181226_125938.jpg


 「基本的信頼感」とは、この世界はいいところだと信じられるということです。
 その信頼感、安心感が「発達促進」にも、意欲向上、積極性にもつながります。
 ですから、子どもの発達の遅れなどに不安がある場合は、
 まず何よりも愛着形成を意識して子育てしてください。

 何も難しいことはありません。
 たくさん触れ合って、笑顔でたくさん話しかけてあげて、
 子どもが泣いたら、おっぱいをあげたり、おしめを替えたり、
 赤ちゃんが安心できて、いっぱい愛情を受けられる生活をするということです。
 もちろんみなさんが無理のない範囲でいいんですよ。
 いつもいつも良いお母さんでいる必要はありません。



 
 20181226_130000.jpg

 
 この言葉は先日、姫路の野間こどもクリニックの野間先生に教えていただいた「小児科医の心得」です。

 乳幼児は時に、お医者様でも慌てるような症状や様子を表すことがあって、その時に慌てて処置をしてしまうとかえって子どもを害してしまう(harm)
ことがある。だから「あわてるな まずは見守れ」を念頭において治療に当たらなければならない、という戒めの言葉だそうです。

 子ども、特に赤ちゃんというのは「命そのもの」です。
 命というのは、自然の力、自然の神秘そのものであり、
 これはもう人間の知恵を超えたものであって、
 計測不可能、予測不可能でありながら、
 見方を変えれば最も強力で、最も信頼できるものでもあります。

 その命や自然の力をもっと信頼し、生かしていくような子育て。
 人間の計らい心やエゴの心を少し抑えて、命の力にお任せしていく子育て。
 そういう子育てが一番楽で、一番子どもが伸びる子育てなんですね。
 やはり自然の力が一番強いし、一番確かです。


 20181226_130034.jpg
 

 スクリーンショット 2018-12-27 13.02.09.png

 
 みなさん「助長」という故事成語はご存知でしょうか。

 20181226_130052.jpg


 あるお百姓さんが稲の成長の遅いのをじれったく思って、苗を「伸ばしてやろう」と一本一本引っ張って回った。
 家に帰って息子に「今日は疲れた。苗を一本ずつ伸ばしてやったわい。」と言った。
 それを聞いた息子は驚いて急いで田んぼに行ってみると、苗は根が切れてしまって全て枯れてしまっていた。


 
 子育てもこれと同じで、よその子と比べて発達が遅いのを心配して余計なことをいっぱいしてしまいますね。
 でも子どもの発達というのは個人差があって、早ければいいってものではありません。
 うちには3人子どもがおりましたが一番言葉が遅かった子が一番いい大学に行きましたからね。
 身長でもそうでしょ。
 小学生の時に背が高かった子が必ずしも背が高くなるとは限りません。
 
 発達も学力も同じです。
 僕だって小学校2年生までは成績は普通以下でしたから。
 その子が伸びる時期っていうのがあって、その時にそれができるようになるのがその子の発達にとって一番適切で一番伸びるんですね。

 20181226_130111.jpg

 
 「天の時 子どもの時を待つ」

 その子にとって一番いい時に言葉を話し出すようになり、その子にとって一番いい時にオムツがとれ、その子にとって一番いい時に文字を覚えます。
 その時が来るのを信じて、今のその子が安心していられるように接してあげてください。

 
 その後、本を読んでいきました。

 20181228_131943.jpg
 
 
 20181228_132132.jpg

 
 20181228_132233.jpg
 

 段落ごとに区切って声に出して読んでいただきました。

 その後、一人一人の感想や質問、悩み事などをみんなでシェアしました。

 みなさん「本当にこれでいいのか」「子どもに悪影響を与えているのではないのか」と不安を抱えながらも、一生懸命子育てされている姿をありのままにお話ししてくださいました。

 それら個別の悩みを「わかる、わかる」「私も同じ」と共感し、受け止め合うことによってみなさん安心することができたように思いました。

 自分一人がこんな悩みを抱えていると孤独感を感じておられたのでしょう。

 みんな同じように子育てで悩んでいるんだ、不安に思っているんだとわかると安心できるんですね。

 普段はそんな内面の悩みをさらけ出すことはないので、今回の読書会がそのような場になってみんなで一人一人の悩みを共有できたことはとても意義深かったように感じました。

 また、「子育てで悩んでいるのは私一人じゃないんだ」と悩みや不安を分かち合える場ができたらいいなあって思いました。

 「みなさん、子育て頑張らないでね。」
 「子育てのコツは力を抜くことだよ。」
 「いい加減になってね。」
 「しんどいことはやめてね。」
 「自分をもっともっと大切にしてね。」
 「時間もお金も自分のために使ったらいいんだよ。」
 「『ま、いっかー』と自分も子どもも旦那さんも許してね。」
 

 

posted by 長谷川 at 16:09| Comment(0) | 講演・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月20日

神様からのメッセージは詩で届く


 昨日、姫路で学研教室をされている方から本の注文が17冊もありました。

 生徒さんのお母さん方全員にクリスマスプレゼントとしてお渡しされるとのこと。
 感激です。

 この本です。

 CIMG0355-b34e7-thumbnail2-1.jpg


 11月6日(火)に姫路で学研の先生対象の研修会がありまして、
 「自信とやる気を引き出すプラスの問いかけ」という演題で講演をさせていただきました。
 その研修に参加され、感動し、本も買っていただいたとのこと。


 そして講演の終わりにお一人お一人それぞれ違う100種類の詩をプレゼントしたのですが
 その方に届けられた詩がこの詩でした。

 スクリーンショット 2018-12-20 11.23.17.png




 その方がお電話で注文の際、こんな会話が交わされました。

 「いただいた詩が私にピッタリでびっくりしました。
  先生はクリスチャンでいらっしゃいますか?」


 「いいえ。クリスチャンではないんですが、聖書は好きでよく読んでいます。
  仏教も好きで仏教書もよく読むんです。」


 「実は私、クリスチャンなんです。
  それでこの詩がピッタリで・・。
  『私がそばにいたのを 知っていましたか』
  なんて、本当に心に響きました!」

  
 「そうだったんですね。
  じゃあ、本当にその詩は行くべき人のところに行ったんですね。」



 いま日本にはクリスチャンの方が約1%強おられるそうです。(統計資料やデータによって差があります)
 そして100種類の中の1枚であるこの詩がこの方に届けられた。

 100分の1のそのまた100分の1の確率でこの詩がこの方に届けられたというわけです。
 偶然ではあるのですが、不思議といえば不思議。
 必然といえば必然。
 
 僕は神様からのメッセージなんだと思っています。
 でも、それはちゃんとそのメッセージを受け取れる心の準備ができている人にとってそうであって、全ての人にとってメッセージになるわけではありません。
 
 講演の終わりにお一人お一人違う詩をプレゼントしていると、
 「私にピッタリの詩が来ました」
 と言ってくださる方がおられますが、
 それはその方がちゃんとメッセージを受け取れる心の準備が出来ていた人だったからだと思っています。
 

 そして、そのメッセージを日常の心の支えや励ましにしてもらえたら・・。
 こんなに嬉しいことはありません。

 また、皆さんも講演会で詩をもらってください。
 ひょっとしたら、あなたにとってメッセージとなる詩が届けられるかもしれません。



 44514317_1622834571153936_2678277344484917248_n.jpg



 「あなたも子どももそのままでいい」のご注文は。
 https://mbp-japan.com/hyogo/hasegawa/service1/2801441/






 
posted by 長谷川 at 12:30| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月14日

「 First , do not harm 」 あわてるな まずは見守れ 


 昨日12月13日(木)は姫路の「舌鼓酒房 らくだ」さんで野間こどもクリニックの野間先生と初めてお酒を飲んで語り合いました。


 20181213_175640.jpg

 お会いするのもこれが初めてです。
 念願叶ってやっと野間先生と発達支援や不登校支援の考え方について語り合いました。

 野間先生とは同い年(1961年生まれ)です。
 二人とも心理学者の河合隼雄さんの著作のファンです

 そして二人とも「そのままで100点満点」という考え方を軸に、野間先生は発達支援や講演活動を、僕は家庭教師として学習支援や講演活動をしています。

 野間先生が小児科医として絶対忘れてはいけない心得として

 「First , Do not harm 」

 という言葉を教えてくださいました。

 
 これは「まず第一に(拙速な治療で子どもを)傷つけるな」という意味だそうです。
 乳幼児は時に小児科医も慌てるような症状を表すことがあって、その時に慌てて様々な治療を施すとかえって子どもを害してしまう。だから「あわてるな、まずは見守れ」ということを念頭に置いて治療に当たらなければならない。
 そういう戒めの言葉を小児科医になる時に学ぶそうです。
 
 これは乳幼児の治療だけでなく、子どもの問題全般における真理であるように思います。

 「この子はひょっとして発達障害かもしれない・・」

 子どものちょっとした言葉の遅れや、ひどい癇癪、そのほかトイレトレーニングがうまくいかないなどがあると親は慌てて色々な手を打って、それを直そうとしてしまいがちですが、それがかえって子どもの発達を歪め、困った症状を悪化させたりすることがよくあります。
 そういう気になること不安なことがある時は、無理に直そうとするのではなく子どものありのままを受容し「時を待つ」。
 叱ったり、直そうとしたりせずにその子が安心してありのままで居られる。力を抜いて子育てを楽しむ。そういう子どもの自己成長力が発揮されるようないい関わりを続ける。
 そうするとその子のちょうどいいタイミングでいろんなことが出来るようになるのです。
 そして困っていたことも時の経過とともに少しづつ良くなってくるのです。

 
 それは不登校にしても同じで、どうにかして学校に行かそうとあれやこれやと慌てて手を打つのではなくて、まずは「あたたかく見守る」。
 子どもが不登校になったら、それを直すことが出来るのはその子だけです。
 親も学校も家庭教師も不登校を直すことは出来ないのです。
 でも、その子をあたたかく見守り「いま学校に行けてなくても大丈夫なんだ」と安心させてあげることは出来ます。
 安心できることで元気が出てきたり、前向きな気持ちになることを援助することは出来ます。
 その結果、その子が自分の意思で「前に出る」こともできるようになるのです。

 

 「 First , Do not harm 」

 あわてるな まずは見守れ

 その子のありのままを受容し安心させてあげる。
 そしてその時がくるのを待つ。
 信じて待つ。
 こだわりを捨て、力を抜いて待つ。

 そういういい関わりができていれば「種に水をあげれば必ず芽を出すように」「日光が当たり、水をあげていれば必ず花が咲くように」、子どもはその時が来れば必ず良い方向に成長していきます。
 それを信じなくっちゃね。
 みんな信じることができないから余計なことをせずにはいられないんですよね。
 
 子どもの成長する力を信じる。

 子どもの成長する力とは、生命の力であり、自然の力です。
 それが一番強いし、一番信頼できます。
  



 
posted by 長谷川 at 13:19| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする